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【まるで海外】小笠原のおすすめのダイビングスポット6選!

最終更新日 2022-05-26

小笠原のダイビングの特徴

Photo By Kanon

小笠原のダイビングの特徴は、ボートダイビングが多いということです。ビーチダイビングは、風が強いために船が出せないが、どうしても潜りたいときかナイトダイビングのときに行われ、大村海岸や製氷海岸で行われることが多いです。ダイビングライセンスの講習もビーチエントリーが多いです。

ボートダイビングの場合は、船をブイなどに固定せずにフリー潜行することが多いです。さらに潮の流れが速いところもあるため、潮に乗ってダイビングをし、浮上した場所で船に拾ってもらうドリフトダイビングが主流です。もちろん船を係留し、ロープ潜行する場合もあります。船の縁に立ち、大きく足を踏みだして海へエントリーするジャイアントエントリーをすると、船の縁に座って後ろ向きに海にエントリーするバックロールエントリーをする船のタイプがあります。潜行するときに、頭を下にして潜っていくヘッドファーストが可能かどうかもチェックするダイビングショップがあります。ヘッドファーストができると、早く深くまで潜れるので、潮流が速く、エントリーしてから海中の岩壁などにつかまらなければならない時には、ヘッドファーストのスキルが求められます。

小笠原のおすすめのダイビングスポット6選

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小笠原には、沈船や小笠原に住んでいない固有種が見ることのできるなどの70以上のたくさんの魅力的なダイビングポイントがあります。ちなみに、小笠原のクマノミは、子どもの頃は、一般的に見られるオレンジに黒のストライプなのですが、大人になると黒地に白のストライプです。このように、他でも見られる生き物でも、小笠原で見られるのは少し違うということもあります。

また、地形にしてもサンゴや砂地、どのポイントも面白いのですが、その中でも小笠原に来たら絶対に潜りたいおすすめのダイビングスポットをご紹介します。

 

小笠原のおすすめダイビングポイント①シロワニが群れる「製氷海岸の沈船『駆潜艇50号』」

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「駆潜艇50号」は、シロワニがよくみられる製氷海岸に沈んでいる船で、シロワニと沈船のかっこいいロマンの塊のような写真が撮れるダイビングスポットとしてダイバーに人気です。製氷海岸は、枝サンゴがたくさんある場所なのですが、沈没船のあるポイントは、砂地のため、濁っていることが多く、船の全体がみえることはなかなかないのですが、濁っている海の中からシロワニがぬっと現れるのは、襲ってこないとわかっていても少し恐怖を覚えます。水深が40m近く暗いこともあり船の全体が見通せないのも冒険心をくすぐります。

ここに沈んだ駆潜艇は、潜水艦の動きを探るためにソナーを備え、潜航中の敵潜水艦を攻撃するための特殊潜航艇「甲標的」を曳航していました。1944年、特殊潜航艇を曵航中に米軍に追撃され、沈没しました。船の全体の形はわりかし残っていますが、船の中央部分は攻撃を受けたためか、激しく損傷している部分があります。沈没時に曳航していた特殊潜航艇「甲標的」は、駆潜艇50号の数十m後ろに沈んでいます。特殊潜航艇「甲標的」は、沈没時二つの魚雷を搭載していたそうです。

小笠原名物のラム酒を小笠原の海で海底熟成させた「Mother」というラム酒があり、お土産として大人気で、概ね母島の海で作られています。「駆潜艇50号」の船首部分に酒瓶が置いてあることがあり、中身のお酒を海底で熟成させているのだとか。

 

小笠原のおすすめダイビングポイント②根魚がまるで渋谷スクランブルのように群れる「スクランブル」

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ヨスジフエダイやアジアコショウダイなどの根魚がまるで渋谷スクランブルのようにぐちゃーと群れているポイントなので「スクランブル」と呼ばれています。スターライトパレードと呼んでいるダイビングショップもあります。このポイントでは、小笠原らしいワイドな景色を見ることができます。アジアコショウダイは、小笠原ではよく見る魚なのですが、英名を「スイートリップ」と言い、「魅惑的な唇」という意味です。ぷっくりとしたタラコ唇が特徴で、正面からみるととってもかわいい顔をしていますので、ぜひ覗き込んでみてください。

 

小笠原のおすすめダイビングポイント③何が出るかわからないびっくりポイント「閂ロック」

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南島近くにある閂岩(かんぬきいわ)からエントリーするポイントです。流れが速いため、潮の流れに乗ってくるミジンコなどのエサを求めてカンパチ、イソマグロ、ギンガメアジなどの大型回遊魚がよく現れます。

また、秋にはウシバナトビエイの群れが回遊している様子も見られます。潮の流れが良いタイミングしか入れないポイントで、ドリフトダイビングになります。そこから流されていくと、砂地のポイントまでたどり着くのですが、そこでは、小笠原固有種のミナミイカナゴという小魚の大群が群れており、とても綺麗です。ミナミイカナゴを捕食するオトヒメトビエイもたくさん集まります。

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潮流が完全に止まった止め潮の時には、閂ロックに開いているトンネルを通ることもできます。このトンネルには、アカイセエビやホウセキキントキなどが住んでいます。トンネルから見る光の差し込みはとても綺麗です。トンネルを抜けたところは大物が溜まりやすいポイントで、イルカが遊びに来ていたり、イソマグロがたくさん泳いでいたりと、「トンネルを抜けるとそこは…」と思わず呟きたくなります。

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小笠原のおすすめダイビングポイント④ケータ列島の一番人気「マグロ穴」

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小笠原諸島父島の北50km地点にある無人島群のケータ列島は、小笠原でのダイビングのポイントとして、とても人気なのですが、中でもマグロ穴は、ケータ列島の一番人気のスポットです。マグロ穴は、ケータ列島の嫁島の四本岩のところにあり、夏になるとイソマグロが穴の周りを回遊しているワイドな小笠原らしい景色を見ることができます。母島にもマグロ穴というポイントがあるのですが、全くイソマグロの数が違います。ケータ列島のマグロアナでは、多い時では、200匹以上のイソマグロが回遊しており、海の大きさを目の当たりにします。

 

小笠原のおすすめダイビングポイント⑤ワイドもマクロもどっちもあり「ひょうたん島」

ニラミハナダイのオス

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シコンハタタテハゼ

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無人島である兄島と西島の間にあるヒョウタンの形をした島で、日本では小笠原以外では珍しいニラミハナダイやシコンハタタテハゼが時折生息域よりも浅いところで見ることができるポイントです。ニラミハナダイは、メスとオスで模様が違い、どちらもとてもきれいな魚です。シコンハタタテハゼは、漢字で「紫紺旗立て鯊」と書き、きれいな紫色の体がとてもきれいです。英名である「ヘルフリッチ」と呼ばれることもあります。岩肌にはウミウシがついていることもあります。ナンヨウブダイの群れやミナミイスズミの群れも多く見られ、ワイド派にもマクロ派にもうれしい色々ありのポイントです。

 

小笠原のおすすめダイビングポイント⑥母島の沈船「蓬莱根」

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母島にも沈没船が17隻ほどありますが、そのほとんどが木製の小型船です。母島の南にある蓬莱根というポイントにも沈船があります。都道最南端には、遊歩道があり、そこから南崎や小富士、蓬莱根などの観光スポットにいくことができます。遊歩道を30分ほど歩いた先に蓬莱根があるのですが、シュノーケリングの三点セットを持って蓬莱根まで歩くのはなかなかに大変です。蓬莱根のビーチから右のほうに泳いでいくと、船の大きなエンジンが落ちているのをみることができます。

蓬莱根のポイントは、砂地になっており、根魚もたくさんいるため、とてもきれいです。冬は、ザトウクジラの通り道になっており、ダイビング中にザトウクジラに会える確率がとても高いと日本全国からダイバーが潜りに来ます。

 

憧れの「泊まりケータ」

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父島の北50km程度のところにあるケータ列島は、嫁島や島などの無人島が多く連なっている場所で、イソマグロやマンタなどがよくみられる自然豊かな場所です。ケータ列島は、魚の数や種類、サイズが父島近海とは桁違いなのですが、ハードなポイントが多く、ダイビングの経験本数が300本以上ある方が望ましいと言われており、経験本数があまりに少ないと、断られる場合があります。

ポイントとしては、ケータ列島最北端の岩である「一の岩」、大型の魚が群れる「ブンブン」、コクテンカタギというチョウチョウウオがたまる「たたみ岩」、小笠原人気ナンバーワンポイント「マグロ穴」などがあります。日帰りでのケータ列島ツアーもあるのですが、ケータ列島に着くまでに船で2時間程度かかるため、せっかくケータ列島に着いても、2本しかダイビングできません。それでもケータで潜りたい人は、日帰りケータも素晴らしい経験ができるかと思います。

魅力的なダイビングポイントがたくさんあるケータ列島ですから、せっかく燃料と時間をかけていったのに2ダイブではもったいないということで始まったのが泊まりケータです。1泊2日が多いですが、タイミングによっては、2泊3日の泊りケータツアーもあります。

 

泊りケータの食事事情

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泊りケータでの大体のショップの食事事情を説明します。朝港を出航する前に朝食を家で食べてから船に乗り込むことが多いかと思いますが、1食めの昼食は各自で持参することが多いです。お弁当屋さんで買ったお弁当やパン、カップラーメンを持ってくる人が多いです。その後の夕食や朝食はダイビングショップ側が準備してくれます。なかなか豪勢ですよ!

小笠原のダイビング船は、泊りケータ用に簡易キッチンが備え付けられていることが多く、流しとポット、電子レンジ、そしてカセットコンロがあります。ここでダイビングショップ側が食事を用意してくれます。中には、ダイビングの合間に釣りやモリ突きで仕留めた魚が提供されることもあり、新鮮で美味しい刺身などを食べることができます。

ケータ釣り

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1種類だけでなく、タコ飯とカレーライス、おでんのように好き嫌いのある方にも配慮されています。もしどうしても食べられないものが多い場合は、あらかじめダイビングショップの人と相談しておきましょう。朝食は、ホテルのビュッフェさながらの食事が用意されました。

 

泊りケータの睡眠事情

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泊りケータの際は、船を湾内に停泊させ、できるだけ揺れない環境で休憩します。まずは夕食の準備をし、食べ終わってから、簡易ベッドを準備します。簡易ベッドといってもしっかりしていますし、布団もあたたい物を何枚も用意してくれているのでとても快適に寝ることができました。夜や早朝は気温が低くなりますし、連続で潜っていると体が冷え、寒くなりがちなので、防寒対策はしておいた方がいいです。ボートコートやフードベスト、着替えやタオルを多めに持っていくのがおすすめです。

 

泊まりケータのシーズン

泊まりケータができる時期は、主に夏です。ケータ列島のダイビングの目玉であるマグロ穴にイソマグロが群れるのが夏であるということもありますが、冬だと波が荒れることが多く、ケータ列島までなかなかたどり着くのが困難なのも理由です。ゴールデンウィークくらいからケータ列島に行けるシーズンになりますが、ほとんどが日帰りケータです。父島の島民だけのお泊りケータに参加したことがあるのですが、10月でかなり海が荒れていて、かなりグロッキーなツアーでした。

泊まりケータはとても人気が高く、すぐに予約がいっぱいになってしまうことが多いので、早めの予約が必要です。ダビングショップのサイトに掲載しているカレンダーに泊まりケータの日程を載せている場合もあります。泊まりケータをしたい場合は、問い合わせをしてみるといいでしょう。泊まりケータの予約をしていても、天候や海況によっては、島周りでのダイビングになってしまう場合もあります。

 

泊まりケータができるダイビングショップ

泊まりケータができるダイビングショップは、「KAIZIN」「FISHEYE」があります。どちらも泊まりケータの前にはダイビングスキルを確認するためのチェックダイブがありますので、初めてこのショップにお世話になるときにはチェックダイブがあることも頭に入れて予約を申し込みましょう。ケータ列島は、流れが速いことが多く、水深も深いため、300本以上のダイビング経験があった方が望ましいです。

 

小笠原のダイビングシーズン

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やはりダイビングは海のスポーツなので、暖かい時期がストレスがなく楽しいです。5月くらいから水温も上がってきます。沖縄と同じくらいの緯度なので、年中暖かいと思われがちで、水温も20℃を下回るくらいですが、風が冷たいことも多く、ドライスーツを着たほうがいい日もあります。ドライスーツを持っていないガイドも多いですが・・・。しかし、寒い海にも楽しみはたくさんあります。例えば、年明けには、小笠原近海にザトウクジラがアラスカから南下してきて、小笠原周辺のいたるところでザトウクジラの姿をみることができ、この時期にダイビングをするとザトウクジラの鳴き声が聞こえてきます。運が良ければ、ダイビング中にザトウクジラに会えるかも!?

また、小笠原以外では珍しい友禅染めのような模様が特徴のユウゼンが繁殖行動のためにたくさん集まるユウゼン玉も3~5月の小笠原の風物詩です。ユウゼンは、伊豆諸島の八丈島でも見られますが、その数が段違いで、小笠原の方が圧倒的に多いです。5月中旬からは運が良ければナイトダイビングでサンゴの産卵も見ることができます。

 

まとめ

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小笠原以外では珍しい魚や固有種をたくさん見ることができるのが世界自然遺産である小笠原の海の魅力の一つです。また、第二次世界大戦において日本の領土を守る重要な拠点となった沈没船がたくさんあり、ダイビングスポットとなっているのも小笠原のダイビングをバラエティ豊かにしている要素です。ダ

イビングのポイントに行く途中にイルカの群れに会えば、ドルフィンスイムができたり、ダイビング船に乗りながら南島やマッコウクジラ観察のツアーに行くこともできます。二航海小笠原に滞在するのであれば、おがさわら丸の出航時にお世話になったダイビング船に乗り込み、おがさわら丸を見送りながら海に飛び込むこともできるのですが、これがとても気持ちいい!!小笠原に二航海以上滞在する予定の人は、ぜひおがさわら丸の見送り船に乗ってみてください。

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