最終更新日 2023-01-19
みなさんは日々の疲れをどう癒していますか?
忙しない日常の中、しっかりとリフレッシュすることはできているでしょうか。
それぞれの状況の中で、心も体も疲れてしまうこともあるはず。
たまには少し気分を変えて、心にも体にも癒しをプレゼントしませんか?
普段の日常とは一味違う『非日常』を体験できるコスパの高いホテルをご紹介します!
記事の目次
『まちと旅人の交差点』ランダバウト東京


まずは『ランダバウト東京』の基本的な情報からご紹介します。
ランダバウト東京(LANDABOUT TOKYO)とは?


まず初めに、ランダバウト東京を紹介するためには欠かせない、ホテルが佇んでいる『鶯谷』について軽く紹介します。
鶯谷は妖艶な雰囲気を持ちつつ、下町としての活気やどこか懐かしい感覚も味わえる東京都内のまちです。
山手線沿線上ではあまり降りることがない駅として有名だとか。もしかしたらまだみなさんも足を踏み入れたことがない場所かもしれません。
ですがこの鶯谷には、興味深い魅力がたくさん詰まっているんです。
『ランダバウト東京(LANDABOUT TOKYO)』があるのはそんな下町、鶯谷です。
JR山手線『鶯谷』の南口から徒歩3分に位置するこのホテルは2020年1月16日にできた築2年のホテルでかなり新しく、近年は若い女性の間で『韓国っぽい!』『おしゃれで可愛い!』と話題になっています。SNSをよく使う人は、円形のネオンサインを目にしたことがある人もいるのではないでしょうか?
SNS映えすると有名なランダバウト東京ですが、映えだけではない魅力的なコンセプトがあるんです。
『過去と未来、まちと旅人の交差点』
ランダバウト東京が掲げているコンセプトです。一体どういうことなのでしょうか。実際にホテルの方に伺ってみました。
『過去と未来、まちと旅人の交差点』コンセプトの意味とは?


鶯谷という町は昔ながらの喫茶店や銭湯、スナックやラブホテルなど歴史を感じる建物も多くありながら東京の近代化によって生まれたおしゃれな建物も混在するディープなまちです。
ランダバウト東京はそんな『過去』と『未来』をつなぐ場所でありたいという願いがあります。
また、このホテルが建つ前は銀行があった土地だったそう。かつては銀行として地域の人が訪れる場所だったこともあり、そこに建てるホテルは遠方や海外から来る人はもちろん、地域の人にも愛される場所でありたいという願いがあったそうです。


施設名である LANDABOUTの名称は「Roundabout (= 環状交差点)」をモチーフにした造語だとか。どこからともなく集まり一時的に滞留し、それぞれの目的地にむかって出発していく。 Roundaboutは、一期一会の出会いを生んでいくホテルと似ていることからうまれた名前だそうです。
ホテルのレセプションはそういった環状交差点をイメージし、ホテルの案内から鶯谷のまちのディープな情報まで案内をしてくれます。
また、このネオンサインは『a little bird told me』(訳:風の噂で聞いた)と書かれています。
この言葉には、『この場所が徐々に風の噂で知れ渡って色んな人に来てほしい』という願いが込められています。
細部までこだわり抜いて作られているので、ぜひ注目してみてくださいね。
ランダバウト東京のおすすめポイント


コンセプトを知るとここからご紹介するおすすめポイントでも気づくことがたくさん出てきます。
ランダバウト東京のおすすめポイントをたっぷり紹介します。
まちの温度感を投影して作られたお洒落な内観


ランダバウト東京と言えばパステルカラーやネオンサインが可愛い内観!と思う方もいるのではないでしょうか。実はこの内装、まちの温度感を伝えるために周辺地域から抽出された色を用いているそうです。
鶯谷駅南口からホテルに向かう途中にある陸橋の色も多く使われています。ぜひ注目してください。
圧倒的なコスパ


次におすすめしたいポイントは圧倒的なコスパフォーマンスの良さです。
日によって変わるそうですが、実際に私が宿泊したコンパクトダブルルームは1人で宿泊する際は約6,800円〜宿泊できます。また、2人で宿泊する際は1人約4,800円〜で宿泊できちゃいます。驚きなのはどちらも朝食つきの値段だということ!
大切な人や友人との非日常体験にもってこいではないでしょうか。


宿泊プランや客室タイプが豊富で用途に合わせたステイが出来る


ランダバウト東京には169室の客室が用意されていて、プランも豊富です。そのため、用途に合わせたステイをすることができます。
例えば、都内にしては珍しく4人で宿泊できるコネクティングルーム(文字通り客室を繋げて作られた3~4人に適した部屋)があったり、最大5人で宿泊できる家族や友人と広い客室で宿泊できるファミリールームがあります。


また、『デラックスツインルーム』と『スーペリアクインルーム』の客室からはスカイツリーが一望できます。バルコニーで風を浴びながら見ることができるスカイツリーに、非日常感が際立つこと間違いなし。
プランに関しては、アニバーサリープランが特に人気なのだとか。
併設レストラン「LANDABOUT Table」のアニバーサリープレートが付いたプランで、お部屋で友人や大切な人と特別な時間を過ごしたい方にぴったりのプランですね。
最近では『Lulu Kushel. ナイトブラ付きレディースプラン』というLulu Kushel.のナイトブラが貰える女性に嬉しいプランや、開業2周年を記念して販売されていてオリジナルサコッシュバッグやスペシャルウェルカムドリンクがいただける『LANDABOUT 2周年記念プラン』なども販売されています。
時期や季節によってイベントやプランが提供されているので、何回宿泊しても飽きない体験を経験することができます。
おしゃれな内観に加えて季節感を味わうことができるホテルは気分も上がりますし、日常とは少し違う体験ができるので本当におすすめです!
ランダバウトテーブル


まだまだ魅力の紹介は続きます。
次は、ホテルの1階にあるカフェバー兼レストランの『ランダバウトテーブル』です。宿泊者以外の方も使用できるこの場所は、カフェカウンターとバーカウンターが別々であり、どちらもかなり本格的です。
カフェではコーヒーをはじめとした、リラックスできたりお仕事のお供になるような飲み物を提供しています。


また、バーではビールからカクテル、シーズナルドリンクまで多くの種類の中から好きなお酒を楽しめます。
今回私はジントニックとウォッカのロックをいただきました。ハッピーアワーもやっていて、お酒が好きな人にとってはこういったバーがあることがちょっと嬉しかったりしますよね。


朝食付きプランにしたので朝1階に足を運ぶと、カウンターには面白い光景が広がっていました。
Stepがいくつかに分かれて具材を選ぶような形になっていました。
『make your original breakfast』(自分だけの朝食を作ろう!)というテーマでパンに挟む具材を選んで、自分だけの朝食を作ることができるこのサービスは、自分好みの味にでき楽しみながら優雅な朝を迎えることができ満足でした。
また、飲み物も『カフェラテ・コーヒー・紅茶』から選ぶことができます。ラテを選べることがちょっと珍しいですよね。かなり嬉しいサービスでした。
ルーフトップから見える景色


最後にご紹介するのはテラスから見える景色です。
宿泊者のみが使用できる15階のテラスからは、スカイツリーをはじめとした東京の夜景を眺めることができます。
ホテルの方がおすすめしてくれましたが、ベンチが置かれているので、そこに座りながらランダバウトテーブルでテイクアウトしたドリンクを楽しむのもいいですね。
朝にはスカイツリー側から日が上るので、夜も朝も訪れてリラックスしてみてください。
実際に宿泊した感想


実際に宿泊してみて感じたことは、見える部分も見えない部分もとても細部まで拘っていて、洗練されているなということでした。
正直、私も宿泊させていただきホテルの方のお話を聞くまでは、『韓国っぽいおしゃれなホテル!』という印象でした。ですが、話を聞いてみると鶯谷というまちにフィットするようにどこまでもこだわっていて、そういったお話を聞くことでよりステイが楽しくなりました。
また、ホテルスタッフの方々やレストランスタッフの方々がとても暖かく、アットホームな空間を作り上げていたのも、恐らくランダバウト東京というホテルを作る上で欠かせない要素なんだなと感じました。
「また来たら、違う発見があるかも知れない。」
そう思わせてくれるような、とても楽しいホテルでした。
周辺スポット
最後にスタッフの方が教えてくれたホテルから徒歩5分程の距離にあるカフェに訪れました。
レボン快哉湯


築90年超の銭湯である「快哉湯」を改装して誕生したカフェです。
こちらのレボン快哉湯のコンセプトは『記憶をつなぐカフェ』。
実際に中に入ってみると、銭湯としての名残が強く残っていました。


私も番台があるような伝統的な銭湯は小さい頃何回か訪れたことがありましたが、どこか懐かしい気持ちになり、コーヒーと一緒にこの空間を存分に楽しむことができました。
こういった銭湯に訪れたことがある方は、その頃の記憶を、まだ訪れたことがない方は想像を膨らませて想いを馳せてみるのも、素敵な時間の過ごし方になりますね。
ランダバウト東京で素敵な時間を♪


いかがでしたでしょうか。
おしゃれなだけではない、いろいろな想いがこめられたランダバウト東京の魅力はまだまだありますので、ぜひ一度ご自身で足を運び、鶯谷の雰囲気を合わせて楽しんでみてくださいね!
TOP photo: Hajime Kato TOP写真:加藤甫