最終更新日 2022-11-18
青森は本州で最も一番北にある県で、特にねぶたやりんごでも有名です。同時に豊かな自然の中に温泉がたくさんあるため、温泉旅行に出かけたい方もいるのでは。
青森には温泉の多さに合わせて様々な宿があります。せっかく青森の温泉で過ごすのなら、肌触りの良い温泉にゆったり浸かったり周りの自然に癒されたりしたいですよね。中にはカップルや友達と楽しい思い出を作りたい方もいるでしょう。今回は青森県でカップルや友達と過ごすのにおすすめな温泉宿を10ヶ所ご紹介します。
記事の目次
はじめに
本州の一番北にある青森県。ねぶたやりんごでも有名な青森県でのんびり旅行したい方もいるのではないでしょうか。青森は八甲田山や陸奥湾といった自然が豊かである上、温泉も多いです。そして温泉が多いため、カップルや友達同士で楽しく過ごせる宿も多くあります。
加えて様々な効能が期待できる温泉や美味しい魚介類を使った料理もふんだんにあるので、青森で人気の高い宿を探せば楽しい思い出をたくさん作れること間違いなし。今回は青森県でおすすめの温泉宿をご紹介します。
青森でカップルや友達との旅行におすすめの温泉宿10選!
ねぶたやりんごで有名な青森県は、魅力的な温泉も多いです。あまりにも温泉が多いため、宿を探すのも一苦労ではないでしょうか。青森で特におすすめの温泉に以下の10ヶ所があります。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
「星野リゾート 奥入瀬(おいらせ)渓流ホテル」は、十和田湖で有名な十和田市の奥入瀬渓流にあるリゾートホテルです。十和田湖から北東に行ったところにあるので、湖でのレジャーやドライブに合わせて出かけられますよ。客室のテラスからは季節で姿を変える美しい奥入瀬渓流の風景を見られるので、自然の中でのんびり過ごしたい方におすすめ。
また肌触りの優しい天然温泉に入れるのもポイントです。客室でも露天風呂付きの部屋があるので、渓流沿いの自然や川のせせらぎと一緒に癒されること間違いなし。露天風呂では冬限定で氷瀑の湯に入れるのも魅力です。レストランも3ヶ所あり、中でもりんごをモチーフにしたビュッフェは青森での思い出作りにうってつけ。十和田八幡平(はちまんたい)国立公園ツアーや星空観賞など様々なアクティビティもあります。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの魅力
「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」のある奥入瀬渓流は、季節に応じて様々な姿を見せてくれます。夏の新緑・秋の紅葉・冬の銀世界と渓流が作り出す風景は心癒されるもの。3タイプある客室から大きな窓やテラス越しに渓流の風景を見るひと時はまさにロマンチックです。窓の近くにはクッション付きのソファもあるので、ぜひカップルやお友達と一緒に景色を堪能してみて。ちなみに部屋の間取りも44㎡以上とゆったり。床も畳やフローリングなので、靴を脱いで自宅気分に浸りながらのんびり過ごせますよ。またベッドもローベッドなので、ちょうど敷布団を敷いて眠れます。
「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は天然温泉も名物。泉質は単純温泉で、肌触りが良い上に、関節痛・筋肉痛・冷え性・疲労などに効果が期待できます。客室にも露天風呂や半露天風呂が付いたタイプも。特に露天風呂付きの客室はテラスに檜の湯船が付いていて、すぐ隣には渓流や周囲の自然が広がります。美しい自然とお肌に優しいお湯に浸かれば身も心もとろけること間違いなし。またホテルの露天風呂では「氷瀑風呂」も。冬限定のお風呂で、なんと氷瀑に囲まれながらお湯に入るという非日常な体験ができます。こちらもすぐ隣に渓流が流れているため、本格的な雪見風呂にもうってつけ。
館内には3ヶ所のレストランがあります。フレンチレストランの「Sonore(ソノール)」では、美しい景観を見ながら旬の素材をたっぷり活かしたフレンチがいただけます。合わせて醸造ワインもお供に飲めるため、料理とのハーモニーをお楽しみに。渓流を目の前に望める2人掛けのテラス席もあり、カップルで座れば楽しいデートのひと時になりますよ。また青森名物のりんごがテーマのビュッフェレストランも。インテリアやデザインにりんごがふんだんに使われているので、SNS映えも楽しみながら料理をいただけますよ。ほかにも5~10月限定で渓流沿いのテラスで朝食も。新緑や紅葉の中、鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながらの朝食は心が洗われます。
ホテルには数多くのアクティビティも。十和田八幡平国立公園のツアー・星空観賞会・森の学校など、奥入瀬渓流や十和田周辺の自然に親しめるものが目白押しです。特に星空観賞会は周りに人工の光がほとんどない分、都会では見られない美しい星空を楽しめますよ。ちなみに渓流の中流までバスで出かけて、じっくり散策するのもおすすめ。
■住所:青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
■チェックイン/チェックアウト:15:00/12:00
■アクセス:JR八戸駅・青森駅・青森屋より送迎バス運行、JR八戸駅・青森駅よりJRバスで「焼山」バス停下車後徒歩約5分/青森空港よりタクシーで約1時間20分/第二みちのく有料道路下田百石I.C.より車で約1時間、東北自動車道十和田I.C.より車で約1時間30分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.hoshinoresorts.com/information/topics/2020/12/94330.html
星野リゾート 青森屋
「星野リゾート 青森屋」は青森県東側の三沢市にあるリゾートホテル。三沢空港からもタクシーを使って20分程度で来られます。ホテルのロビー・客室・温泉などにねぶたのデザインが取り入れられていて、1年中ねぶたの熱気を感じられるのがポイント。ロビーも青森らしく木の温もりを感じられる古民家をモチーフにしています。
3タイプある客室も青森らしさが盛りだくさん。ねぶたや伝統工芸品がモチーフの部屋以外に、ホテル内に広がる公園を望める半露天風呂付きのものも。お風呂のお湯もとろみがある上に、周りをねぶたの装飾が囲んでいます。お食事処は5ヶ所もあり、青森の郷土料理や地酒などのメニューが盛りだくさん。アクティビティも「みちのく祭りや」をはじめ、青森や津軽の風土や文化を楽しめるものを多く用意しています。
星野リゾート 青森屋の魅力
「星野リゾート 青森屋」は宿の随所に青森の郷土文化が散りばめられています。特に見ごたえ抜群なのが、青森を語るのに欠かせないねぶたの装飾。ロビーから客室・温泉に至るまであちこちにねぶたのデザインが取り入れられていて、まるで祭りの会場にいる気分。ねぶたは毎年8月の頭に行われるお祭りなのですが、ホテル内では季節に関係なくねぶたの熱気を感じられますよ。ちなみに毎年冬には、敷地内に広がる公園で「ねぶた雪灯り」も開催。雪景色の中に佇むねぶたの装飾は必見です。
客室は全部で3タイプあり、うち1タイプはねぶたがテーマ。寝室とリビングの天井や襖などにねぶたが描かれています。色とりどりでまるでねぶたの美術館にいる気分です。迫力や熱気もたっぷり味わえるので、生のねぶた祭りに参加してみたくなるのでは。また「うんかん」タイプは85㎡もの間取り。半露天風呂も付いていて、目の前に広がる公園の緑や池を眺めながらのんびりお風呂に入れますよ。部屋も全体的に木目や和の風情が漂っているので、自宅にいる気持ちでゆったり過ごせます。ほかにも「あずまし」タイプは八幡馬(やわたうま)の玩具や八戸焼など郷土の工芸品が盛りだくさん。内装も和室仕様なので、どこか懐かしい気持ちで滞在できます。
露天風呂「浮湯」も滞在中にぜひ入りたいところ。湯船の周りには四季折々の自然が囲んでいます。お風呂のお湯もとろみのある源泉を掛け流しているので、お肌のケアに熱心な方には非常におすすめ。しかも毎年冬には「ねぶり流し灯篭」も催され、湯船の周りの池にねぶたと灯篭を浮かべます。特に雪景色や、明かりの灯るねぶた・灯篭に囲まれながら入る温泉はまさに幻想的。お友達同士で入ればみんなで楽しく鑑賞できますよ。
お食事は5ヶ所のレストランやお食事処で。「のれそれ」食堂では古民家風の建物で割烹着姿のかっちゃ(お母さん)がおもてなし。ホタテなど青森の食材を使った郷土料理をできたてて味わえますよ。また「南部曲屋」では海の幸をふんだんに使った青森伝統の七子八珍会席が。日本酒とも相性抜群なので、ついついお酒が進むこと間違いなし。朝食でも炊き立てのご飯に、郷土料理の貝焼き味噌が1日のパワーをチャージします。アクティビティも「みちのく祭りや」など青森の祭りを楽しめるものや伝統工芸品に親しめるものなどが豊富。滞在の中で青森らしさに浸るには非常におすすめです。
■住所:青森県三沢市字古間木山56
■チェックイン/チェックアウト:15:00/12:00
■アクセス:青い森鉄道三沢駅・三沢空港・奥入瀬渓流ホテルより送迎バス運行/三沢空港よりタクシーで約20分/第二みちのく有料道路六戸JCTより車で約3分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.hoshinoresorts.com/information/topics/2020/12/94330.html
星野リゾート 界 津軽
「星野リゾート 界 津軽」は城下町として有名な弘前市に近い温泉宿。こちらも青森らしさをふんだんに味わいながらお泊まりできるのが特徴です。5タイプある客室は弘前地方に古くから伝わる津軽こぎん刺しのデザインが。
温泉は大鰐温泉のお湯に浸れるのがポイント。お湯にりんごの実が浮いているのでより青森らしさを感じながら入れます。しかもお湯も肌をしっとりさせるので、女性にはとても嬉しいところ。夕食では全国的に有名な大間のマグロや花見蟹など青森の海の幸をたっぷり味わえます。津軽三味線の演奏を聞けるなどアクティビティが多いのもお楽しみなポイント。
星野リゾート 界 津軽の魅力
「星野リゾート 界 津軽」の客室は基本的に和室仕様。間取りは50㎡と64㎡のものがあるので、快適さの中で過ごせますよ。客室の大きな特徴が随所に取り入れられた津軽こぎん刺しのデザイン。壁紙・障子・ベッドフットなど随所に取り入れられているので、独特なデザインについ見とれること間違いなし。ちなみにアメニティにも見られるのがかわいいところです。障子を開いた先には緑豊かな風景が広がるので、癒し効果も抜群。なお洋室やペットルームもあるため、洋室の方が落ち着く方やわんちゃん連れの方も安心。
お食事は津軽の季節ごとの食材や食文化をたっぷり盛り込んだ会席料理が。中でも必見なのが大間のマグロをふんだんに使った「大間のまぐろづくし会席」。全国的に有名な大間のマグロを思い切り味わえるので、贅沢なひと時になること間違いなし。メニューも握り寿司・ねぎま鍋・お造りなどと様々で、色々な楽しみ方ができますよ。ほかにも大間のマグロのほかに、花見蟹や和牛も盛り込んだ「大間のまぐろと花見蟹の会席」もおすすめ。ちなみに花見蟹は青森では花見のごちそうとして親しまれてきた海の幸なので、春先にぜひ味わってみて。
当宿では大鰐温泉のお湯に入れるのも特徴。お風呂に入る前に湯守りのスタッフから温泉の効能やおすすめの入浴法についてレクチャーを受けられます。事前に説明されれば、この後に待つ楽しいお風呂タイムへの期待も膨らむでしょう。お湯も無色透明で肌触りが良く、しかも体もポカポカ温まりますよ。加えて冬場はりんごの実がたっぷり浮かんでいる中でお風呂に入れます。外に銀世界が広がっていれば、より印象的な思い出になるでしょう。
当ホテルでも様々なアクティビティを用意しています。中でもイチオシなのが津軽三味線の演奏で、津軽三味線の大会で全国チャンピオンに輝いた方が自ら弾いてくれます。本場青森で聞く音色はずっと耳や心に残るでしょう。ほかにも津軽三味線体験・かまくら露天風呂・こぎん刺し体験などもも用意していますので、滞在中にぜひ体験してみて。
■住所:青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
■チェックイン/チェックアウト:15:00/12:00
■アクセス:JR奥羽本線大鰐温泉駅より送迎バス運行・タクシーで約5分、奥羽本線弘前駅より車・タクシーで約30分、東北新幹線・奥羽本線新青森駅より車・タクシーで約50分/青森空港より車・タクシーで約50分/東北自動車道碇ヶ関I.C.より車で約20分、秋田自動車道二ッ井白神I.C.より車で約1時間35分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.hoshinoresorts.com/information/topics/2020/12/94330.html
南部屋・海扇閣
「南部屋・海扇(かいせん)閣」は浅虫温泉駅から3分のところにある温泉旅館。「津軽三味の音色に包まれる美しい旅とくつろぎゆたかな宿」がコンセプトです。目の前には穏やかな陸奥湾が広がり、館内からもオーシャンビューを楽しめます。客室は4種類あり、特に和室は全室がオーシャンビュー。掘りごたつでくつろぎながら湯の島などを一望できますよ。
最上階の9階には展望大浴場も付いていて、より雄大な陸奥湾の風景を楽しめます。温泉のお湯も浅虫温泉の源泉を引いているので、絶景とともに身も心も癒されること間違いなし。お料理はハーフバイキングや会席料理を用意。どちらも季節に合わせた地元の食材をふんだんに使った料理をいただけます。毎晩20時45分から開催される津軽三味線のライブもお見逃しなく。
南部屋・海扇閣の魅力
「南部屋・海扇閣」の強みはオーシャンビューなところ。旅館の場所も国道4号線越しに目の前に陸奥湾が望めるところです。館内からは落ち着いた風情の陸奥湾に湯の島が浮かぶ様子を一望できます。
客室は全部で4タイプあり、和室と特別室は部屋から海がよく見えますよ。特にスタンダードタイプの和室には普通のテーブルとは別に掘りごたつが設けられているので、足を伸ばしながらじっくりオーシャンビューを楽しめます。ちなみに掘りごたつは窓のすぐ隣にあるため、より近くでわいわいしながら海を見られるのがポイント。日中や夕日などで異なる風景も楽しんでみて。また8階には1室のみの特別室も。3室合計で19畳もの広さで、ベッドルームは洋室仕様。客室では最上階に位置するため、室内から見えるオーシャンビューは格別です。ほかにも温泉街側に洋室が各階に4室設けられているので、静かに過ごしたりベッドで眠りたい方にうってつけ。
当旅館に泊まるのなら最上階(9階)の大浴場は欠かせません。館内で一番高いところから陸奥湾が見える上、浴場内は非常に開放的です。引いているお湯は浅虫温泉の無色透明な源泉で、リウマチ・創傷(切り傷など)・婦人病・慢性湿疹および角化症などへの症状に効能が期待できます。特に女性関係の病気や症状への効果が期待できるため、お肌トラブルが気になっていたり体調に不安があったりする女性には嬉しいところです。ちなみに外には露天風呂も付いていて、陸奥湾の潮風や波の音に浸りながら湯浴みができますよ。
お食事はプランによって館内レストラン「DINING海つ路」でのハーフビュッフェか会席料理が。両方とも青森県内で獲れた海の幸や野菜などをふんだんに使ったメニューが並びます。特に会席料理は季節によってメニューや食材を変えているので、時期をずらして出かけるとより楽しめるのでは。ちなみにイチオシのメニューがあわび焼きで、火を通して閉じ込められた旨味がたまりません。また朝食はレストランでハーフバイキングがいただけ、洋食メニューも豊富。なお毎晩20時45分には1階のロビーで津軽三味線のライブが。照明を落とした中で流れるリアルな三味線の音色は心に染み入ること間違いなし。時折入る津軽弁の口ぶりからも郷土らしさを感じられます。
■住所:青森県青森市浅虫蛍谷31
■チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
■アクセス:青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩約3分(無料送迎もあり)/青森空港より車で約50分/青森フェリーターミナルより車で約31分/青森自動車道青森東I.C.より約15分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.kaisenkaku.com/information/korona.html
ホテルグランメール山海荘
「ホテルグランメール山海荘」は津軽の西側、鰺ヶ沢町にあるオーシャンビューなリゾートホテル。高台に立つホテルの先には雄大な日本海が広がります。コンセプトは「風と光と海と…大正浪漫が息づく和洋風旅館」がコンセプト。風光明媚な風景に囲まれつつ、館内にも北前船の寄港地として栄えた頃の大正浪漫の雰囲気が溢れています。
客室は合計7タイプ。特に海側の客室は人気で、広縁の先には日本海が。温泉も化石海水由来の源泉が特徴で、体が温まってお肌もしっとりしますよ。目の前に広がる日本海を見ればより癒しに。お食事は近くの鰺ヶ沢漁港で水揚げされた魚介類や周辺地域で収穫された野菜などによる会席料理やバイキングをいただけます。
ホテルグランメール山海荘の魅力
「ホテルグランメール山海荘」はロケーションが日本海を望める高台なので、オーシャンビューが楽しみな方にうってつけ。また逆側にも青森の最高峰・岩木山がそびえているので、雄大な山を眺めながら過ごせます。玄関から続くロビーも大正浪漫の雰囲気が漂うクラシカルな洋館風のデザイン。ランプや置時計など往年の家具も見どころです。ロマンの中にもどこか懐かしい気持ちにさせられます。ちなみに女性客は近代当時の羽織を着て過ごせるため、一昔前の日本にタイムスリップした気分に。
客室は海側に4タイプ、山側に3タイプ用意されています。海側で一番スタンダードな和室は花や掛け軸が落ち着きと華やぎを醸し出してくれます。そして広縁の先には日本海の絶景が。2人分のイスも用意されているので、カップルや親友同士で景色を楽しみつつおしゃべりするのにうってつけ。また和洋室は夕日やりんごをモチーフで、家具や書画が出迎えてくれてかわいらしい雰囲気。2タイプある特別室も広々としていて、和洋室の方はロマンを感じさせる上質な調度品が。一方山側の客室も岩木山を望める落ち着いた佇まいが魅力です。
大浴場では30万年も昔の海水がお湯になった天然温泉に入れるのがポイント。塩分を豊富に含んでいるため、保温性が高く美肌効果が期待できるため、美を磨きたい方や冷え性が悩みの方におすすめ。しかも内湯からは大きな窓越しに日本海の絶景が。冬には雪景色や曇天の下で荒れる日本海も見られます。一方で春や夏などの深緑色の水面や夕日に照らされる風景も抜群。露天風呂であれば波の音や潮風も体感できるので、日本海側らしい風景も楽しめますよ。
当ホテルはすぐ近くに鰺ヶ沢漁港があるのも特徴。お食事も獲れたての魚介類を使った料理や、周りの地域で収穫された野菜を使っていて美味しさもバッチリ味わえます。夕食はビュッフェプランか和会席が選べて、特に和会席では高級魚のイトウをはじめ、国産黒毛和牛や活き鮑を贅沢に使っているのが魅力。朝食も郷土料理メインのバイキングを味わえるので、海を眺めながらたっぷりいただいてみて。ちなみに当ホテルでも毎日20時半から津軽三味線による民謡トークショーが。実際に三味線や太鼓を体験できる場合もあるので、参加してみるのもあり。
■住所:青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字舞戸町字北禿(きたかむろ)21
■チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
■アクセス:JR五能線鯵ヶ沢駅より徒歩約5分・無料送迎バス運行/青森空港より車で約1時間/津軽自動車道つがる柏I.C.より約25分、東北自動車道大鰐弘前I.C.より車で約1時間
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.hotel-grandmer.com/covid/
浅虫さくら観光ホテル
「浅虫さくら観光ホテル」は浅虫温泉駅から歩いて10分のところにあるホテル。海水浴場のすぐ隣にある分、温泉街で唯一波打ち際にあるところが売りです。客室は全室オーシャンビューで、室内もスタイリッシュな造り。目の前に海が一望できるので、部屋に関係なく陸奥湾の眺望を楽しめますよ。
浅虫温泉の源泉を引き入れた大浴場からの絶景も最高。目の前に大海原が広がる中で、肌触りの良いお湯でお肌もすべすべに。信楽焼の陶器風呂を使った眺望風呂であれば、1人で心行くまで陸奥湾や青森市街の夜景を満喫できます。お料理も青森の食を知り尽くした職人が3種類の会席料理を提供。
浅虫さくら観光ホテルの魅力
「浅虫さくら観光ホテル」は目の前に陸奥湾が広がる場所にあるため、チェックアウトまでずっとオーシャンビューを楽しめるのが魅力。ロビーでもすぐ目の前に海と湯の島が見えるため、まるで豪華客船に乗って旅している気分になりますよ。5タイプ46室からなる客室も全てオーシャンビュー。基本的に和室がベースであるため、畳に上がって自宅気分に浸りながら海を見られます。また部屋もスタイリッシュな造りになっているので、洗練された雰囲気を醸し出しているのも特徴。和洋室もあるため、ベッドの方が眠りやすいという方も安心です。
温泉大浴場は浅虫温泉の源泉かけ流し。肌触りが良く刺激も少ないため、体をぽかぽかに温めたりお肌をしっとりさせたりできるのがポイント。しかも窓もとても大きいため、浴槽に入ったり体を洗ったりする際も陸奥湾の雄大なオーシャンビューを満喫できます。内湯で眺望と心地の良いお湯を堪能したら、隣の眺望風呂も。眺望風呂は目の前に絶景が広がるだけでなく、波の音や磯風も入ってきます。しかも浴槽も信楽焼で和の趣をたっぷり感じるため、潮騒や磯の香りに浸りながら入るひと時は贅沢そのもの。
お料理は青森の海の幸や山の幸をふんだんに作った3種類の会席料理を用意しています。食材もマグロ・ホタテ・甘エビ・ワカメ・りんご・奥入瀬ガーリックポークなど青森らしいものばかり。料理人も青森県から「あおもり食命人」として認定されているため、より青森にふさわしい料理を味わえますよ。ちなみに空き状況が許せば、10階の「ダイニング湯の島亭」で味わえることも。目の前に湯の島のシルエットや夕景・夜景が広がる中で郷土料理をいただくひと時はロマンチック。
夕食が終わったらロビーで津軽三味線の演奏を聞いてみては。夜の静かな海や遠くに見える青森市街の夜景を眺めながら聞く津軽三味線の音色は、心に響いたり癒されたりしますよ。
■住所:青森県青森市浅虫坂本51-1
■チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
■アクセス:青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩約10分/青森空港より車で約40分/青森フェリーターミナルより車で約33分/青森自動車道青森東I.C.より約10分
■新型コロナウイルス対策情報:http://asamushi-kanko-hotel.com/pdf/sakura_covid19_gl.pdf
日本三秘湯 谷地温泉
「日本三秘湯 谷地温泉」は、青森県のほぼ中央にそびえる名峰・八甲田山の麓にある温泉宿。周りには八甲田山一帯の四季折々の自然が広がる上、近くの谷地湿原には貴重な高山植物も。浴場では400年もの歴史があり「日本三秘湯」にも数えられる谷地温泉の源泉に浸かれます。お湯触りも良くアトピーにも効果があるとされるため、お肌の悩みを抱えている方はお見逃しなく。もちろん美を磨きたい方にもおすすめです。
7タイプある客室はいずれも和室で、間取りも様々。1人客からグループ・ファミリー層まで様々な方に対応しています。お料理に出てくる岩魚(いわな)は八甲田山付近の湧き水で育ったものである分、とても絶品です。地酒と合わせて召し上がれ。
日本三秘湯 谷地温泉の魅力
「日本三秘湯 谷地温泉」は八甲田の大自然の中に佇む木造の建物が特徴的。昭和のレトロな雰囲気を今もなおたたえているため、懐かしい気持ちで滞在できること間違いなし。しかも山奥に位置しているため、騒がしい日常から離れてのんびりするのにおすすめです。周辺には八甲田の大自然も広がるので、時間のある時に散策もいかが。
客室は本館に4タイプ、西館に1タイプ、東館に2タイプが用意されています。いずれも和室ですが、間取りが4.5畳から16.5畳とバリエーションが豊富です。おかげで様々な人数やグループのお客さんが利用できますよ。室内も一昔前の旅館という感じなので、ゆったりくつろぐのにうってつけ。お友達やカップル同士で思い出話などや普段話せないことを語る過ごし方もあり。ちなみに文学好きであれば東館にある「源氏の間」はおすすめ。瀬戸内寂聴氏が「源氏物語第九巻」の執筆で利用した部屋として有名です。宿泊に使えば執筆に打ち込む彼女に思いを馳せられるのでは。
「日本三秘湯 谷地温泉」の名物と言えばやはり温泉です。谷地温泉は北海道のニセコ薬師温泉と徳島県の祖谷(いや)温泉と並ぶ日本三秘湯の1つで、歴史も400年に及びます。白く濁った上の湯と霊泉として名高い下の湯の2種類があり、男女それぞれの浴場で湯めぐりできますよ。また期待できるた効能も上の湯がアトピーや神経痛など、下の湯が関節炎や疲労回復などであるため、2つのお湯に浸かればリフレッシュできるでしょう。お湯は肌触りも良いため、特に肌に悩みのある方やより美しくなりたい方にうってつけ。
お食事は岩魚料理が名物。八甲田山に近い高田大岳の麓で湧いた湧き水で育ったため、焼き魚や刺身など様々な食べ方でも旨味を感じられます。キノコや山菜を使った旬の料理も味わえるので、一緒に味わってみて。また山奥の民宿では外せない岩魚の骨酒もおすすめ。お酒が苦手な方でも飲みやすいため、たまにはお酒で楽しいひと時もあり。青森の地酒も用意しているのでよりお酒を飲みたい方は合わせてどうぞ。
■住所:青森県十和田市法量谷地1
■チェックイン/チェックアウト:15:00~17:00/10:00
■アクセス:JR青森駅・新青森駅・八戸駅より無料送迎バス運行、JR青森駅・新青森駅よりJRバス利用で「谷地温泉」バス停下車後徒歩約6分/青森空港より車で約53分/青森自動車道青森中央I.C.より約51分、東北自動車道黒石I.C.より車で約50分
■新型コロナウイルス対策情報:谷地温泉に宿泊されるお客様へ 新型コロナウイルス感染防止・拡大防止の為のお願いと対策
本陣の宿 柳の湯
「本陣の宿 柳の湯」は浅虫温泉駅から歩いて6分のところにある老舗旅館。江戸時代の津軽藩の本陣(大名が泊まった宿)が由来で、宿の名前も第2代津軽藩主・津軽信牧(のぶひら)による命名です。客室は純和風で、窓の向こうには見事な日本庭園が広がります。
温泉浴場は大浴場や御湯殿など合計5ヶ所。中でも御湯殿は江戸時代から使われているもので、青森産のヒバをふんだんに使っています。また4種類の源泉を引き込んでいるため、様々な効能が期待できます。お料理も近くの陸奥湾で獲れた新鮮な魚介類がメイン。
本陣の宿 柳の湯の魅力
「本陣の宿 柳の湯」最大の魅力はやはり温泉です。4種類もの自家源泉から引いており、お湯の温度も73度前後とやや高め。ただし高い分、保温効果も抜群なため、普段から冷えに悩む方におすすめです。特に雪も降る厳しい冬に入ればよりほっこりした気分に。また神経痛・筋肉関節痛・婦人病・疲労回復にも効果が期待できるため、心身の疲れをほぐすにはおすすめです。5ヶ所ある浴場もお湯と並んで魅力的。特に御湯殿は250年もの歴史を誇り、青森で獲れたヒバの木の香りが漂います。また大浴場や泡風呂などもあるため、様々な種類の浴槽を巡れるところもポイント。
宿の客室は間取りが8畳の純和風。落ち着いた雰囲気を醸し出しているため、のんびりくつろぐのにうってつけです。外には浅虫温泉一帯の豊かな自然のほか、庭先の日本庭園も。特に日本庭園は伝統にこだわった造りのため、江戸時代さながらの風情な趣を今も感じられます。御湯殿での湯浴みと合わせて、往時の殿様気分に浸ってみるのもありですよ。
宿が陸奥湾に近いこともあり、お料理も陸奥湾から水揚げされた新鮮な魚介類をメインに使っています。ホタテや花見蟹など青森を代表する海の幸を、料理長自ら季節に合わせて腕によりをかけているのが魅力。地酒とも相性が抜群なので、ぜひお酒とともに味わってみて。ちなみに料理は客室でいただけるので、内輪で楽しく盛り上がりながら食事ができます。
■住所:青森県青森市大字浅虫字山下236
■チェックイン/チェックアウト:15:00~17:00/10:00
■アクセス:青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩約6分(無料送迎バス運行)/青森空港より車で約35分/青森フェリーターミナルより車で約31分/青森自動車道青森東I.C.より約12分、第二みちのく有料道路青森市側料金所より車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:http://yanaginoyu.com/2020/06/258
宿屋つばき
「宿屋つばき」は青森市から電車で20分弱の浅虫温泉にある宿です。駅からも徒歩1分、高速道路の青森東インターからも10分で来られるため、アクセスに優れています。「浅虫温泉にあるちゃっこい(小さい)宿」がコンセプト。温泉宿の原点に立ち返り利用客が落ち着いたくつろげる場を目指しています。
客室はシングル・ダブル・和室の3タイプがあり、いずれも落ち着いてくつろげる造りです。和室以外の部屋はベッドもあるため、ベッド派の方も安心して過ごせます。また大浴場では浅虫温泉の源泉かけ流しのお湯が。肌触りが良く美肌効果があることで評判です。お食事はスパイシーカレーが名物。20数種類ものスパイスを使った本格派で、原料にも青森のりんごや野菜を多く使っています。
宿屋つばきの魅力
「宿屋つばき」は素朴さが売りの宿。浅虫温泉駅のすぐ近くに、3階建ての落ち着いた佇まいで立っています。客室も全体で15室で定員も60名と小ぶりで、日常の騒がしさから離れて過ごせますよ。また料金も比較的安く、予算抑えめで泊まる際にもおすすめ。客室はシングル・ダブル・和室の3タイプを用意していて、基本的に和室の造り。床には畳も敷かれているので、まるで実家に帰って来たようにのんびりできます。和室には敷布団、ほかのタイプはベッドが用意されているのでお好みでどうぞ。ちなみに3階海側の客室が非常に人気で、外には浅虫温泉を代表する風景・湯の島がぷっかり浮かんでいるのが魅力。
「宿屋つばき」でぜひ入っておきたいのが源泉かけ流しの大浴場。泉質は無色透明さと肌触りの良さが特徴の含石膏弱食塩泉です。ナトリウムイオンとカルシウムイオンも多く含んでいるので、美肌効果や保温効果が期待できる点でも評判です。ちなみに大浴場以外に貸切風呂・足湯・ごろ寝処もあり、ごろ寝処では腰痛や膝の痛みにも効果が期待できます。特に日頃から仕事や競技などで体を動かすことが多い方には大変おすすめです。
1階にはスパイシーカレーを専門にする喫茶店が。泊まる際も夕食付プランでスパイシーカレーが付いてきます。スパイシーカレーは20数種類もの多様なスパイスを使い、玉ねぎと合いびき肉を使ったもの。スパイスには青森りんごや県内産の野菜もふんだんに使われています。トッピングも多く用意していて、中には青森の海で獲れたホタテやアワビも。特に寒い時期に味わえば身も心も温まること間違いなしです。なおカレーを相がけで掛けて味わえるため、ぜひ楽しんでみて。
■住所:青森県青森市大字浅虫蛍谷25
■チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
■アクセス:青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩約1分/青森フェリーターミナルより車で約40分/青森自動車道青森東I.C.より車で約10分、みちのく有料道路青森市側料金所より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/20710/20710_std.html?l-id=pc_coronadetail#id_article_dtlTblTtl
野の花 焼山荘
「野の花 焼山(やけやま)荘」は奥入瀬渓流の近くにある温泉旅館。先程ご紹介した「星野リゾート 奥入瀬渓流渓流ホテル」から少し東に行った場所にあります。建物は総畳敷きで、全体的に青森産のヒバの木が使われています。客室は全部和室で、部屋数も22室のみなので落ち着いた気分で過ごせますよ。
浴場は男女交代制で内風呂と露天風呂が1ヶ所ずつ。趣も異なるため、滞在中に様々なお風呂を楽しめます。お湯も肌に優しい猿倉温泉の源泉かけ流しで、体を温めてくれるのがポイント。お食事は夕食に青森県の食材をたっぷり使った会席料理が、朝食に体が温まるお膳スタイルの料理がいただけます。
野の花 焼山荘の魅力
「野の花 焼山荘」は心遣いが行き届いているのが魅力。スタッフが部屋を訪れるタイミングもお食事の用意と布団を敷く際など必要最低限のため、気を遣わずに過ごせます。また奥入瀬渓流にも近い自然豊かな場所にあり、部屋数も22室と少ないために騒がしさと無縁でいられるのもポイント。日常生活で疲れ切った心身を癒すにはうってつけの場所です。
客室は全部で4タイプあり、間取りや定員も部屋によって様々。カップル・友達グループ・家族などで訪れた際も対応してもらえます。ちなみにベビーバス・ベビーチェア・哺乳瓶の消毒セットなど赤ちゃん向けのグッズも借りられるので、赤ちゃん連れのママにとっても便利です。
当旅館に泊まる際の大きな魅力が温泉浴場。猿倉温泉の源泉かけ流しで、肌への刺激が少ないのが特徴です。またお湯の温度も43度と少し熱めである分、体を芯から温めてくれます。たっぷり雪が降る時期に入れば、お湯の熱さでリフレッシュすること間違いなし。また湯気の力で肌がしっとりするので、美しさを磨きたい女子などにおすすめです。ちなみに浴場は男女別に内風呂と露天風呂が1ヶ所ずつで趣も異なります。時間によって交代するため、1日で4種類のお風呂を楽しめるのが魅力。加えて内風呂は青森ヒバの香りが豊かである一方、露天風呂では季節に応じて桜や雪景色などを堪能できるのもポイントです。
お食事は郷土料理の持ち味とモダンを融合させているのが特徴。夕食にはホタテとウニを使った釜飯・川魚のお造り・県内産黒毛和牛のプチサーロインステーキなど、青森の食材にこだわった会席料理が。盛り付けやお皿の彩りにもこだわっているため、見ているだけで食欲が増します。朝食でも地元の新鮮な食材を使って1品ずつお出しします。体が温まる料理を心掛けているため、1日を元気良く始めるのにおすすめです。
■住所:青森県十和田市法量字焼山64
■チェックイン/チェックアウト:15:00~19:00/10:00
■アクセス:JR八戸駅・青森駅よりJRバス利用、「奥入瀬渓流温泉」バス停下車後徒歩約3分/東北自動車道十和田I.C.より約1時間30分、第二みちのく有料道路下田百石I.C.より車で約1時間30分
■新型コロナウイルス対策情報:https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/14851/14851_std.html?l-id=pc_coronadetail#id_article_dtlTblTtl
おわりに
今回は青森県でカップルや友達での滞在におすすめの温泉宿を10ヶ所ご紹介しました。お湯が魅力的なところ・周りに豊かな自然が広がっているところ・オーシャンビューで知られる宿など様々な場所があります。宿によっては青森らしさに浸れるところもあるため、ぜひ印象深い思い出を作りたい時に選んでみては。
青森は全体的に温泉が多く自然も美しいため、カップルや友達と非日常な体験をしに行くのにうってつけです。青森に観光へ出かける時は、今回ご紹介の宿も使ってみてください。
青森県のある東北地方や北隣の北海道にも魅力的な温泉や観光スポットが目白押しです。青森とともに別の地域も回りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。