最終更新日 2022-10-04
大阪といえば「食い倒れ」という言葉があるように、食べ物がおいしいイメージがありますよね。
だからこそ大阪観光では美味しい飲食店が多い場所も回りたいでしょう。
大阪で食を堪能できる場所でも特におすすめなのが、難波エリアにある黒門(くろもん)市場です。
今回は大阪有数の市場として有名な黒門市場をガイドしていきます。
黒門市場の基本情報


黒門市場は大阪市内でも有数の繁華街・難波のすぐ近くにある商店街です。
ただ名前さえ聞いたことがない人もいますよね。
まずは黒門市場がどのような場所なのかについて簡単にご説明します。
黒門市場とは


黒門市場は大阪市中央区の日本橋(にっぽんばし)にある市場・商店街です。
江戸時代後期から続く市場で、千日前通りから南の日本橋3丁目へ580mにわたって約170店の店舗が軒を連ねています。
なお市場であるため、実際にお客さんに売る小売店に加えて、食材を生産業者から仕入れる卸売店も多いです。
お店の種類も、鮮魚店や青果店、飲食店、衣料品店など多岐に渡ります。
紆余曲折を経た黒門市場の歴史


市場の歴史は江戸時代後期の1822~23年にまでさかのぼります。
現在より西寄りの方に浄土真宗の「圓明寺(えんみょうじ)」があり、お寺の黒い山門の前に鮮魚を扱う業者が集まって市を開いたのが始まりです。
しかし明治時代の1945年に発生した難波一帯の火災で圓明寺とともに焼失したため、現在地に移転しました。
太平洋戦争末期の1945年にもアメリカ軍の空襲で焼失しました。
しかし戦後まもなく大阪府が払い下げ住宅を建設したこともあって、いち早く復興します。
復興後の市場は卸売店に加えて、市場関係者や地元住民向けの飲食店も多く並ぶようになり、「浪速の台所」や「天下の台所」とも呼ばれるようになりました。
特に市場関係者や料亭関係者が多く集うため、フグやスッポンなどの魚介類を買い求める人が大勢います。
加えて近年では外国人観光客が多く訪れるようになってきています。
新鮮で質の良い食材の食べ歩きがしやすい環境や、商店街側が英語・中国語対応やガイドツアー企画などを行ったことが功を奏したためです。
ちなみに現在では、平日は約2万人、土日には約15万人もの人が市場を訪れます。
特に年の瀬が迫る時期には正月の準備をする人で非常に賑わいやすいです。
黒門市場の魅力


「天下の台所」の異名を持つ黒門市場には様々な魅力があります。
前もって市場の持つ魅力について知っておくと、当日訪れる前から楽しみな気分になりやすいでしょう。
黒門市場の持つ魅力は、主に以下の3つです。
天候に左右されないで歩いて回れる


観光スポットに出かけた際に雨や雪に見舞われると、気分が下がったり不便に感じたりしますよね。
実は黒門市場は全面的にアーケードが設置されている分、雨などの悪天候を心配する必要はありません。
通りの途中にある角でもドーム状のガラス天井になっているため、北の千日前通り側の入口から南の日本橋3丁目付近の出口に至るまで雨に濡れずに済みます。
加えて夏場の紫外線も天井によって届きづらいため、肌についても気にしなくて大丈夫です。
もちろん商店街を通っている間も、わざわざ傘を広げたり畳んだりする必要がないため、食べ歩きも存分に楽しめます。
なおアーケードの上部には、鯛やタコなど魚介類のオブジェも掲げられているため、歩きながらオブジェをじっくり眺めても良いでしょう。
難波グルメなどを食べ歩きがしやすい環境


また黒門市場では、食べ歩きがしやすい環境になっているのも大きな魅力です。
黒門市場に出店している約170店舗ものお店の中には、鮮魚店や飲食店も数多く軒を連ねています。
食べ歩きできるグルメも大阪名物のたこ焼きやホルモン焼き、おでん、マグロを使ったフライなど様々です。
またお店によっては目の前でグルメを調理してくれるため、受け取った後に食べる際もできたての味や香りを存分に楽しめます。
値段もリーズナブルなものが非常に多く、たこ焼きも500円前後、おでんで1つ100円のところもあるほどです。
歩きながら文字通りに食い倒れられる点も、黒門市場が持つメリットといえるでしょう。
イートインコーナーで海の幸をいただけるお店も多い


黒門市場で食を堪能するのであれば、鮮魚店などで扱われている新鮮な海の幸も味わってみたいですよね。
実は黒門市場でもお店によってはイートインコーナーなどもあるため、大阪港から直送された鮮度の高い状態の海の幸を味わうこともできます。
鮮魚店でイートインコーナーが設けられている場合、刺身や海鮮丼、寿司といった形で鮮魚の味を楽しめます。
中には購入した海の幸をその場で調理して貰えるケースも多いため、食べ歩きグルメとしても堪能しやすいでしょう。
ほかにもお店によっては居酒屋も兼ねている場合もあります。
海鮮丼などをお酒と一緒に味わえるため、昼間や夜間にお酒とともに楽しいひと時を過ごしたい人にもおすすめです。
黒門市場の楽しみ方


黒門市場をじっくり散策するなどして堪能するには、楽しみ方のポイントを押さえておくと良いでしょう。
市場の楽しみ方としては、以下の4通りがおすすめです。
時間帯やお腹の空き具合に合わせてグルメを楽しめる


黒門市場には様々な鮮魚店や飲食店が営業しているため、色々なジャンルのグルメを味わえます。
同時に時間帯やお腹の空き具合によっても色々と楽しめるのは大きな魅力です。
商店街にあるお店は、早くて7時から開店しています。
また日が落ちてからも21時頃まで営業しているお店も多いです。
ほかにも少ないながら深夜時間帯に営業している居酒屋もあります。
お店が多い分、利用できる時間帯の選択肢も増えるため、朝食や昼食、夜間の飲みなど色々な用途に利用しやすいです。
さらに黒門市場でグルメを扱っているお店も、食べ歩き用メニューを扱っているところもあれば、ボリュームのあるメニューを扱っているところもあります。
ジャンルも和食や洋食、中華、韓国料理など様々です。
歩きながら小腹を満たしたい場合は食べ歩きメニューをほおばりながら、しっかり食事を取りたい場合は海鮮丼が食べられる鮮魚店やラーメン屋、洋食店などに立ち寄ると良いでしょう。
好きな時間帯や気分などによって色々とグルメを堪能しやすいため、特に日中であれば様々な方法でグルメを楽しめます。
また海鮮類は買った場で調理などをして貰うと、海の幸が持つ風味を味わいながら散策を堪能できるでしょう。
ミックスジュースの飲み比べも1つの楽しみ方


黒門市場では、大阪の隠れたグルメの1つであるミックスジュースの飲み比べも楽しめます。
市場内にはフルーツを扱っているお店があり、果物と合わせてミックスジュースの形でも提供しているためです。
中には「ダイワ果園」のように百貨店に出されるような高級フルーツを売っているところもあるため、極上の味わいも楽しめるでしょう。
値段もお店によって異なるものの、200~600円程度が相場です。
ただ新鮮なフルーツから直接絞って作るため、獲れたての風味をじっくり味わえます。
食べ歩きの中休みを入れたいときや、のどの渇きを癒したいときなどに試してみるのもおすすめでしょう。
昔懐かしい雰囲気のある飲食店やカフェを回るのもおすすめ


黒門市場に出店している飲食店の中には、半世紀以上にわたって営業しているお店も多いです。
昔懐かしい雰囲気の中で食事やお茶を楽しめるため、ぜひレトロな雰囲気のお店も回ってみると良いでしょう。
サンドイッチの名店である「サンドイッチ・コーヒー おいで」や、カレーライスを扱う「ニューダルニー」などが代表的です。
お店によってはあえて席数が少なめになっている状態で昭和の懐かしい雰囲気を醸し出しているため、商店街の喧騒を離れて静かに落ち着いたひと時が持てるでしょう。
なお長年にわたって運営しているお店であれば、商店街の昔話にも詳しいため、折を見てお店のスタッフと話すと話も弾みます。
フリーペーパーや無料休憩所の活用もポイント
最後に黒門市場ではフリーペーパーや無料休憩所も用意されているため、うまく活用するのもおすすめの楽しみ方です。
フリーペーパーは市内各所の宿泊施設などで入手でき、市場内の地図も付いています。
約170店舗ものお店がある黒門市場に行く際に地図があれば、お目当てのお店に行く際、無駄に迷わずに済むでしょう。
なお日本語版以外にも、英語や中国語、韓国語バージョンのものもあります。
近年の外国人観光客の増加に対応して外国語版を作ったところ、国内外からより多くの観光客が来るようになったほどの出来栄えです。
外国人の友達と一緒に回るときは、外国語版も一緒に手に入れておくと役立ちます。
一方無料休憩所は、商店街の南側に「黒門インフォメーションセンター」として開設されています。
内部には飲食スペースやトイレが設けられている上、無料Wi-Fiも利用できるほど便利です。
様々なお店で買ったグルメを食べたり、散策の中で一息入れたりするなどに利用しやすいでしょう。
加えて撮ったばかりのグルメの写真を使って、休憩所でブログなどを書くのも1つの楽しみ方です。
利用できる時間は夕方までになっているものの、黒門市場を味わい尽くすためにぜひ休憩所やフリーペーパーもうまく活かしていくと良いでしょう。
黒門市場でおすすめのお店10選


黒門市場で食べ歩きや食事などをじっくり楽しむのであれば、やはりおすすめのお店を知っておくのがおすすめです。
特におすすめのお店に、以下の10ヶ所があります。
石橋食品(惣菜店)


最初にご紹介するおすすめのお店が「石橋食品」です。
千日前通りから商店街に入ってまっすぐ進み、2つ目の角を通り過ぎた左手にあります。
毎日30種類以上の総菜やお弁当などを扱っており、朝食や夕食の材料などを買いに来る人で賑わっています。
ショーケースの中に陳列されている総菜類は彩り豊かであるため、多くの国内外の観光客が写真にとってはSNSでアップするほどの写真映えスポットの1つです。
当店の名物が、関西風の甘い出汁がしっかりと染み込んでいるおでんです。
店頭のお鍋でできたてのものをいただける上に、値段も1つ100円と非常にリーズナブルになっています。
具が大きすぎると感じた場合も、お店側が食べやすい大きさに切り分けてくれるため、食べ歩きもしやすいでしょう。
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:日曜・祝日
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅9番出口より徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
コーヒー・サンドイッチ おいで(サンドイッチ)
次にご紹介するおすすめのお店が、「コーヒー・サンドイッチ おいで」です。
日本橋駅の9番出口から商店街に入り、すぐ右手のところにあります。
店名の通り、黒門市場では有名なサンドイッチのお店です。
テイクアウトして食べ歩きすることも、懐かしい雰囲気の店内で静かにいただくこともできます。
7時から開店している上にコーヒーとのセットもいただけるため、朝早い時間から市場を散策する際はぜひ立ち寄りたいお店です。
名物となっているのが、分厚い出汁巻き玉子を挟んだ「玉子サンド」(500円)です。
とても一口では食べきれないほどボリュームのある玉子が挟んであるため、朝からお腹いっぱいになるでしょう。
加えてパンにはマヨネーズとケチャップが少しだけ塗ってあり、味にアクセントを与えるところも人気の秘密です。
■営業時間:8:30~16:30
■定休日:日曜
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅9番出口よりより徒歩1分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
たこ焼き道楽わなか 黒門市場店(たこ焼き)


大阪に来たら、やはり本場のたこ焼きを味わってみたいですよね。
黒門市場にもたこ焼きの名店である「たこ焼き道楽わなか 黒門市場店」があり、市場内有数の人気店です。
日本橋駅9番出口から商店街に入り、最初の角を通り過ぎた右側にあります。
なお「わなか」は、大阪でも代表的なたこ焼き店チェーンとしても有名です。
9時から19時まで営業されているため、比較的好きな時間にたこ焼きをいただけます。
加えて黒門市場に出店しているお店では、お好み焼きや焼きそばといった粉ものも一緒にいただける点も魅力的です。
当店おすすめのメニューが、「たこ焼き」(500円)です。
8個入りにしてはリーズナブルな価格で、外側はカリっと中身がトロッと仕上がっている分、病みつきになるでしょう。
加えて味付け用の調味料も、ソース・釜炊き塩・しょうゆ・どろソースの4種類から選べるため、様々な味を試せます。
なおほかにもたこせん(200円)も人気のメニューです。
たこ焼きなどを食べ終わってから、デザート代わりにいただくのも良いでしょう。
■営業時間:9:00~19:00(L.O.:18:45)
■定休日:なし
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅10番出口よりより徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
黒門三平(海鮮物)


4つ目にご紹介するのが、「黒門三平」です。
日本橋駅9番出口から左に入り、最初の角を過ぎた左手にあります。
店頭には様々な種類の鮮魚や寿司などが扱われており、商店街にある人気店の中でも黒門市場らしいお店の1つとなっています。
また扱っている鮮魚などを使って刺身や寿司、海鮮丼などをいただけるイートインコーナーもあるため、ランチタイムは非常に活気を感じられやすいです。
当店おすすめのメニューが、「特選海鮮丼」(1,200円)です。
サケやトロ、エビ、イカなど6種類の人気が高いネタをふんだんに盛り付けています。
もちろんネタも新鮮であるため、なおさら美味しくいただけるでしょう。
「特選海鮮丼」以外にも、赤だし付きの海鮮丼や、サーモンといくらで豪勢に盛り付けた「醤油イクラの海鮮親子丼」(ともに990円)もおすすめです。
ほかにも特別メニューとしてお刺身の舟盛り(8,800円)もあるため、新鮮な海の幸を存分にいただきたい人にうってつけでしょう。
■営業時間:9:00~15:00(ランチタイム:11:00~14:00)
■定休日:お盆・年始
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅8番出口よりより徒歩1分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
まぐろや黒銀(マグロ・寿司)


5番目にご紹介する「まぐろや黒銀」は、市場でも代表的なマグロの専門店です。
千日前通りから商店街に入り、3番目の角に出店しています。
大阪でも珍しい本マグロを扱っているお店で、店頭では青森県大間の本マグロまで扱われているのも注目される点の1つです。
イートインコーナーも設けられており、本マグロを使ったメニューをリーズナブルかつ美味しさを最大限に引き出す料理法で提供して貰えます。
おすすめのメニューが「三色丼」(2,500円)で、マグロの様々な部位と味をとことん味わい尽くせる点で人気が高いです。
ほかにもマグロを使ったコロッケやフライも用意されているため、食べ歩きする上でも利用しやすいお店になっています。
■営業時間:8:00~17:00(売り切れ次第終了・イートインは15:00)
■定休日:不定休・1月1~4日
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅9番出口よりより徒歩4分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
煮干しラーメン 玉五郎(ラーメン)


黒門市場に出店しているラーメン店では代表的な存在です。
千日前通り側の入口からまっすぐ進んで2つ目の角で右に曲がると、左側に見えてきます。
煮干しを使って出汁を取ったラーメンを提供しており、味わいもさっぱりしているのが特徴です。
ラーメンのメニューも幅が広く、とんこつや塩、しょうゆなど様々な味を堪能できます。
当店おすすめのメニューが「煮干しラーメン」で、大きめのチャーシュー3枚や煮卵1個を豪快に入れたボリュームのある一品です。
ほかに「塩豚骨ラーメン」も、さっぱりした塩味とほんのりとした甘みでがたまらない味わいになっています。
■営業時間:9:00~21:30
■定休日:日曜
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅10番出口よりより徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
海鮮居酒屋 魚一(居酒屋)
せっかく黒門市場に行くのであれば、新鮮な魚介類を肴にお酒もじっくり味わいたいですよね。
「海鮮居酒屋 魚一」では、新鮮かつ多様な魚介類をいただきながらお酒をたしなめるお店です。
千日前通り側から入って最初の角で右折すると、右手に見えてきます。
メニューも非常に豊富で、普通のお刺身に加えて海鮮丼など魚介類の丼まで揃っているほどです。
丼ものには海鮮丼のほかにサーモン丼やイクラ丼などもあるため、昼食や夕食で利用するのも良いでしょう。
持ち帰りもできるため、市場を歩きながら食べるのもおすすめです。
また座席もカウンターになっているため、1人や少人数での飲みにも向いています。
■営業時間:10:30~21:00
■定休日:月曜
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅10番出口よりより徒歩2分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
小雀弥(こがらや) 黒門店(うどん・そば・丼物)


千日前通り側の入口から入り、最初の角で左折して右手に見えてくるお店です。
地元の人々に愛される老舗の食事処で、メニューもうどんやそば、丼物など色々と取り揃えています。
市場に出店しているお店の中でも夜明け頃まで営業しているため、昼食や夕食だけではなく、夜間の飲みにも活用しやすいです。
もし夜中に黒門市場界隈で飲み食いしたい場合に利用すると良いでしょう。
おすすめのメニューが、「黒毛和牛のカレーうどん」です。
スパイスと出汁がきいたカレーの中に、黒毛和牛と食べごたえのあるうどんが入っている分、ボリュームと贅沢さ、程良い辛みを同時にかみしめられます。
トッピングも数多く揃えているため、自分のお好みに合わせた味付けにもしやすいです。
飲むお酒に対する良い肴にもなるでしょう。
■営業時間:11:00~6:00
■定休日:年始
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅8番出口よりより徒歩1分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
ニューダルニー(カレーライス)
大阪だけではなく全国的にも有名なカレーライスの専門店です。
初代店主が戦後間もない頃に中国の大連から帰ってきて、阿倍野地区に出店したのが始まりです。
一度は閉店したものの、現店主が1960年代に黒門市場に移転させた上で再オープンさせて、現在に至っています。
店内は8席のカウンター席があるだけとアットホームな上、懐かしい雰囲気になっているのが特徴です。
提供されるカレーライスも、ルーが程良く絶妙な辛さになっている分、年代や辛いものの好き嫌いに関係なく味わえるように仕上がっています。
当店のおすすめメニューが「ビーフカレー」です。
当店の看板メニューで、牛肉や野菜などをじっくりと煮込んだカレールーがご飯の上に掛かっている分、病みつきになれます。
「ビーフカレー」以外のメニューとして、「ポークカツカレー」や「エビフライカレー」、「カレーうどん」もあります。
お好みに合わせて味わってみると、また格別に味わえるでしょう。
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:日曜
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅9番出口よりより徒歩5分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
山田さんち(鉄板焼き)


千日前通り側の入口からまっすぐ進み、2つ目の角を過ぎた右手にあります。
ホルモン焼きやイカ焼きなどの鉄板料理を扱っており、市場内の食べ歩きグルメでは非常に人気が高いです。
目の前で焼いたものを提供してくれるため、特にランチタイムは非常に賑わいます。
おすすめのメニューが「爆弾ホルモン」(600円)です。
出汁でじっくり煮込んで完成させている上、ホルモン自体も大ぶりでしつこくない味わいになっています。
噛めば噛むほど旨味を感じられるため、じっくり食べ歩きつつ味を堪能すると良いでしょう。
加えて少し辛めに仕上がっているため、お酒のお供としても人気が高いです。
■営業時間:9:00~17:00
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波線日本橋駅9番出口よりより徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
ダイワ果園(フルーツ)


高級なフルーツや、フルーツを使ったスイーツなどを扱っているお店です。
千日前通り側の入口から進んで2つ目の角で左折し、少し進んだ左手にあります。
高級フルーツは関西エリアの有名な百貨店でも扱われているほどの値打ちがあるため、大阪観光で少し贅沢なお土産を買うにはおすすめのお店です。
フルーツ以外にもケーキや、大阪の隠れた名物・ミックスジュースをいただけることでも人気があります。
ケーキではロールケーキが看板メニューで、使われているフルーツの風味や新鮮さを最大限に生かした味わいになっています。
またミックスジュースも栄養や本来の風味の面で人気が高いため、飲み歩きメニューとしてもおすすめです。
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:日曜・1月1~4日
■アクセス:大阪メトロ地下鉄千日前線・堺筋線・近鉄難波
線日本橋駅8番出口よりより徒歩3分
■新型コロナウイルス対策情報:従業員の感染対策や三密対策、店内設備消毒などを実施中
おわりに


今回は食い倒れの大阪を体現する観光スポット・黒門市場についてご紹介しました。
大阪港直送の海鮮物を扱うだけではなく、多種多様な食べ歩きグルメや料理を扱うお店も多いため、大阪の様々なグルメを味わうにはおすすめの場所です。
加えてアーケードになっている分、天気の心配なくじっくり歩き回れます。
難波界隈を歩いていて悪天候に見舞われた場合に楽しめる点も魅力です。
様々な飲食店が出店している分、時間帯やお腹の状態に合わせて色々な楽しみ方もあります。
食べ物の美味しい大阪で忘れられない思い出を作りたいのであれば、黒門市場もぜひ回ってみてはいかがでしょうか。