最終更新日 2021-10-28
北陸新幹線が開業し、ますます多くの観光客が訪れている金沢ですが、その中でも代表的な観光スポットが兼六園です。兼六園にはどのような魅力や見どころがあり、どこに注目すれば楽しんで散策できるのでしょうか。水戸の偕楽園と岡山の後楽園とともに日本三名園に数えられる兼六園の魅力に迫ります。
記事の目次
兼六園ってどんなところ?


兼六園といえば、金沢で最も知名度のある観光スポットであるため、名前であれば聞いたことのある方も多いでしょう。ここではまず兼六園がどのような場所なのかについてご紹介します。
兼六園の基本情報の紹介


兼六園は金沢市の中心部、金沢城公園のすぐ東隣に日本庭園で、水戸の偕楽園と岡山の後楽園とともに「日本三名園」に数えられます。「兼六園」の名前は、中国の書物で開設されている、名園とみなされるうえで欠かせない6つの条件を兼ね備えているところから名づけられました。
なお『ミシュラン観光ガイド』でも兼六園は3つ星を取得していることもあり、国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れます。園自体は中心にある池の周りに四季折々の木々や岩、植物などを配置した池泉回遊式庭園であるため、どの季節に訪れてもさまざまな姿を楽しめるようになっています。
特に秋の紅葉から冬の雪吊りのシーズンに移り変わるさまは、兼六園でなければ味わえない風景です。また園内には茶屋も設けられており、室内から金沢のお菓子や郷土料理を味わいつつ庭園の美しい景色を楽しめます。
歴史の紹介


兼六園は17世紀後半に加賀藩主だった前田綱紀(つなのり)が、金沢城の隣に自らの別荘として「蓮池庭(れんちてい)」を設けたのが最初です。その後幕末の1860年までに歴代藩主が少しずつ整備し、現在の形になりました。なお「兼六園」の名前が付いたのは19世紀前半に幕府の老中として寛政の改革に取り組んだ松平定信によるものです。
その後、明治時代になって間もない1874年から一般に開放されるようになりました。加えて観光地としての整備や24時間開放も行われるなど、早くから金沢市を代表する観光資源として活用されるようになりました。
現在は時間限定での開放ですが、1985年には国の特別名勝に指定されたうえ、2009年にはミシュランで三つ星認定されて、国内外にその美しさが知れ渡っています。
兼六園の魅力って?


金沢の観光スポットでも国内や海外に広く知られ、多くの方が訪れる兼六園ですが、その魅力はどこにあるのでしょうか。ここでは兼六園が持つ魅力について見ていきます。
兼六園の魅力を軽く紹介


兼六園が持っている魅力といえば、1年を通じてさまざまな景色を楽しめる点です。春であれば桜、夏であればカキツバタ、秋であれば紅葉、冬であれば雪が積もった景色と、それぞれの季節に独特の景色が見どころです。このため日本の四季を体現しているという意味でも、見ごたえがあります。
また春や初夏など見ごたえのある季節や、桜の咲く時期などに頻繁にライトアップされているため、夜間に昼間とは異なった兼六園の姿を見られるのも魅力的です。さらに冬には雪吊りが施された木々も見られるため、ほかの有名な日本庭園では見られない独特な風景を楽しみつつ、映える写真も撮影できます。
兼六園で欠かせない見どころを紹介


兼六園は敷地が非常に広い分、木々や橋、建物などでさまざまな見どころがあります。兼六園散策に欠かせない見どころスポットをご紹介しますので、ぜひとも兼六園散策の際にご参考にしてください。
橋や池などの園内でいつも観られる見どころスポットを紹介


兼六園の見どころスポットといえば、四季折々の木々を最初に挙げる方も多いでしょう。しかし園内には四季の風情を楽しめるように橋や池など、じっくり楽しめるスポットがあります。ここでは特にゆったり楽しめるスポットを6ヶ所ご紹介しましょう。
徽軫(ことじ)灯籠


桂坂口からまっすぐ行ったところにある兼六園のシンボルというべき石灯篭で、琴の糸をきちんと支えるための琴柱が語源で、すぐ近くにある虹橋の琴柱のような存在と考えられたことが由来といわれています。
2本の曲線美あふれる脚部分に支えられており、周りの木々との組み合わせで写真映えの場所となっていることで有名です。
霞ヶ池


兼六園の中心に広がる池で、その周りにさまざまな木々や灯篭などが配置してあるため、一緒に写した写真が美しく見えるほどです。また池には亀の形をした蓬莱島が浮かんでいたり、水中にコイが泳ぎ、カモなどの水鳥がのんびりとしていたりするさまは心を和ませられます。
唐崎松


徽軫灯籠から虹橋を渡り少し歩いたところにある、兼六園の木々を代表する巨大な松です。琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて植えられたもので、特に秋から冬にかけて見られる雪吊りが施された姿は絶景です。
なお例年雪吊りを施す際は、この唐崎松から行うのが通例とされています。冬になり雪吊りの上に雪を載せた姿は雄大そのものです。
夕顔亭


真弓坂口から入り左側へまっすぐ行ったところにある茶亭で、18世紀後半に建てられた園内最古の建物です。中に夕顔の透かしがあることが名前の語源で、もともと藩主のみが利用できていましたが、現在では観光客向けに開放されています。なお茶室ということで、江戸時代の雰囲気そのままで本格的な茶の湯に親しめるスポットになっています。
時雨(しぐれ)亭


真弓坂口から右手の方にまっすぐ行ったところにある茶亭で、こちらも18世紀後半に噴水の前に建てられました。藩主専用の茶室で明治時代に一度取り壊されたものの、2000年に長谷池のほとりに再建され、現在では観光客向けにお茶やお菓子を提供しています。
花見橋


兼六園にはさまざまな橋が設けられていますが、中でも代表格といえるのが、小立野口から入りまっすぐ行ったところにある花見橋です。名前の通り、園内に植えられた四季折々の木々や花を眺めるうえで、最もうってつけの場所となっています。橋の上から桜やカキツバタ、紅葉、雪景色を見るのも良いです。
ただ見事な欄干も備えた橋であるため、橋と木々を一緒に見たり写真に収めたりしても絶景でしょう。
季節によった楽しみ方の紹介!


兼六園は1年中いつでも楽しめる日本庭園であるだけに、季節ごとの楽しみ方ができればなおその魅力を堪能できるでしょう。ここでは兼六園を季節ごとに楽しむ方法をご紹介します。
春の桜


兼六園には多くの桜が植えられているため、春になると金沢市内でも指折りのお花見スポットとなります。特に4月上旬には満開を迎えるため多くの方で賑わうほか、桜吹雪も体感できるでしょう。特に菊桜は兼六園でしか見られない珍しいものであるため、春に兼六園を訪れた際は見ものです。夜のライトアップでも桜が光の中に映えて見えるため、昼間とは違った見え方をするでしょう。
夏のカキツバタ


兼六園では夏になるとカキツバタが見ごろを迎えます。古典の『伊勢物語』でもおなじみの青い花をつける植物ですが、園内でも花見橋に近い曲水で見られます。夏に涼やかな水が流れる中でカキツバタを見ると、心まで洗われる心地でしょう。周りの新緑と一緒に見ると、より植物の生命力を感じられます。
秋の紅葉


兼六園の紅葉は、桜とともに見ごたえのある風景です。金沢では11月に紅葉が見ごろを迎えるため、やはり桜の時期と同じように多くの観光客でにぎわいます。ライトアップで照らされるさまや、11月の終わり近くに施される雪吊りとの組み合わせを見れば、なお兼六園らしい紅葉が楽しめるでしょう。
冬の雪景色


兼六園の冬景色は北陸らしさが表れており、見ごたえがあります。雪吊りが施された木々に雪が降り積もったさまと灯篭や橋などとの組み合わせは、兼六園でなければ見られない光景です。より北陸らしさを味わうのであれば、雪が降りそうな鈍色の暗い空が広がる中で見ると良いでしょう。
ライトアップは何時から?


兼六園は昼間だけではなく、時期によってライトアップも行われます。ここでは兼六園のライトアップについてご紹介します。
ライトアップの魅力はどこにある?


兼六園には四季折々の木々が植えられていますが、春の桜や秋の紅葉のように季節の木々がライトアップで照らし出されると、一層美しく映えます。このため桜であれば夜桜が楽しめ、紅葉もライトアップの中で美しく照らし出されて言葉に表せないほど魅力的です。紅葉の場合は雪吊りとともに照らし出されると、より味わい深い景色に見えるでしょう。
冬は雪が積もった庭園と雪吊りの組み合わせであれば、暗い中で雪も薄明るく映し出されるため、幻想的な景色を醸し出すのも兼六園のライトアップが持つ魅力の1つです。なお兼六園でライトアップが行われるのと同時に、すぐ隣の金沢城でもライトアップが行われるため、美しい庭園の風景と白色に映える城の姿とを一緒に楽しめます。
ライトアップの時間はいつ?


それでは兼六園のライトアップは具体的にどの時間帯で行われるのでしょうか。兼六園のライトアップが行われる時期と詳しい時間帯は以下のようになっています(カッコ内は2019年度の日程)。
・花見の季節(4月5日~11日):18:00~21:30(日中から滞在可能)
・春季(4月26日~5月5日):18:30~21:00
・夏季(5月31日~6月2日、8月の金曜・土曜など):18:30~21:00
・秋季(11月2日~24日):17:30〜21:00
・冬季(1月24日~2月2日、2月8日~16日):17:30~21:00
周辺のおすすめ施設


兼六園は古くから金沢の中心部に立地しているため、周りにはほかにもおすすめの施設があります。ここではそれらの代表格である21世紀美術館と金沢城公園をご紹介しましょう。
21世紀美術館
2004年に開館した金沢を代表する美術館で、近未来的なデザインの建築が特徴的です。敷地内には『スイミングプール』をはじめ、さまざまなアート作品が展示されており、中には無料で観覧したり写真撮影ができたりするものもあります。
交流ゾーンなど無料で入れる部分も非常に広いため、美術館というよりもアートを展示するための公園という表現が似合うほどです。
■住所:石川県金沢市広坂1-2-1
■営業時間:
・展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
・交流ゾーン:9:00~22:00(施設による)
■休館日:
・展覧会ゾーン:月曜、年末年始(12月29日~1月3日)
・交流ゾーン:年末年始(12月29日~1月3日、施設による)
■入館料:交流ゾーン無料、展覧会ゾーンは展覧会観覧券の料金
■兼六園からのアクセス:県道10号線経由で徒歩10分(850m)
金沢城公園


かつての加賀百万石の中心だった城であるとともに、兼六園とともに金沢を代表する観光スポットです。1583年に加賀藩祖である前田利家が入城して以来、本格的な整備が進められ、江戸時代には二の丸を中心とする壮麗な城郭となりました。
現在までに火事で焼けるなどして往時の建物の多くが失われましたが、近年では金沢城公園としての整備とともに、往時の建物も多く復元されています。五十間長屋や橋爪門を中心に、加賀藩時代の姿を見ることができるうえ、一部の建物は中の様子もうかがい知れる造りです。ほかにも門や石垣などの見ごたえも十分にあります。
■住所:石川県金沢市丸の内1―1
■開園時間:
・3月1日~10月15日:7:00~18:00
・10月16日~2月末日:8:00~17:00
・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門・河北門:9:00~16:30
・玉泉庵:9:00~16:30(12月29日~1月3日閉園)
■入場料:公園は無料
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門:大人(18歳以上)320円、小人(6歳~17歳)100円
美味しいランチが食べたい!


兼六園は単に園内の景色を楽しめるだけではなく、敷地内にさまざまなお食事処があり、ランチには最適です。ここでは兼六園近辺でおすすめのランチを食べられるところを見ていきます。
兼六園内でおすすめのランチの紹介


兼六園近辺で味わえるランチとして、お菓子や加賀の郷土料理などさまざまなものがあります。その中で代表的なものを、兼六園にあるランチで有名なお食事処とともにご紹介します。
時雨亭(お茶と茶菓子)


時雨亭は先ほどもご紹介したように、もともと18世紀後半に建てられた藩主の茶室ですが、現在では一般向けに開放されている茶室でもあります。中は広々とした座敷になっており、ここで抹茶とオリジナルの茶菓子や煎茶と金沢の和菓子を味わえます。
長谷池のほとりに建っているため、四季の移ろいを感じながらゆったりと金沢のお菓子の味を楽しめるでしょう。
■住所:石川県金沢市兼六町1-5兼六園
■営業時間:9:00~16:30(最終受付16:00)
■休業日:年末年始(12月29日~1月3日)
■アクセス:「兼六園下・金沢城」停留所から徒歩3分
城山亭(治部煮)
蓮池門口から左へ折れて直進したところに見えてくる茶店で、ご当地のラーメン屋加賀料理などが味わえます。おすすめは加賀料理の代表に数えられる治部煮で、鴨肉または鶏肉と加賀で採れたしいたけや青菜などの野菜の入った汁物であり、だし汁にはとろみがついているのが特徴です。
秋や冬に紅葉や雪吊りの風景を眺めながら食べると、金沢らしい味を存分に味わえるでしょう。
兼六亭(あんころ)
兼六亭は城山亭のすぐ後ろにある茶店で、こちらでも加賀料理を楽しめます。名品として治部煮とそばを掛け合わせたじぶそばもおすすめですが、ほかにも食後の和菓子として三色のあんころも味わい甲斐があります。
小さめのあんころ餅で、一口でパクっと食べられるため、食後に軽くデザートを食べるにはうってつけです。
開園時間は?いつの時期に行くのがおすすめ?


兼六園は開園時間が決まっているため、金沢有数の観光スポットを楽しむには、開園時間について知っておくことが欠かせません。
ここでは兼六園を観覧できる時間について見ていきましょう。
開園時間とおすすめの時間帯はいつ?


兼六園の開園時間は通常(3月~10月半ば)は7:00~18:00となっています。なお開園時間は平日と土日祝日で変わることありません。ほかにも無料で早朝入園も可能ですが、時期によりさまざまなパターンが存在するため、次の項で詳しくご説明します。早朝開園時間まで含めれば、兼六園を散策するうえでおすすめの時間帯は早朝です。
兼六園は近年観光客が増えてきているため、一般の開園時間内は平日や土休日に関係なく比較的賑わっています。一方早朝時間帯は朝早くから開園されており、昼間に比べるとかなり静かに散策できるためにおすすめです。
営業時間は時期や季節によって変わるのか?
兼六園の開園時間は時期や季節により異なります。まず通常の開園時間のうち、10月16日から2月末までは、3月から10月15日までに比べると8:00~17:00と短いです。ほかにも年末年始(12月31日~1月3日)は8:00~17:00に開園し、無料で散策できます。
また早朝開園時間も時期によって以下の4パターンが存在します。
・3月、9月・10月15日:5:00~6:45
・4月~8月:4:00~6:45
・10月16~31日:5:00~7:45
・11月~2月:6:00~7:45
パターンがさまざまであるため、時期ごとの開園時間を事前に確認しておくと良いでしょう。
ライトアップの時間はいつ?
兼六園では定期的にライトアップが行われており、その期間中は夜間の入園ができます。ライトアップが行われる時間も季節によりさまざまです(カッコ内は2019年度の日程)。
・花見の季節(4月5日~11日):18:00~21:30(日中から滞在可能)
・春季(4月26日~5月5日):18:30~21:00
・夏季(5月31日~6月2日、8月の金曜・土曜など):18:30~21:00
・秋季(11月2日~24日)・冬季(1月24日~2月2日、2月8日~16日):17:30~21:00
おすすめの時期はいつ?


兼六園はどの季節・時期に散策しても楽しめるため、おすすめの時期も人によりさまざまです。仮におすすめの時期を絞るならば、桜の時期や紅葉の時期、冬景色が見られる時期が良いでしょう。桜を見るのであれば4月初旬、紅葉であれば11月が本格的なシーズンであるため、これらの時期がおすすめです。
また冬景色であれば雪吊りと雪の組み合わせで見ると北陸の冬を体感できるため、北陸で本格的に雪が降る1月から2月が良いでしょう。
兼六園までのアクセス
兼六園へのアクセスは、電車や車などが主な手段となりますが、どの地域からアクセスするにせよ、比較的アクセスが簡単です。
兼六園へのアクセス手段として、以下のようなものがあります。
電車でのアクセス


電車を利用する場合、最寄り駅の金沢駅まで移動し、東口(兼六園口)からバスを利用して向かうことになります。各都市から金沢駅までのアクセスは以下の通りです。
東京駅から:北陸新幹線かがやき号で約2時間30分
名古屋駅から:特急しらさぎ号で約3時間
大阪駅から:特急サンダーバード号で約3時間
金沢駅東口(兼六園口)からの路線バスは、兼六園シャトルか城下まち金沢バス周遊バスを利用して約15分~20分ほどの所要時間です。
兼六園シャトルは9時30分~17時50分の間で20分間隔、城下まち金沢バス周遊バスは8時30分~18時の間に15分間隔で運行されています。なお最寄りの停留所は「兼六園下・金沢城」停留所です。
このほかにも毎週土曜日にはライトアップバスも運行されており、こちらは19時~21時45分までの運行となっています。
車でのアクセス
車を利用する場合は、東京や富山方面からは北陸道の金沢森本I.C.より約20分、大阪や名古屋、福井方面からは金沢西I.C.より約30分でアクセスできます。
なお兼六園近辺には兼六駐車場などいくつか駐車場があるため、そちらに車を停めることになります。
駐車場の紹介
兼六園周辺には兼六駐車場をはじめ、いくつかの駐車場が設置されています。最大の駐車場が兼六駐車場で、駐車可能台数は482台で24時間利用可能、料金は最初の1時間が350円、それ以降は30分毎に150円です。
石引駐車場も24時間利用可能で、370台駐車でき、料金は最初の1時間まで200円、それ以降は1時間毎に100円となっているため、兼六駐車場が満車の場合におすすめでしょう。
ほかにも香林坊などにさまざまな駐車場があるため、上記2ヶ所が満車の場合は、周辺の駐車場を利用するのも1つの手です。
小松空港まで飛行機を利用したら?


小松空港までは北海道や東北、九州などからもアクセスできますが、小松空港からは兼六園にほど近い香林坊まで、朝夕を中心に直行のリムジンバスが出ています。所要時間は約50分、降車場から兼六園の真弓坂口までは徒歩5分ほどです。
まとめ


金沢を代表する観光スポットである兼六園について見てきました。四季折々の木々を年中見られるうえ、ライトアップや秋から冬の雪吊りも見どころです。アクセスも良く、すぐ近くには金沢城公園など金沢で指折りの観光スポットもあります。加えて園内には加賀料理を味わえる茶店があるため、散策だけでなく食事も十分に楽しめるでしょう。
このように兼六園を回るだけでも金沢の気候や食文化、歴史などを存分に味わえます。金沢観光の折には、さまざまな楽しみ方のできる兼六園に足を運んでみてはいかがでしょうか。