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千仏鍾乳洞の完全ガイド!福岡で神秘的な洞窟体験ができる場所を徹底紹介!

最終更新日 2021-10-28

福岡県にある千仏鍾乳洞は1935年に国の天然記念物にも指定された鍾乳洞です。内部は一定の温度で保たれている上に途中から水流の中も歩くため、快適な環境の中でちょっとした冒険体験ができるスポットにもなっています。千仏鍾乳洞を訪ねるのであれば魅力などもぜひ知っておきたいですよね。今回は福岡県の千仏鍾乳洞についてご紹介します。

千仏鍾乳洞とは?

千仏鍾乳洞の入口

Photo by PIXTA(ピクスタ)

旅行で観光スポットを巡る際、たまには冒険心をくすぐられるような場所も行ってみたいですよね。国内の観光スポットの中でも、ちょっとした冒険気分を味わえるのが、福岡県北九州市にある千仏鍾乳洞です。内部は神秘さに溢れている上、途中から水流の中を歩いていく点でも非日常を味わえるでしょう。

まず千仏鍾乳洞について簡単にご紹介します。

 

千仏鍾乳洞の基本情報

神秘的な奇岩が見られる千仏鍾乳洞

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞は福岡県北九州市小倉南区にあるカルスト台地・平尾台の東側に開けている鍾乳洞です。平尾台の石灰岩が雨水や地下水などによって溶け出すことで形成されたもので、何千万年もの時間をかけて今の形になったとされています。1935年に国の天然記念物に指定されているほど貴重な存在であるため、見てみる価値は大きいです。

内部は全体で数千m程度あると推測されており、うち安全に歩いて入れるのは900m地点までになっています。コース自体は一本道であるものの、入口から480mを過ぎたところから水流の中を進むため、冒険心をくすぐられる点でも魅力です。また内部各所には奇岩などによる名所もあるため、抜群の見ごたえを誇ります。

千仏鍾乳洞

■住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-1

■営業時間:

・通常期:9:00~17:00(土日祝日は18:00まで・最終入洞時間は閉門30分前)

・冬季:9:00~日没(最終入洞時間16:15)

■料金:大人900円、中学生600円、小学生500円、幼児(4歳以上)200円

アクセス:

・JR日田彦山線石原町駅よりタクシーで約20分

・九州自動車道小倉南I.C.より約20分(無料駐車場約100台分)

新型コロナウイルス対策情報:三密対策やソーシャルディスタンスの徹底、スタッフも感染症対策の上で対応など

 

千仏鍾乳洞の見どころを徹底紹介!

鍾乳洞内を歩く人々

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞には立ち入りできる区域に、様々な魅力や見どころがあります。千仏鍾乳洞を訪れる前に見どころを知っていれば、内部探検を楽しめたり出かける前から冒険心をくすぐられたりしますよね。

主に以下のような見どころがあります。

 

千仏鍾乳洞の見どころ①:入口から冒険の予感を感じさせる

入口付近に垂れ下がる鍾乳石

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞最初の見どころが入口部分です。案内所から階段を上がった先に見えてくる入口には、「天蓋岩」と呼ばれる上から大小30個程度の鍾乳石が垂れ下がった岩があります。入口で早速冒険を感じることができるのでワクワクすること間違いなし!天蓋岩は日本ケイビング協会からも、「日本一大きい鍾乳石」と認定されたことでも知られています。洞窟内屈指のインスタ映えスポットでもあるため、素敵な写真が撮れるかもしれません。

中に入ると、ぽっかりとした空間が広がっています。実は洞窟内で最も広くなっている空間で、先は徐々に細くなる分、なおさら冒険心をかき立てられるでしょう。なお右側には「白銀滝」と呼ばれる、明るめの鍾乳石もあります。案内には載っていないため、中に入ったら見逃さないようにするべきです。

 

千仏鍾乳洞の見どころ②:内部には奇岩による様々な名所

内部各所にある名所

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞の内部に入ると細い道を進んでいきます。内部の各所には奇岩が作り出した名所もあるため、歩きながらじっくり眺めていくと良いでしょう。注目していただきたいのが、衝撃的なネーミングと神秘さを兼ね備えた「巨乳」と「初音乳」とよばれるスポットです。「巨乳」の方は、2つの大きな岩がまるで大きな胸が垂れ下がっているように見えるところから来ています。一方の「初音乳」は、先にある「奥の細道」の中でひと際大きく垂れ下がった石柱です。あまりの大きさと目立ちぶりに、自然の営力や気が遠くなるほどの時間の流れを感じられます。

ほかにもいくつもの鍾乳石が積み重なって見える「つばめの巣」や、両脇から迫って見える「大石柱」など様々な名所があります。ちなみに洞窟内の名所は、入口手前にある案内所でも確認できるため、出発前に簡単にチェックしておくと良いですね。

 

千仏鍾乳洞の見どころ③:最も冒険的になれる「奥の細道」

鍾乳洞最大の見どころ・「奥の細道」

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞で最大かつ最も冒険心をくすぐられるのが、「奥の細道」と呼ばれるエリアです。入口から約480m進んだ場所にあり、足元を豊富な地下水が流れています。浅い水の流れを歩くことになるため、ズボンなどをまくり上げた上で、サンダルなどを履いていきます。ちなみにサンダルがない場合は、入口の案内所で借りることも可能です。

洞窟の内部で水の流れを歩くというのは、他の観光スポットではなかなかできない経験でしょう。流れの中は意外と冷たく感じるものの、途中で休めるところもあるので安心です。加えて入口から続く照明設備が「奥の細道」にも設置されているため、無理な歩き方をしなければけがなどをせずに済みます。場所によっては滝のように水の流れが増しているところもあるため、なおさら冒険気分をかき立ててくれるでしょう。

なお「奥の細道」を進んでいくと、観光目的で進める900m地点までたどり着きます。先の1,200m地点まで進めると考えられてはいるものの、安全を考えるのであればここで引き返すのがおすすめです。

 

千仏鍾乳洞の見どころ④:1年中快適な洞窟

1年中快適な鍾乳洞内部

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞で水の流れを進むとなると、冬場などが不安になる人もいますよね。実は鍾乳洞は季節に関係なくいつ来ても快適です。鍾乳洞内部は1年を通じて気温が16度、水温も14度に保たれています。特に夏場に来ると水の流れも心地よく感じるほどです。冬場でも極端に冷たいというわけではないため、子供や年配の方が一緒でも安心して内部を巡れます。

 

千仏鍾乳洞の見どころ⑤:周辺にも鍾乳洞がある!

千仏鍾乳洞

Photo by PIXTA(ピクスタ)

実は千仏鍾乳洞の周辺には、大小200ヶ所にも及ぶ鍾乳洞があります。千仏鍾乳洞がある平尾台一帯が日本有数の大規模なカルスト台地であるためで、長い年月の間に様々な鍾乳洞が形成されてきました。千仏鍾乳洞以外にも、目白鍾乳洞と牡鹿鍾乳洞が一般開放されています。特に牡鹿鍾乳洞は縦方向の穴が特徴だったり最奥に滝まであったりするため、千仏鍾乳洞と合わせて巡りたい場所です。

 

千仏鍾乳洞へのアクセス方法をご紹介!

千仏鍾乳洞の案内所

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞に出かける際、アクセスの方法は気になりますよね。主に電車とタクシーを使う方法と、車でアクセスする方法があります。

 

電車とタクシーでアクセスする場合

JR日田彦山線

Photo by PIXTA(ピクスタ)

まず電車とタクシーでアクセスする場合は、JR小倉駅からJR日田彦山線を使って石原町駅まで移動です。小倉駅から石原町駅までの所要時間は約30分、運賃は380円となります。石原町駅に到着したら、タクシーで20分かけて移動すれば到着です。なおタクシー料金は約2,470円発生します。

 

車でアクセスする場合

平尾台に向かう道

Photo by PIXTA(ピクスタ)

一方車を利用する場合は、九州自動車道の小倉南インターを出て国道322号線を田川市方面に進みます。途中の「平尾台入口」交差点で左折し、福岡県道28号線をまっすぐ進んだ後、見晴台方面に伸びる道に入って突き当たりまで進めば到着です。小倉南インターからの所要時間は20分程度となります。

なお鍾乳洞の近くには、営業時間内に利用できる無料駐車場があります。駐車可能台数は約100台です。

 

千仏鍾乳洞の周辺観光スポットを紹介

広大な平尾台のカルスト台地

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞を巡ると、つい周りの観光地も気になりますよね。千仏鍾乳洞はカルスト台地として有名な平尾台など、一緒に回る価値のある観光スポットが何ヶ所かあります。

中でも特におすすめなのが以下の3ヶ所です。

 

平尾台カルスト台地:秋吉台と並ぶ日本有数のカルスト台地

平尾台入口

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞の北西に広がる。東西2㎞・南北6㎞に及ぶ日本有数のカルスト台地です。愛媛県・高知県にまたがる四国カルストと、山口県の秋吉台とともに「日本三大カルスト」に数えられます。3億4千万年前に赤道近くに生息していたサンゴなどの死骸が石灰岩に変化し、地殻変動で現在の位置に移動して形成されました。草原に無数の石灰岩が目立つ景観は、まるで羊の群れがいるように見えることから「羊群原(ようぐんばる)」の別名もあります。青空と緑色の草、石灰岩の組み合わせが美しいため、トレッキングスポットとしても有名です。

「ライオン岩」など変わった形の石灰岩が見られるスポットも多い分、トレッキングでも見どころとして楽しめるでしょう。加えて自然観察センターや平尾自然の郷と呼ばれる、平尾台の自然をふんだんに感じられる行楽施設もあります。自然観察センターでは平尾台のカルスト台地についての学習が、自然の郷ではそば打ちや陶芸などの体験ができます。なお自然の郷ではキャンプ場やグランピング施設もあり、特にグランピング施設では手ぶらでもテントなどを利用可能です。

平尾台(平尾台自然観察センター)

■住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台1-4-40

■営業時間:9:00~17:00(最終受付時間16:30)

■定休日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始

アクセス:

・JR日田彦山線石原町駅よりタクシーで約15分

・九州自動車道小倉南I.C.より約20分

新型コロナウイルス対策情報:三密対策やソーシャルディスタンスの徹底、スタッフも感染症対策の上で対応など

 

牡鹿鍾乳洞:化石も出土している千仏鍾乳洞と一緒に巡りたいスポット

牡鹿鍾乳洞

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞から少し西に行ったところにある鍾乳洞です。平尾台で開放されている鍾乳洞の1つで、入口部分が縦になっているため、105段の階段を使って30m下まで行ってから中に入ります。「恐竜の落とし穴」という自称もあるため、上から覗き込んでも入口の真下から見上げてもスケールの大きさを感じやすいです。

内部も下りの通路になっているため、まるで地底へと進んでいくような気持ちになります。奥の方に進んでいくにつれて横穴の通路が伸びているため、通路の向きが変化するさまも楽しめます。階段を降り切ってすぐのところにある「獣骨殿」は、かつてナウマンゾウやニホンカワウソの化石が見つかったところとして有名です。

また最奥にはコバルトブルーの水が流れる滝や泉まであり、とても神秘的な空間を味わうことができます。なお、内部の気温は12度と千仏鍾乳洞以上に低く保たれているため、特に真夏に来ると気持ち良く過ごせるので、おすすめです。

牡鹿鍾乳洞

■住所:福岡県北九州市小倉南区大字新道寺

■営業時間:9:00~17:00(土日祝日・夏休み期間は18:00まで)

■定休日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始

■料金:大人(中学生以上)500円、小学生300円

アクセス:

・JR日田彦山線石原町駅よりタクシーで約15分

・九州自動車道小倉南I.C.より約20分

新型コロナウイルス対策情報:三密対策やソーシャルディスタンスの徹底、スタッフも感染症対策の上で対応など

 

菅生(すがお)の滝:マイナスイオンを存分に受けられる北九州市で落差が最大の滝

菅生の滝

Photo by PIXTA(ピクスタ)

千仏鍾乳洞の最寄り駅であるJR日田彦山線石原町駅から西の方にある三段の滝です。北九州市内にある滝の中で最も落差があり、最も上側の滝は落差が30mにもなります。名前の由来は、滝の豊富な水量で女性の化粧が取れて素顔になるところから来ているとされています。滝の水から発せられるマイナスイオンの影響で、夏場でも非常に涼しいことで有名です。

また周囲の自然も美しく、春の桜や夏の緑、秋の紅葉など季節に応じて様々な姿を楽しめる点も魅力と言えます。加えて夏場は子供たちの水遊び場として人気もあるため、家族連れで訪れても楽しめるでしょう。

菅生の滝

■住所:福岡県北九州市小倉南区大字道原

■営業時間:自由

アクセス:JR小倉駅より西鉄バスで50分、「道原」停留所下車後徒歩20分

新型コロナウイルス対策情報:三密対策やソーシャルディスタンスの徹底、スタッフも感染症対策の上で対応など

 

おわりに

冒険心をくすぐらせる千仏鍾乳洞

Photo by PIXTA(ピクスタ)

今回は千仏鍾乳洞について色々とご紹介しました。内部の至るところに石灰岩による名所が存在する上、途中から水の中を歩くという冒険体験ができる点が魅力です。年を通じて温度や水温が一定であるため、いつ来ても快適に歩いて回れます。

千仏鍾乳洞がある平尾台も石灰岩でできた広大なカルスト台地である上、他にも鍾乳洞があります。千仏鍾乳洞の観光に合わせて、一緒に回ってみると良いでしょう。千仏鍾乳洞で冒険気分を味わいたいときは、ぜひとも今回触れた内容を役立てていただければ幸いです。

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