昨年(2018年)に開業60周年を迎えた「東京タワー」は、どこか昭和の時代を感じさせるノスタルジックな佇まいがフォトジェニックな東京の定番観光スポットです。
タワー周辺から見るその外観はもちろんのこと、タワー内の展望フロアから眺める都心の風景や、メインデッキのガラス張りになった床から覗く地上の様子など、東京タワーには実は写真映えするスポットが盛りだくさんなのです。
デートにもピッタリな東京タワーとその周辺のおしゃれなレストランやホテル、そして素敵なフォトジェニックスポットや季節ごとのイベントなどなど、詳しくご紹介していきます。

東京タワーはなぜ333m?その高さやデザインの秘密にせまる


東京タワーの高さ
Photo by iStock

昭和33年に完成した東京タワーは、高さが333mあります。
そして総建設費が約30億円。
「3」続きで覚えやすいですね。
何故ここまで「3」続きなのかと言うと、日本人にとって「3」という数字がとても縁起の良いものと考えられているからなのです。
例えば、「3(三つ)」は「満つ」や「充つ」といった充足を表す言葉と同じ響きを持ちます。
そして「早起きは三文の徳」「三度目の正直」「三顧の礼」など、日本のことわざの多くに「3」という数字が使われています。
「日本三大夜景」や「三大祭」といった風に、日本人は「3」のつくものが好きなのですね。
また、「三種の神器」といった言葉があるように、日本では古来より「3」という数字は神聖な数字として使用されてきました。
高さ333mの東京タワーはとても縁起のよいパワースポットなのかもしれません。
東京タワーは鉄塔部分が253m、その上のアンテナ部分が80mあり、自立式の鉄塔としては東京スカイツリーができるまでは日本一の高さを誇っていました。
設計を担当したのは名古屋テレビ塔や札幌テレビ塔などの鉄塔設計を多く手掛けた日本を代表する建築構造家の内藤多仲氏。
工事期間約1年半という短い期間で建設された東京タワーは、電波塔としての機能と都心を一望できる展望台を兼ね備えたシンプルで美しいデザインが魅力です。
赤と白のカラーリングは「航空法」で定められているのだそうですが、青空に映える紅白のカラーが鉄塔をより印象的に美しく魅せていますよね。

 

360度に広がる絶景!メインデッキから眺める東京タワーの展望


東京タワーから眺める宝石箱のような東京の美しい夜景

東京タワーを観光する上で外せないのが夜景観賞です。
地上150mの高さにあるメインデッキと、更にその上250mの高さにあるトップデッキからは、宝石を散りばめたかのような美しい東京の夜景を観賞でき、カップルで訪れたなら盛り上がること請け合いのデートスポットです。
トップデッキへ入場するには「トップデッキツアー」への予約が必要となっており、メインデッキより更に100m上からの景色はトップデッキツアーに参加した人のみが観賞できる絶景です。
また、トップデッキはその内装も煌びやかで美しく、きらめくトップデッキフロアで眼下に広がる東京の夜景を眺めるスペシャル感を味わえます。

 

メインデッキから撮影できるフォトジェニックな景色を楽しむ

展望台からの眺め
Photo by YUKIKO TAKEI

地上150mの高さにあるメインデッキから東京の街を見下ろすと、まるでジオラマのように見え、仮想空間にいるかのような現実感のうすい不思議な感覚に陥ります。
晴れて空気の澄んでいる日には遠くに富士山までも見渡す、くっきりとしたジオラマ風の写真を撮影することができ、写真好きの方は何枚でもシャッターをきりたくなってしまうのではないでしょうか。
そしてメインデッキにはもう一ヵ所、外せない撮影スポットがあります。
それは上下2階に分かれているメインデッキの下のフロアにある「スカイウォークウィンドウ」と呼ばれている、床がガラス貼りになっている場所。
スカイウォークウィンドウの上に立つと145m下の地上を真っすぐに覗くことができ、何とも言えない浮遊感を味わえます。
足元を狙って写真を撮影すれば、宙に浮いているかのようなフォトジェニックな写真を撮れますよ。
高いところが苦手な方は少し厳しいかもしれませんが、ぜひ試してみてください。

 

東京タワー周辺のオシャレなレストランでランチやディナーを


観光で歩き疲れたら、東京タワー周辺にあるカフェやレストランで一休みしましょう。
東京タワーの周りにはオシャレなレストランがたくさんあります。
東京タワーを眺めながらいただく食事は最高ですよ!
ここではおすすめのレストランを何件かご紹介していきます。

Terrace Dining TANGO(テラスダイニングタンゴ)

一件目は東京タワーの目の前にあるレストラン「Terrace Dining TANGO(テラスダイニングタンゴ)」さん。
こちらのお店は南国リゾート風なインテリアが素敵なイタリアンレストランです。
テラス席の目の前に東京タワーがそびえ、ディナーの時間には美しくライトアップされた東京タワーを間近に眺めながらお食事をいただけます。
お料理はオシャレな盛り付けで味も抜群!
ロマンティックな雰囲気がデートにピッタリのお店です。

TANGO
■住所:東京都港区芝公園3-5-4
■アクセス:都営大江戸線 赤羽橋駅 赤羽橋口 徒歩5分
■営業時間:11:30~23:30
■詳細情報:http://www.tango-tpt.com/

ブッフェダイニング ポルト

二件目は東京プリンスホテル3階にある「ブッフェダイニング ポルト」さん。
広々とした店内の窓際の席からは東京タワーを望め、夜にはライトアップされた東京タワーが見える素敵な空間で贅沢なブッフェを楽しめます。
とってもお得なランチブッフェではローストビーフや様々なお料理に加え、フォトジェニックなスイーツが種類豊富に取り揃えられていて、女性はテンションが上がること請け合い!女子会にピッタリなお店です。

ブッフェダイニング ポルト
■住所:東京都港区芝公園3-3-1 東京プリンスホテル3F
■アクセス:都営地下鉄三田線 御成門駅(A1出口)徒歩1分
■営業時間:6:30~10:00・11:30~15:00・17:00~21:30
■詳細情報:https://www.princehotels.co.jp/tokyo/restaurant/porto/

レストラン クレッセント

三件目はクラシックなインテリアの贅沢空間で絶品フランス料理をいただける「レストラン クレッセント」さん。
ラグジュアリーな空間で素材から選び抜かれた最高のお料理をいただく時間はまさに至福の一言です。
是非、特別な日のディナーに訪れてみてください。

レストラン クレッセント
■住所:東京都港区芝公園1-8-20
■アクセス:都営三田線 御成門駅(A2出口)徒歩3分
■営業時間:平日15:00~22:30・土曜日18:00~22:30(日曜日定休)
■詳細情報:https://www.restaurantcrescent.com/

Le pain quotidien(ル・パン・コティディアン)芝公園店

最後にご紹介するのは、ベルギー発祥のベーカリーレストラン「Le pain quotidien(ル・パン・コティディアン)芝公園店」さん。
東京のど真ん中にいるとは思えないような緑豊かな雰囲気の中、オーガニック小麦と天然酵母でつくられたパンや、身体に優しいお料理をいただける世界的にも有名なベーカリーレストランです。
野菜中心のヘルシーメニューで健康志向の高い方に人気があり、ランチで訪れるのにピッタリのお店です。

Le pain quotidien(ル・パン・コティディアン)芝公園店
■住所:東京都港区芝公園3-3-1 東京プリンスホテル
■アクセス:都営三田線 御成門駅(A1出口)徒歩1分
■営業時間:7:30~22:00
■詳細情報:https://www.lepainquotidien.com/jp/ja/#.W1kgoGD7SM8

この他にも東京タワー周辺には素敵なお店が数多くあります。
自分好みのお店を探すのも楽しみの一つになるのではないでしょうか。

 

東京タワーが見えるホテルでおしゃれな夜を


東京タワーは夜になってライトアップされると、その存在感が更に増します。
ライトアップされた東京タワーが少し見えるだけでもワンランク上の夜景に見えてしまう東京タワーマジック。
「せっかく東京の夜を満喫するのなら、東京タワーが見えるホテルでオシャレに過ごしたい!」
そんな方へ、東京タワーが綺麗に見えるおすすめのホテルをご紹介していきます。

 

ザ・プリンス パークタワー東京

まずは東京タワーを至近距離で眺めることのできる「ザ・プリンス パークタワー東京」。
こちらのホテルは東京タワーのすぐ近くにあり、タワービューのお部屋からはライトアップされた東京タワーが目の前に見え、まるで東京タワーを独り占めにしているかのような贅沢な気分を味わえます。
スパやフィットネスジム、プールなど館内施設も充実していて、オシャレに楽しい東京の夜を過ごせることでしょう。

ザ・プリンス パークタワー東京
■住所:東京都港区芝公園4-8-1

■アクセス:都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅(赤羽橋口)徒歩2分
■詳細情報:https://www.princehotels.co.jp/parktower/

ヒルトン東京お台場

続いてご紹介するのは、新交通ゆりかもめの「台場駅」直通のホテル「ヒルトン東京お台場」。
こちらのホテルからは東京タワーはもちろんのこと、レインボーブリッジや東京湾も一望でき、「これぞ東京の夜景」といった景観を楽しむことができます。
ヒルトン東京お台場は屋外のテラススペースからの眺望も魅力的です。
まるでドラマのワンシーンに出てきそうなロマンティックな夜景は、是非カップルで訪れて見てみたいですね。

ヒルトン東京お台場
■住所:東京都港区台場1-9-1

■アクセス:新交通ゆりかもめ 台場駅直通
■詳細情報:https://www.hiltonodaiba.jp/

ウェスティンホテル東京

次にご紹介するのは、ショッピングを楽しむのにも便利なエリア・恵比寿にある「ウェスティンホテル東京」。
落ち着いた雰囲気のお部屋から見える夜景は、輝くビル群の向こうに小さく東京タワーが見え、大人のデートにピッタリの雰囲気です。
ホテルの周囲には緑も多く、都心で癒しの時間を過ごしたい方におすすめのホテルです。

ウェスティンホテル東京
■住所:東京都目黒区三田1-4-1

■アクセス:JR恵比寿駅から徒歩10分
■詳細情報:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyowi-the-westin-tokyo/

東京タワーが綺麗に見えるホテルは何だか特別感があり、自分へのご褒美や記念日などスペシャルな日に利用してみたいですね。

 

様々なドラマや映画に出てくる東京タワー


東京タワーは様々なドラマや映画に登場し、ストーリーに彩りを添えています。
昭和の世界観と人情味あふれるストーリーの「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや、リリー・フランキー氏の自伝小説を映画化した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、大人の恋を描いたストーリーに美しい東京タワーの映像がアクセントとなっている「東京タワー」などなど。
東京タワーを含むその周辺の景色が印象的に登場する映画やドラマは数多くあります。
お出かけする前にそんな映画やドラマを見ておくと、更に気分が盛り上がるかもしれませんね。

 

時期やイベントによって異なる東京タワーのライトアップ


東京タワーのライトアップ
Photo by iStock

東京タワーには、内側に向かって輝くライト(東京タワーを照らすライト)が180個、東京タワーから外側に向かって輝くライトが276個付いています。
実は内側に向かって輝く「ランドマークライト」は、夏の期間(7月~9月)はシルバーライトを使用し、白色を基調とした涼し気なライトアップに、冬の期間(10月~6月)はオレンジ色のライトを使用し暖かみのあるライトアップにと、季節によって表情を変えているのです。
そして、東京タワーから外側を照らすライト「ダイヤモンドヴェール」は7色に変化し、それぞれの色ごとに素敵なメッセージが込められています。
白色は「永遠と継承」を。
黄色は「希望と祝祭」、黄緑色は「地球と平和」、赤紫色は「夢と幸福」、青色は「水と命」、緑色は「自然と環境」を。
そして赤色は「愛と感謝」を、といった風に、それぞれの意味を知ってから眺めると、更に素敵に見えるのではないでしょうか。
七色に輝くライトアップは通常、土曜日の夜20時~22時の間限定で見られます。
また、クリスマス時期やバレンタイン時期限定の特別ライトアップや、満月の夜にだけ見られる「満月ダイヤモンドヴェール」など、イベントの時だけの特別ライトアップも人気です。
色々な表情を見せてくれる東京タワーのライトアップは、いつの時期に訪れても美しく、心が惹きつけられます。

 

季節によって異なる東京タワーの主なイベント


東京タワーと鯉のぼり
Photo by Travel Tips編集部

東京タワーでは年間を通して様々なイベントが開催されています。
5月は端午の節句に合わせて、東京タワーの麓にたくさんの鯉のぼりが舞います。夜になるとライトアップされ、昼の勇ましい姿から一点、東京タワーのオレンジ色の淡い光も重なり、幻想的な景色が広がります。
さらに、例年6月初めから9月初めまではメインデッキ2階フロアに幻想的な天の川が映し出されます。
窓の外には都心の夜景が、フロアの天井には青く光る星たちが輝き、とてもロマンティックな雰囲気に包まれます。
また、東京タワーお化け屋敷第5弾となる今年2019年の夏は、今話題のVRを駆使した「和風ハイブリッドお化け屋敷」が開催されています。
勇気のある方は五感全てを刺激するお化け屋敷を是非体験してみてください。
東京タワーのイベントはその年限定のものも多数ありますので、お見逃しなく!

 

東京タワー展望台の料金と割引チケット


東京タワーには「メインデッキ」と「トップデッキ」の二つの展望フロアがあります。
地上150mのメインデッキへの入場チケットは高校生以上の大人が900円、小中学生が500円、4歳以上の幼児が400円となっています。
また、大人1600円、小中学生900円、幼児700円の「1DAYパス」を購入すると、一日に何度でもメインデッキへ入場できます。

メインデッキ入場チケット

<通常>
大人:900円
小中学生:500円
幼児:400円
<1DAY>
大人:1,600円
小中学生:900円
幼児:700円

日中の明るい時間帯と夜景のどちらも楽しみたい方は「1DAYパス」でお得にメインデッキを堪能しましょう。
地上250mのトップデッキへ入場するには、「トップデッキツアー」への参加が必要です。
トップデッキツアーの利用料金は大人2800円、小中学生1800円、幼児1200円となっています。
メインデッキ・トップデッキどちらからの景観も楽しみたい方はトップデッキツアーのチケットを購入しましょう。

トップデッキツアー
大人:2,800円

小中学生:1,800円
幼児:1,200円

そして東京タワーのフットタウン内にある「東京ワンピースタワー」とメインデッキへの入場券がセットになったチケットもあります。
それぞれ単体で購入するよりお得になるので、ワンピース好きな方やお子様連れの方にはセットチケットをおすすめします。
事前に東京タワーへ行く予定が決まっている方は、お得な料金で入場できる割引チケットを購入することも可能です。

セブンイレブンで販売している前売り券や、LINE@で東京タワーを友達追加すると送られてくるクーポンなど、是非活用してみてください。

 

東京タワーへのアクセス


それでは最後に、東京タワーへのアクセス方法をご紹介していきます。
まずは公共交通機関で訪れる場合ですが、東京タワーの最寄り駅は複数あります。
一番の最寄り駅は都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」の赤羽橋口となり、駅から東京タワーまでは徒歩で約5分。
その他、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」1番出口より徒歩7分、都営三田線「御成門駅」より徒歩6分、都営浅草線「大門駅」より徒歩10分など。
どの駅からも徒歩10分以内で、東京タワーの景観を楽しみながらのんびりとお散歩しつつアクセスできます。
また、東京駅南口や白金台駅・目黒駅からは東京タワー行きのバスが運行しています。
バス停は東京タワーの目の前にあるのでとても便利ですよ。
お車を利用の場合は首都高速都心環状線の芝公園出口から約7分となります。
敷地内に駐車場も完備しており、一時間600円で利用できます。
どの交通手段を選んでもアクセスしやすいのも東京タワーの魅力ですね。

東京タワー
■住所:東京都港区芝公園4-2-8
■アクセス:都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅(赤羽橋口)徒歩5分 他
■営業時間:9:00~23:00
■詳細情報: https://www.tokyotower.co.jp/

東京タワーとその周辺のフォトジェニックなスポットを巡る一日、いかがでしたか。
東京タワーは開業から60年がたった現在も昔と変わらず、東京のシンボルとして輝き続けています。
遠くから眺める東京タワーはシンプルでスマートな印象ですが、間近で見る東京タワーは鉄塔のゴツゴツとした質感も含め、とても迫力があり、写真映えします。
東京の定番観光スポットでありながら、そこまで混雑せずにゆっくりと夜景を観賞できるのも嬉しいところです。
カップルで訪れてもファミリーで訪れても世代を問わずに楽しめるのも東京タワーの魅力の一つ。
次のお休みの日には東京タワーのフォトジェニックスポットを巡りに、お出かけしてみませんか。
なお、記載の情報や料金は2019年現在のもので、変更となる可能性もあります。
お出かけの際は東京タワーのホームページ等で最新の情報をご確認ください。

 

 

 

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