福岡県第二の都市、「北九州市」にある門司港は焼きカレーや門司港レトロ、モダンレトロな建物が有名です。九州最北端の港町リゾートと非日常を味わえる観光にピッタリで、ちょっと足を伸ばして関門海峡を車で渡ると山口県下関市にもいくことが可能。
1泊2日でも十分に楽しめる門司・下関の観光の拠点にとてもおすすめなプレミアホテル門司港をご紹介します。
記事の目次
プレミアホテル門司港の基本情報
プレミアホテル門司港はJR門司港駅から徒歩数分という立地にあるデザイナーズホテル。本州と九州を結ぶ関門海峡が見え、門司港レトロなどの港町のレトロな雰囲気も味わうことができます。
観光での宿泊利用の他修学旅行生の宿泊先になっていたり、結婚式のチャペルもあったりとたくさんの方がいろんな用途で利用されています。
ホテルの魅力
今回は、門司・下関の観光の拠点として実際に宿泊した「プレミアホテル門司港」の魅力を紹介していきます。
次の福岡旅行を計画されている方の参考にしていただければ嬉しいです。
プレミアホテル門司港の外観


九州最北端の港町にあるプレミアホテル門司港は、1998年にイタリアの建築家アルド・ロッシが生涯最後に設計したホテルで門司のサメをイメージしたもの。


丸い窓が目に見えるような造りになっており、その窓があるお部屋はなんとスイートルーム!
お部屋からの眺望はレトロ街側と海峡側の2つあります。
晴れている日中も、薄暗くなった夕方も真っ暗になった夜も美しい景観です。
プレミアホテル門司港のエントランス


ホテルの入口を入ると目の前には大きな階段があります。滞在した時はクリスマス時期だったので大きなツリーと可愛いぬいぐるみが目を引きました。宿泊者向けの駐車場は地下にあり、エレベーターでフロント、お部屋まで直結しています。
プレミアホテル門司港のロビー


エレベータを降りてすぐ、階段を登って左に進むとすぐにフロントが見えてきます。黒と白のタイルに目を奪われますが、窓からさす明るい光に、奥に見える青い海、とても開放感があり気持ちが良いです。


宿泊される方だけではなく、結婚式に参列されるゲストの方等も利用されていました。
ロビーからは関門海峡やブルーウィングを望むことができます。
プレミアホテル門司港の客室


客室は2フロアから構成されており、関門海峡や門司港のレトロ地区の景観風景と調和した色味や雰囲気が異なる個性的なお部屋のスタンダードフロアと、豪華客船で旅をしているような非日常空間を味わえるプレミアフロアがあります。
スタンダードフロアの客室はダブルルーム、ツインルームのほか和室(ジャパニーズモダンルーム)やスイートルームの5種類があり、プレミアフロアの客室はデラックスツインとスイートルーム4種類のお部屋の構成。
全客室共通なシモンズベッドはフッカフカでぐっすり眠れます。空気清浄機やセパレートパジャマも完備されています。
プレミアフロアの客室ではそのほかに、ダイソンドライヤー、3点独立の浴室、ミネラルウォーターのサービスがあり、通常11時のチェックアウトも12時のレイトチェックアウトが可能です。
ゆっくりと過ごしたい方はプレミアフロアの客室がおすすめです。


今回宿泊したのは2018年2月に新設された「プレミア海峡デラックスツイン」というお部屋。薩摩焼のランプや、鏡には有田焼の柿右衛門の模様をあしらうなど細かいところまで配慮されたデザインになっていました。
豪華客船をイメージされているだけあって、クッションや窓から見える景色は船の上そのもの。家族で宿泊したのですが、大人2人と子供(2歳)で十分すぎる広さでした。スーツケースなどは玄関のクローゼット前に置きスッキリ。


プレミアフロアの特徴の一つでもある、3点独立の浴室。大きな洗面台にはアメニティやダイソンのドライヤーがあります。広い洗面台ほど使いやすいものはない上に、トイレとバスタブも広々でした!


バスグッズのアメニティのほか、ミネラルウォーターやポット、コーヒー、紅茶などの飲み物と、ワインオープナー、冷蔵庫が用意されています。氷は違うフロアでもらいに行くことができます!




部屋からの景色


こちらの大きな窓からは山口県の下関側がよく見えます。小さな船から大きな船まで1日に約700隻もの船が往来するそうです。


日本で唯一の歩行者用の橋、ブルーウィング門司。1日に6回、船が通るために開閉するのですが、開くのに約4分、閉じるのに約8分かかります。近くで見るのも迫力があり良いですが、お部屋からの眺めも違う雰囲気で楽しめます。ブルーウィング門司は開閉後、一番に橋を渡ったカップルには幸せが訪れると言われている恋人の聖地で、宿泊した日は結婚式の撮影が行われていました。
夜の景色


夜のブルーウィング門司はライトアップされてとても綺麗です。関門海峡も見えます。
お散歩をされている方もいてとても気持ちよさそうでした。
門司港レトロのシンボル旧門司税関


赤煉瓦の古い建物は旧門司税関。昭和初期ごろまで税関庁舎として使用されていた建物で、現在も港のシンボルとして多くの方が訪れています。吹き抜けの広々としたエントランスに、レトロカフェや広報展示室があります。こちらも窓から眺めることができ、豪華客船から見えるレトロはまさに非日常。
プレミアホテル門司港の朝食


プレミアホテル門司港の2F(ロビーのフロアと同じ)にはイタリアンレストランやステーキハウスの会場があり、朝食は「Buffet farmers」でいただきます。


入り口で検温と消毒をした後、席へご案内していただきます。席も海峡側とレトロ側で分かれていて、好きなところに座ることができます。コロナの感染対策もしっかりされています。


朝からスパークリングワイン!?


朝から贅沢にリゾート気分を味わえるようにとスパークリングワインのサービスがあります。アルコール入りなので、車で運転する方は飲めないですが、とても嬉しいサービスです♪
福岡の名物の他、下関のフグや門司港名物もいただける!


旅の楽しみの一つ、プレミアホテル門司港の朝食は、厳選された食材がたくさん使われています。博多名物の明太子や筑前煮、フグのお味噌汁などご飯がすすむおかずが多く、サラダや果物、焼き立てパンも充実していました。門司港名物の焼きカレーも美味しかったので、ぜひ食べてほしいです。


焼き立てパンのほか、マフィンやドーナツなどもありました。
子供向けのお皿やスプーンなどは入り口入ってすぐのとことにあります。


プレミアホテル門司港の朝食では、ライブスタンドもぜひ試して欲しい!
滞在時にはデザートのクロッフル(クロワッサンをワッフルにしたもの)をリクエストできました。目の前で作られていく様子を見るのは楽しいですよね。


アイスやシャーベットの数、ジャムやチョコソースなどを選んでお伝えするとこんなふうに素敵に仕上げてくださいます。
ライブキッチンは宿泊する時期により色々変わるようです。公式HPのライブキッチンスケジュールに内容が記載されているので、併せてチェックしてみてください。
プレミアホテル門司港のお土産


プレミアホテル門司港のフロントでは、プレミアム焼きカレーを購入することができます。
門司港名物の焼きカレーをホテルメイドに仕上がったオリジナルカレーです。
自宅に帰ったきた後にも思い出に浸れる一品です。
1箱5個入り(税込)3,240円です。


そのほかにも、小倉織で作られたエコバックやポーチなどが販売されていますので、ぜひお手に取ってみてくだい。
プレミアホテル門司港の周辺


プレミアホテル門司港周辺は、歩いて散策することをオススメします。レトロな街並みや、関門海峡などいろんな角度から見える景色をぜひ楽しんでください。
門司港レトロや海峡プラザではいろんなイベントが行われています。


カップルや女子旅、ファミリーなどどんな旅のかたちにもオススメのホテルです。九州最北端の港町リゾート門司港に訪れる際はぜひプレミアホテル門司港で贅沢な一時を…!
■住所:福岡県北九州市門司区港町9−11
■アクセス:(車)九州自動車道「門司I.C.」より約8分(JR)JR「博多」駅より約35分
博多駅→小倉駅(新幹線:約17分)→門司港駅(JR:約15分)より徒歩:約2分