最終更新日 2021-09-09

東京の西に位置する山梨県は、日本のシンボルである富士山があることで有名なため、富士山の存在が目につきやすいです。しかし実際には富士山以外にも観光スポットが豊富であるうえ、ワインやフルーツなどいろいろな魅力を持った県です。今回は山梨県の観光スポットや魅力などをいろいろと見ていきましょう。 

山梨ってどんなところ?

山梨 ひまわり
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東京の西にある県や、富士山の北側にある県、武田信玄にゆかりのある県というイメージが強い山梨県。しかし実際に山梨県とは、どのような県なのでしょうか。ここではまず、山梨県がどのようなところなのかについて見ていきます。

 

富士山だけじゃない山梨の魅力

山梨 山脈
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山梨といえば、静岡県とともに富士山がある県というイメージもあるでしょう。たしかに富士急ハイランドに遊びに行く際は、富士山の姿が見えてくるのが一般的です。しかし山梨県が誇る魅力は、富士山が見える点だけに限りません。

山梨が誇る魅力で最初に挙げられるのが、山梨ならではのグルメやフルーツが多いという点です。フルーツだけでも、モモやスモモ、ブドウ、イチゴ、サクランボ、ブルーベリーなど挙げればきりがなく、全国有数の生産高を誇るほどです。秋などになると、ブドウ狩りなどが非常に盛んで、観光客にとっても人気のアクティビティの1つになっています。加えてブドウについては、豊富な生産量を活かして古くからワイン作りも盛んです。グルメについてもほうとうや甲府もつ煮、吉田うどんなど、盆地の山梨でなければ生み出せない料理がたくさんあります。

次に挙げられる魅力が、豊かな自然環境や温泉に恵まれている点です。山梨県は南東に富士山や富士五湖、西側に南アルプス、北西に八ヶ岳と、周囲を1000~3000m級の山に囲まれています。国内で知られている山々が県内に多くあるため、夏場になると山登りが盛んであるうえ、無事に登りきって降りてこられれば、忘れられない思い出を作れるでしょう。

また山梨県内にある温泉の数は約170ヶ所と多いです。代表的なもので石和温泉や河口湖温泉などがあり、それぞれで泉質や期待される効果、見えてくる風景が異なるため、県内を湯めぐりするだけでも面白いでしょう。

最後に山梨といえば、戦国武将として名高い武田信玄を輩出したことも欠かせません。山梨が生んだ郷土の英雄である彼が残したものやゆかりのあるものは非常に多く、観光スポットだけでも甲府市の武田神社や武田信玄公像、甲斐市の信玄堤などがあります。

また信玄の金山開発によって発見されたという「信玄の隠し湯」として、身延町の下部温泉などもあります。ほかにもほうとうや桔梗信玄餅など、グルメにも信玄ゆかりのものも多いです。山梨を旅する際に信玄の存在を意識するだけでも、山梨の文化に深く触れられる旅となるでしょう。

 

山梨の気候・風土はどのようなもの?

甲府盆地
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山梨県は周囲を山に囲まれた盆地であるため、夏は暑く冬は寒い気候です。ただし県内の地域によっても細かい違いがあり、例えば清里がある北西部は標高が高いために夏でも涼しいです。

また地域によって雨が降りやすいところと降る量が少なめの地域があります。具体的には甲府盆地では年間降水量が1000㎜程度と少なめであるのに対し、富士川や富士山周辺は年間2000㎜程度と差が大きいです。

ほかにも、甲府盆地は基本的に空気が乾燥しやすいです。夏暑く冬が寒い特徴も合わせて、果物づくりに適した気候・風土であるため、古くからブドウなどが盛んに生産されています。

 

山梨へのアクセス&移動手段

中央本線特急あずさ号
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山梨県にアクセスするには、東京からの場合は、電車とバス、車を使うのが一般的です。
電車を使う場合は、新宿駅からJR中央本線特急「あずさ号」で、甲府駅まで最速約1時間半で着けます高速バスを使う場合は、バスタ新宿から甲府駅まで約2時間10分です。
車を使う場合は、首都高速道路や中央自動車道を使い、甲府昭和I.C.を経由して甲府市の中心部まで約1時間40分でアクセスできます。

名古屋からアクセスする場合も、鉄道や高速バス、車が主な交通手段です。
鉄道利用の場合は、名古屋駅から塩尻駅まで特急「しなの号」を、塩尻駅から甲府駅まで「あずさ号」に乗って約3時間で着けます。
高速バス利用の場合は、山梨交通の高速バスで約4時間、車利用で名古屋高速や中央道経由で約3時間40分です。

大阪発の場合は高速バスや車利用が一般的です。
高速バスの場合は大阪市内のあべの橋バスターミナルから甲府駅まで運航しているクリスタルライナーで約8時間40分となります。
車利用の場合は、阪神高速や名神高速、中央道利用で約5時間50分です。

 

おすすめ観光スポット

昇仙峡
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山梨県内は山によっていくつかの地域に隔てられており、各エリアの中で個性豊かな観光スポットがたくさんあります。ここでは県内エリアごとの代表的な観光スポットをご紹介していきます。

 

清里・小淵沢・韮崎

八ヶ岳
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県北西部にある清里・小淵沢・韮崎エリアは、3000m近くの標高を持つ八ヶ岳があるため、県内でも比較的標高が高く涼しい地域です。古くから避暑地のリゾートとして繁栄してきたこの地域には、高原らしさを体感できる観光スポットが多いです。

 

山梨県立フラワーセンター ハイジの村

ハイジの村
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「アルプスの少女ハイジ」をモチーフにしたテーマパークで、中には「ハイジ」の舞台になったスイスの街並みが再現されています。敷地内は「フラワーセンター」という名前がある通り、チューリップやジャーマンアイリス、バラなど多くの美しい花が植えられています。特に「バラの回廊」は国内にある同じような回廊でも最長の230mを誇り、1000種4500本ものバラが見られるのがポイントです。加えてバラが見ごろを迎える5月下旬~6月にかけてが、最も観光におすすめでしょう。

ほかにも「ハイジのテーマ館」や「ヨーゼフの庭」、「アルムの山小屋」など、随所に「ハイジ」にゆかりのあるアトラクションや施設が設けられています。このためアニメのファンなどにとってはたまらないでしょう。

ちなみに食べ物関係でも「レストランボルケーノ」でスイス名物のチーズ料理を味わえたり、「デルフリ村のパン屋さん」で白いパンを食べられたりと、味の面でもハイジの世界に浸れます。

山梨県立フラワーセンター ハイジの村
■住所:山梨県北杜市明野町浅尾2471

■営業時間:
・4~7月、8月27日~11月30日:9:00~18:00
・8月1日~26日、12月:9:00~21:00
・1月2日~3月31日:9:00~17:00
■料金:
・4~10月:高校生以上710円、小中学生360円
・11・12月、3月10~31日:高校生以上260円、小中学生130円
・1月2日~3月10日:無料
■アクセス:
・JR中央本線韮崎駅よりタクシーで約20分
・中央自動車道須玉I.C.より約10分
■詳細情報(URLなど):http://www.haiji-no-mura.com/

 

山梨県立まきば公園

まきば公園
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清里に古くからある山梨県立八ヶ岳牧場の一部を、一般向けに開放して設立されたテーマパークです。総面積約10万㎡もの広大な牧草地に、多くのウマヤヒツジ、ウシ、ヤギといった牧場でおなじみの人気者が放し飼いされています。特にウシやヒツジ、小動物については、柵の中に入って実際に触れあえるため、家族連れやカップルで来ると楽しい思い出作りになるでしょう。

加えてまきば公園がある場所は、八ヶ岳の南麓ということもあり、標高が1000mを超える高原地帯です。このため高原の爽やかな風に当たれるうえ、八ヶ岳などの周囲の山々が見えるだけではなく、天気が良ければ富士山の姿もとらえられます。

公園内にはほかにもご当地グルメやお土産などを扱った「まきば館」もあり、山梨土産を購入したり、レストランでワインビーフを使ったシチューセットやパスタをいただいたりできます。なお同じ建物内にある「まきばカフェ」では、八ヶ岳牧場の牛乳を使った濃厚ソフトクリームも人気です。

山梨県立まきば公園
■住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
■開園期間:4月20日~11月10日
■営業時間:9:00~17:00
■休園日:月曜(祝日の場合は翌日)
■アクセス:
・JR小海線清里駅よりタクシーで約10分
・中央自動車道長坂I.C.より約20分
■詳細情報(URLなど):https://www.yatuboku.jp/makiba-home

 

萌木の村

個性的なお店の多い萌木の村
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JR清里駅から南に歩いて10分ほどのところにある、個性的なショップやレストラン、カフェが多い一帯です。もともと1971年に喫茶店がオープンしたことがきっかけに発展し、現在では23の店舗が出店しています。主に北側の駐車場周辺と中心部の広場周辺、南側の駐車場周辺の3ヶ所にお店が固まって出店している形です。

萌木の村の大きな特徴の1つが、個性的なショップだけではなく村全体が手作り感豊富であるという点です。クラフト作家が運営する雑貨店が多く、とても萌木の村でなければ手に取ることができない彼らが作った雑貨が店頭に並んでいます。加えて敷地内のナチュラルガーデンも、自然の持ち味をそのまま引き出す作庭に長けたイギリス人ガーデナーのポール・スミザー氏によるものです。清里の爽やかな自然にも溶け込んでいて、なおさら見ごたえがあります。

萌木の村に来たら必ず注目していただきたいのが、森に囲まれたところにあるメリーゴーラウンド「カルーセル・ドリーム」です。浜崎あゆみさんなどのPVでも使われたことがあるだけに非常に有名なうえ、馬以外の動物の座席があるなど非常にメルヘンな要素が盛り込まれています。

萌木の村
■住所:山梨県北杜市高根町清里3545
■営業時間:10:00~18:00
■アクセス:
・JR小海線清里駅より徒歩約10分
・中央自動車道須玉I.C.より約30分
■詳細情報(URLなど):https://www.moeginomura.co.jp/

 

八ヶ岳リゾートアウトレット

今や全国的によく見かけるようになってきたアウトレットモール。しかし北杜市にある八ヶ岳リゾートアウトレットモールは、普通のそれとはどこか異なります。というのも、八ヶ岳リゾートアウトレットモールは八ヶ岳周辺の自然と調和した「自然調和型アウトレットモール」であるためです。

広々とした敷地内には7つのエリアに分かれて、中にレストランやカフェ、ファッションショップなど約70店が出店しているうえ、どのエリアからでも八ヶ岳や南アルプスにそびえる雄大な山々が見えます。このため、単にショッピングや食事を楽しむだけではなく、雄大な自然をも感じることができるのがウリです。

加えて「八ヶ岳森の学校」など八ヶ岳一帯の自然を体感できるプログラムが毎月行われているため、買い物と自然散策、アトラクションを一緒に楽しみたい方向けです。

八ヶ岳リゾートアウトレット
■住所:山梨県北杜市小淵沢町4000
■営業時間:10:00~19:00(時期により変動)
■アクセス:
・JR中央本線小淵沢駅よりタクシーで約10分
・中央自動車道小淵沢I.C.より約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.yatsugatake-outlet.com/index2.php

 

甲府・昇仙峡

甲府の市街地
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甲府市は古代に旧甲斐国の国府が置かれて以来、今日に至るまで山梨の中心となっています。このため山梨県内でも非常に歴史関係の観光スポットが多いです。

また甲府市の北西には、県内でも有数の自然スポットである昇仙峡もあります。

 

武田神社

孫子の旗が立つ武田神社
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甲府市の中心街より北に行った古府中町にある、山梨県を代表する神社です。「武田」と付いていることからわかるように、戦国大名として有名な武田信玄が御祭神としてまつられています。加えて神社も、かつて信玄の本拠地だった躑躅ヶ崎(つつじがさき)館の跡に創建されました。

百戦錬磨の名将として知られた武田信玄が御祭神であるだけに、彼にあやかって人生の勝負事に挑むためのパワーをいただこうと多くの方がお参りします。また境内の宝物殿では、武田家の剣や家宝などが多く展示されているため、信玄のみならず、彼の祖先についてもいろいろと知ることができるでしょう。

さらに神社が躑躅ヶ崎館の跡にあるだけに、境内各所に館時代の遺構も多く残されています。簡素な石垣や堀、信玄の娘の産湯をとったとされる「姫の井戸」など、信玄が活躍した頃にも思いを馳せられるでしょう。

武田神社
■住所:山梨県甲府市古府中町2611
■参拝時間:自由
■アクセス:
・JR甲府駅よりバスで約8分
・中央自動車道甲府昭和I.C.より約30分
■詳細情報(URLなど):http://www.takedajinja.or.jp/

 

武田信玄公像

武田信玄公像
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JR甲府駅南口に設置されている武田信玄の銅像で、1968年に有志1800人の寄付で作られたものです。東京などから鉄道を使って甲府駅に着き、駅の南口に降り立ったところで見えてくるため、山梨に来たという実感が沸いてくる場所といえます。

銅像は上杉謙信と戦った川中島の戦いに際して、甲冑を身に付けて本陣で落ち着けて座っているさまを表現したものです。右手に軍配を持ち、立派な口ひげを蓄えて堂々としているさまは、まさに彼の人柄を表しています。

甲府駅近辺でもこの信玄公像は、人気の写真撮影スポットです。春になると周りに植わっている桜が満開となり、信玄公像と一緒に映えた風景を作り出すため、ぜひ写真に収めてみてはどうでしょうか。

武田信玄公像
■住所:山梨県甲府市丸の内1
■営業時間:なし
■アクセス:JR甲府駅より徒歩約1分
■詳細情報(URLなど):https://kofu-tourism.com/spot/15

 

舞鶴城公園(甲府城)

甲府市街を見渡せる舞鶴城公園
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16世紀末、豊臣秀吉の命で築城された城で、江戸時代以降は江戸幕府将軍となった徳川家が所有するようになりました。特に5代将軍徳川綱吉の時代、綱吉の側用人として仕えた柳沢吉保が城主を務めたことでも知られています。

明治時代になってから主要な建物が取り壊されたうえに、その跡地に葡萄酒の醸造所や学校が建てられるなどすっかり姿を変えました。1904年に一般に公園として開放され、2000年代に稲荷櫓などが復元されて現在の姿となりました。

白い壁を持ち、左右に広がるその姿が、羽を優雅に広げた鶴のように見えるため「舞鶴城」の異名を持っています。城内には稲荷櫓や山手門、石垣、鉄門など、主に防備関係の施設が復元・保存されています。

特に石垣は16世紀末に築城された当時そのままの姿を残しているため、一見の価値ありです。加えて天守台からは、西に南アルプスの山々が、北に奥秩父の山々が、そして近くには甲府市街を一望できる絶景ポイントです。このほかにも桜の名所として有名であるため、春に訪れてみるとなお良いでしょう。

舞鶴城公園(甲府城)
■住所:山梨県甲府市丸の内1-5-4

■営業時間:9:00~17:00
■休業日:月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)、公園は常時開放
■アクセス:JR甲府駅より徒歩約3分
■詳細情報(URLなど):https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/rekishi/kofujyou.html

 

昇仙峡

昇仙峡 弥三郎岳
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甲府市の北西部にある、山梨県のみならず日本でも指折りの美しい渓谷です。具体的には長瀞橋から仙娥滝に至る約5㎞の区間を指し、長い年月をかけて花崗岩が荒川(富士川の支流)の急流で削られる形で形成されました。急流が削り取る形で形成されたために、至るところに変化に富んだ自然風景が存在します。高さ約180mにもなる覚円峰(かくえんぽう)や、落差30mにも及ぶ仙娥滝、オットセイ岩やトーフ岩などの個性的な奇岩など、実に退屈することのないものが多いです。

また荒川沿いに設けられた遊歩道を歩いていくと、季節ごとにさまざまな風景が見られます。春には山桜、夏には新緑、秋には紅葉といった草花が見られるうえ、周囲の景色と合わせて見ると、なお圧巻です。

加えて入口にある和田峠からは、眼下に甲府盆地を見渡せるうえ、はるか遠くの南アルプスも見えます。天候が許せば、富士山の姿をとらえることも可能です。

ほかにも奇岩沿いに流れる荒川の流れは清流そのもので、底が透き通って見えるほどです。周りには森林もあるため、マイナスイオンもたっぷり感じられるでしょう。

昇仙峡
■住所:山梨県甲府市高成町

■営業時間:なし
■アクセス:
・JR甲府駅南口からタクシーで長瀞橋まで約30分
・中央自動車道甲府昭和ICから長瀞橋まで約30分
■詳細情報(URLなど):https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/

 

石和・勝沼・西沢渓谷

勝沼に広がるぶどう畑
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甲府盆地の東側には、温泉で有名な石和、ブドウ栽培でおなじみの勝沼といったエリアがあります。加えて北側には、このエリアで有数の景勝地である西沢渓谷もあっておすすめです。

 

石和温泉

石和お温泉街の夜景
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笛吹市石和町地域にある、山梨県を代表する温泉の1つです。1960年代に温泉が噴出し、中央本線や中央自動車道経由で東京とつながった結果、都心から多くの人々がやって来るようになりました。なお温泉のみならず、モモやブドウなどのフルーツ栽培が盛んな地域としても知られています。

源泉は全部で6つあり、温泉の泉質は無色無臭のアルカリ性単純温泉です。効能としては、神経痛や筋肉痛などの痛み関係の症状に効果が期待されているうえ、冷え性や疲労回復についても効き目があるとされています。

温泉以外にも石和温泉駅の近くにはほうとうの名店として有名な「小作」や、ワイン造りで有名な「モンデ酒造」などもあります。

石和温泉(石和温泉観光協会)
■住所:山梨県笛吹市石和町市部822

■営業時間:9:00~17:00(宿については各宿泊施設による)
■アクセス:JR中央本線石和温泉駅より徒歩約11分
■詳細情報(URLなど):https://www.isawa-kankou.org/

 

恵林寺

武田家にゆかりのある恵林寺
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甲州市塩山地域にある臨済宗の寺院です。室町時代の1330年に夢窓疎石が開山し、のちに甲斐を治めていた武田氏の菩提寺となりました。なお、武田信玄の墓所も境内にあります。また1582年に武田氏が織田信長に攻め滅ぼされた際に恵林寺も焼失します。当時このお寺の住職を務めていた快川紹喜(かいせんしょうき)が、「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉を残したことでも有名です。

入口には黒さの目立つ総門と、真っ赤な赤門とがあり、ともに恵林寺の入口として異彩を放っている存在です。また僧侶の生活空間である庫裡(くり)も、日本有数の大きさを誇るものであるため、じっくりと見ておくと良いでしょう。恵林寺は武田氏にゆかりのものも多く残されています。例えば明王殿には武田信玄が彫らせた不動明王像があり、左奥には信玄の墓所もあります。

加えて信玄公宝物館も設置されており、信玄が生前に愛用した太刀や短刀、信玄が用いたとされる孫子の旗(風林火山の旗)など400点が展示されています。信玄の人となりを知るにはうってつけの宝物館です。

恵林寺
■住所:山梨県甲州市塩山小屋敷2280

■拝観時間:8:30~16:30
■拝観料:
・恵林寺:大人300円、小中高校生100円
・信玄公宝物館:大人500円、高校生400円、小中学生100円
・恵林寺・宝物館共通券:大人700円、高校生400円、小中学生200円
■アクセス:
・JR中央本線塩山駅からバス
・中央自動車道勝沼I.C.より国道20号線経由
■詳細情報(URLなど):https://erinji.jp/

 

笛吹川フルーツ公園・フルーツセンター

ドームが特徴のフルーツ公園
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山梨市西側の郊外にある、フルーツのテーマパークです。フルーツの生産が非常に盛んな山梨らしさを体現したテーマパークともいえます。ガラス型のドームである「くだもの広場」や「わんぱくドーム」は、フルーツパークのランドマークです。「くだもの広場」では、特に地下部分に山梨を代表する果物10種類の展示がされており、普段なかなか知ることのできない果物の生態や、果物栽培についていろいろと学べます。

また「くだもの広場」の中にはさまざまな種類のフルーツの木が植えられていたり、子供たちが楽しめる遊具類が設置されていたりします。天気の心配をすることなく、散歩や遊具などさまざまな楽しみ方ができます。さらに果物農家が直接運営する「オーチャードカフェ」もあり、近くの果樹園で獲れたフルーツを使ったパフェやサンドイッチなどが食べられます。農家直営ということで、獲れてすぐのフルーツのみずみずしい味をじっくりと味わえるでしょう。

このほかにもフルーツ公園は丘の上にあるために、その絶景ぶりが素晴らしいことでも知られています。真正面に富士山が見えるうえ、右手には南アルプスの山々が見えるという昼間だけでも贅沢な風景を楽しめます。夜になれば満天の星空に、眼下の甲府盆地が織りなす夜景が素晴らしいです。

笛吹川フルーツ公園・フルーツセンター
■住所:山梨県山梨市江曾原1488

■営業時間:9:00~17:00
■アクセス:
・JR中央本線山梨市駅よりタクシーで約7分
・中央自動車道一宮御坂I.C.・勝沼I.C.より約30分
■詳細情報(URLなど):https://fuefukigawafp.co.jp/

 

西沢渓谷

西沢渓谷の七ツ釜五段の滝
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山梨市の北部、国道140号線で埼玉県秩父地域へ抜ける手前にある風光明媚な渓谷です。昇仙峡と同じように、笛吹川の源流が長い時間を掛けて花崗岩を侵食することで形成されました。渓谷には4、5時間程度で歩けるトレッキングコースがあり、トレッキングにあまり慣れていない場合でもあまり疲れることなく周囲の景色を楽しみながら回れます。特に5月にはシャクナゲが、秋には紅葉が見られることでも有名です。

西沢渓谷は「森林セラピー基地」に指定されており、原生林と笛吹川のエメラルドブルーの清流がマイナスイオンと神秘的な雰囲気を生み出すため、心身が癒されるでしょう。最大の見所が、中間地点にある七ツ釜五段の滝で、連続する滝と周りの原生林が作り出す風景は絶景の名に恥じないものです。

ここでは清流の美しさが渓谷のほかのエリアに比べてより一層映えるため、心もよりなごみます。

西沢渓谷
■住所:山梨県山梨市
■営業時間:自由
■アクセス:
・JR中央本線山梨市駅よりバスにて約60分
・中央自動車道勝沼I.C.から約60分
■詳細情報(URLなど):https://www.yamanashishi-kankou.com/nature/nishizawa_keikoku/

 

富士川流域・南アルプス

南アルプスの山々
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山梨県の南西側には静岡県方面へ富士川が流れ、さらにその西側には南アルプスの雄大な山々がそびえています。この富士川流域一帯にも、魅力的かつ心癒されるスポットが多いです。

 

身延山久遠寺

枝垂れ桜で有名な久遠寺
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山梨県南西部にある身延町を代表する寺院であり、鎌倉時代に成立した日蓮宗の総本山として知られる寺院です。日蓮宗の開祖である日蓮が、流刑地の佐渡から戻ってきた1274年に草庵を設け、1281年には本格的な寺院として整備されました。戦国時代や江戸時代に門前町の整備や伽藍の拡大が行われた一方、明治時代に火災で焼失するなど紆余曲折を経て現在に至っています。

久遠寺最大の見所は、樹齢400年ともいわれる枝垂れ桜です。「全国枝垂れ桜10選」にも数えられるほど素晴らしいもので、参拝者の中にはしだれ桜目当ての方も少なくありません。特にすぐ近くにある五重塔や本堂としだれ桜の組み合わせは、写真映えすること間違いないほどです。

また最も中心的な建物である本堂もおすすめスポットです。内部には龍が描かれた天井画があり、その大きさに圧倒されます。地下には宝物館もあり、日蓮以来長く続く久遠寺が保管してきた寺宝の数々が展示されているうえ、写経体験を通じて心をリフレッシュすることもできます。ほかにも日蓮が創建に際して設けた御草庵の跡や彼の墓所など、日蓮の生涯に思いを馳せることができる場所もあるため、こちらもおすすめです。

身延山久遠寺
■住所:山梨県南巨摩郡身延町身延3567
■拝観時間:
・4~9月:5:00~17:00
・10~3月:5:30~17:00
■拝観料(宝物館):大人300円、大学生・高校生200円、小中学生100円
■アクセス:
・JR身延線身延駅からタクシーで約10分
・中部横断自動車道下部温泉早川I.C.より約20分
■詳細情報(URLなど):https://www.kuonji.jp/

 

身延山

身延山からの眺め
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久遠寺の背後にそびえる標高1153mの山で、久遠寺の奥之院となっています。もともとは日蓮宗の開祖で久遠寺を開いた日蓮が、自らの両親をしのんで奥之院思親閣を建立し、日々登り続けたのがいわれです。現在では身延山から見渡せる絶景や日蓮宗の修行、久遠寺参詣の目的で多くの方が登っています。なお登る際の交通手段はロープウェイが一般的で、7分ほどで山頂に到達します。

山頂最大の見所は、やはり周囲を見渡せる展望台です。富士山や甲府盆地、南アルプス、駿河湾など、四方に広がる絶景を思う存分見ることができます。特に3月から10月の夜明けから早朝にかけて、ダイヤモンド富士を見られるスポットでもあることでも有名です。

身延山(ロープウェイ)
■住所:山梨県南巨摩郡身延町・早川町
■営業時間(ロープウェイ):
・3月16日~11月15日:8:40~16:40
・11月16日~30日:8:40~16:20
・12月1日~3月15日:9:00~16:20
■利用料金:
・大人(中学生以上):往復1500円、片道860円
・小人(4~11歳):往復750円、片道450円
■アクセス:
・JR身延線身延駅からバスにて約15分「身延山」停留所所要時間 約15分
・中部横断自動車道下部温泉早川ICより約20分
■詳細情報(URLなど):http://www.minobusanropeway.co.jp/

 

下部温泉

下部温泉
Photo by PIXTA(ピクスタ)

久遠寺の北東、下部地域に広がる温泉郷です。平安時代に熊野権現によって開かれたとされ、その後鎌倉時代には日蓮が、安土桃山時代には徳川家康が入浴したという記録も残されています。武田信玄が行った金山開発に際して発見されたという伝説もあるため、「信玄の隠し湯」に数えられることでも有名です。

泉質はアルカリ性単純泉で、リューマチや神経痛など痛み関係の症状や疲労回復に効果が期待できるとされています。また古くから骨折や切り傷に効果があるともいわれ、治癒して温泉を去る際は熊野神社に松葉杖や義足を奉納する慣習があるほどです。おすすめの宿泊施設として、駅に近く郷土料理もおいしいことで評判の「下部ホテル」や、かつて武田信玄も入浴したいわれがある「古湯坊源泉館」などがあります。また湯の奥金山博物館の隣には足湯もあるため、宿泊しないまでも旅の疲れを癒す際におすすめです。

このほか観光スポットとして、先述の熊野神社に立ち寄ってみると良いでしょう。松葉杖の奉納場所のほか、至るところに下部温泉の効能に対する感謝のメッセージが残されていて、下部温泉の歴史を感じられます。

下部温泉
■住所:山梨県南巨摩郡身延町下部
■営業時間(下部温泉旅館組合):9:00~17:00
■アクセス:
・JR身延線下部温泉駅より徒歩約5分
・中部横断自動車道下部温泉早川ICより約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.shimobe.org/

 

赤沢宿

昔ながらの風景が残る赤沢宿
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南巨摩郡早川町にある、かつての宿場町として栄えた集落です。以前は身延山のほか、同じく日蓮宗の霊場である七面山敬慎院との間にある谷間の宿場町として賑わいました。富士川流域のメインストリートであるJR身延線や国道52号線より西に外れた場所であるため、身延駅や下部温泉駅から乗合バスに乗って行くのが一般的です。ただし昔の宿場町だった風景がそのまま残っていて貴重であるため、現在では重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

集落の中には、急峻な地形に設けられた石畳の道や木造家屋の数々、そして旅籠などが点在しており、見て回るだけでも一昔前の日本にやってきたかのような気分に襲われます。また山や川も比較的近いために、手つかずの自然もたくさん残され、野生の猿を見かけることもあるほどです。都会の生活ではとても感じることのできないような秘境の中の集落や、古き良き日本を味わうにはうってつけの穴場スポットでしょう。

赤沢宿
■住所:山梨県南巨摩郡早川町赤沢
■アクセス:JR身延線下部温泉駅から早川町乗合バスにて「七面山登山口・赤沢入口」停留所で下車し、タクシーで5分

 

富士山・富士五湖

逆さ富士
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山梨県の南東部には、日本のシンボルである富士山がそびえ、その麓には富士五湖が広がっています。自然豊かなスポットが点在しているうえ、日本有数のテーマパークである富士急ハイランドがあることでも有名です。

 

富士急ハイランド

富士急ハイランド
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富士山麓にある日本有数のテーマパークで、1969年に開業しました。日本でも有数の絶叫マシンを多く揃えている遊園地として知られています。絶叫マシンでは、富士急ハイランドの代名詞でもある「FUJIYAMA」のほか、2秒もせずに時速180㎞で駆けめぐる「ド・ドドンパ」、落下角度121度の「高飛車」など、まさに絶叫系大好きな方にとって嬉しいアトラクションが揃っています。

ほかにも全長1㎞近くにも及ぶ「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」は、途中離脱者が絶えないほどの恐ろしいホラーアトラクションです。ご自身の肝を試したい方にうってつけでしょう。

一方で、『きかんしゃトーマス』を扱った「トーマスランド」や、絵本『リサとガスパール』をモチーフにフランスの街並みを再現した「リサとガスパールランド」もあり、絶叫マシンが苦手な方でも楽しめるスポットです。「トーマスランド」は家族みんなで楽しめるほのぼのとしたアトラクションが多く、「リサとガスパールランド」ではカフェなどでスイーツをいただくなどできるため、のんびり過ごしたい場合にうってつけです。

富士急ハイランド
■住所:山梨県富士吉田市新西原5-6-1

■営業時間:9:00~17:00(季節により変動、特に夏場は大幅拡大)
■入場料:入園のみであれば無料、アトラクションごとに料金、フリーパスは大人5700円(前売り5200円)
■アクセス:
・富士急行河口湖線富士急ハイランド駅よりすぐ
・中央自動車道河口湖I.C.よりすぐ
■詳細情報(URLなど):https://www.fujiq.jp/

 

河口湖

河口湖と富士山
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富士山の火山活動によってできた富士五湖のうち、最も北に位置する湖です。富士五湖で2番目の面積を誇る一方、最も深いところの水深は14.6m程度となっています。2013年に富士山が世界遺産に登録された際、ほかの4つの湖とともに世界遺産に含まれました。

富士山のすぐ近くにある湖ということで、せっかく湖を見るのであれば富士山と一緒に見たいと思う方も多いでしょう。もし富士山との組み合わせで見たいのであれば、北岸側から見るのが最適です。河口湖自体が富士山の北側に位置しているため、北岸側から見ることで正面に富士山の姿をとらえられるうえ、天気によっては湖面に富士山が映る「逆さ富士」も見られます。

また北岸以外にも、東岸が河口湖観光の拠点として開けています。東岸からは遊覧船が出ていたり、背後の天上山をロープウェイが登ったりするなど、河口湖の持ち味を味わえるエリアです。特にロープウェイを利用すれば、眼下の河口湖を見下ろせるうえに、富士山の雄大な姿も見て取れるでしょう。

ちなみに天上山は昔話の「かちかち山」の舞台とされる場所であるため、ロープウェイで登りつつ、いたずらタヌキとウサギの話を思い返してみるのもおすすめです。

河口湖
■住所:山梨県南都留郡富士河口湖町

■営業時間:自由
■アクセス:
・富士急行河口湖線河口湖駅より徒歩約3分
・中央自動車道河口湖I.C.より約10分
■詳細情報(URLなど):http://www.fujisan.ne.jp/

 

忍野八海

忍野八海
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富士吉田市の東隣にある忍野村にある8つの湧泉群で、かつて存在した忍野湖が干上がり、後に水が残る形で形成されました。富士山の雪解け水が地下に貯まった後、伏流水として噴出しているために、古くから農業用水や飲用水として地元の人々を潤してきました。加えて富士山信仰でも、登山前に身を清める禊のために使われてきたため、富士山や富士五湖とともに世界遺産に登録されています。

名前の通り8つの泉があり、特に禊に際しては周る順番まできちんと決められていました。観光で回る際はどのような順番で回っても自由です。ただ富士山のパワーをいただくには、禊と同じように回るのが良いとされています。

最も有名なのが、湧水量が最も多く、人が通りやすい「湧池(わくいけ)」です。湧水量が非常に多い分、水深4mにもなるのに底までよく見えるのが特徴といえます。水中で藻が揺れたり、鯉が泳いだりするさまも美しく見えるため、写真映えするでしょう。ほかにも「逆さ富士」を楽しめる「鏡池」や、八海中最大の大きさを誇り禊でも最初に回る「出口池」も注目すべき池です。

忍野八海
■住所:山梨県南都留郡忍野村忍草
■営業時間:自由
■アクセス:
・富士急行富士山駅よりバスにて約25分
・東富士五湖道路山中湖I.C.より約7分
■詳細情報(URLなど):http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lake.html

 

鳴沢氷穴

鳴沢氷穴
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富士山麓で有名な青木ヶ原樹海の東側にある洞穴で、平安時代の864年に富士山が噴火した際にできたものです。内部は平均3度と冷え切っており、洞穴内の水滴が凍って氷柱が形成されることで知られています。洞穴内は1周約15分程度で回ってこられる環状型になっているため、中に入っても迷子になる心配がありません。

一番の見所は最深部にある氷柱と、その向かい側の氷の壁です。氷柱は例年冬に形成され始め、4月に最も大きくなります。加えて夏を経て秋の初めごろまで見られるため、まさに自然の奇跡を目の当たりにしているかのようです。また氷の壁は、かつて冷蔵庫が普及していなかった時代に、ここの氷を整形・活用していたさまが再現されています。いわば先人の知恵をここで追体験できる場といえるでしょう。

鳴沢氷穴
■住所:山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢8533

■営業時間:9:00~17:30(季節により変動)
■入場料:大人350円、小学生200円
■アクセス:
・富士急行河口湖線河口湖駅よりバスで約30分
・中央自動車道河口湖I.C.より約20分
■詳細情報(URLなど):https://www.mtfuji-cave.com/

 

大月・都留

大月の街並み
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山梨県東部の大月・都留地域は、古くから「郡内地方」と呼ばれてきたエリアです。山梨県の中でも東京都心から比較的アクセスしやすいこのエリアにも、ぜひ注目すべきスポットがいろいろとあります。

 

山梨県立リニア見学センター

リニアモーターカー
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2027年に品川~名古屋間でリニア新幹線が開業の予定になっていることが話題です。そのリニアモーターカーを生で見られる施設が、山梨県立リニア見学センターです。山梨県内には都留市を中心に約40km以上にわたってリニアの実験線が敷設され、現在リニアモーターカーの走行試験が行われています。センターの中には、リニアモーターカーの実物や模型を展示して、車両の仕組みや超電導の特性を説明しています。

また最大の見所である見学テラスでは、実際に時速500㎞で走るリニアモーターカーの姿を生で見られます。

山梨県立リニア見学センター
■住所:山梨県都留市小形山2381山梨県都留市小形山2381

■営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
■休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
■入館料:大人420円、高校生310円、小中学生200円
■アクセス:
・JR中央本線大月駅よりバスで約15分
・中央自動車道大月I.C.より車で約15分
■詳細情報(URLなど):https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/

 

猿橋

独特な構造の猿橋
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大月市猿橋地域にある橋で、山口県の錦帯橋と長野県の木曽の棧(かけはし)とともに、「日本三奇橋」に数えられます。橋脚が存在せず、ただ両岸からかけて完成させた形が「奇橋」と呼ばれる所以です。にもかかわらず安全に渡ることができるうえ、特に秋になると周りの紅葉とともに美しい姿を現します。

橋の下は深い渓谷になっているにもかかわらず、下を流れる桂川は美しい渓谷美を形作っているため、しばし佇んで見る価値があるものです。猿橋は飛鳥時代の西暦600年ごろに、朝鮮半島からやってきた渡来人技術者が、猿たちがお互いにつなげ合って橋を渡るさまを見て完成させたものとされています。

猿橋
■住所:山梨県大月市猿橋町猿橋

■営業時間:自由
■アクセス:JR中央本線猿橋駅よりタクシーで約5分
■詳細情報(URLなど):https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/31

 

岩殿山

岩殿山
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大月市中心部の北東にそびえる標高634mの山です。戦国時代には郡内地方を治めた豪族で、武田信玄に仕えた小山田信茂の居城があった場所でした。また古くから正面に富士山の姿がよく見えることで知られてきました。岩殿山は登山初心者でも登りやすい山としても有名で、大月駅から山頂までの所要時間も1時間程度です。もし本格的に登りたい場合は、「稚児落とし」を通るコースを進むのがおすすめです。

「稚児落とし」は岩殿山最大の岸壁であり、急峻な絶壁になっていて見ごたえや迫力が抜群にあります。加えてコース内にはいくつか鎖を使って登るところもあるため、本格的なトレッキングを楽しめるでしょう。なお駅から登山口までは、大月市が設置した案内看板があるため、登山口まではいとも簡単にたどり着けます。

岩殿山
■住所:山梨県大月市賑岡町

■営業時間:自由
■アクセス:
・JR中央本線大月駅より徒歩約23分
・中央自動車道大月I.C.より国道20号・139号線利用
■詳細情報(URLなど):https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/188

 

高川山

高川山
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大月市と都留市の境目にまたがる標高975.7mの山です。高川山の場合も、岩殿山と同じように駅から登山口までの案内看板があるため、それをたどれば登山口に簡単にたどり着けます。登山ルートには男坂・女坂ルートと沢(玉子石)ルートの2つがあり、もしなるべく楽に登りたいのであれば前者がおすすめです。前者で登る場合は比較的距離が短く、特に女坂利用であれば初心者でもかなり楽に登れます。

なお山頂からは真正面に富士山が見えるため、ここで写真を撮っておくと良い思い出になります。また眼下にはリニアの実験線も望め、実験車両が走っている姿を見られたら運が良いでしょう。

高川山
■住所:山梨県都留市小形山

■営業時間:自由
■アクセス:JR中央本線初狩駅より山頂まで約2時間
■詳細情報(URLなど):https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/sangyo/shoko_t/5/1331.html

 

子供と一緒に!山梨でできるアクティビティ

山梨の紅葉
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山梨にはほかの県ではとても体験できないようなアクティビティが多いです。ここでは、山梨だからこそ体験できるアクティビティを4つほどご紹介していきます。

 

果樹園でのフルーツ狩り

シャインマスカット
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「フルーツ王国」の別名が付くほどフルーツ栽培が盛んな山梨県では、フルーツ狩りができる果樹園が多いです。フルーツ狩りができる時期は、5~10月ごろで、もちろんフルーツによって時期は微妙に異なります。夏休みあたりであれば、子供の夏休みも利用して家族総出で出かけられるでしょう。また果樹園によっては、食べ放題ができるところも多いです。

種類別に見ていくと、まずブドウであれば8月から10月にかけての時期で、南アルプス市の「中込農園」や甲府市の「こうぶえん」などが代表的です。またブドウとともに多く栽培されているモモについては、6~8月が旬の季節で、甲州市の「樋口桃園」や南アルプス市の「米山盛允農園」などは人気が高いといえます。

このほかにも全国的に見て生産高の多いサクランボについては5・6月が旬で、山梨市の「宮本農園」や北杜市の「岩原果樹園」などが有名です。「宮本農園」の場合は屋内でフルーツ狩りができるため、雨でも心配はありません。

 

乗馬体験

山梨での乗馬体験
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山梨といえば武田信玄、武田信玄といえば武田騎馬軍団というように、山梨は古くから馬と深い関係があります。このため山梨でできるアクティビティの1つとして、乗馬体験も有名です。特に標高が高く牧場も多く設置されてきた北杜市で盛んに行われており、八ヶ岳周辺の森林の中を馬に乗って散策するというものです。具体的には最初の20~30分ほどで馬の操作方法を学び、その後の時間で実際に馬に乗りながら森林を移動する内容になっています。

小学生以上であれば誰でも参加できるうえ、普段の生活の中でなかなか経験できない乗馬の思い出を作るにはうってつけでしょう。なお雨が降った場合でも、森林散策に比べれば時間は短いものの、屋内の花で乗馬体験するアクティビティもあります。

 

青木ヶ原樹海や洞窟の探検

青木ヶ原樹海
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富士山の北西部、富士河口湖町や鳴沢村一帯に広がる広大な森が青木ヶ原樹海です。都市伝説でもよく取り上げられて怖いイメージのある青木ヶ原樹海ですが、実際は遊歩道沿いに歩けば自然を満喫できる場所です。そして青木ヶ原樹海を実際に歩くうえ、途中の洞窟まで探検するアクティビティも山梨ならではのものです。小学生以上であれば誰でも参加できるうえ、装備品もレンタルできるため、気軽に申し込んで参加できます。

最初は樹海の中を散策しつつ、ガイドから樹海の歴史や独特の自然についてさまざまなレクチャーを受けます。そして樹海の奥にある洞窟を、ヘッドライトの光だけを頼りに進んでいくという流れです。世界的にもまれな神秘のエリアを冒険することは、子供はもちろん大人でもワクワクしたひとときを過ごせるとともに、忘れられない思い出になるでしょう。

 

SUP体験

富士山の近くでsup
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富士山の周辺にある富士五湖など波のない場所でできるアクティビティが、SUP(スタンドアップパドル)です。大きなボードを1人で操作するもので、中にはヨガをしている状態や立った状態で操作できるものもあります。カヌーやラフティングと似ているように見えますが、山梨県には山中湖や本栖湖など比較的穏やかで波の立ちにくい湖が多いため、ラフティング以上に安全にできるものです。

しかも条件や場所によっては小学生や幼児も参加できるプランも用意されています。

 

ワイン県ならではのワイナリー巡り!

山梨 ワイン工場
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豊富に栽培されるブドウを活かしたワインづくりが盛んな点も山梨県の特性です。単に盛んなだけではなくワインの生産量やワイナリー数が日本一という実績もあります。この特性を生かし、2019年8月7日から山梨県は「ワイン県」と名乗るようになりました。

ここでは、そんなワイン県のワイナリー巡りやモデルコースについて見ていきましょう。

 

ワイナリー巡りの紹介

ワイン 山梨
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2019年8月7日にワイン県宣言を行った山梨県で特にワイナリーが集中しているのが、甲府盆地の東側に位置する勝沼地域です。というのも、勝沼は山梨県でもワインの原材料であるブドウの栽培が盛んであるうえ、ワイン作りも明治時代に勝沼出身の2人の日本人がもたらした実績があるためです。言い換えれば勝沼は山梨県、ひいては日本で最もワイン作りが盛んであるとともに、最もワイン作りの歴史が長い地域であるともいえます。

加えて勝沼のワイナリーには、醸造施設や倉庫の見学やワインの試飲ができるところが多いうえ、ワイナリーが集中していることからはしごも便利です。ワイン県宣言で山梨ワインに対する注目が集まっている今、話題性のあるワイナリー巡りに出かけてみてはどうでしょうか。

 

ワイナリー巡りのモデルコース

ワイン
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ワイナリーの多く集中する勝沼でワイナリー巡りをするのであれば、最も簡単にできるのが石和温泉駅発着のワインタクシーを利用するものです。このワインタクシーは、毎週末と祝日に運行されています。具体的には土曜が11:15~15:50に、日曜と祝日が10:30~15:05の時間帯に15分間隔で巡回しています。巡回ルートも勝沼エリアにある4つの代表的なワイナリー、「白百合醸造」・「シャトーメルシャン」・「ルミエールワイナリー」・「中央醸造」を順番に回るというものです。しかも試飲料金は無料で、タクシー代をまとめて払うだけです。

なお当日までに前もって予約が必要で、余裕を持って行うのであれば「富士の国やまなし観光ネット」にて、当日であれば石和温泉駅の観光案内所で受け付けてもらえます。1ワイナリー約30分として、例えば日曜・祝日に10:30に出発した場合、最初の「白百合醸造」には約15分後に到着します。ここで30分ほど見学し、好きなワイン1種類を好きな量だけ試飲できます。

その後11:30ごろに再びタクシーを利用して、次の「シャトーメルシャン」に移動、5分ほどで到着です。11:45から見学し、ちょうどお昼ということでランチもいただけます。オードブルと3種類のワインの試飲が付いているため、単に飲むだけではなく食べ合わせまで一緒に試せる素敵な仕掛けです。また日本最古のワイン会社ということで、ワインの歴史について学べる機会もあります。

13:00から再び移動し、次の「ルミエールワイナリー」へと移動、所要時間5分程度で到着です。13:15から30分ほど「ルミエールワイナリー」でもワイナリーや工場の見学を行います。実はここも「シャトーメルシャン」と同じく、日本で最も古いといわれるワイナリーであるため、重要文化財の石造発酵槽などを見ながらワイン作りの伝統に思いを馳せられます。加えてワインタクシー利用の場合は、スパークリングワインの試飲もできるためになおさらお得です。

13:45に見学が終わるころにはタクシーが来るため、それに乗って「中央醸造」へ。こちらも5分程度で移動できるため、14:00から30分ほどの見学です。ここはワインの本場であるヨーロッパに向けて日本から最初に輸出された銘柄が生み出された場所です。ほかにもコンクールでなお馳せたワインも数多く生み出されているため、ワイナリー見学の際につい気になってさまざまな施設を見たり試飲したりしたくなるでしょう。

この後は再び「白百合醸造」で見学または試飲した後、石和温泉駅に戻るルートです。「白百合醸造」には2度来るスケジュールであるため、見学と試飲を1度ずつに分けるのがおすすめでしょう。

 

山梨名物をご紹介!

ほうとう
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山に囲まれた山梨県は、独特なグルメがいろいろとあります。ここでは山梨観光の際にぜひ味わったりお土産として購入したりしておきたいグルメを5つ、提供する名店とともにご紹介しましょう。

 

ほうとう(小作)

ほうとう
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山梨県を代表する郷土料理といえば、ほうとうです。一説によれば武田信玄が陣中食として採用したことがきっかけで、一般的に広まったとされています。もともと山梨県は平地が少ないうえ、田んぼより小麦畑が多かったこともあり、小麦を活かした鍋物料理としてほうとうが定着しました。

具体的には小麦粉を練り込んで太めの麺にしたものを、野菜などと一緒に煮込んだものです。ちなみに味のベースになる味噌は、地元の甲州味噌を使うケースが多いです。また山梨県では野菜の中でも、特にカボチャを入れて甘味をつけるのが重要視されています。

ほうとうの名店として知られるのが、山梨県内に出店している「小作」です。自家製の麺と味噌を使っているため、これだけでも「小作」らしいほうとうの味を楽しめます。加えてカボチャやジャガイモなどは大きめに切られたものが出されるため、カボチャについては病みつきになるような甘さを堪能できるでしょう。

小作甲府駅前店
■住所:山梨県甲府市丸の内1-7-2

■営業時間:
・月曜~土曜:11:00~22:00(L.O.:21:10)
・日曜・祝日:11:00~21:00(L.O.:20:30)
■アクセス:JR甲府駅より徒歩約2分
■詳細情報(URLなど):http://www.kosaku.co.jp/

 

甲府鳥もつ煮(奥藤本店)

甲府鳥もつ煮
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近年山梨県のB級グルメとして注目を集めているのが、甲府名物の甲府鳥もつ煮です。1950年に甲府市内のあるそば屋さんが、鶏の内臓などが捨ててあったのを見て、何とか活用できないかと考案したものです。現在ではお酒のおつまみや、どんぶりものの具など、食卓で幅広く活用されています。少量のタレを使って強火でさっと煮込んであるため、見かけも照りの強さが特徴のものとなっています。タレがやや固形化されることで旨味が凝縮されているため、ご飯などのお供として食べやすい点がポイントです。

甲府鳥もつ煮の名店が「奥藤(おくとう)本店」で、実はこの店こそが甲府鳥もつ煮を最初に考案した店主が運営していたお店です。いわば元祖甲府鳥もつ煮を提供するお店であるため、伝統の味をそのまま味わえます。

奥藤本店国母店
■住所:山梨県甲府市国母7-5-12
■営業時間:11:30~14:30、17:00~20:30
■アクセス:
・JR身延線国母駅より徒歩約10分
・中央自動車道甲府昭和I.C.より約15分
■詳細情報(URLなど):http://okutou.com/

 

吉田のうどん(桜井うどん)

吉田のうどん
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ほうとうと並ぶ山梨県の郷土料理で、特に河口湖などがある郡内地方を代表する料理となっています。郡内地方も山梨県の他地域と同じように、周りを山に囲まれて平地が少なく、加えて火山性の土壌を持つため、小麦栽培が盛んでした。加えてこの地方では養蚕や機織り業が盛ん出会ったうえ、その主な担い手が女性であったため、彼女たちが仕事しながら食べられるように考案されたのが吉田のうどんでした。

吉田のうどんの最大の特徴は、非常にコシが強く歯ごたえがある点で、その強さは讃岐うどん以上です。しかしこのコシの強さがポイントで、噛むほど出汁の旨味が口の中に広がって癖になります。なお出汁は煮干しやしいたけから取ったものが使われるうえ、具材は馬肉やキャベツが一般的です。

吉田のうどんの名店が「桜井うどん」で、メニューこそ温かいうどんと冷たいうどんだけですが、つけ汁につけて食べるとうどん本来の風味が口に広がって言葉で言い表せない味です。麺だけで十分美味しく食べられるために、上記のようなシンプルなメニューになっているため、期待大でしょう。

桜井うどん
■住所:山梨県富士吉田市下吉田5-1-33

■営業時間:10:00~14:00(売り切れ次第終了)
■定休日:日曜
■アクセス:富士急行大月線月江寺駅より徒歩約9分
■詳細情報(URLなど):https://tabelog.com/yamanashi/A1903/A190301/19000357/

 

桔梗信玄餅(桔梗屋)

桔梗信玄餅
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山梨を代表する郷土料理がほうとうならば、山梨を代表するお土産は「桔梗屋」の桔梗信玄餅です。「桔梗屋」が1968年に考案・発売したお菓子で、求肥ともち米から餅を作り、さらにそれをきな粉にまぶして黒蜜にかけて食べるのが定番です。名前の由来は、戦国時代に同じような餅があって、それを武田信玄が絶賛したという逸話から来ています。

なお「桔梗屋」が最初に考案したにもかかわらず、同社が販売している信玄餅に「桔梗」が付くのは、同じく地元で有名なメーカーである「金精軒」が先に「信玄餅」の商標を登録したためです。添加物や保存料は一切使用せずに、餅の風味をそのまま活かしているうえ、それをきな粉と黒蜜が優しく包むために人気が高いです。桔梗信玄餅は甲府駅などのお土産物屋であれば、必ずといって良いほど扱われています。

桔梗屋
■住所:山梨県笛吹市一宮町坪井1928

■営業時間:信玄餅を取り扱う各店舗による
■アクセス:信玄餅を取り扱う各店舗による
■詳細情報(URLなど):http://www.kikyouya.co.jp/

 

イタリアンロール(清月)

ロールケーキ
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山梨県のお土産で、洋菓子の代表格が「清月」のイタリアンロールです。ロールケーキといえば、ふわふわのスポンジケーキの中に生クリームが入っているものがイメージされがちですが、「清月」のそれはただのロールケーキではありません。厚めのシュークリーム風の皮に包まれている中に、スポンジケーキと生クリームという構成です。ただ皮からしてしっとりとしているうえ、スポンジケーキと生クリームの組み合わせが病みつきになります。加えて味も濃厚で程良い甘みとなっているため、特に甘党の方へのお土産に持参したら非常に喜ばれるでしょう。

なお「清月」のイタリアンロールも、桔梗信玄餅と同じように甲府駅などのお土産物屋であれば、必ずといって良いほど扱われています。

清月南アルプス本店
■住所:山梨県南アルプス市桃園591

■営業時間:9:00~19:00
■アクセス:中部循環自動車道南アルプスI.C.より約8分
■詳細情報(URLなど):http://www.saygets.co.jp/

 

泊まるならここ!おすすめの宿泊施設&温泉

静かな佇まいの旅館
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山梨県内には温泉が多い分、至るところに宿泊施設も多くあります。ここでは山梨観光でぜひとも利用したい宿泊施設や温泉を4ヶ所ご紹介しましょう。

 

華やぎの章慶山

山梨県に数ある温泉の中で最も代表的な石和温泉の宿でも、非常に人気の高いところです。まず温泉が源泉かけ流しであるうえ、美肌効果が期待できるところに人気があります。また客室は和室が多いうえに、中には露天風呂付きの部屋もあるため、家族や女子旅、カップルで泊まるにはうってつけです。

料理についても甲州料理に欠かせない、ほうとう鍋やワインビーフのステーキがあるほか、天ぷらや刺身をオープンクッキングで仕上げてできたてをいただける点も人気の秘密です。なお石和温泉駅から徒歩5分とアクセスが良いため、移動にも苦労しません。

華やぎの章慶山
■住所:山梨県笛吹市石和町市部822-14

■チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
■アクセス:
・JR中央本線石和温泉駅から徒歩で約5分
・中央自動車道一宮御坂ICから約10分
■詳細情報(URLなど): https://keizan.com/

 

下部ホテル

下部温泉を代表する宿泊施設で、まずアクセス面からして下部温泉駅から約1分、下部温泉早川I.C.からでも車で約5分という至近さです。すぐ近くには富士川の支流である常葉川のせせらぎが聞こえるうえに、クロマツやアカマツを200本ほど植えてあるため、マイナスイオンを存分に感じられる環境です。加えて浴場には下部温泉本来のアルカリ性単純泉である「下部奥の湯高温源泉」のほか、当ホテルオリジナルの「硫黄泉」があります。このためほかの下部温泉の宿泊施設以上の効能が期待できるほか、湯船も12種類あるため、いろいろなお風呂を楽しめます。

なお湯上りには下部の名水を飲めるサービスもあり、非常に人気が高いです。客室についても普通の和室をはじめ、モダン客室やパノラマビューツインなどさまざまな種類の部屋があるため、さまざまなお好みに応じて選ぶことができます。

料理についても、富士川流域にある戸川渓谷のヤマメや身延の湯葉など、地元の食材をふんだんに活かした料理が提供されます。特に夕食や朝食でも地元食材を活かしたバイキングを楽しめるため、味の点で身延一帯や山梨の味を堪能できるでしょう。

下部ホテル
■住所:山梨県南巨摩郡身延町上之平1900

■チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
■アクセス:
・JR身延線下部温泉駅より徒歩約1分
・中部循環自動車道下部温泉早川I.C.より約5分
■詳細情報(URLなど): https://www.shimobe.co.jp/

 

石和温泉ホテルふじ

石和温泉にある人気宿泊施設の1つです。このホテル最大の見所は、山梨にある宿泊施設で最も大きな岩風呂がある点と石和温泉でも最大級の大浴場がある点で、入浴中はのんびりと体を伸ばせます。加えて展望風呂から富士山の姿を望んだり、庭園に面した庭園風露天風呂で趣を感じたりと、さまざまな入浴の楽しみ方ができるホテルです。部屋も基本和室であるものの、洋室や特別室もあるため、和室に慣れていない方にとっても心配する必要はありません。

ただ部屋のタイプに関係なく、基本的に広めで過ごしやすいです。料理は60種類からなる和洋中の創作バイキングや旬の御膳料理のほか、馬刺しや鳥もつ煮、甲州ワインビーフの炙り寿司など地元名物の料理も多く揃っています。

石和温泉ホテルふじ
■住所:山梨県笛吹市石和町川中島192

■チェックイン/チェックアウト:15:00/ 10:00
■アクセス:
・JR中央本線石和温泉駅より無料送迎バス利用
・中央自動車道一宮御坂I.C.より約15分
■詳細情報(URLなど): http://www.hotel-fuji.jp/

 

富士ビューホテル

ホテルビューふじ
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河口湖周辺にある河口湖温泉を代表する宿泊施設です。温泉は河口湖温泉に5つある源泉の1つ「秀麗の湯」を引いており、無色透明で神経痛など痛み関係の症状に効能が期待できます。加えて男湯は古民家を、女湯が京の町家をイメージしたものとなっており、入浴しながら「和」を感じられるでしょう。

客室には和室洋室、モダン客室などさまざまなタイプがあり、部屋によっては眼前に富士山が見えるものがあります。ただ富士山が見えない側でも、河口湖を望めるところもあるため、どちらにせよ美しい眺望を期待できるでしょう。

食事は全部で4つのレストラン・カフェがあり、このうち料理関係は日本料理やフランス料理、朝食バイキングを楽しめるようになっています。特に日本料理とフランス料理のレストランでは、甲州牛など地元の食材を活かした料理を食べられるほか、山梨のワインをたしなんだりお土産として購入できたりするのがポイントです。

富士ビューホテル
■住所:山梨県南都留郡富士河口湖町勝山511

■チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00
■アクセス:
・富士急行河口湖線河口湖駅よりタクシーで約8分
・中央自動車道河口湖I.C.より約10分
■詳細情報(URLなど): https://www.fujiview.jp/

 

まとめ

果樹園が広がる山梨
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今回は山梨の魅力や観光スポットなどを見てきました。富士山の存在ばかりが目につきやすい山梨ですが、それだけではなく八ヶ岳や清里、昇仙峡、武田神社、身延山久遠寺などの観光スポットに事欠きません。

また日本有数のフルーツ栽培やワイン作りが盛んな県である点や温泉が多い点、ほうとうなど独特なグルメが多い点まで含むと、山梨は非常に魅力たっぷりな地域といえます。山梨を回る際は、富士山以外の観光スポットやグルメ・フルーツ・ワインなどにも注目してみると面白いです。