最終更新日 2022-02-15
こんにちは、「学びのある旅を楽しむ」をモットーに生きているさかもとです。今日は鎌倉・藤沢での1泊2日のデートコースを紹介します。
鎌倉・藤沢ってどんなところ?
鎌倉・藤沢は神奈川県の東部に位置するエリアで、鎌倉大仏・湘南海岸・江ノ島を始め、スラムダンクの聖地である鎌倉高校前など、様々な人気スポットがあります。頭を空っぽにして楽しんだり、リフレッシュ目的で訪れたりするのも非常におすすめです。そういう楽しみ方はきっといろんな記事やサイトで紹介されていると思います。
私は私らしく、鎌倉の歴史や江ノ島の地形など「学び」に焦点をあてた、デートコースを紹介していきます。
都内からクルマで1時間前後
藤沢・鎌倉エリアは、渋谷駅からだいたい1時間前後、電車賃は1000円前後で到着します。ただ、一泊二日でいろいろな場所を見ようと思うなら、クルマでいくことをおすすめします。クルマでいくと、鎌倉・藤沢・湘南・江ノ島などを効率よく回れて便利です。クルマの場合も都内から1時間前後、高速料金は片道2000円前後ですので、2人でいくなら電車賃とそんなに変わりません。
また、クルマでいくと134号線という海沿いの道を走ることができるのですが、この道は本当にドライブにおすすめです。この日は雨上がりで伝わりづらいのですが、海の青さと空の青さが本当にきれい。もちろん運転手はゆっくり鑑賞できませんが、助手席に座る側は景色にうっとりできます。


鎌倉・藤沢の見どころ
デートコースの紹介に入る前に、まずはザクッと鎌倉・藤沢エリアのみどころを「学び」観点から紹介します。
いい国作ろう鎌倉幕府
鎌倉といえばまず幕府を思い出しますよね。私が子供の頃には「1192年に源頼朝が鎌倉に幕府をひらく」とならったものですが、最近は「鎌倉幕府の成立は1185年とするのが有力である」というニュアンスで習うようです。1185年には全国に守護・地頭を配備し、源頼朝による実質的な支配権が確立していたという捉え方が主流になってきたのですね。
話が脱線してしまいましたが、鎌倉には鎌倉幕府時代の影響を色濃く残す場所がたくさんあります。幕府そのものもの名残もそうですが、建築・宗教など鎌倉時代の文化に浸ることができます。鎌倉にでかける前に、歴史の教科書をさらっと復習しておくと味わい深い旅になるのでおすすめです。
文士に愛された鎌倉
あまり知られていないかもしれませんが、明治以降、鎌倉には多くの文士が移り住んできました。鎌倉にゆかりをもつ文士は、川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子など、300名以上にのぼります。
彼ら、彼女たちが創作活動を行ってきた空気を肌で感じることはもちろんなのですが、鎌倉文学館という資料館では、直筆の原稿なども見ることができます。
江ノ島は海を歩いて渡れる!?
歴史・文学と文系の話が続いてしまったので、ちょっと理系の話もはさみます。このエリアには、江ノ島という超有名な観光スポットがあります。江ノ島はどっからどう見ても島にしか見えないのですが、実は陸繋島(りくけいとう)という言われる地形です。要は、陸と繋がっている島ということです。海の満ち引きのタイミングがあえば、人工の橋を使わず、海を歩いて江ノ島にいくことができます。
上記は一例ですが、このように、鎌倉・藤沢はただただ楽しむだけではなく、歴史・文学・地学など様々な側面から「学び」のある旅をすることができます。
デートコース1日目
10:00 都内を出発
10時頃に都内を出発!鎌倉駅を目的地にセットしてドライブを楽しみましょう。高速を使うにしろ下道でいくにしろ、運転が難しい箇所はありません。初心者の方やペーパードライバーの方でも安心して運転できる道路です。
11:30 鎌倉駅着。小町通りでしらす丼
鎌倉駅に到着です。ここで注意ですが、鎌倉駅は西口エリアと東口エリアに分かれています。東口エリアが観光で人気なスポットなのですが、それゆえ、東口エリアには駐車場が少ないです。そのため、東口についてしまった場合、ウロウロと駐車場を探すよりは、スパッと西口に移動するのがおすすめです。駐車場の相場ですが、土日だと1時間600円くらいでした。観光地の駅前にしてはリーズナブルな値段です。


西口から駅の方へ向かっていくと、地下道があり、東口へ出ることができます。東口をでたところにある商店街は小町通りといわれ、様々な飲食店やおみやげやさんが並んでいます。生しらす・クレープ・フィナンシェ・ソフトクリームなど、とにかく美味しいものがたくさんあります。ということで、小町通りでしらす丼を食べましょう。


生しらすはいつ食べれるの?
鎌倉・江ノ島といえば生しらす!と思う方も多いですよね。実はこの生しらす、獲れたてが食べられるときとそうでないときがあります。せっかくなので、生しらすについて学んでいきましょう。
そもそも、生しらすってあんまり見ないですよね?スーパーなどで売られているしらすは釜あげしらすがほとんどです。これは、生しらすは非常に傷みやすく、物流網に乗せて色んな場所に出荷できないからなのです。このような理由で、生しらすを食べることができるのは、漁港の近くに限定されています。関東近辺では神奈川の鎌倉〜静岡の富士市あたりでしか基本的に食べることができません。
また、しらす漁は1月~3月中旬は禁漁であり、獲れたてを食べることができません。さらに、漁の解禁中でも天気によっては漁が行われない日もあります。つまり、「漁が解禁中である。早朝の天気がよくて漁が行われた。売り切れていない。」という3つの関門をクリアしてはじめて、獲れたての生しらすを食べることができるのです。
つまり、何が言いたかったかというと「本日獲れたて!生しらす」の看板をみたらとりあえず何も考えずに食べましょう!ということです。
※オフシーズンや売り切れに備えて、生しらすを冷凍で保存している店も多くありますので、獲れたてを逃しても解凍生しらすを食べることは可能です。
13:00 鶴岡八幡宮
小町通りを進んでいくと、鶴岡八幡宮に到着します。最近はパワースポットとして有名ですので、いろいろなサイトや本で紹介されていると思います。ということで私はあえて鶴岡八幡宮の中にある、鎌倉国宝館について紹介します。
鎌倉国宝館は、鎌倉市域、近隣の社寺に伝来する彫刻・絵画・工芸・書跡・古文書・考古資料などが展示されている博物館です。常設展示として「鎌倉の仏像」が展示されています。
鎌倉時代といえば、日本仏教の新しい宗派である浄土宗、浄土真宗、時宗、日蓮宗、臨済宗、曹洞宗が生まれた時代です。それぞれの宗派がどのように社会を説いたのかということに興味を巡らせてみるのもいいでしょう。また、武家による支配の中で力強い彫刻文化が生まれたり、中国(宋)から文化が伝わってきたりした時代でもあります。常設展示は鎌倉の仏像なのですが、特別展示として鶴岡八幡宮の神宝を展示していたり、貴重な古文書が展示されていたりします。ぜひ公式サイトで特別展示をチェックしておきましょう。
■住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−1
■アクセス:JR鎌倉駅江ノ電鎌倉駅から徒歩約12分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/28tennjikai.html
14:30 小町通りで人力車


鶴岡八幡宮・鎌倉国宝館のあとは再度小町通りに戻り、人力車にのります。人力車は乗ったことがある人は少ないかもしれませんが、学びの宝庫です。
もちろん人力車の運転手さん(俥夫といいます)さんから素晴らしいガイドを聞くことも学びなのですが、俥夫さんに追加で質問ができるなど、コミュニケーションを通じて学びを深めていくことができるのでおすすめしています。
例えば、
・源頼朝が鎌倉に幕府を開いた理由
・頼朝の妻である北条政子が鎌倉に残したもの
・鎌倉の自然や四季の見どころ
なんかを教えてくれますし、もちろん気になったことを質問できます。歴史に自信がなければ「北条政子って誰でしたっけ….?」みたいな質問も気軽にできます。乗客の顔色をみながら、面白おかしくだったり、逆にかなり深い話だったりを聞かせてくれます。おすすめの夕食どころなんかも教えてくれますので聞いてみるのもいいでしょう。
また、デートだとなかなか自撮り以外で二人の写真を撮るのは難しいですよね。実は、人力車に乗ると記念撮影を何枚もしてくれます。そういう意味でも人力車に乗るのはおすすめです。
さらにさらに、人力車は意外と融通をきいてくれるので、電車で鎌倉を訪れている場合には移動の足としても使えます。例えば、「鎌倉文学館でおろしてください」みたいな頼み方ができます。
16:00 鎌倉文学館


次は鎌倉文学館です。鎌倉駅からクルマで5分くらいです。鎌倉文学館自体には駐車場がありませんので、近くのパーキングに停めます。
先程も紹介したように、鎌倉にゆかりの文学者は、川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子ら300人以上います。鎌倉文学館では、鎌倉ゆかりの文学者の直筆原稿や手紙、愛用品などを収集保存しています。
また、旧前田侯爵家の別邸をそのまま文学館として利用しています。そのため、入り口から大変風情のある道を進んでいきます。ちなみに、この鎌倉文学館は薔薇も大変有名で5月頃が見頃です。


残念ながら文学館の内部は撮影が許可されていないので紹介できませんが、例えば夏目漱石の『吾輩は猫である』の直筆原稿などが展示されていました。原稿には様々な修正(取り消し線や赤文字修正)が加えられており、いろいろと試行錯誤したあとが見受けられました。
様々な芸術がデジタルで創造されている現代ではなかなか見ることのできない、作品の産みの苦しみ、手直しの苦悩などを感じ取ることができました。
また、文士たちも多く参加した鎌倉カーニバルの写真などもあり、現代風に言うならばクリエイターの息抜きのはしゃぐ姿を見ることができました。彼ら、彼女らも人間であり、芸術を生むには息抜きも必要だな、ということを感じました。
■住所:神奈川県鎌倉市長谷1-5-3
■アクセス:JR鎌倉駅、JR・小田急藤沢駅で江ノ電に乗換、「由比ヶ浜駅」下車、徒歩7分
■新型コロナウイルス対策情報:http://kamakurabungaku.com/imgs/pdf/202006taiou.pdf
18:00 夕焼けを見ながら夕ご飯
季節によりますがそろそろ日没が迫ってくる時間です。おすすめはやはり、水平線に沈む夕焼けです。鎌倉の歴史や文化に触れた後なので、源頼朝や川端康成もこうやって夕日を眺めたのかなぁなどとセンチメンタルな気持ちにもなります。


ちなみに、鎌倉・湘南エリアにはいくつか海水浴場があります。鎌倉エリアから徒歩で数分の由比ヶ浜も有名ですが、この旅では、江ノ島近くの片瀬西浜・鵠沼海水浴場を訪れます。片瀬西浜・鵠沼海水浴場は、鎌倉エリアからクルマで15分くらいですが、国道134号線が渋滞していることが多いので30分くらいをみていたほうがよいです。
この134号線は冒頭でも写真を紹介しましたが、まさに海の横を走る感覚です。また、海の反対側では江ノ島電鉄が走っており、スラムダンク好きの方であれば見覚えある校舎・駅・踏切などを見ることができます。
片瀬西浜・鵠沼海水浴場には広い駐車場があり、停めるところには困りません。また、近くにレストランが複数あったり、海の家があったりするので夕日を見ながらのご飯がおすすめです。
■住所:藤沢市片瀬海岸3丁目
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/e8z/cnt/f6464/r3kaisuiyokujou.html
デートコース2日目
09:00 Billsのパンケーキで朝ごはん
藤沢エリアでは朝ごはんを提供している店がいくつかあります。海沿いのカフェで朝ごはんという最高のロケーションで一日を始めることができます。超有名どころですが、Billsでパンケーキをいただきます。都内にも展開しているBillsさんですが、やはり海を見ながらというロケーションでいただくと一層美味しく感じます。
一つ注意なのが、Billsさんの駐車場はそこそこ狭く、舗装も一部アスファルトではありません。運転になれてない人が3ナンバー車でいくと状況によっては結構辛いので心の準備が必要です。


10:00 江ノ島観光 & ランチ
しっかり朝ごはんを頂いた後は、江ノ島へ向かいます。江ノ島までクルマで入れますので、橋を渡って江ノ島の駐車場に停めるのがおすすめです。駐車場の料金は、1時間400円(一日最大2000円)というところが多いですので、長く停めても安心です。
この旅での江ノ島の目的は下記の3つです。
・江の島シーキャンドル(展望灯台)から江ノ島の地形を観察
・サムエル・コッキング苑で植物観察
・岩屋洞窟
それぞれ詳しく紹介しています。


まずは江ノ島についたら、ひたすら上を目指して坂を登っていきます。坂の途中にはお土産屋さんやしらす丼やさんなどがあり、目を奪われます。途中でエスカー(エスカレーター)のチケットを購入することができます。体力に自信のあるカップルであれば階段を使っても良いと思いますが、この後結構歩くので個人的にはエスカーに乗ることをおすすめします。


エスカーを使って江ノ島の上の方まで行くと、江の島シーキャンドル(展望灯台)に到着します。ここでは江ノ島を見下ろすことができ、江ノ島の特徴的な地形を観察することができます。
江ノ島の特徴的な地形


江ノ島は上記のように、島(手前)と本州が橋でつながっています。一見、淡路島のように島と本州の間に橋がかかっているだけのように見えます。が、実は江ノ島はもっと興味深い地形をしているのです。
江ノ島は、陸繋島といわれる地形で、実は本州と繋がっています。陸繋島とは、海流によって運ばれてきた土砂が、島と本土の間の海に溜まって砂の道になることで形成される地形です。陸繋島には2種類あり、
- 繋がっている部分は絶対に海に沈まない
- 干潮のときのみ島と繋がる砂浜の道が現れる
江ノ島は2つめのパターンです。つまり、タイミングによっては橋ではなく海を歩いて江ノ島まで行けるということです。
上の写真をみてください。右の方にある橋の下は海で覆われていますが、干潮のときは海が干上がって陸が出現します。その陸は歩くことができ、江ノ島から本州まで徒歩で移動することができます。
ちなみに、このように陸繋島と島が繋がっている部分のことをトンボロといいます。「江ノ島 トンボロ」などで検索すると、干潮の日付や時刻がでてきます。歩いて行ってみたい方はその時刻に合わせて江ノ島を訪問すると良いでしょう。
また、この日は昼間に訪れていますが、夜はライトアップなどが行われている期間もあり、ロマンチックな夜景を見ることもできます。
サムエル・コッキング苑で植物観察
江の島シーキャンドル(展望灯台)の周辺には、サムエル・コッキング苑があります。
横浜在住のアイルランド人貿易商のサムエル・コッキングが明治時代に作った植物園です。珍しい亜熱帯植物がたくさん植えられています。ちょっとした南国気分を味わえます。亜熱帯植物としては最北端と言われています。
岩屋洞窟
そして次は岩屋洞窟です。岩屋洞窟は登り始めた地点とちょうど反対側にあります。こちらはエスカレーターなどはなく、どんどんひたすら歩いていきます。20分くらいのアップダウンをひたすら歩いていきます。とにかく歩きます。帰りもこの道を歩くのか… と少し憂鬱になりますが、ひたすら歩きます。途中でお店があるのでそこでソフトクリームなどを食べるのもいいかと思います。


これから洞窟の内部を紹介していきますが、まずは洞窟のでき方を紹介します。
この岩屋洞窟は海食洞という種類の洞窟で、海の力によって削られた自然の洞窟です。洞窟のでき方の種類はいくつかあり、例えば富士山の鳴沢氷穴は、富士山が噴火した溶岩が流れ込むことによってできた洞窟です。同じような「ひんやりとした穴」なんですが、でき方に特色があるのは面白いですね。


どんどん進んでいくと、与謝野晶子の詩が彫られている石があります。
「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に 志づく散るなり 江の島の洞」


一日目の鎌倉文学館で見た与謝野晶子の展示を思い出しつつ、この詩をどう解釈するかなどのトークをしながら奥まで進んでいくのもいいでしょう。昨日の夕焼けもそうでしたが、鎌倉文士たちと同じ風景を見ているんだなぁという気持ちは、悠久の時の流れを感じさせ、デートの会話もゆったりとしたものにさせます。


ロウソクを受け取り、更に奥に進んでいきます。奥まで行くと「この洞窟は富士山の鳴沢氷穴まで続いていると言われています」の看板が出てきます。「言われています」という表現が気になりますよね。実はこれ、事実かどうかは確認されておらず、こういう伝説がありますという紹介なのです。


というのは、これは両洞窟とも奥へ奥へと続いており正確に探検し尽くすことができないという特徴があるため、「ひょっとしたら繋がっているいんじゃないか?」という伝説がうまれたようです。実際には先ほど紹介したように、この2つの洞窟はそのでき方が異なるので、なかなか繋がることは難しいと思いますが、本当に繋がっていたら素敵ですね。
帰りは、ひたすら来た道を帰ります。洞窟の奥までいくと、かなり足が疲れていると思いますが、頑張って歩きます。普段歩かない人だと江ノ島の入り口まで戻ってきた時点で、疲労が溜まっているとは思います。ということで、上りでエスカーを使っておくのをおすすめしたわけです。
16:00 新江ノ島水族館
江ノ島をどれくらいじっくり見るかによりますが、時間に余裕がある場合は新江ノ島水族館によるのをおすすめします。新江ノ島水族館は、江ノ島から本州に渡ってすぐのところにあります。専用の駐車場がないため、江ノ島にクルマを停めっぱなしにして歩くのもおすすめです。
デートっぽくお魚をみて気分に浸ることもできますが、新江ノ島水族館には、地理的環境の解説だったり、独自の繁殖に成功したシラスの解説だったり、学術的な側面でも非常に興味深い切り口での展示がたくさんあります。すべての展示をゆっくり見ようと思うと数時間かかるくらいのボリュームです。二人の疲労度によって思い思いの楽しみ方をするのがいいでしょう。
もちろん、水族館おなじみのイルカのショーもあったり、休憩用のベンチがあったり、デートらしい事も楽しめます。
18:00 帰路へ
行きと同じく、高速で約1時間前後で都内まで。連休の最終日などは渋滞の可能性もありますので、早めに出るのが安心です。
カップルにおすすめのホテル紹介
鎌倉・藤沢の海沿いにはラグジュアリーなホテルが多いです。もちろん料金も高めなのですが、記念日などにいいグレードの部屋に宿泊すると思い出深いデートになります。
BREATH HOTEL
三笠會館ブレス ホテル“特別メニュー”プレミアムディナー付き2食プラン
「湘南フレンチ」と呼ばれるフレンチの名店「三笠會館鵠沼店」の本格フレンチがついているプランです。クルマで移動していると、ホテル以外ではアルコールが飲めないので夕食付きプランは安心ですね。
江ノ島ホテル
江ノ島内にある唯一のホテルです。江ノ島から神奈川を見る夜景も素敵です。江の島アイランドスパに併設されているので、プールや温泉も楽しめるのがおすすめ。
EN HOTEL Fujisawa(エンホテル藤沢)
もう少しリーズナブルなホテルとしておすすめなのがこのEN HOTEL Fujisawaです。江ノ島からクルマで山側に20分ほどです。上記の2ホテルとは違い、一人1万円以下で宿泊できますので、カジュアル旅にはぴったりです。
おわりに
どうだったでしょうか?鎌倉・藤沢の定番に寄りつつも、学びに寄せてみました。何千年もの時間をかけてできた岩屋洞窟、1185年以降の鎌倉幕府の歴史など、都会のなかではあまり感じられない、大きな時の流れを感じられる旅でした。
そんな悠久の時の流れを感じていると、デート中の会話も自然とスケールが大きくなります。二人の将来の夢だったり、出会った頃の話だったり。普段時間に追われて忙しいデートをしているカップルには本当におすすめのエリアです。