最終更新日 2022-10-04
日本を代表する大都会・東京に旅をするのであれば、ぜひ東京のソウルフードとして有名なもんじゃ焼きを食べたいですよね。そして東京でも特にもんじゃ焼きの名店が集まっているのが、月島もんじゃストリートです。月島のもんじゃ焼きで有名なお店も気になるでしょう。今回は月島もんじゃストリートにある名店8選をご紹介します。
月島もんじゃストリートとは


東京・月島と聞けば、もんじゃ焼きをイメージしやすいですよね。
実際のところ、月島にはもんじゃ焼きのお店が数多く出店しています。
そして月島でも有名なもんじゃ焼き店が並ぶ区域が、「月島もんじゃストリート」です。
まず月島もんじゃストリートについて、簡単にご紹介します。
もんじゃの本場でも有名店が並ぶ


月島もんじゃストリートは、もんじゃ焼き発祥の地として有名な東京都中央区月島エリアにある、もんじゃ焼きの名店が立ち並ぶ通りです。
東京メトロ有楽町線月島駅7番出口を出た先にまっすぐ伸びる西仲通り沿いに、80店以上のもんじゃ焼きのお店が立ち並んでいます。
通りを歩くだけでも美味しいもんじゃ焼きの香りが漂うため、嗅覚でも楽しみやすいです。
通りに建ち並ぶお店は、いずれも月島エリアを代表する名店として知られています。
加えて個性的なメニューを用意していたり、ボリューム面で満足できたりするお店も多いです。
東京下町のソウルフードの代名詞と言えるもんじゃ焼きを色々と堪能する上で、おすすめのエリアとなっています。
月島もんじゃストリートまでのアクセス情報


月島もんじゃストリートの最寄り駅は、東京メトロ有楽町線と都営地下鉄大江戸線の月島駅です。
7番出口から出てまっすぐ進めば、もんじゃ焼きのお店が多く並ぶ一帯に出られます。
東京駅からアクセスする場合は有楽町線を、新宿駅からアクセスする場合は大江戸線を利用するのがおすすめです。
東京駅からはJR山手線で隣の有楽町駅に移動した後、有楽町線の新木場方面に乗り換えれば、10分程度で到着します。
一方、新宿駅から大江戸線を利用する場合は、六本木・大門方面の電車を利用すると約25分で月島駅に到着です。
月島もんじゃストリートの魅力


月島もんじゃストリートでもんじゃ焼きを堪能する際、どのような魅力があるのかがやはり気になりますよね。
ストリートにある魅力もご紹介しましょう。
お店によって具や味付けが色々


月島もんじゃストリートの魅力が、お店によって味付けや使われる具が色々と異なる点です。
通りには80店以上のもんじゃ焼きのお店が軒を連ねている分、使われる出汁の種類だけでも色々とあります。
具体的にはカツオ節や昆布の出汁を使うところもあれば、昔ながらの濃くない出汁を使ってあっさり仕上げるところもあるなど様々です。
また築地市場に近いロケーションを利用して、何種類もの海鮮で出汁を取って豊かな味わいに仕上げるところもあります。
ほかにも伝統にとらわれない個性的なメニューを出しているお店がある点も魅力です。
マグロを使っているものやチゲ鍋風に仕上げるもの、チーズクリームを使っているものなどがあります。
加えて量の面でも、溢れんばかりのボリュームの具を載せて用意するところも多いです。
特にボリュームを重視する人にとってはおすすめでしょう。
もんじゃストリートにあるお店は、色々な味付けやメニューを堪能できます。
実際に訪れる際は、1店舗だけではなく複数のお店を色々とめぐってみるのがおすすめです。
お店によって店員さんが焼く場合と自分で焼く場合がある


月島もんじゃストリートにあるもんじゃ焼きのお店はメニューが様々である以外に、作り方もお店によって異なります。
大きく分けると、店員さんがもんじゃ焼きの具材を持ってきた後で調理まで担当するケースと、運ばれてきた後は自分で調理するケースです。
お店によっていずれかのパターンになるため、特にもんじゃ焼き初心者や自分で焼くのが苦手な人は、事前に調べておくと良いでしょう。
ただ前もって店員さんが焼いてくれるか自分で焼くかを知っていると、複数のお店に行く際に自分で焼いたり、あるいは焼いてもらったりするという点でも楽しめます。
月島もんじゃストリートの楽しみ方


月島もんじゃストリートを心行くまで堪能する場合、楽しみ方はぜひ知っておきたいですよね。
もんじゃの基本的な食べ方から、周辺スポットを含めた回り方までご紹介しましょう。
もんじゃ焼きの基本的な食べ方


月島でもんじゃ焼きを味わいたい場合、基本的な作り方や食べ方を知っていると、お店に入った時に便利です。
お店によっては店員さんが作ってくれるところもあるとはいえ、自分で作ったものを食べるとより美味しく感じるでしょう。
もんじゃ焼きを作る際は、まず鉄板に油をひき、具を刻みつつ炒めていきます。
へらを使って細かく切りながら炒めていくのがポイントです。
次にキャベツがしんなりとしてきたら、全体の形を丸いドーナツに見えるようにします。
真ん中の部分は空けた状態で、周りに土手を作っていくやり方です。
ドーナツ状になったら、真ん中の部分に生地を流し込んでいきます。
とろみがすぐに出るため、小手で切りつつ土手の部分と混ぜていきましょう。
そして全体に形を整えながら具材をまんべんなく広げ、表面がブツブツしてきたところで小さめのはがしを使って焦げ目を付けつついただく流れです。
なおお店によっては店員さんが丁寧に教えてくれたり、説明書きがあったりする場合もあるため、参考にすると良いでしょう。
定番メニューは明太子・もち・チーズのもんじゃ焼き!
もんじゃ焼きが初めての人が月島もんじゃストリートを巡る際、提供しているもんじゃ焼きの種類が多くて悩みやすいです。
もし注文の際に悩みそうであれば、最も定番である明太子・もち・チーズのもんじゃ焼きを選ぶのがおすすめでしょう。
明太子・もち・チーズのもんじゃ焼きは、ストリートにあるお店であれば基本的にいただけます。
明太子の持つ辛さと味の濃さをもちが程良く調整してくれ、チーズの甘みも加わることで、バランスの取れた味わいになりやすいです。
もんじゃ焼きデビューを果たす上でおすすめのメニューでしょう。
ランチでもんじゃ焼きを楽しむには


月島もんじゃストリートでは、多くのお店がお昼前からオープンしているため、ランチタイムでももんじゃ焼きを味わえます。
ただランチタイムは混雑が激しいため、事前に予約してから来店するか、13時以降に入るのがおすすめです。
1人で行く場合やもんじゃ焼きを食べたい人同士で出かける場合は、何店かをはしごしても良いでしょう。
もんじゃストリート自体があまり広くない区域である分、お店が密集していてアクセスにも時間が掛からないためです。
一方で昼間のデートや女子会などの集まりでももんじゃ焼きは適しています。
運ばれてきた具を自分たちで作るだけでも、うまくいったり失敗したりする点で良い思い出作りになるためです。
加えて完成したもんじゃ焼きをみんなで分け合って食べれば、なおさら忘れられなくなるでしょう。
食べ放題・飲み放題ができるお店も多い


月島もんじゃストリートには、食べ放題や飲み放題ができるお店も数多くあります。
基本的に1時間半や2時間などの時間制限になっており、相場は1,500~3,000円程度です。
ただ時間内であれば様々なもんじゃ焼きなどのメニューも味わえるため、各店にある個性的なメニューとともに存分に堪能しても良いでしょう。
また食べ放題に加えて飲み放題をつけられるお店も多いです。
特にもんじゃ焼きはアルコール類との相性が非常に良く、ビールや焼酎などのおつまみにもおすすめできます。
飲み放題まで付けた場合、時間制限は2時間程度、相場も3,000~5,000円程度です。
ほかにも女子会コースなどのコース料理を設定しているところもあります。
無制限に食べたいというわけではないものの、もんじゃ焼きを肴にじっくりと語り合いたいという人におすすめです。
ちなみに食べ放題などでは食べ残すと、罰金が発生する点に注意が必要になります。
周辺観光スポットを含めた回り方をご紹介


月島もんじゃストリートは、周辺エリアも含めると丸1日存分に楽しめる場所柄です。
ただ朝から回る場合、もんじゃ焼きのお店がまだ開いていないため、まずは周辺を散策してお腹を減らすと良いでしょう。
散策するエリアとしては、月島駅から程近い佃島や勝鬨橋など隅田川一帯などがおすすめです。
駅から見て10~15分程度で歩いて回れるため、お腹を減らすにはもってこいでしょう。
佃島エリアであれば高層ビルと運河の対比が楽しめる佃小橋や、海の神様を祀っている住吉神社がおすすめのスポットです。
一方勝鬨橋一帯であれば、勝鬨橋を渡りながら隅田川を眺めたり、近くにあるかちどき橋の資料館で橋の過去に触れたりすると良いでしょう。
お昼前後になったら、月島に戻ってきてもんじゃストリートを周ります。
お腹の好き具合やもんじゃ焼きへの慣れ具合などによって、特定のお店で食べ放題で楽しむなり、様々なお店をはしごして名物メニューを食べるなど、楽しみ方は人により様々です。
食べ終えたら、また周辺を散策するのが良いでしょう。
まだ佃島や勝鬨橋周辺を巡っていない場合は、近場なので午後の時間を利用して行ってみるも1つの手です。
また少し南側に足を伸ばして、晴海トリトンスクエアや晴海エリア一帯にある公園を巡っても良いでしょう。
特に勝鬨橋や晴海エリアにある公園は、夜景がとてもきれいなことで知られています。
南の東京湾方面に目を向ければ、ネオンで照らされるレインボーブリッジや東京タワー、そのほかの高層ビル群なども見えて、幻想的な気分に浸れます。
おすすめのお店紹介8選


月島もんじゃストリートに出かける際、今回初めて行くという人もいますよね。
また指折りの名店を巡りたいという人もいるでしょう。
月島もんじゃストリートに数あるもんじゃ焼きのお店でも、特におすすめのお店を8点ご紹介します。
「もんじゃ蔵」チーズ系もんじゃで女性を中心に人気のあるお店
月島もんじゃストリートにあるお店でも、トップクラスの人気を誇るところの1つです。
特に土日祝日はお店の前に大行列ができ、予約もできないほどに活気があります。
当店の人気が高い秘密が、クリームソースを使うという一風変わったもんじゃ焼きを提供しているところです。
「クリームもんじゃ」や「クラムチャウダーもんじゃ」などがあり、クリームの優しい味わいが女性客の間で強い支持を得ています。
同時にクリームを使ったもんじゃ自体が目新しいため、新鮮な気分でもんじゃ焼きを味わえるでしょう。
加えて「クリームもんじゃ」は、トッピングが10種類も付いてくる点も特徴です。
大人数で食べる際に迷いがちなトッピングも、10種類も付いていれば自分好みのものが乗っている可能性も高い分、よりストレスなく食べられるでしょう。
ちなみに当店では、お店のスタッフに焼いてもらえます。
もんじゃ焼きが初めての人や、焼き方に自信のない人も気軽に来店しやすいです。
もんじゃ蔵■住所:東京都中央区月島3-9-9
■営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:15)
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅7番出口より徒歩2分
■新型コロナウイルス対策情報:
・当面の間、営業時間を11:00~22:30(L.O.21:30、ドリンクL.O.21:45)に短縮中。
・店内換気や消毒・除菌の実施、非接触への取り組みを行なっている。
「つきしま小町」オリジナルメニューが豊富な予約必須の人気店
地下鉄月島駅7番出口から徒歩7分のところにあるお店です。
非常に人気が高く、ランチタイムや夕方は予約を取らないと入れないほどです。
また値段の面でも1,000円以内で食べられるメニューが多いため、比較的お得にもんじゃ焼きを食べられます。
名物メニューである「小町もんじゃ」は、具にエビやタコなどの新鮮な海鮮をふんだんに使っているため、ボリュームの点で満足できる一品です。
ほかにも「モツもんじゃ」や「コンビーフもんじゃ」など一風変わったオリジナルメニューも色々とあるため、試しに味わってみると思い出になるでしょう。
もんじゃ焼き以外にも、お好み焼きや焼きそば、鉄板焼きのような大人数で楽しめるサイドメニューも豊富です。
もんじゃ焼きと一緒に注文すれば、身も心も満たされます。
■住所:東京都中央区月島3-20-4
■営業時間:
月曜~土曜:11:30~22:30(最終入店21:00)
日曜:11:30~22:00(最終入店20:30)
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅7番出口より徒歩7分
■新型コロナウイルス対策情報:
・当面の間、営業時間を11:30~21:00(L.O.20:00、ドリンクL.O.20:15)に短縮中。
・店内換気や消毒・除菌の実施、非接触への取り組みを行なっている。
「海鮮もんじゃ もへじ」明治創業で築地の新鮮な海鮮を使っているお店


月島駅から徒歩4分の場所にある、築地市場の魚屋が直営しているお店です。
創業が明治時代の1871(明治4)年と古く、ストリートでも指折りの老舗として知られています。
特大の提灯が目印で、店内もカウンター席・テーブル席の両方があり、様々な人数に対応しやすいお店です。
名物の「海鮮もへじスペシャル」や「海鮮もんじゃ」をはじめ、魚介類をふんだんに使ったメニューが多い点も大きな特徴です。
月島から非常に近い築地市場で仕入れた魚介類を使っているため、ボリュームさに加え新鮮さがあります。
加えて出汁も8種類の海鮮から取っている分、濃厚で豊かな味わいを堪能できるでしょう。
もんじゃ焼き以外にも「ホタテバター」や「海鮮ガーリックライス」など、海鮮を多く使ったサイドメニューも豊富です。
食べ始めから食べ終わりまで新鮮な海鮮の味を存分に味わえるでしょう。
■住所:東京都中央区月島3-16-9
■営業時間:
平日:11:00~23:00
土日祝日:10:30~23:00
■アクセス:地下鉄月島駅より徒歩4分
■新型コロナウイルス対策情報:
・店内換気や消毒・除菌の実施、非接触への取り組みを行なっている。
「まぐろ家」マグロを使ったオリジナルもんじゃが人気
月島駅10番出口徒歩3分、もんじゃストリートの1つ前の通り沿いにあり、店名の通りマグロを使ったメニューが中心のお店です。
マグロ以外の魚介類を使ったメニューも豊富であるため、特に海鮮類が好きな人にもおすすめでしょう。
名物になっているメニューが「マグロねぎ」で、具の中に豪快な大きさのマグロの肉が数切れ載っているのが特徴です。
焼いて仕上げた後のボリュームも十分に堪能できるでしょう。
下味も出汁がしっかり付いている上にとろみも強い分、濃厚さを感じられます。
もんじゃ焼き以外にも、「マグロのカマトロの刺身」もリピーターが多くいるほどの人気あるメニューです。
もんじゃ焼き以外のメニューでも、マグロも堪能できる店になっています。
まぐろ家 月島本店
■住所:東京都中央区月島3-7-4
■営業時間:11:30~23:00(L.O.:22:15)
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅10番出口より徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:
・感染状況により営業時間短縮(酒類提供の場合、1グループ2人以内、滞在時間90分以内)
・店内換気や消毒・除菌の取り組みを行なっている。
「もんじゃ来る実」豪快に甘えびを数本使ったもんじゃがおすすめ
地下鉄月島駅10番出口から徒歩2分、表通りから少し裏路地に入ったところにあるお店です。
店内は小ぢんまりとしているものの、喧騒と無縁な雰囲気の中でじっくりともんじゃ焼きを味わえます。
おすすめのメニューが「甘えびもんじゃ」で、築地市場で直接仕入れた甘えびを5~6本丸ごと使っているのが特徴です。
頭のみそや体内の卵までも味わえる上、甘みとコクでもんじゃ自体の味をも引き立ててくれます。
写真映えしやすい上、来店する客の主な目当てとされるほど人気があるため、ぜひ味わってみると良いでしょう。
ほかにもデザートとして「あんこ巻き」もおすすめです。
あんこ巻きも月島名物のスイーツで、鉄板の上で仕上げてもらえます。
特に当店ではクルミ入りのオリジナルあんこ巻きや、季節ごとのあんこ巻きも注文できるため、食後の楽しみにいかがでしょうか。
■住所:東京都中央区月島3-8-5
■営業時間:
火曜~金曜:18:00~22:00
土日祝日:17:00~22:00
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅10番出口より徒歩2分
■新型コロナウイルス対策情報:
・営業時間短縮(火曜~金曜:18:00~20:00、土日祝日:17:00~20:00、酒類提供は19:00まで)
・店内換気や消毒・除菌の取り組みを行なっている。
「もんじゃしなのや」大ぶりの明太子を使っていて写真映え間違いなし!


月島駅7番出口から徒歩3分のところにあります。
厳選されたカツオ節や昆布で取ったあっさりとしながらも深みのある出汁が、もんじゃ焼きの下味となっているのが特徴です。
当店自慢のメニューが切り身半分の明太子を丸ごと載せた「明太子もんじゃ」で、見た目の豪快さだけでも楽しめます。
またチーズと豚、明太子を少しずつ楽しめる「ミニもんじゃ」もおすすめです。
3種類のミニもんじゃを味わえる分、飽きを感じることなくボリュームの面でも満足できます。
ほかにも築地市場から取り寄せた海鮮を使った鉄板焼きメニューもあるため、家族連れやグループなどで来てもおすすめです。
■住所:東京都中央区月島3-5-5
■営業時間:
平日:17:00~22:00(L.O.:21:30)
水曜・金曜:11:30~15:00(L.O.:14:30)・17:00~22:00(L.O.:21:30)
土日祝日:11:30~22:00(L.O.:21:30)
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅7番出口より徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:
・店内換気や消毒・除菌の取り組みを行なっている。
「月島もんじゃこぼれや」大人に合う雰囲気とボリュームたっぷりの一品で人気!


月島駅10番出口から歩いて4分のところにあります。
店舗の雰囲気はモダンで静けさがあるため、デートや友人との食事も落ち着いてできるでしょう。
店名の通り、器からはみ出るほどに具が多く盛り付けられており、ボリュームを重視したい人に向いています。
出汁も鶏ガラ・豚ガラ・鯖節など10種類の素材から5時間にわたって抽出し、できたてのものを使用するほどこだわっているのだとか。
当店おすすめのメニューに、「こぼれやもんじゃ」があります。
東京湾で獲れた江戸前の穴子や、赤エビ・イイ蛸・カキ・ホタテなど様々な具材を盛り込む一品です。
器にもてんこ盛りの状態で運ばれるため、海鮮好きな人やお腹を満たしたい人におすすめでしょう。
■住所:東京都中央区月島3-16-9
■営業時間:
月曜~木曜:16:30~24:00
金曜・祝前日:17:00~25:00
土曜:11:00~25:00
日祝日:11:00~22:00
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅10番出口より徒歩4分
「もんじゃ近どう本店」1人から家族連れまで昔ながらの味を楽しめる
こちらは月島駅10番出口から徒歩2分のところにあるお店です。
もんじゃストリート自体から少し離れているところにあるものの、一帯にあるお店の中でも比較的人気が高いです。
当店のもんじゃ焼きは、昔ながらのあまり濃くない出汁を使っています。
焦げ目の部分もあまり味が濃くない分、あっさりした味を堪能できるでしょう。
加えて伝統的なもんじゃ焼きの味を知る上でもおすすめの店です。
おすすめのメニューが「特製!近どうもんじゃ」で、エビ・イカ・タコ・牛肉・そば・コーンなどが色鮮やかに乗せられています。
ボリュームもたっぷりであるため、何人かで切り分けても満腹になるでしょう。
ほかにもコースメニューやドリンクメニューも豊富に用意されています。
大人数での飲み会や食事会などにも使いやすいです。
■住所:東京都中央区月島3-12-10
■営業時間:
平日:17:00~22:00(L.O.21:30)
土日祝日:11:30~22:00(L.O.21:30)
■アクセス:東京メトロ地下鉄有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅10番出口より徒歩2分
周辺観光スポットなど紹介


月島もんじゃストリートの周辺には、魅力的な観光スポットもいくつかあります。
中でもおすすめの場所を3つご紹介しましょう。
佃島:写真映えスポット・佃小橋と佃煮で有名


佃島は月島もんじゃストリートから少し北の方に行ったところにある一帯です。
江戸時代に摂津国(現在の大阪府)佃の漁民が江戸に移住した際、形成されました。
ご飯のお供として有名な佃煮発祥の地としても知られ、佃煮を扱う老舗のお店も数多く点在しています。
また高度経済成長期までは、東京で最後の渡し船が運行されていたエリアでもありました。
佃島にはいくつかの名所があります。
中でも月島もんじゃストリートから北へ歩いて5分のところにある佃小橋は、1984年に運河に架けられた朱色の橋です。
橋から北の方にある高層のタワーマンションと手前の運河を対比で見られる風景は非常に有名で、インスタ映えスポットとしても知られています。
また佃小橋の北にある住吉神社は、大阪の住吉大社の分社として有名です。
毎年8月の例大祭では、関東では珍しい名物の八角神輿が街中で担がれる姿や、神輿を船に載せて移動する船渡御(ふなとぎょ)が見られます。
勝鬨橋:美しい夜景で有名な開閉式だった橋


築地市場で有名な築地エリアと月島エリアをまたぐ橋です。
月島もんじゃストリートからは西仲通りをまっすぐ進んだ後、晴海通りで右折すれば、約15分で到着します。
1940年に完成した全長246mの橋で、最大の特徴が船舶の通行時に橋自体が開閉する点です。
橋の開閉は1970年を最後に見られなくなりました。
ただ近くにあるかちどき橋の資料館には、開閉に使われていた発電機などが展示されており、当時の技術などに触れられます。
また橋自体は1998年から夜間のライトアップが行われており、夜間デートにはおすすめです。
周りのビルのネオンが輝いて見える上、少し遠くに赤く光る東京タワーも見えるため、幻想的な風景を楽しみながら散策できるでしょう。
湯パーク月島 月島温泉:月島観光の締めくくりにおすすめ


地下鉄月島駅6番出口から徒歩5分、もんじゃストリートからも海側にまっすぐ行ったところにある温泉です。
お湯も軟水であるため、肌に優しく触感もさらさらしているため、癒されること間違いなしです。
普通のお風呂以外に薬湯やサウナもあるため、試してみるのも1つの楽しみ方です。
月島を観光すると、もんじゃストリートをはじめ色々なスポットを歩くことが多い分、最後に温泉で癒されると良いでしょう。
おわりに


今回は月島もんじゃストリートの名店などを見てきました。
もんじゃ焼きで全国に知られている月島の中でも、特に指折りの名店が集まっているため、もんじゃ焼きを知り尽くすにはおすすめの一帯です。
同時にお店によって個性的なメニューがあったり、食べ放題や飲み放題を楽しめたりする場所もたくさんあります。
東京駅からも比較的近く来られ、周辺にも佃島や勝鬨橋などの名所があるのも魅力です。
東京観光の際は、ぜひもんじゃ焼きを食べに月島もんじゃストリートに足を運んでみてくださいね。