最終更新日 2022-12-28
「たまには近場とかに軽く旅行に行ってホテルステイを楽しんで、日々の疲れを癒したいな〜。」
そう思っている方にはウェスティンホテル横浜がおすすめです。
横浜は近年様々な施設が新しくオープンしていたり、YOKOHAMA AIR CABINというロープウェイができたりと目覚ましい進化を遂げています。その中でも2022年6月にオープンしたばかりのウェスティンホテル横浜では心も身体もリフレッシュできるステイをすることができます。
今回はウェスティンホテル横浜に宿泊してきたので、実際にどのような体験ができるのかをご紹介していきたいと思います。
記事の目次
ウェスティンホテル横浜の基本情報
「ウェスティンホテル横浜」はみなとみらい駅から徒歩6分の好立地に位置するマリオット系列のホテルです。横浜は記念日の旅行先としても人気が高いですが、関東圏の方にとってはちょっと非日常を味わいたいなというときにもうってつけの場所です。
「ウェスティンホテル横浜」はそんな記念日や非日常を味わいたいというときに最適なホテルです。2022年にオープンしたばかりなので館内の清潔感も素晴らしく、最高のステイになること間違いなしです。
『ウェルビーイング×SDGs』がコンセプトになっていて、館内は緑あふれる空間が広がっています。また、後述しますがステイ中に様々なウェルビーイングやSDGsの体験ができるようになっています。
ホテルの魅力
ここからは実際に宿泊して感じた「ウェスティンホテル横浜」の魅力をご紹介していきます。ぜひご自身のステイの参考にしていただければ嬉しいです。
ホスピタリティ


一つ目に紹介する魅力がホスピタリティ?と思うかもしれませんが、一番感動を受けた点がこの点だったので初めに紹介させていただきます。
チェックインするまで少し時間があったので1階のレセプション前で待っていた際、スタッフの方が声をかけてくださりました。これから宿泊ということを伝えるとチェックイン時間より少し前にもかかわらず「客室の準備ができているので」、とチェックインカウンターに案内していただきました。
また、今回はクラブラウンジも利用させていただきましたが、クラブラウンジのスタッフの方もとても丁寧に案内、対応してくださり、より非日常感が増しました。どのスタッフさんに出会っても気持ちのいい丁寧な対応をしてくださるのは本当にすごいことですよね。
客室で追加のお水や爪切りなど必要なものがいくつかあったのですが、そちらもすぐに客室まで届けてくださりステイ中はなにも不自由なく、良い意味で普段の生活のような安心感もありました。旅行中のホテルでは普段と違う環境になるため、忘れ物をしてしまった際や必要なものが出てきた時など、追加で買ったりしなければいけないこともあるかと思いますが、当ホテルはその心配が少ないため気兼ねなくステイを楽しめるようになっています。もちろん、ホテル側で用意できないものもあるので、全てというわけではないですよ!


また、今回はチョコレートをご用意いただいていました。
レセプションフロア


次にご紹介するのはレセプションです。23階に位置するレセプションからは横浜の街並みを一望できる上、ロビーラウンジではアフタヌーンティーを楽しむことができます。チェックインの前やチェックアウト後に訪れてホテル滞在中の話で盛り上がったりするのも良いですし、綺麗な景色を見ながら写真を撮りあったりするのも素敵な思い出になるはず。
なお、アフタヌーンティーの内容は季節によっても異なるため、どの時期に利用しても新鮮な気持ちで楽しむことができるのもポイントです。
客室


客室は13階から22階の高層階に位置しているのでどのフロアからでも横浜の街並みを眺めることができます。客室自体も広めなのですが窓がとても大きく、天井も比較的高いので部屋の大きさ以上に開放感があります。
ベッドはベッドメーカーの「シモンズ」と共同開発した「ヘブンリーベッド」というベッドが用意されています。コンセプトであるウェルビーイングのうちのひとつ、「Sleep Well – よく眠る」を突き詰めたベッドになっているため普段より快適な睡眠が取れるはず。筆者もぐっすり寝ることができました。ベッドからは大きなテレビでテレビ番組なども見ることができます。


また、客室にはコーヒーマシンと水が用意されています。そしてここにもSDGs要素が。
ボトルの前の紙には“最もサステナブルで、最もおいしい水を”と書かれています。プラスチック削減を意図にこのガラスのリターナブルボトルで提供する、スゥエーデン発祥の「ノルダックプレミアムウォーター」を使用されているようです。近年のSDGsへの関心が高まる中、こういった取り組みを行なっていることは本当に素晴らしいことだなと思います。
ちなみに水は追加でいただくこともできました。最近は美容目的で水を多めに飲む方も増えていますよね。2Lのペットボトルを旅行中に持ち歩くことは難しいですから、客室で追加でいただけたのはとても嬉しい点でした。


客室の魅力はまだあります。
個人的にとてもいいなと思ったのは、このバスルームと洗面台です。まず客室全体もそうなんですがオレンジとグレーで統一されたこの色合いが落ち着いた、シックな雰囲気を醸し出していてとても好みでした。そして水回りの清潔感が本当に素晴らしく、バスタブも広いため心ゆくまでゆっくりすることができました。
なお、ハンドシャワーだけでなくレインシャワーもついているのでいつもと違った気分でシャワーも浴びることができちゃいます。ちょっと海外に来た気分になりますね。ハンドシャワーとレインシャワーは切り替え式ではないので、同時に浴びることもできます。
少しマニアックな話になりますが、洗面所の光の当て方って結構大事ですよね。光の当たり方によって顔の印象は全然変わってくるので、洗面所の光の当たり方が綺麗だとお化粧をする時にテンションも上がりますし、1日の始まりも気分よくスタートできますね。ウェスティンホテル横浜の洗面所は光が鏡を円状に囲むようにして付けられているので洗面所ですら映えます。


夜になると横浜の街並みがキラキラ光り始めます。大きな窓から見える夜景は非日常感そのもの。カーテンを開けたまま眠りについて朝日と一緒に起きるのもいいですね。ヘブンリーベッドで眠りにつき大きな窓から差し込む日差しで目を覚ませばウェスティンホテル横浜の掲げる「ウェルビーイング×SDGs」を存分に体験できている気分になりますね。


SDGsへの取り組みはまだまだあります。ペットボトルの代わりにリサイクルボトルを使っている点を挙げましたが、その他のアメニティも環境を配慮したものになっています。バスアメニティは使い捨てのものは提供しておらず、その他アメニティも必要最低限分を客室にあらかじめ用意しておき、宿泊者の要望等があれば追加で用意するという流れになっています。
クラブラウンジ


続いてご紹介するのはクラブラウンジです。
ウェスティンホテル横浜のクラブラウンジの利用対象者は下記のようになっています。
・マリオットプラチナエリート以上の会員ステータスがある宿泊者
・クラブフロアへの宿泊者
・スイートルームへの宿泊者
筆者はマリオット会員ではないのでクラブラウンジの利用は初でした。ですが、あまりの素晴らしさに感動したほどです。詳しくご紹介していきます。
クラブラウンジはレセプションフロアの1つ下の階である22階に位置しています。そのため眺望は良く、横浜の街並みをクラブラウンジから眺めることができます。


ウェスティンホテル横浜のクラブラウンジは時間によって提供されるものが異なっています。
まずは10:30~17:00のデイスナックタイムから。


筆者が訪れた際にはそこまで人は多くなく、ちらほら人がいるという状況でした。それぞれ、仕事をしている方やゆっくり本などを読んでいる方、それぞれの時間を落ち着いて過ごせる場所なんだなとすぐにわかりました。
また、入って初めに思ったことは思いの外広く開放感がすごいということでした。クラブラウンジも客室同様に窓が大きく作られているのでより広く感じ、快適な空間を作り上げていました。
デイスナックタイムではジュースやコーヒーなど、アルコール以外のドリンクや軽いスナックを楽しむことができます。なかなかバリエーションがあるので、好きなものがないという状況はまずあり得ないと思います。


個人的に少し驚きだったのがこの冷蔵庫の中のジュースたち。トニックウォーター、ジンジャエール、ペプシコーラが缶で冷えた状態で置かれていました。こういうラウンジなどに置いてある缶ジュースが飲みたくなってしまうのは自分だけでしょうか。いつもならあまりジュースは飲まないのですが、つい手に取ってしまいました。


こちらはスナックのコーナー。
ドライフルーツやチョコレート、スナック菓子などが置かれていました。写真では一部量がかなり減っているように見えますが、定期的に補充されている様子だったので、タイミングが悪かったようです。ジュースとドライフルーツを持って少しお仕事をしていましたが、程よく静かな空間でリラックスできるのでかなり集中できました。


続いてはカクテルタイムです。
カクテルタイムは週末などの混雑時には2部制を採用していて、私が訪れた際も2部制でした。チェックインの際に17:30~19:00の1部か19:30~21:00の2部どちらが良いか聞かれるので、そちらで希望を言っておくと、そちらで案内していただくことができます。提供内容は変わりません。
このクラブラウンジ、夜にはご飯ものやアルコールも提供しているのでほとんど夜ご飯と言っても過言ではないくらいでした。実際、スタッフの方と事前にお話しさせていただいた際も「ラウンジに行かれる方はラウンジで済ませることも少なくない」と仰るほどでした。
ビールやワイン、モクテルなども提供されていました。スタッフの方に言うとお酒を注いでくれますよ。


おつまみコーナーです。なかなかの量ですよね。おつまみの王道であるチーズやハムはもちろん、サラダやパンもあります。


反対側はこんな感じ。こちら側には炊き込みご飯やグリルなどもあります。正直これで十分な方は結構いる気もしました。笑
日本ではラウンジと言ってもちょっとしたおつまみだけが置いてあるイメージでしたが、こんなガッツリ提供されているので大満足でした。ここで夕食を済ます方もいるのか、皆さん各々食べて飲んでをしている感じでした。


こちらは朝食の時間です。
朝食は館内のレストランでも提供されているのですが、朝食付きではない方でクラブラウンジを利用できる方はぜひクラブラウンジで朝食を食べてみてはいかがでしょうか。夕食に引き続きここがメインの朝食会場だと思ってしまうほど満足感のあるメニューが並んでいます。和食から洋食まで、ほぼバイキングのような感覚ですね。
ここまでは自分が実際に体験できたものの魅力でした。
ここからは体験はできなかったですが、体験してみたい・ホテルの推しであるコンテンツをご紹介します。
レストラン
館内にレストランは5つあります。どれもウェスティンホテル横浜の掲げる「ウェルビーイング」を体現したレストランとなっているので、好みのジャンルで選ぶのもいいですね。


まずは、フランス料理から。
カジュアルフレンチを提供する「ブラッスリー・デュ・ケ」では、朝食、昼食、夕食をいただくことができます。港町である横浜の特徴を活かした食材を用いた料理や、地元神奈川でとれた食材を取り入れて作られる料理はどれも舌鼓を打つほどです。オープンキッチンがあるのでシェフが目の前で料理をしてくれますし、視覚的にも楽しめる工夫が施されています。


続いては日本料理。
創作和食料理を提供する「喫水線」では『ひとひねり加えた創作和食』をテーマとしており、日本の美しい自然である海、川、野原、森によって育まれた食材を使用しています。昼食と夕食の時間で営業しており、コース料理やアラカルト、季節限定メニューも提供されているのでぜひご自身の好みに合った「ひとひねり加えられた創作和食」を楽しんでみてください。


お次はグリル料理。
グリル料理を提供する「アイアン・ベイ」では夕食のみ提供されています。アイアン・ベイではコース料理が用意されており、グリルとワインの組み合わせが好きな方にとってはたまらない場所です。用意されているワインの種類も豊富で、お好みのワインを楽しめること間違いなし。
バー


レセプションと同じフロアに位置する「コード・バー」ではホテル最上階の美しい夜景に囲まれながら、おしゃれなカクテルを楽しむことができます。こちらのバーでは神奈川各名所の郵便番号に紐づいたシグネチャーカクテルを提供しているので、パートナーと行ったことのある場所のシグネチャーカクテルを楽しむこともできます。会話も自然と弾むこと間違いなし。
ウェルネスフロア


最後にご紹介するのはウェルネスフロアです。残念ながら私は水着を忘れてしまったので入ることができなかったのですが、宿泊客の方は無料で(2023年1月5日より有料となります)利用することができる屋内プールや24時間営業のフィットネススタジオが併設されています。プールは健康にもいいとされており、このフィットネススタジオはウェスティンホテル横浜のウェルビーイングを体現する1つでもあります。
フィットネススタジオに関しては24時間営業していますし、どれもウェスティンホテル横浜の魅力を語るには欠かせないものですので、ぜひ一度のステイに一度は利用してみてはいかがでしょうか。なお、ご利用を希望される際は水着をお忘れずに。
おわりに


いかがでしたでしょうか。総じてとても素晴らしいホテルで、とても満足感の高いステイを体験させていただくことができました。横浜という好立地ですし、2022年6月にオープンしたばかりなので関東圏の方はぜひ今のうちにステイを検討されてみてはいかがでしょうか。