最終更新日 2022-04-18
季節は春になり東京では桜が満開になりましたが、今年はたくさん雪が降ったので、スキー場ではまだまだウィンタースポーツが楽しめそうですね!
新潟県の越後湯沢と聞くと、ウィンタースポーツをされる方にとっては、とても馴染みのあるエリアではないでしょうか?
そこで今回は、スキーやスノボードをする方には絶対におすすめ!!
湯沢エリアに行ったら1度は訪れて頂きたい『ホテル双葉』をご紹介します。
記事の目次
水が織りなす越後の宿『ホテル双葉』とは?


新潟県越後湯沢駅から、徒歩7分のところにある『ホテル双葉』は、築70年の歴史ある和風ホテルです。
こちらのホテルのおすすめポイントは、雪景色に包まれながら楽しめる、絶景且つエンタメ性溢れた種類豊富な二十八の湯。
幻想的な温泉に、最高のお食事と最高のおもてなしが味わえる、最高の空間がここにはあります。
ホテル双葉
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢419
■アクセス:関越自動車道・湯沢ICより車で約5分。
駐車場:有り(無料)
越後湯沢駅西口から徒歩7分。
〜送迎のご案内〜
発着駅:越後湯沢駅
迎え時間:8:00~21:00
送り時間:8:00~12:00
毎時間00分と30分の30分間隔
■チェックイン時刻:15:00〜 / チェックアウト時刻:〜11:00
高級感あふれる外観


旅館に向かう坂を登っていくと、そこには一際目立つ高級感のある大きな門構えがあります。
送迎バスから降りると、たくさんの従業員さんが暖かくお出迎えしてくれました。
開放的なロビーラウンジ


中に入って見るとその広さにびっくり!!
ロビーラウンジは吹き抜けになっており、花をモチーフにしたシャンデリアや、大きな池や橋がありました。
コロナ以前はそこでパフォーマンスも開催されていたそうで、ロビーの一番奥には『水織音』と呼ばれる、迫力のある大きな滝が一際存在感を醸し出しています。7時〜11時30分と14時〜21時の2部で水が流れるようです。


選べる浴衣で楽しさ倍増


お部屋にも浴衣はありますが、女性と子供はこちらの浴衣コーナーでお好きな浴衣を選べます!
コロナによりできないことがある中でも、こういったちょっとした楽しみを取り入れてくれるのは、ホテル側のおもてなしの
心が感じられます。色々な柄や色があるので、家族や友人同士で一緒に選ぶのはきっと盛り上がるでしょう!!
いざ客室へ


現在は、客室までのご案内、呈茶は控えているそうですが、客室に向かう途中のエレベータが開くと、そこにはスタッフさんが暖かくお出迎えしてくれ、丁寧な接客にびっくりしました。
廊下は日本の和を存分に感じられる雰囲気になっており、ゆったりとした音楽と花の香りが心地よいです。
双葉のお部屋は全部で78室あり、お部屋ごとにそれぞれテーマがあります。
まずは地元魚沼の伝統織物をテーマとした、特別な客室からご紹介したいと思います。
おぢや


雪国越後の1000年を超える麻布織りの伝統をもった、小千谷縮が清涼感を醸している客室。
とおかまち


縦餅と横餅を自在に駆使して表現する、繊細な餅模様の十日町餅をイメージした客室。
しおざわ


十字餅と亀甲餅により構成された柄が特徴の塩沢紬の客室。
新潟県は日本でも有数の伝統織物の産地で、これらのお部屋は、そんな織物文化のある新潟の地名から名付けられています。
他にも、お部屋でおこもり気分が味わえる『露天風呂付き客室』や『バリアフリー客室』。
双葉の客室の最上階に位置し、庭・露天風呂から山々や越後湯沢の町並みが一望できる特別なお部屋の『貴賓室』。
フロアごとに異なる3つの邸宅に分かれる、やすらぎ棟『花水木』。
花の邸宅


幻想的にライトアップされた露天風呂とジャグジー、そして花の香りが最高に癒される客室。
水の邸宅


露天風呂客室では大変珍しい洞窟風呂を備えた客室。
木の邸宅


越後杉をふんだんに使ったぬくもり溢れる木のお部屋が印象的な、ひのき露天風呂付き客室。
たくさんあるお部屋の中で今回は、比較的リーズナブルで地域の織物装飾を楽しめる『和ツイン』に宿泊しました。
和ツイン


壁やベットスロー、至る所に繊細な織物を感じることができます。
夜はベランダの灯りが素敵にうつり、朝は雪景色が広がります。


テーブルに用意されいた双葉新聞には、天気予報や温泉状況が載っていています。
お菓子は、ロビーのお土産屋さんでも販売されている『和風ピーカンなっつ』
特製ホワイトチョコレートとキャラメルパウダー、まろやかなくるみが最高に美味しくてこれは購入決定ですね!


お茶はオリジナルブレンドの茶葉を使用。
煎茶は深蒸しした静岡県産『やぶ北の茶葉』と京都の『宇治抹茶』
ほうじ茶は『やぶ北の茶葉』と京都の『宇治抹茶』に、地元のお茶屋さんに『双葉オリジナル茶葉』を自家焙煎してもらっているそうです。
ポットの中には、湯沢を流れる谷川岳の美味しいお水が用意されていました。さらに美味しくなるように『天惠石』という、水道水でも粒子が細かく吸水の早い水に変化する、ミネラルたっぷりの石が入っているなんとも不思議なお水!!
他にも洗顔に使用できるようで、天惠石のメイクウィーターがありました。


クローゼットの中には浴衣、リバーシブルの羽織、足袋、小タオル、大タオルがあります。


お手洗いやお風呂、洗面台にも木をメインとした内装が施されていました。
エンタメ性抜群!種類豊富な温泉
空の湯のままらく、ぱぱらく。そして山の湯、里の湯と館内には温泉が4箇所あります。
広大な温泉・多種類のお風呂・露天風呂と、種類や見れる景色が豊富で、全部あわせて二十八の湯(ふたばのゆ)は、越後湯沢の名湯を館内にいながらじっくり満喫することができます。
山の湯と里の湯をあわせて「やまんぼちゃ」と称しており、泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)です。
男女入れ替え制なので、一泊でも全ての温泉を楽しむことができるんです!!
空の湯
〜ままらく〜


ままらく露天風呂はとにかく眺望がスゴイ!!最上階の展望大浴場ならではの、湯沢の大パノラマが広がっており、四季折々の谷川連峰の風景を楽しむことができます。
内湯では、「マイクロバブルバス」やミルク風呂のような乳白色の「泡風呂」「ウォーターセレモニーサウナ」玉川石、ゲルマニウム鉱石、トルマリン鉱石を通して出る3種類の「ストーンシャワー」があります。
ままらく
■営業時間:10:00~19:00<女性用> / 19:30~翌9:00<男性用>
※サウナの営業時間は15:00〜21:00(新型コロナウィルスにより現状定員は3名です)
〜ぱぱらく〜
山に囲まれたぱぱらくの露天風呂は、手をのばせば届くくらい自然を身近に感じられます。
ぱぱらく
■営業時間:10:00~19:00<男性用> / 19:30~翌9:00<女性用
※サウナの営業時間は15:00〜21:00(新型コロナウィルスにより現状定員は3名です)
※雪害修繕のため当面の間露天風呂のみご利用を停止とさせていただきます。
山の湯


山の湯の内湯は、ひのき造りとなっており『ヒノキチオール』の成分によって、肌をしっとりさせてくれる効果があります。
眺めの良い露天風呂は、ちょっと変わった「洞窟風呂」「石風呂」「陶器風呂」「薬草風呂」など、楽しいお風呂が10個もあり、幻想的な雰囲気を味わえます。
山の湯
■営業時間:14:00~20:00<女性用>
20:30~翌13:30<男性用>
里の湯


里の湯は「抱きっこ石」や「饅頭ふかし」「麦飯石のこしかけ」「びっくり立ち湯」山里から取れた自然の生薬が入ってる「薬草風呂」など遊べるお風呂が11個もあります。
里の湯
■営業時間:14:00~20:00<男性用
20:30~翌13:30<女性用
※サウナの営業時間は15:00〜21:00(新型コロナウィルスにより現状定員は3名です)
貸切風呂
■営業時間:7:00~22:45
■料金:45分2,000円


混雑状況は、電子掲示板で確認できるのが便利ですね。
また、QRコードを読み取れば、お手持ちのスマートフォンでも見れますよ!!
新潟厳選の食材を使用した豪華な夕食


ホテルからのご好意で、なんと夕食も頂けることになりました!!
夕食会場はコロナ禍では嬉しい個室で、お部屋にはテレビも設置されており、周りを気にせずゆっくりお食事を楽しめました。
まずは食前酒の梅酒を頂き、自家製バター味噌が最高に美味しい国産牛。続いてお刺身。
その後もどんどんと高級食材が登場してきます。鮑ステーキに日本海ののどぐろ一夜干し。
越後湯沢は新潟県内でも冬に雪が降るため、その雪解け水が大地に恵みをもたらし、お米・お酒・野菜をひときわ美味しくいただけますよ。どれも上品な味がとても美味しく大大大満足!!


食後のデザートは、マリトッツォの苺添えと女性限定のおしるこ。最後にはなんと!!サプライズでくまさんが可愛い
フルーツとケーキがのったプレートもいただけました。
お食事処は他にも多数あるのでぜひHPをチェックしてみてくださいね。
朝は新潟ならではの朝食ビュッフェ


朝食はビュッフェスタイルで、新潟ならではのさまざまな種類のお食事を楽しむことができます。
新潟を代表する郷土料理「のっぺ」や秘密のケンミンSHOWでも取り上げられた新潟名物「栃尾も油揚げ」
他にも、魚沼産コシヒカリや伝統の卵焼き、お味噌汁は赤味噌、白味噌が選べます。デザートはホテル双葉自家製自慢のカスピ海ヨーグルトなどなど、どれも美味しい!!プラス水織音の滝を見ながらのお食事は最高の朝を迎えられます。


オムレツはお好みの具材を伝えれば、シェフがその場で調理してくれますよ。
ふわふわとろとろな卵が幸せです。
おみやげ処「越後道中」


県内の銘菓から地元湯沢のお酒や化粧品まで幅広く取扱っています。
おすすめは朝食会場にもあったお箸。
手によくなじみ、持ちやすい全部で20種類もの柄があります。箸の一つ一つに名前がつけられており、自分用でもプレゼント用でもおすすめです!!
女将推薦のオリジナルコーナーでは魚沼の工芸、民芸品、和小物があります。
ホテルからのサプライズ


記念日やお祝い事には、サプライズでこういったお刺身もだしているそうですよ!!
私も今回の宿泊にあたり、ホテル双葉様からたくさんのプレゼントをいただきました。人柄も暖かく、サービス精神旺盛な皆様に毎回毎回本当に驚きます。
周辺情報
べにちょう


お昼は、ホテルの方におすすめしていただいた、べにちょうさんに足を運びました。
こちらでは、ランチ1000円でなんと!!ボリューム満点で新鮮な生ちらし寿しが食べられちゃうんです!!
最後に
今回は、ホテルそのもののクォリーティーはもちろんのことですが、1番は人の暖かさを感じられる宿泊になりました。帰りは、多くのスタッフさんから料理人方までがホテルから出てきてくださり、門を後にするまでずっと手を振ってお見送りしてくれました。チェックインからチェックアウトまで、笑顔の絶えない忘れられない思い出になることでしょう。皆さんも自然豊かなたくさんの温泉、そして洗練された暖かいスタッフさんがいらっしゃる『ホテル双葉』に宿泊してみてはいかがですか??