最終更新日 2021-10-28
2020年、菅首相が言及したことで注目を浴びることになった「ワーケーション」という新しい働き方が少しずつ企業で採用され始めています。
「Work×Vacation」。
休暇を楽しみながら、好きな時に仕事をする。
そんな働き方を実際にやってみよう!と、株式会社attaのインターン生が『OMO5東京大塚 by 星野リゾート』で、実際にワーケーションを体験してきました。
実際に体験してみて感じたことやメリット・デメリットを綴ったこの記事が、ワーケーションを既に導入している会社や検討している会社、またはその従業員の方々の参考になればと思います。
ワーケーションそのものに関する詳しい情報はこちらの「ワーケーションとは?」をご覧ください。
記事の目次
『OMO5東京大塚 by 星野リゾート』とは?


『OMO5東京大塚 by 星野リゾート』」は星野リゾートが展開する都市観光ホテルです。大塚駅から徒歩1分の好立地で、周りにも居酒屋やご飯屋さんなどが充実しています。当ホテルだけでなく、その近所の魅力をもっと知ってもらおうと、様々な取り組みもしている点がとても好印象です。ホテルのスタッフが近所をガイドしてくれるツアーもあったりします。
また、さすが星野リゾート系列のホテルだけあって、デザインがとてもおしゃれでした。
ロビーから部屋まで、洗練されたデザインに囲まれてモチベーションも上がります。


ホテルが入っているビルの4Fはフロント兼パブリックスペースにもなっており、そこで作業している方もよく見られます。パブリックスペースに関しては、次の項で詳しくご説明します。
OMO5東京大塚 by 星野リゾートに関するさらに詳しい情報はこちらのOMO5東京大塚 by 星野リゾートのHPを参照してみてください。
都内ワーケーションにおすすめだと言える理由


まず、そもそもワーケーションが「ワーク×バケーション」ということを考えると、「しっかり休む/楽しむことができる」ことと「快適に仕事ができる」ことが大前提です。その点で、このOMO5東京大塚 by 星野リゾートは素晴らしい場所と言えるでしょう。遊び心に溢れたデザイン、都電など趣のある街並み、バリエーション豊富な食事処の数々は都心の喧騒とは少し違った、充実したバケーションにしてくれます。


今回私が宿泊させていただいたのはYAGURA ルームというロフトベッド付きの部屋でした。深い青を基調にした壁に、贅沢にヒノキと畳を使ったデザインは落ち着いた雰囲気を出しつつもどこかワクワクするような部屋でした。私は一人で宿泊しましたが、正直にいうと少し広かったです。(笑)友人やパートナーと二人ぐらいで宿泊されるとさらに楽しいかもしれませんね。清潔感もあり、バケーションと呼ぶにふさわしい、リラックスできる空間でした。


また、作業環境(ワーク)の面でもおすすめすることができます。まず、宿泊客はパブリックスペース(ホテル4F)を24時間使用することができます。このパブリックスペースはとても優秀で、
・併設されたカフェでドリンクやフードを購入できる
・コンセント付きの席あり
・席はソファやカウンターテーブルなどバリエーション豊富
・Wi-fi完備(上り35.5 mbps 下り78.4 mbps)
・ウォーターサーバーあり
などの特徴があります。
atta上でOMO5東京大塚 by 星野リゾートの値下がり情報を見る。


OMOカフェと呼ばれるカフェではドリンクやフードを購入可能です。夜になればバーとしても活躍。ネットワーキングができる場所にもなります。様々な方と交流をして見るのも旅の楽しさの一つです。
※コロナウイルスの影響で一部販売を中止している可能性があります。詳しい情報はこちらを参照してみてください。
また、私もそうでしたが、充電しながら作業したい方もいると思います。そんな方はカウンターテーブルかカフェ近くにある長テーブルにコンセントが付いていますので、そちらをご利用ください。このパブリックスペースは、席のバリエーションが豊富であるため、体勢を変えながら作業に取り組めるのも嬉しい点です。
また、もちろんですがWi-fiも完備されています。パブリックスペース内での電話やオンライン会議は禁止されているため、基本は静かに作業することができます。周りの雑音なく作業できることはとても大事ですよね。


そして、このご時世気になるのが混雑度。私は朝10:30ごろからパブリックスペースで作業していましたが、朝は空いていて好きな席で作業することができました。2日目はお昼にも利用したのですが、お昼だと少し人が多い印象でした。
ですが、「席が一つもない」「密になる」という状況には、あまりならないとは思います。


もしパブリックスペースでの作業に飽きたら、eight days caféという、同じビルの1Fにあるカフェで作業することも可能です。このカフェはランチやディナーの場所としても優秀なのでOMO5に宿泊する際にはぜひチェックしてみてください。eight days caféだけでなく、OMO5の周りにはスターバックスやExcelsior Caféなどもあるので、作業する環境で困ることはないでしょう。


また、これはワーケーションにはあまり関係ないのかもしれませんが、ホスピタリティが本当に素晴らしかったです。1日目、10:30ごろにパブリックスペースに着くと、宿泊するかどうか聞かれ、「はい」とお答えしたところ、名前を聞かれました。
「宿泊客のリスト確認かな〜」と思っていましたが、
「〇〇様ですね。お部屋の準備ができましたら早めにご案内させていただくこともできますので、その際にお声かけいたしますね。」と伝えられました。
実際、本当は15:00チェックインなのですが、14:00過ぎにはチェックインさせていただくことができました。こうした星野リゾートの隅々まで行き届いたホスピタリティが一流たる所以だなと思いました。宿泊する側としてもとても気持ちがいいですよね。
こういった点も、ぜひ宿泊してほしい要因の一つとなっています。
ここが物足りなかった…!


そんなこのホテルにも2点ほど気になった点がありました。しかし、これらはホテルの意図的なものだと思います。そちらを念頭に入れていただいた上で読んでいただければ幸いです。
1. 無料アメニティが少ない


私も実際に部屋に入って気づいたのですが、他のホテルよりアメニティがだいぶ少ないことに気づきました。
タオルやドライヤーなどはありますが、以下のものに関しては5Fの自動販売機やフロントで購入しなければいけません。
・クレンジングオイル、化粧水や乳液などのスキンケアアイテム
・インスタントのお茶やコーヒー
・スリッパ
・お水(パブリックスペースで飲むことはできます。)
・ルームウェア(4Fでレンタル可 ¥200)


私が宿泊した部屋が半分畳になっているので、スリッパは必要ありませんでした。しかし、スキンケアアイテムなどは事前に知っておかないと持っていくのを忘れて追加で料金が発生してしまうため、注意が必要です。
2. 部屋にデスクはない


私が宿泊したYAGURA ルームはデスクがありません。部屋のデザインはとても可愛いのですが、「部屋でも絶対仕事したい!」という方はもう一つのSingle ルームがおすすめです。そちらの部屋にはデスクがついています。自分の足にPCを置いて作業することに慣れていないため、私は基本パブリックルームで作業していました。


先ほども述べたように、こういった点は意図的だと思いますが、個人的には少しだけ不便にも感じました。しかし逆にいうとこれ以外に気になった点はありません。パブリックスペースが本当に快適なので、そこでは作業に集中し、部屋はリラックスする場所と決めていました。
バストイレも別でそれぞれ清潔感がありますし、デスク以外の点では部屋は申し分ありません。
ぜひ一度宿泊していただきたい、おすすめのホテルです。
ワーケーションした際のスケジュールは?


今回は少し短いですが、1泊2日でワーケーションをさせていただきました。ワークの比率が多めですが、それでもリラックスして業務に取り組むことができたので、充実したワーケーションライフを送ることができました。当日のスケジュールをご紹介させていただきます。
<1日目>
10:30 ホテルに到着。パブリックスペースで業務開始
14:00 チェックイン
14:15 ランチ
15:00 パブリックスペースで業務再開
19:00 テイクアウトし、部屋で夜ご飯
21:00 部屋で少し作業
22:45 好きに過ごす
25:00 就寝
<2日目>
8:30 起床
9:30 部屋で業務開始
11:00 パブリックスペースへ移動
13:00 ランチ
14:00 パブリックスペースへ戻り、業務再開
19:00 業務終了


こう見るとかなり「ワーク」に時間を使っている気もしますが、作業をしていると時間が過ぎるのは一瞬です。
それくらい素晴らしい環境で集中して作業をすることができました。
周辺のおすすめランチスポット


仕事をすると言っても、「バケーション」でもあるので美味しいご飯は欠かせません。
「でも、あまり遠くまで行ってしまうのも勿体無いから近場でいいとこないかな。」
そう思っている方のために、ネットで評価の高かったお店と実際に行っておすすめできるお店を紹介します。
1. OMOカフェ


本記事で何回も出てきているパブリックスペース(ホテル4F)にあるカフェ。メニューこそそんなに多くないものの、ホテル内にあるということでアクセスは抜群。時間も効率的に使いたいという方におすすめです。
※コロナウイルスの影響でランチを休止している可能性があります。詳しくはこちらのHPよりご確認ください。
2. eight days café


こちらはホテルが入っているビルの1Fにあるオシャレなカフェ。このカフェも同じビルということでアクセスは抜群。そしてメニューが豊富です。私も2日目のランチはここでパスタをいただきました。サラダとスープ、そしてドリンクもついて¥1050(税抜)で、高コスパ。とても美味しかったです。
3. 山水園


山水園はホテルから徒歩1分ほどの場所にある焼肉屋です。こちらは私が1日目のランチでいかせていただいたお店です。和牛カルビ定食¥1,400(税抜)をいただきましたが、こちらもかなり美味しかったです。そのほかのランチメニューはこんな感じです。
せっかくだしお昼から焼肉食べたい!という方も少なからずいるはず。そんな方にとてもおすすめです。
4. 岩舟
岩舟は、ホテルから徒歩3分ほどにある蕎麦屋です。残念ながら行くことはできませんでしたが、ネットでの評判はかなりいいです。さっぱりしたものを食べたい、和食を食べたい方にはとてもおすすめです。
5. ぼんご
ぼんごは、ホテルのビル真横にあるおにぎり専門店です。大塚の中でもかなりの有名店でメディアにもよく取り上げられているので知っている方も多いのではないでしょうか。おにぎり専門店ということで本当におにぎりのみです。私もかなり興味があったのですがこのお店は並んでいることが多く、時間が気になったためいくことはできませんでした。
ですが、時間を見計らっていけばそれほど待たずにいけるのではないでしょうか。おにぎり専門店。一度は食べてみたいですね。このほかにも、紹介し切れないほど多くのお店があります。ご自身のお気に入りのお店を探して見るのも楽しいと思います。
おわりに


いかがでしたでしょうか。新しい働き方「ワーケーション」の目線から、宿泊した経験を用いてOMO5東京大塚 by 星野リゾートを紹介させていただきました。2020年11月現在、GoToトラベルキャンペーンを使用すれば一泊素泊まり1万円以下で宿泊することが可能です。ワーケーションを検討している方にも、単純に宿泊したい方にもおすすめのホテルです。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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