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【紅葉の名所】九州唯一の石庭がある光明禅寺の巡り方を徹底解説!

最終更新日 2021-11-30

国内の観光スポットの中には、京都の龍安寺のように石庭で有名なところがあります。確かに枯山水の石庭を眺めていると、何となく心が落ち着きますよね。

実は石庭を持つ寺院は九州にもあります。福岡県太宰府市の光明禅寺は、九州で唯一石庭を持つ寺院として有名です。加えて苔や紅葉も美しいため、秋を中心に訪れる観光客も大勢います。今回は光明禅寺の見どころや境内の楽しみ方をご紹介しましょう。

 

光明禅寺とはどんな寺院?

光明禅寺の山門

Photo by PIXTA(ピクスタ)

九州で唯一石庭を持つ光明禅寺は、庭園が非常に美しいことで知られています。特に秋には苔と岩などからなる石庭を、紅葉が彩る景色が印象的です。もし訪れるのであれば、事前に光明禅寺について知っておくと良いでしょう。まずは光明禅寺について簡単にご紹介します。

 

光明禅寺の基本情報

光明禅寺の方丈

Photo by PIXTA(ピクスタ)

光明禅寺は、学問の神様・菅原道真公を祀った太宰府天満宮がある福岡県太宰府市にある寺院です。天満宮の南側にある寺院で、宗派が臨済宗東福寺派であることから「禅寺」となっています。鎌倉時代の1273年に創建され、一度は廃れたものの、江戸時代に再興されて現在に至っています。

光明禅寺最大の特徴が、境内に2ヶ所ある美しい石庭です。苔が石庭の至るところに美しく広がっていることから、「苔寺」の別名もあります。

光明禅寺(神護山光明寺)

■住所:福岡県太宰府市宰府2-16-1

■拝観時間:9:30~16:30(要問い合わせ)

■定休日:不定休

■拝観料(維持費):200円

■アクセス:西鉄大宰府線太宰府駅より徒歩約5分

■新型コロナウイルス対策情報:

各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください

 

拝観時は撮影禁止など注意点も

撮影や喫煙の禁止

Photo by PIXTA(ピクスタ)

光明禅寺を拝観する際はいくつか注意点があります。まず境内のほとんどが撮影禁止であるという点です。もともと写真撮影はできたものの、あまりにもマナーの悪い観光客が多くいたことが禁止の原因になっています。

ただし山門から方丈の間にある「仏光石庭(ふっこうせきてい)」だけは撮影可能です。石庭の写真を撮ったり方丈などを見学したりする際は、くれぐれもマナーを意識するようにしましょう。

また光明禅寺は多くの寺院とは異なり、不定休で拝観できない場合もあります。もし大宰府観光で光明禅寺を訪れたい場合は、事前に拝観日や拝観時間をチェックしておくと良いでしょう。

 

実は天神様・菅原道真公も関係している!光明禅寺の歴史を解説

菅原道真公の像

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光明禅寺を訪れるのであれば、歴史について知っておくのもおすすめです。光明禅寺は鎌倉時代中期の1273年に、臨済宗の鉄牛円心和尚によって開かれました。そして和尚は天神様こと菅原道真公の一族・菅原家の生まれです。

また、光明禅寺には道真公が登場する「渡宋天神伝説」もあります。道真公が円心和尚の師・聖一国師(円爾禅師)のすすめで宋(中国)の高名な僧侶の下で禅を学び、悟りを開いたという内容です。再び国師の夢に現れた道真公は、教わった僧侶からいただいた僧衣を託し、円心和尚にも僧衣を祀るように伝えました。そして和尚が僧衣を納めるために光明禅寺を建てたとされています。

光明禅寺は一度は廃れたものの、江戸時代の1616年に太宰府天満宮でお仕えする人々によって再建されました。方丈に安置されているご本尊・薬師如来像も天満宮から移されてきたものです。加えて再建されて以降は、天満宮に仕える人々や家族の菩提寺としての役割も果たしています。

昭和時代には作庭家・重森三鈴(みれい)氏によって境内の石庭が作られました。創建時から天満宮と深い関係にある光明禅寺は、美しい石庭が見られる寺院として多くの観光客が訪れています。

 

光明禅寺の魅力や見どころを一挙紹介!

道路側から見た光明禅寺

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光明禅寺は太宰府天満宮とともに大宰府市有数の観光名所であるため、訪れるのであればその魅力を知っておきたいでしょう。ここでは光明禅寺を巡る際に欠かせない魅力や見どころを徹底してご紹介します。境内を見て回る際にぜひお役立てください。

 

光明禅寺は太宰府天満宮と一緒に巡るのがおすすめ

太宰府市内にある鳥居

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光明禅寺を巡る際は、太宰府天満宮と一緒に巡るのがおすすめです。太宰府天満宮は国内有数の神社・観光地である分、常に多くの参拝客でにぎわっています。一方、光明禅寺は境内が非常に静かである分、落ち着いて庭園を見て回れるでしょう。にぎわいと静けさのギャップを味わううえでおすすめです。

加えて光明禅寺は創建した頃から、天満宮や菅原道真公と縁の深い寺院として歩んできました。天満宮でお祈りをしたり道真公の生涯に触れたりした後に光明禅寺で庭園を鑑賞すると、より大宰府らしい思い出を作れます。なお太宰府天満宮と光明禅寺は歩いて5分程度の近さであるため、アクセス面でも負担はありません。

 

九州にある寺院で唯一の石庭

光明禅寺は九州で唯一石庭がある

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光明禅寺の大きな特徴や見どころが、九州の寺院の中で唯一石庭がある点です。「石庭」と聞くと京都の竜安寺のものをイメージする人も多いでしょう。しかし、九州にある約7,500ヶ所の寺院のうち、石庭を見られるのは光明禅寺のみです。

石庭は方丈を挟んで合計2ヶ所あります。山門の近くにあるのが「仏光石庭(ふっこうせきてい)」、方丈の裏側にあるのが「一滴海庭(いってきかいてい)」です。いずれも作庭家・重森三鈴氏の手によるもので、2014年には福岡県の名勝にも指定されています。

 

石の配置に深い意味がある仏光石庭

仏光石庭

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山門を入って右側にある仏光石庭は、白砂と石が配置されているのが特徴的です。配置されている石は合計15個で、正面から見ると「光」の字に見えることが名前の由来になっています。なお15個の石が配置されている点は、京都の竜安寺にある石庭と共通する部分です。

また15個ある石のうち3個が、釈迦三尊(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)を、残りが仏様の後光を指すとされています。仏教の価値観も反映されているため、庭の美しさと一緒にかみしめてみると良いでしょう。

なお仏光石庭の左手側には四王子山も見えます。庭園が四王子山を借景としているため、遠くに見える山とともに庭を見ると、より美しさを感じられるでしょう。

 

【2021年】京都のおすすめ観光スポット60選 名所から穴場まで紹介|【atta】

 

「苔寺」の名の通り苔が美しく広がる一滴海庭

一滴海庭

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方丈の裏手にある一滴海庭は、多くの木々と苔、白砂が特徴的な庭です。なお鑑賞の際は方丈の中から眺めることになります。

白砂の部分で大海を、苔で陸地を表現していているのがポイントです。白砂の白さと苔や木々の緑色があまりにも美しく、ご本尊へのお参りを忘れて思わず見とれてしまう観光客も大勢います。苔は小ぎれいに整っているうえ、まるで無限に広がっていくように見える点が魅力的です。「苔寺」の異名にふさわしく格別に感じられるでしょう。

ほかにも、木々の間を木漏れ日が差し込むところも魅力的です。時折日差しが白砂や苔を照らし出すさまも、一滴海庭を鑑賞する際に見逃せません。天気の良い日に光明禅寺を巡る際、ぜひ注目していただきたく思います。

 

秋には石庭と紅葉の美しいコラボや床もみじが見られる

紅葉に彩られる一滴海庭

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光明禅寺の石庭は、秋になると紅葉との組み合わせが映える点も大きな魅力です。特に一滴海庭は多くの木々が植えられている分、秋には一面に紅葉で彩られた風景が広がります。白砂や苔、紅葉が作り出すコントラストは、言葉では表現できないほどに美しいです。

また光明禅寺で紅葉を楽しむ際は、床もみじも注目すると良いでしょう。方丈の美しく磨かれた床に紅葉の黄色や赤色が映り込む現象で、日差しの角度や強さによって美しく見えます。ちなみに新緑の時期には葉の緑色が映り込む「床みどり」も鑑賞できるため、合わせておすすめです。ただ床もみじや床みどりも撮影禁止になっているため、自分の目で楽しみましょう。

なお、光明禅寺は福岡県内有数の紅葉スポットとなっています。11月下旬が見頃となっており、普段は静かな境内も紅葉狩りで楽む人々でにぎわいやすいです。

 

見事な庭があるお寺にふさわしい御朱印

近年は御朱印ブームであるため、寺社仏閣の参拝に合わせて御朱印をいただきたい人もいるでしょう。光明禅寺でいただける御朱印の中には、美しい庭がある寺院にふさわしい特徴を備えています。

一滴海庭にちなんで、真ん中の墨書が「一滴海の庭」となっているのがポイントです。加えて左側にも「大宰府光明禅寺」と記されるため、より特別感を感じられるでしょう。

御朱印は拝観受付にて300円でいただけます。ただ、不定休でいただけない場合もあるため、事前の確認が欠かせません。

 

光明禅寺へのアクセス方法をご紹介!

光明禅寺への案内看板

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美しい庭園がある光明禅寺に行くには、アクセスが気になりますよね。光明禅寺へは電車と車を使う方法が一般的です。特に電車の場合は、駅から5分程度で到着します。

 

電車を使ってアクセスする場合

西鉄大宰府駅

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電車を使ってアクセスする場合は、西鉄大宰府線大宰府駅が最寄り駅です。福岡市中心部から大宰府駅までは、西鉄福岡(天神)駅から西鉄大牟田線を利用します。なお、博多駅や福岡空港から西鉄福岡駅へは、福岡市営地下鉄で連絡が可能です。

西鉄福岡駅から途中の西鉄二日市駅に向かい、大宰府線に乗り換えて終点まで向かいます。大宰府駅までの所要時間は約25分、運賃は410円です。

大宰府駅から光明禅寺までは、徒歩で約5分ほどです。駅の出入り口から太宰府天満宮への参道を通り、鳥居の前で右折します。まっすぐ進んだ突き当たりに見えてくるのが光明禅寺です。

 

車でアクセスする場合

九州自動車道大宰府I.C.

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福岡市中心部から車でアクセスする場合は、福岡都市高速2号線を利用します。天神から向かう場合、終点の水城ランプを経て、福岡県道76号線を太宰府方面に進めば約25分で到着です。

なお、遠方から車でアクセスする場合は、九州自動車道の大宰府I.C.を経由します。大宰府I.C.は水城ランプに直結しているため、インターを出たら直接太宰府方面に向かうことになります。

光明禅寺には専用の駐車場がないため、近隣のコインパークを利用しましょう。大宰府駅の近くにある「セイワパーク大宰府」が一番近い駐車場です。収容台数は14台分で、24時間利用できます。料金は60分300円で、平日のみ最大400円です。

 

光明禅寺周辺の魅力的な周辺観光スポット6選!

太宰府市の遠景

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光明禅寺がある太宰府市は、太宰府天満宮や九州国立博物館など人気のスポットが数多くあります。光明禅寺と合わせて巡っておきたい6ヶ所の観光スポットをご紹介しましょう。

 

太宰府天満宮:天神様で有名な大宰府を代表するスポット

太宰府天満宮本殿

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光明禅寺から徒歩約3分のところにあります。太宰府市を代表するスポットで、「天神様」「学問の神様」である菅原道真公を祀った神社です。加えて、京都の北野天満宮などでおなじみの天満宮の総本宮としても知られています。平安時代に道真公が大宰府で亡くなって20年ほど経った919年、ご遺体が葬られた場所に建てられました。毎年受験生を中心に1,000万人もの人々が参拝しています。

学業成就以外に厄除けや芸事上達などのご利益もあるため、様々なお願い事を聞いていただけるでしょう。加えて境内のご神橋にも、渡ったものへのお清めのご利益があるとされています。朱色の御本殿のほか、道真公の文物が展示されている宝物殿や、6,000本もの梅の木など、見どころも豊富です。境内に梅の木が多いのは、道真公が生前梅を好んでいたエピソードによります。また、道真公が芸術も司るとされていることから、各所でアート作品が見られる点も魅力です。

お土産や食べ歩きフードとしての梅ヶ枝餅も外せません。小豆餡を包んだ生地に梅の印が押されており、天満宮の参道沿いでいただけます。参拝に合わせて大宰府らしいお菓子をいただくのも良いでしょう。

太宰府天満宮

■住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1

■参拝時間:6:00~19:00(時期により変動)

■宝物殿入館料:一般500円、大学生・高校生200円、小中学生100円

■アクセス:西鉄大宰府線太宰府駅より徒歩約5分

■新型コロナウイルス対策情報:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/info/detail/801

 

【京都のパワースポット】学問の神様、北野天満宮の魅力を紹介!

 

天神祭で有名な「大阪天満宮」の観光に役立つ完全ガイド!

 

九州国立博物館:おしゃれな建物で文化交流の歴史を学べる

スタイリッシュな外観の九州国立博物館

Photo by PIXTA(ピクスタ)

光明禅寺から東へ10分歩いた場所にある博物館です。曲線やガラス張りの外観が特徴的で、内部にも日光が温かく差し込む構造になっています。古くから大陸との交流が盛んだった九州にふさわしく、アジアの目線から日本文化の形成に迫ることがコンセプトです。

常設展示も文化交流を軸に、歴史上の文物を紹介・解説する内容になっています。国宝や重要文化財も多いうえ、自由なルートで見て回れる分、興味や関心のあることを深められるでしょう。常設展示以外にも、様々なテーマを扱った特別展も年中開催されています。

1階には体験型の展示室「あじっぱ」があり、アジア各国の民族衣装や楽器を手に取れる点が魅力です。各国の屋台展示もあるため、なおさらエキゾチックな気分になれるでしょう。ほかにもミュージアムショップでは、オリジナルポストカードや九州各地の伝統工芸品も扱っているため、お土産探しにもおすすめです。

九州国立博物館

■住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1

■開館時間:日曜・火曜~木曜9:30~17:00/金曜・土曜9:30~20:00(最終入館時刻は閉館30分前)

■定休日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末

■入館料:大人700円、大学生350円

■アクセス:

・西鉄大宰府線太宰府駅より徒歩約10分

・九州自動車道太宰府I.C.・筑紫野I.C.より車で約20分

■新型コロナウイルス対策情報:https://www.kyuhaku.jp/news/news-200222.html

 

宝満宮竈門神社:恋愛などの縁結びで人気のパワースポット

女子のパワースポットとして有名な宝満宮竈門神社

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太宰府市の東にそびえる宝満山(ほうまんざん)に鎮座しています。初代神武天皇の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が御祭神です。飛鳥時代に天智天皇や天武天皇が治めていた時期に、大宰府政庁の設置に合わせて創建されたといわれています。なお、宝満山の山頂に上宮が、麓に外宮があるという位置関係です。

古くから縁結びや厄除けのご利益があることで知られています。特に縁結びについては、恋愛だけではなく友人や家族、ビジネス関係でも良縁があるとされるため、非常に人気が高いです。様々な縁を結ぶといわれているため、心からのお願いがあるのであればお参りすると良いでしょう。

なお、竈門神社は人気漫画『鬼滅の刃』の聖地としても有名です。作品とコラボした絵馬やお守りもあるため、社務所でいただいたり願を掛けたりすると良い思い出になるでしょう。

宝満宮竈門神社

■住所:福岡県太宰府市内山883

■参拝時間(社務所):8:30~19:00

■アクセス:

・西鉄大宰府線太宰府駅よりコミュニティバスで約10分(運賃100円)

・九州自動車道太宰府I.C.より車で約20分

■新型コロナウイルス対策情報:

スタッフの感染症対策や設備のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底

 

清水山観世音寺:国内最古の鐘や数々の貴重な仏像が見られる古刹

太宰府の古刹・清水山観世音寺

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光明禅寺から車で約10分、太宰府市中心部から西に行ったところにある天台宗の寺院です。飛鳥時代に天智天皇が母・斉明天皇の冥福を祈るために発願し、壮大な伽藍を備えた寺院として建立されました。奈良時代の761年には、唐から来日した鑑真和上が、僧侶になる儀式を行う戒壇を備えた戒壇院を建立しています。

鐘楼に日本最古とされる国宝の梵鐘が残っている点が最大の魅力です。梵鐘については、菅原道真公が大宰府にいた頃に書いた詩でも触れられています。また、宝蔵には平安時代から鎌倉時代に製作された多くの仏像が展示されており、見どころの1つです。特に木造観音菩薩坐像など16体は国の重要文化財に指定されているほど価値があるため、拝観の際はお見逃しなく。

清水山観世音寺

■住所:福岡県太宰府市観世音寺5-6-1

■拝観時間(宝蔵):9:00~17:00(最終入館16:30)

■宝蔵入館料:大人500円、大学生・高校生300円、小中学生150円

■アクセス:

・西鉄大宰府線太宰府駅より徒歩約17分(コミュニティバスでのアクセスも可)

・九州自動車道太宰府I.C.より車で約20分

■新型コロナウイルス対策情報:

スタッフの感染症対策や設備のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底

 

大宰府政庁跡:古代の日本について語る際に欠かせない遺跡

かつての大宰府の中心だった政庁跡

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光明禅寺から車で約11分、太宰府市中心部から西に行ったところにあります。古代日本で外国との交渉や防衛を担当した大宰府の役所があった跡です。奈良時代に編纂された『万葉集』で「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれるほど、非常に重要な役割を果たしていました。

遺跡自体は公園で、礎石や石碑が残っているだけです。ただ、敷地の広さや使われた礎石の数の多さから、かなり規模の大きい建物があったことが想像されています。加えて手前には幅広く立派な階段もあるため、なおさら建物の壮大さが想像できます。

近くにある大宰府展示館では、政庁跡から見つかった瓦や品物が展示されています。建物の復元模型のジオラマもあるため、当時の大宰府について色々と思いを馳せられるでしょう。なお、現在の元号である「令和」にまつわる展示がある点も見どころです。

大宰府政庁跡

■住所:福岡県太宰府市観世音寺4-6-1

■開館時間(大宰府展示館):9:00~16:30

■展示館定休日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末(12/28~1/4)

■展示館入館料:大人200円、大学生・高校生100円

■アクセス:

・西鉄大宰府線都府楼前駅より徒歩約13分

・九州自動車道太宰府I.C.より車で約19分

■新型コロナウイルス対策情報:

スタッフの感染症対策や設備のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底

 

筑紫庵本店:ご当地グルメ大宰府バーガーで有名なお店

大宰府駅から天満宮に向かう途中、参道沿いにあるお店です。光明禅寺からも徒歩約1分で行けます。太宰府市が誇るご当地グルメ・大宰府バーガーを考案したお店として有名です。

大宰府バーガーはバンズに唐揚げとキャベツが入っています。味付けに梅肉ソースとタルタルソースが使われているのが特徴です。バンズと唐揚げはサイズが大きいため、ボリュームの点で文句ない仕上がりになっています。加えて、太宰府天満宮にゆかりのある梅を使ったソースがある分、より大宰府らしいグルメを味わえるでしょう。

なお、バンズの原料に九州産の小麦を使ったり、タルタルソースが自家製であったりする点で地元の素材にこだわっています。値段が500円とリーズナブルな点も魅力です。

筑紫庵本店

■住所:福岡県太宰府市宰府3-2-2

■営業時間:11:00~18:00

■定休日:不定休

■アクセス:

・西鉄大宰府線大宰府駅より徒歩約3分

・九州自動車道太宰府I.C.より車で約20分

■新型コロナウイルス対策情報:

スタッフの感染症対策や設備のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底

 

おわりに

方丈から見た紅葉

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今回は福岡県太宰府市にある光明禅寺についてご紹介しました。光明禅寺は太宰府天満宮に比べるともの静かな場所ではあるものの、石庭が非常に美しいために合わせて訪れたい場所です。加えて、紅葉と石庭のコラボや床もみじは、石庭をより色鮮やかに見せてくれます。

光明禅寺の周辺には大宰府天満宮や九州国立博物館、竈門神社などの魅力的なスポットも多いです。古代国家の時代以来の長い歴史を持つ太宰府市を観光する際は、ぜひ光明禅寺でゆったりすると良いでしょう。

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