最終更新日 2023-01-19
栃木県の観光と聞くと何をイメージするでしょうか?日光東照宮や那須の自然、アルパカ、佐野ラーメンなど様々なものを想像するでしょう。しかし、栃木県内には他にもおすすめの観光スポットやグルメがたくさんあります。栃木県を旅行する際、より多くの観高スポットについて知っていれば、旅がもっと楽しくなるでしょう。今回は栃木県の旅行に欠かせない観光スポットを38ヶ所ご紹介します。
記事の目次
栃木県について簡単にご紹介!


栃木県は関東地方でも北側、群馬県と茨城県に挟まれた場所にあります。県庁所在地の宇都宮市へは、東京からも新幹線で1時間程度と非常に行きやすいです。
県内には豊かな自然や歴史の香り漂う多くの寺社仏閣・文化財があるため、観光を存分に楽しめます。世界遺産にも指定された日光や、山々や高原の自然が特徴的な那須などが代表的です。加えて、関東でも指折りの温泉が多い地域であるため、日常を離れてゆったりくつろげます。
ご当地グルメも豊富で、宇都宮餃子Ⓡや佐野ラーメンなどは全国的にも非常に有名です。
エリア別栃木県のおすすめ観光スポット38選


栃木県には魅力的な観光スポットが豊富にある分、出かける場所を決めるのに悩んでしまうでしょう。そんな方々のために、栃木県が誇る数多くの観光名所で指折りの38ヶ所をエリアごとにご紹介します。
日光エリアでおすすめの観光スポット10選


栃木県北西部に位置する日光エリアは、東照宮や華厳ノ滝など県内の定番スポットが目白押しのエリアです。加えて日光江戸村や東武ワールドスクウェアのようなテーマパークもあるため、世代を問わず楽しめるでしょう。より詳しく日光エリアの観光スポットについて知りたい場合は、以下の記事もおすすめです。
日光東照宮


日光東照宮は日光を代表する神社であるとともに、世界文化遺産「日光の社寺」の中心的なスポットです。戦国乱世を収束させ、260年の太平の世を築いた徳川家康が祀られています。家康が1616年に亡くなった際、彼の遺言で翌年の改葬に合わせて建立されました。後に3代将軍家光の時代に大々的な改築が行われ、現在見られる豪華絢爛な姿になりました。
境内には55棟もの建物があり、本殿や陽明門を含む8棟が国宝に、その他に34棟が重要文化財に指定されています。中でも本殿の手前にある陽明門は当神社のシンボル的存在です。色鮮やかな彫刻が見どころになっており、数も有名な「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」や「眠り猫」など5,000体以上に及びます。ちなみに陽明門だけでも500体以上が施されているため、じっくり眺めるてみると良いでしょう。奥宮には家康のお墓もあります。立派な宝塔が立っているうえ、脇には彼の遺訓を記した木札もあり、彼の生きざまに触れられるでしょう。
日光東照宮は国内屈指のパワースポットとしても有名です。天下人家康を祀っているだけあり、仕事・勝負・恋愛・子宝関係など様々なご利益がいただけることで評判があります。
■住所:栃木県日光市山内2301
■拝観時間:
・4~10月:9:00~17:00
・11~3月:9:00~16:00(最終受付:閉門30分前)
■定休日:なし
■料金:大人・高校生1,300円、小中学生450円
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「表参道」バス停下車徒歩約2分
・日光宇都宮道路日光I.C.より車で約6分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.toshogu.jp/blog/2020/07/post-181.html
日光二荒山神社


日光二荒山(ふたらさん)神社は日光東照宮の西隣にある神社です。日光を代表する山である男体山(二荒山)をご神体として、784年に創建されました。1200年以上にわたり信仰されてきた神社で、下野国(栃木県の旧国名)の一の宮として重要な位置付けになっています。
主な御祭神は開運や縁結びを司る大己貴命(おおなむちのみこと)です。特に縁結びのパワースポットとして女性から絶大な人気を得ています。境内の夫婦杉や縁結びの笹は必見です。縁結び以外にも仕事や人間関係などあらゆる縁にも通じるため、恋愛以外のお願い事をするにもおすすめです。
■住所:栃木県日光市山内2307
■拝観時間:
・4~10月:9:00~17:00
・11~3月:9:00~16:00(最終受付:閉門30分前)
■定休日:なし
■料金:無料
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「表参道」バス停下車徒歩約3分
・日光宇都宮道路日光I.C.より車で約6分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.futarasan.jp/pdf/corona-virus.pdf
いろは坂


日光市中心部から中禅寺湖方面に進んだところにある、ヘアピンカーブが連続する急坂です。48ヶ所ものカーブが連続するところから、同じくらいの数の音を持ついろは歌にちなんで名付けられました。カーブに差し掛かるたびに「い」「ろ」「は」と文字板が設置されているのが特徴的です。
日光では観光道路として非常に有名で、市街地方面と中禅寺湖方面の標高差は440mにもなります。連続する急カーブと大きな標高差があることによって、眼下に絶景が広がっているのが魅力です。特に秋の紅葉や夜間のライトアップは絶対に見ておきたい景色といえます。
上りの第2いろは坂の途中にある「明智平の展望台」は眺望や休憩におすすめです。ドライバーの方は運転でなかなか景色を見る余裕がないため、休憩がてら立ち寄れば落ち着いて景色を楽しめます。
■住所:栃木県日光市細尾町
■営業時間:自由
■定休日:なし
■料金:なし
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「馬返」・「明智平」バス停下車すぐ
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約6分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
華厳ノ滝


いろは坂を登りきったところにある、日光を代表する滝です。落差は97mにもなり、和歌山県の那智の滝と茨城県の袋田の滝とともに「日本三名瀑」に数えられます。滝の向かい側には観瀑台が設置されているため、滝の姿をじっくり楽しむには最もおすすめのポイントです。
中禅寺湖の水が大谷川に流れ出るところにあり、水が落下する様子は迫力とダイナミックさを感じさせられます。滝の両側には美しい自然が広がっており、四季に応じて姿を変化させる点も魅力的です。特に初夏の新緑や秋の紅葉、冬場の細い小滝が凍っているさまは絶景となっています。6月のイワツバメが飛び交う景色も必見です。
■住所:栃木県日光市中宮祠
■営業時間:
・3~4月 9:00~17:00
・5~11月 8:00~17:00
・12~2月 9:00~16:30
■定休日:なし
■料金(エレベーター往復利用料):大人570円、小学生340円
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「中禅寺温泉」バス停下車すぐ
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約22分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
中禅寺湖


中禅寺湖は奥日光を代表する景勝地です。標高1269mに位置することから、日本でも指折りの高所にある湖として知られています。すぐ近くにそびえる男体山が2万年前に噴火した際に生まれた湖とされています。
湖周辺では四季折々の絶景を見ることができます。特に男体山をはじめ周辺が紅葉に染まるさまは、湖面から眺めていても非常に感動します。なお、湖の南東にある半月山展望台からであれば、男体山と中禅寺湖を同時に見られるので、非常におすすめです。
湖では遊覧船やSUP(スタンドアップパドルボート)といったアクティビティも盛んに行われています。湖周辺の絶景と一緒に堪能すれば、良い思い出になるでしょう。周辺にはイタリア大使館別荘記念公園や英国大使館別荘記念公園、竜頭の滝といった魅力的なスポットも豊富です。
■住所:栃木県日光市中宮祠
■営業時間:自由
■定休日:なし
■料金:なし
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「中禅寺温泉」バス停下車徒歩5分
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
戦場ヶ原


中禅寺湖から国道120号線を先に進み、左手(西側)に見えてくる湿地帯です。男体山の神と赤城山の神が中禅寺湖を巡って争ったという言い伝えが名前の由来になっています。
広さは400haにもなり、350種類にも及ぶ植物や多くの野鳥などが生息しています。内部を散策するには、専用のハイキングコースに沿って巡るのが一般的です。男体山を背景にした美しい景色が見られるだけでなく、人里離れた場所特有の澄んだ空気を感じられる点が魅力になっています。夜は星空がよく見えるため、星空観察にもうってつけです。
■住所:栃木県日光市中宮祠
■営業時間:自由
■定休日:なし
■料金:なし
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「三本松」バス停徒歩1分
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約37分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
男体山


中禅寺湖の北側にそびえる、高さ2486mの山です。日光を代表する山であるとともに、古くから霊山として信仰されてきたため、日光の歴史を語るうえで欠かせない存在になっています。二荒山(ふたらさん)という別名もあり、日光二荒山神社のご神体として崇められています。
男体山は現在、日光二荒山神社の境内地となっているため、神社が定めた登拝期間にのみ登山ができます。中禅寺湖のほとりにある日光二荒山神社の中宮祠を経由して登ってゆきます。登拝期間の中でも毎年7月31日から8月7日には登拝講社大祭が開催され、多くの人々が山頂からご来光を眺めにやってきます。山頂には奥宮もあるため、パワーをいただけるでしょう。
山頂からは近くの中禅寺湖や日光白根山に加え、富士山まで見えるため、非常に良い見晴らしです。秋には中禅寺湖周辺の紅葉も見ることができます。
■住所:栃木県日光市中宮祠
■開山(登拝)期間:4月25日~11月11日
■入山受付:6:00~(二荒山神社中宮祠で受付)
■定休日:上記以外の期間
■料金(入山料):大人1,000円(中学生までは無料)
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バス利用、「二荒山神社中宮祠」バス停下車、登山口まで徒歩1分
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約23分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
EDO WONDERLAND 日光江戸村
日光市の中心街の北東に位置する鬼怒川温泉にあるテーマパークです。名前の通り、江戸時代の文化や生活に触れられるようになっています。敷地内には宿場町や武家屋敷、忍者の里などが再現されているため、江戸時代にタイムスリップしたような気分になれるでしょう。
江戸時代の着物を身に付けて歩き回ったり、当時の職業や食生活を体験することもできます。街中の人々との交流や芝居、各種体験を通じてなおさら江戸時代の空気を味わえるでしょう。お子さん向けにも手裏剣投げや弓矢、子供侍体験のようなアトラクションもあるため、家族連れの方々も十分に楽しめます。
■住所:栃木県日光市柄倉470-2
■営業時間:
・3月20日~11月30日 9:00~17:00
・12月1日~3月19日 9:30~16:00
■定休日:水曜(祝日・大型連休時は営業)、冬季休園日期間(1月後半)
■料金:
・通行手形(1日) 大人4,800円、小人2,500円
・通行手形(午後割引) 大人4,100円、小人2,100円
■アクセス:
・東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅より東武バス利用、「日光江戸村」バス停下車すぐ
・日光宇都宮道路今市I.C.より車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:http://edowonderland.net/img/upload//2021/08/448c93958b275afdeb1b80ed41337214.pdf
東武ワールドスクウェア


東武鉄道が運営している、鬼怒川温泉にあるテーマパークです。
敷地内には世界22か国102ヶ所の名所を25分の1で再現したミニチュア模型が配置されています。うち48ヶ所は万里の長城やギザのピラミッドなど、有名な世界遺産であるため必見です。日本の名所だと厳島神社や東京駅、東京スカイツリーなどが再現されています。
各ミニチュアには7㎝サイズの人形が置かれており、観光地としての名所の雰囲気を引き立たせてくれています。。ミニチュアは屋外に設置されているため、日光の山々を背景に思い出に残る写真も撮れます。世界一周旅行をしているような気分になれる素敵な場所です。
■住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1
■営業時間:
・3月20日~11月30日 9:00~17:00
・12月1日~3月19日 9:30~16:00(最終入園:閉園1時間前)
■定休日:なし
■料金:
・前売り券 大人2,500円、小人1,200円
・当日券 大人2,800円、小人1,400円
■アクセス:
・東武鬼怒川線東武ワールドスクウェア駅より徒歩約5分
・日光宇都宮道路今市I.C.より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.tobuws.co.jp/new/news_topics/detail/280/
龍王峡


鬼怒川温泉からさらに北に行った藤原地区にある景勝地です。川治温泉と鬼怒川温泉の間に位置し、長さ約3㎞の峡谷はまるで龍がのたうっているような姿に見えます。約2200万年前に海底火山の噴火で噴出した火山岩が、長い時間をかけて鬼怒川の浸食を受けて形成されました。
峡谷沿いでも特にむささび橋からの眺めが非常に魅力的で、奇岩と清流のコントラストに心打たれるでしょう。また、川治温泉から峡谷沿いに遊歩道が整備されているため、一帯に生息する動植物や多様な奇岩をじっくり観察できます。秋の紅葉と岩の組み合わせもおすすめです。
■住所:栃木県日光市藤原1357
■営業時間:自由
■定休日:なし
■料金:なし
■アクセス:
・野岩鉄道会津鬼怒川線龍王峡駅より徒歩すぐ
・日光宇都宮道路今市I.C.より車で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
那須エリアでおすすめの観光スポット11選


栃木県で最も北側に位置する那須エリアは、山々や高原があることから自然や酪農に関わるスポットが数多くあります。テーマパークも多いため、大自然が広がる中で家族やグループで楽しいひと時を過ごすにはおすすめです。那須エリアで特におすすめの観光スポットを11ヶ所ご紹介します。
那須どうぶつ王国


那須高原の代表的な観光スポットの1つです。園内は大きく屋内施設「王国タウン」と大自然の景観を活用した「王国ファーム」に分かれているため、天候に関係なく楽しめます。
飼育されている動物は150種600頭で、世界中の地域や気候帯、種類などに特化した展示が見られるのが特徴です。中にはラクダやカンガルー、オオカミなど日本ではあまり見られない種類を目の当たりにできます。また、アルパカやカピバラなどへの餌やり体験ができたり、猫などのパフォーマンスを楽しめたりする点で魅力満載です。
日本最大級のドッグランがあることでも知られています。犬を飼っている方は、那須の自然の中でワンちゃんを思い切り駆け回らせてあげるのも良いでしょう。
■住所:栃木県那須郡那須町大島1042-1
■営業時間:
・通常営業期間 平日 10:00~16:30、土日祝 ゴールデンウィーク 夏休み期間 9:00~17:00 ※夏季延長あり
・冬季営業期間(12月下旬~3月中旬) 土日祝 10:00~16:00
■定休日:不定休
■料金:
・パスポート 大人(中学生以上)2,400円、子供(3歳~小学生)1,000円
・冬季パスポート 大人(中学生以上)1,400円、子供(3歳~小学生)700円
■アクセス:
・JR新白河駅よりタクシーで約22分
・東北自動車道那須高原スマートI.C.より車で約15分、那須I.C.より約30分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.nasu-oukoku.com/news/2021/04/2021319.html
那須アルパカ牧場 那須ビックファーム


那須どうぶつ王国の近くにあるアルパカ専門の牧場です。日本初のアルパカ専門の牧場として開かれ、敷地面積約11万平方メートルの中に約400頭ものアルパカが暮らしています。温厚でマイペース、体全体が厚い毛に包まれているアルパカに会いに行くには非常におすすめの牧場です。
園内ではアルパカと触れ合ったり、リードを引く形で一緒に歩いたりと楽しいひと時を過ごせます。また、個体によって黒色や茶色など毛の色がさまざまであるため、「アルパカ=白」というイメージが変わるでしょう。普段なかなか見られない生のアルパカに出会えるため、彼らの知られざる生態を知ることができます。初夏には彼らの毛刈りを見られる点も見どころです。
■住所:栃木県那須郡那須町大字大島1389-2
■営業時間:10:00~16:00(1月・2月は最終入場15:30)
■定休日:火曜・水曜・木曜、年末年始(12月31日~1月2日)
■料金:大人(中学生以上)800円、子供(5歳~小学生)400円
■アクセス:
・JR新白河駅よりタクシーで約20分
・東北自動車道那須高原スマートI.C.より車で約15分、那須I.C.より約26分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
那須ハイランドパーク


那須の大自然の麓にあるアミューズメントパークです。北関東では最大規模を誇り、アトラクション数も約40種類揃っています。普通の遊園地と異なり、自然を体験できるアトラクションが用意されているのが独特な特徴です。
絶叫マシンだけでも「10大コースター」と呼ばれるほどジェットコースターが充実しています。観覧車や立体迷路、VRアトラクションなども豊富であるため、1日中遊び尽くしたい方におすすめです。また、自然を体感できるアトラクションとして、渓流釣りや山野草散策を楽しめるものがあります。中には愛犬と一緒に楽しめるものまであるため、いかにも那須らしい場所といえるでしょう。
遊ぶための施設以外にも、コテージやグランピング、源泉かけ流しの足湯なども揃っています。大自然の中で充実したひと時を過ごしたい場合にうってつけのスポットです。
■住所:栃木県那須郡那須町高久乙3375
■営業時間:9:30~17:00(時期による)
■定休日:火曜・水曜・木曜、年末年始(12月31日~1月2日)
■入園料:大人(中学生以上)1,600円、子供(3歳~小学生)、シニア(65歳以上)800円
■アクセス:
・JR那須塩原駅よりバス利用で約1時間(冬季は無料シャトルバス運行)
・東北自動車道那須I.C.より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.nasuhai.co.jp/hotnews/detail.php?n=0660
那須サファリパーク


那須ハイランドパークから少し東に行った場所にあるサファリパークです。園内には約70種700頭もの野生動物が放し飼いにされています。ライオンやトラといった人気の動物が多いうえ、遠くに那須の山々が見える場所にあるため、彼らのがのびのび過ごすさまは映えるでしょう。
当パークの見どころが、ホワイトライオンやベンガルトラといった珍しい動物を見られる点です。国内の動物園ではなかなか見られないため、貴重な経験ができるでしょう。また、上下左右金網で覆われたバスで巡る点も魅力です。普通のサファリバス以上に動物の迫力を感じることができます。
ほかにも、カピバラなどの小動物と触れ合ったり、期間限定で夜行性動物の生態に迫れる「ナイトサファリ」が行われていたりする点もポイントです。
■住所:栃木県那須郡那須町高久乙3523
■営業時間:9:00~17:00(時期による)
■定休日:火曜・水曜・木曜、年末年始(12月31日~1月2日)
■入園料:大人(中学生以上)2,800円、子供(3歳~小学生)1,900円
■アクセス:
・JR東北本線黒磯駅より東野交通バス利用、「那須サファリパーク」入口」バス停下車徒歩約5分
・東北自動車道那須I.C.より車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
那須フラワーワールド


那須高原に咲く花を扱っているテーマパークです。毎年4月下旬から10月下旬にかけて開園し、那須連峰をバックに美しい花々が広範囲に咲き誇っています。
様々な色の花を使い、高原をキャンバスに仕立てて植えている分、地上に感動的な絵ができあがっているような気分になるでしょう。背景にそびえる山々や晴れ渡った空は、疲れ切った心を癒してくれます。
おすすめは、5月のチューリップやポピー、6月のバラやひなげし、真夏のサルビアやユリなどです。中でも5月中旬にチューリップが咲いている様子は、赤・黄色・白・ピンクなど多彩である分、ぜひ見ておくと良いでしょう。
■住所:栃木県那須郡那須町大字豊原丙字那須道下5341-1
■開園期間:4月下旬~10月下旬(霜の降る頃まで)
■営業時間:9:00~17:00(時期による)
■定休日:上記以外の期間
■入園料:大人500~1,000円、中高生300円、小学生200円
■アクセス:
・JR那須塩原駅西口から車で約60分
・東北自動車道那須高原スマートI.C.より車で約24分
・那須I.C.より約40分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
那須千本松牧場


東北自動車道西那須野塩原インターから出てすぐのところにある牧場です。明治時代に首相を2度歴任した松方正義が開いた牧場で、1世紀以上運営されています。敷地も東京ドーム178個分と非常に広大であるため、大自然を背景にゆったりしながら楽しく過ごせるでしょう。ちなみに入場料も駐車場代も無料であるため、気軽に行くことができます。
牧場内には乗馬や乳搾り、いちご狩り、足湯など様々なアクティビティが用意されているのが特徴的です。乗馬は初心者向けの乗馬や経験者向けの本格的な周遊、お子さん向けのポニー乗馬など幅広い層の方が体験できます。また、ジンギスカン鍋をいただいたり、牧場内の温泉に浸かったりするなど独特な体験を楽しめるのも魅力です。お土産ショップもあり、牧場で絞ったミルクで作ったアイスクリームやヨーグルトなども販売されています。
■住所:栃木県那須塩原市千本松799
■営業時間:10:00~17:00
■定休日:なし
■入園料:無料
■アクセス:
・JR那須塩原駅西口から車で約20分
・東北自動車道西那須野塩原I.C.より車で約2分
・新宿駅から直行バスあり(要予約)
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
ハンターマウンテン塩原


塩原温泉の南西にあるゲレンデです。全部で12コース、最長滑走距離約3㎞となっており、関東でも最大級の規模を誇ります。初心者から上級者向けまであらゆるレベルに対応したコースが設けられているため、誰もが気軽にウィンタースポーツを満喫できるでしょう。
ハンターマウンテン塩原を楽しめるのは冬だけではありません。夏には「ゆりパーク」、秋には「紅葉ゲレンデ」に変わり、スキーヤーなどを運ぶリフトも美しいユリの花や紅葉を見下ろせるスポットとなります。周囲には那須の山々も見えるため、雄大な景色を拝めるでしょう。近くの塩原温泉で入浴や宿泊をするのもおすすめです。
■住所:栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒
■営業期間:11月下旬~4月上旬
■営業時間:8:00~17:00(土日祝日・年末年始は7:00開場)
■定休日:なし
■リフト券:大人4,900円、シニア4,400円、子供(小学生)3,900円
■アクセス:
・JR那須塩原駅西口から無料シャトルバスで約1時間20分(シャトルバスは要予約)
・東北自動車道西那須野塩原I.C.より車で約47分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.tokyu-snow-resort.com/covid-safetyguide/
那須岳(茶臼岳)


那須地方を代表する標高1915mの山です。東北自動車道那須インターから北西方向に向かえば、そのまま7合目まで車で行くことができます。現在も活動している火山であるため、時折見える噴煙を見ると大地が生きているさまを感じられるでしょう。
7合目から9合目まではロープウェイを使って登っていきます。ゴンドラは111人乗りであるため、家族やグループで一緒に乗りながら眼下に広がる景色を眺められる点が魅力的です。山頂に近付くにつれて関東平野や福島県の山並みも見えてくるため、こちらも必見です。ロープウェイからの景色は季節によって変化し、春の新緑や秋の紅葉は見ごたえがあります。
■住所:栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒
■ロープウェイ運行期間:3月下旬~12月上旬
■ロープウェイ運行時間:8:30~16:30(毎時20分間隔)
■定休日:なし
■料金(往復):大人(中学生以上)1,800円、子供(3歳~小学生)900円
■アクセス:
・JR那須塩原駅西口からバスで約1時間10分
・東北自動車道那須I.C.より車で35分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
スッカン沢


塩原温泉から見て南東側にある、那須エリアでは指折りのトレッキングスポットです。人の手があまり入らないため、ところどころに原生林も見られます。岩も苔むしているため、まるでジブリ映画『もののけ姫』のシシ神の森をほうふつとさせる光景です。
多くの滝がある点もスッカン沢の大きな特徴になっています。特に「素簾(すだれ)の滝」と「仁三郎の滝」、「雄飛の滝」の3つが非常に有名で、「雄飛の滝」は落差10mもの高さです。沢を流れる水は那須連峰の山々由来の鉱物や火山性の成分が含まれているため、非常に美しい色をしています。
■住所:栃木県那須塩原市湯本塩原
■営業時間:自由
■定休日:なし
■料金:無料
■アクセス:
・JR東北本線矢板駅から車で約50分
・東北自動車道西那須野塩原I.C.より車で約38分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
那須とりっくあーとぴあ
トリックアートを扱うテーマパークの中では日本最大級の規模を誇ります。テーマの異なる3つの建物で構成されており、各館で様々な性格を持ったトリックアートを楽しめるのが特徴です。撮影も自由にできるため、様々な映える写真を撮れるでしょう。
「トリックアートの館」では主にテーマパークに関するトリックアートが展示されており、動物や遊具なども数多く登場します。遊び心満載の作品が多い分、お子さんはもちろん大人でも存分に楽しめるでしょう。また「トリックアート迷宮?館」ではアートや魔法を扱っているため、ファンタジー好きな人には特におすすめです。謎解きもあるため、頭の体操をするうえでもうってつけでしょう。
さらに「ミケランジェロ館」では、ルネッサンス期などの絵画をモチーフにしたアートが展示されています。中でも5分の3サイズで再現したバチカンのシスティーナ礼拝堂は、パークの中でも最大の見どころです。ほかにもARを使った最先端のトリックアート作品もあるため、スマホを片手に思い切り堪能できるでしょう。
■住所:栃木県那須郡那須町高久甲5760
■営業時間:
・9:30~18:00(8月は9:00開館)
・冬季(10~3月)9:30~17:00
■定休日:なし
■料金(3館共通券):大人2,800円、小・中学生1,900円
■アクセス:
・JR那須塩原駅からタクシーで約30分
・東北自動車道那須I.C.より車で約8分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.trick-art.jp/news/img/COVID-19_210801.pdf
那須ステンドグラス美術館


ステンドグラスをテーマにした美術館の中では、日本最大規模を誇ります。建物はイギリスのコッツウォルズ地方にある貴族の邸宅「マナーハウス」を再現しているものです。館内には19世紀のステンドグラスが壁一面に配置されており、日が差すたびに優しい光を注いでくれます。
敷地内にある礼拝堂は特に見どころで、大きなステンドグラスがはめ込まれていることに加え、パイプオルガンやオルゴールも置かれています。定期的にパイプオルガンなどの演奏会が開かれているため、日常を忘れて落ち着いた時間を過ごすにはおすすめです。なお、建物の外もイギリスの農村を再現した造りになっており、森と石造りの構造物の組み合わせは童話の世界の雰囲気を漂わせています。
■住所:栃木県那須郡那須町大字高久丙1790
■営業時間:9:30~16:30
■定休日:なし
■料金:大人1,300円、中高生800円、小学生500円
■アクセス:
・JR東北本線黒磯駅からタクシーで約20分
・JR東北本線黒磯駅からバス利用「守子沢」バス停下車徒歩約20分
・東北自動車道那須I.C.より車で約10分
■新型コロナウイルス対策情報:新型コロナウイルス感染症拡大防止対策について
県央エリアでおすすめの観光スポット7選


県央エリアは県庁所在地の宇都宮市がある分、栃木の中心といえる地域です。大谷資料館やギョーザのテーマパーク・来らっせ本店など訪れてみる価値のあるスポットがたくさんあります。県央エリアでおすすめの観光スポットを7つご紹介しましょう。なお、宇都宮市内の観光スポットは以下の記事も参考になります。
大谷資料館(大谷石採掘場跡)


宇都宮市中心部の北西に行った大谷(おおや)地区にある博物館です。実際に大谷石の採掘が行われていた地下空間を丸ごと博物館として公開しています。地下30~60m、空間も約2万㎡と広大であるため、博物館見学というよりもちょっとした冒険気分で回れるでしょう。イルミネーションやアートの展示会も行われるため、イベントに合わせて出かけるのもおすすめです。ちなみに、映画のロケなどでも頻繁に使われています。
展示については大谷石を育んだ地質や活用の歴史、採掘技術などを詳細に解説しています。古くから城や住居、土蔵などの資材として活用されてきた大谷石について知ることができ、学びの場にもなります。
■住所:栃木県宇都宮市大谷町909
■営業時間:
・4~11月 9:00~17:00
・12~3月 9:30~16:30
・1月2~3日 10:00~16:00(最終入館:閉館30分前)
■定休日:
・4~11月は無休
・12~3月は火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月1日)
■リフト券:大人800円、子供(小中学生)400円
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口よりバス利用、「資料館入口」バス停下車徒歩約5分
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約12分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.oya909.co.jp/access/(料金の下側に記載)
宇都宮動物園


東北自動車道宇都宮インターのすぐ近くにある動物園です。園内には全部で95種類の動物が飼育されており、餌を直接動物たちにあげられる点が魅力です。特に、ゾウやキリンなど大型の動物にも自分の手で餌やりができる分、迫力を感じながら珍しい体験ができます。ほかにも、乗馬体験の場である「なかよしらんど」や、ウサギやヒツジと触れ合えるコーナーもある分、動物に親しめる機会が多いです。
動物園以外に遊園地や釣り堀も併設されているため、年齢に関係なく楽しめます。夏場には屋外プールも利用できるため、夏の思い出を作るうえでもうってつけです。ペットホテルも設置されているため、ペット同伴での旅にも便利です。
■住所:栃木県宇都宮市上金井町552-2
■営業時間:
・3~11月 9:00~17:00
・土日祝日・12月 9:00~16:30
・1月11日~2月末 9:30~16:00
・年末年始は日による(最終入館:閉館30分前)
■定休日:なし
■入場券:
・大人1,400円、小人700円
・プール 大人700円、小人350円
・動物園・プール共通券 大人1,600円、小人800円
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口よりバス利用、「下金井町」バス停下車徒歩約5分
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約5分
■新型コロナウイルス対策情報:https://utsunomiya-zoo.com/(下段に記載)
来らっせ本店
宇都宮市が全国に誇るグルメ・宇都宮餃子Ⓡのテーマパークです。宇都宮駅西口から伸びる目抜き通りをまっすぐ行った左手にあります。なお「来らっせ」は、栃木の方言で「いらっしゃい」を意味する言葉です。
内部では宇都宮を代表する餃子店5店舗に加え、日替わりで30店舗が出店しています。5店舗は常設で出店しているため、いつ訪れても名店の味を楽しめるでしょう。また、日替わりの30店舗についても、出店数が多い分様々な味を食べ比べできます。訪れるたびに出会ったことのない餃子を味わえる点も魅力です。なお、お土産用の餃子も扱っているため、宇都宮の餃子の味をご自宅でもじっくり試せます。
■住所:栃木県宇都宮市馬場通り2-3-12 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮 B1F
■営業時間:
・平日 11:00~20:30
・土日祝日 11:00~21:00
・日替わり店舗 11:00~21:00(最終入館:閉館30分前)
■定休日:なし
■料金:店舗による
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口より徒歩約15分
・JR宇都宮駅西口よりバス利用、「馬場町」バス停下車徒歩約2分
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約23分
■新型コロナウイルス対策情報:各店舗にてスタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
とちのきファミリーランド


宇都宮市の南部、栃木県総合運動公園の一角に設置されている遊園地です。園内にはジェットコースターや観覧車などのアトラクションが全部で13種類あります。ボートもあるため、カップルでお越しの際は乗ってみてもいいでしょう。週末には大道芸などのイベントも行われるため、楽しい思い出を作れます。
遊園地のアトラクションで特に見どころとなっているのがジェットコースターです。東北新幹線はやぶさ号で使われているE5系をイメージした車両が使われているため、新幹線に乗っているような気分になれます。また、ファミリー向けやちびっこ向けのアトラクションも数種類あるため、家族連れの方にもおすすめです。
■住所:栃木県宇都宮市西川田4-1-1
■営業時間:
・3~10月 9:30~17:00
・11~2月 10:00~16:30
■定休日:火曜(祝日の場合は翌平日)
■料金:アトラクションによる
■アクセス:
・東武宇都宮線西川田駅より徒歩約15分
・東北自動車道鹿沼I.C.または北関東自動車道宇都宮上三川I.C.より車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:新型コロナウイルス感染症対策について
宇都宮二荒山神社


宇都宮市中心部にある神社で、1500年ほど前に創建されて以来、宇都宮とともに歴史を歩んできました。第10代崇神天皇の皇子で、下野国を開いた豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が祀られています。ちなみに、当神社が下野国一ノ宮とされたことから、「一ノ宮」の発音が変化する形で「宇都宮」の地名の由来にもなりました。
祀られている豊城入彦命は武勇に優れていたとされており、源頼朝や義経、徳川家康などの名だたる武将も戦勝を祈願したほどです。境内には十二の摂末社もあるため、様々なご利益をいただけます。
ちなみに当神社では「餃子おみくじ」と呼ばれるユニークな縁起物が有名です。全部で5種類あり、いただいた種類によってご利益も異なります。全国でも餃子をモチーフにしたおみくじはなかなかないため、引いて友人に自慢しましょう。
■住所:栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1
■参拝時間:6:00~18:00
■定休日:なし
■料金:無料
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口より徒歩約20分
・JR宇都宮駅西口よりバス利用「宮島町十文字」停留所下車すぐ
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:http://futaarayamajinja.jp/oshirase/030802covid19/
宇都宮城址公園


宇都宮二荒山神社とともに、宇都宮市の中心部にある史跡です。中世に宇都宮を治めた宇都宮氏の居城で、「関東七名城」にも数えられました。江戸時代には徳川家に仕えた本多正純が入り、以来様々な譜代大名が居城としました。
公園自体は2007年にかつての城を復元する形で整備されました。天守の代わりに使っていた清明台や土塁、富士見櫓などが復元されています。建物の中には宇都宮城の歴史にまつわる展示があり、城がたどった激動の歩みを知ることができます。なお、清明台の内部は展望室にもなっており、宇都宮の市街地を一望できる点がポイントです。
■住所:栃木県宇都宮市本丸町、旭1丁目地内
■開館時間:9:00~19:00
■定休日:年末年始
■料金:無料
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口よりバス利用、「馬場町」停留所下車徒歩約10分
・東北自動車道鹿沼I.C.より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
大谷寺(大谷観音)


大谷資料館のすぐ近くにある仏教寺院で、資料館からは歩いて10分足らずのアクセスです。平安時代中期からあるとされており、江戸時代には幕府の庇護を受けて発展しました。
本堂が洞窟に包まれているように見え、珍しい構造になっているのが特徴です。本堂内部には10体の摩崖仏が彫られており、いずれも国の重要文化財に指定されています。中でもご本尊の千手観音像は石仏では国内最古のもので、文化財的な価値も高いです。千手観音像については、弘法大師空海が彫ったという言い伝えもあります。
境内の洞窟には縄文時代に住居として使われた痕跡もあります。縄文人の人骨も見つかっているため、貴重な石仏群を見つつ、太古のロマンにも浸れるでしょう。
■住所:栃木県宇都宮市大谷町1198
■拝観時間:
・4~9月 8:30~16:30
・10~3月 9:00~16:30
■定休日:木曜(祝日は拝観可能)、年末年始(12月26日~31日)
■料金:大人500円、中学生200円、小学生100円
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口よりバス利用、「大谷観音前」停留所下車徒歩約3分
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約10分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.ooyaji.jp/(上段に記載)
県東エリアでおすすめの観光スポット4選


茨城県と接している県東エリアは、国内外に知られたサーキット場・ツインリンクもてぎがあることで有名です。また、栃木が誇る伝統工芸品・益子焼で知られた益子の陶器市が開催されたり、SLが走っている真岡鐡道に乗れたりします。県東エリアでおすすめの観光スポットを4つご紹介しましょう。
ツインリンクもてぎ


ツインリンクもてぎは自然の中で様々なアクティビティを楽しめるテーマパークです。ロードレースやモトバイクの国際大会が開かれる一方、ジップラインや巨大迷路、空中アスレチックなど様々な遊びを経験できます。様々な乗り物の体験できる「モビパーク」や、歴代のホンダ車300台の展示を眺められる「ホンダコレクションホール」など、乗り物への理解を深められる施設があります。
グランピングや星空観察、バーベキューまで楽しめるのも大きな魅力です。バーベキューについては事前の準備から調理、片付けまで専属のシェフが行ってくれる分、食事やおしゃべりに集中できます。人里離れている分、星空が都会よりずっときれいに見えるため、ロマンチックな思い出を作れるでしょう。
■住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
■営業時間:9:30~17:00(季節・曜日により変動あり)
■定休日:12~2月の火曜・水曜、メンテナンス日
■料金(入場料):大人(中学生以上)1,200円、子ども(小学生)600円、幼児(3歳以上)300円
■アクセス:
・真岡鐵道茂木駅よりバス利用、「ツインリンクもてぎ」停留所下車すぐ
・北関東自動車道真岡I.C.より車で約40分
・常磐自動車道水戸北I.C.より車で約36分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.twinring.jp/motegi/guidance/
道の駅もてぎ


ツインリンクもてぎの西側、国道123号線沿いにある道の駅です。栃木県で最初にできた道の駅で、茂木町を中心とする地域の特産品を扱っているので、お土産探しに向いています。レストランも併設されているため、休憩に合わせて食事やお茶を楽しめるでしょう。とちおとめを使ったミルクアイスクリームや、道の駅グルメの日本一を決める「道―1グランプリ」で優勝した「ゆず塩ラーメン」は非常におすすめです。
すぐ近くには真岡鐡道の線路が走っており、土日祝日になると客車を引っ張るSLが見られます。SLが走る姿は全国的にもとても珍しいため、あらかじめ通過予定時刻を調べておきましょう。ほかにも、近代に活躍した日本画家・古田土雅堂の組み立て住宅や、愛を象徴したオブジェ「SUKIDAPPE」も必見です。
■住所:栃木県芳賀郡茂木町大字茂木1090-1
■営業時間:9:00~18:30(曜日・時期・店舗による)
■定休日:なし
■料金:店舗による
■アクセス:
・真岡鐵道茂木駅より徒歩12分
・北関東自動車道真岡I.C.より車で約40分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.motegiplaza.com/2008tochigi_torikumisengen.pdf
益子陶器市


茂木町と真岡市に挟まれた益子町(ましこまち)は、栃木県きっての伝統工芸品・益子焼発祥の地として有名です。益子町では毎年ゴールデンウィークと11月初旬に、益子陶器市と呼ばれるイベントが開催されます。
会場は町内各所となっているものの、特に町の中心にある城内坂・道祖土(さやど)地区が賑わいやすいです。約50店舗と550ものテントが出店し、伝統製法に基づいた益子焼からかわいらしいカップまで様々な陶器が並びます。作家さんや窯元の職人さんから話を聞けるため、焼き物に対する理解も深められるでしょう。なお、人気の作家さんのお店では長蛇の列ができやすいため、早めに並んでおきましょう。
■住所:栃木県芳賀郡益子町内各所(城内坂、道祖土地区中心)
■開催時期:毎年ゴールデンウィークと11月3日前後
■営業時間:9:00~17:00
■料金:店舗・出店による
■アクセス:
・真岡鐵道益子駅より徒歩約20分
・関東自動車道真岡I.C.より車で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:
各店舗にてスタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底(感染状況により中止の場合あり)
真岡鐵道


茨城県の下館駅からツインリンクもてぎがある茂木駅までを結ぶ第三セクターのローカル線です。もともと国鉄やJR東日本が運営していた路線でしたが、1988年から第三セクターが引き継いで運営しています。
土日祝日に運航される「SLもおか号」が最大の見どころです。今ではかなり珍しくなった蒸気機関車が現役で走る姿は、見る人の心を惹きつけます。のどかな風景が広がる中を煙を上げながら走る姿は非常にロマンを感じさせてくれるでしょう。途中にある真岡駅は、駅舎が蒸気機関車をイメージした建物になっているのが特徴です。ホームに停車中の列車と一緒に撮影すると、非常に写真映えします。
■運行区間:下館駅~茂木駅
■運行時間:
・下館発 6:01~22:37
・茂木発 5:23~21:58
■SLもおか号運行日:原則土日祝日(2・3・7月は除く)
■定休日:なし
■料金:
・下館~茂木間1050円
・SL整理券 大人(中学生以上)500円、小人(小学生)250円
■アクセス:北関東自動車道真岡I.C.より車で約12分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.moka-railway.co.jp/7667/
県南エリアでおすすめの観光スポット6選


小山市や佐野市、足利市などがある県南エリアは、佐野厄除け大師や足利学校、足尾銅山など歴史を感じられるスポットが豊富です。県内で最も南に位置している分、東京からもアクセスしやすくなっています。県南エリアでおすすめの観光スポットを6つご紹介しましょう。
佐野厄除け大師(惣宗寺)


厄払いで非常に知られる佐野厄除け大師は、正式には「惣宗寺」と呼ばれる天台宗の寺院です。平安時代に平将門を討伐した藤原秀郷によって創建されたと伝えられています。なお、群馬県の青柳大師と埼玉県の川越大師とともに「関東三大師」に数えられる点でも有名です。
年末年始になると1年の厄を払ってもらうべく、全国から多くの参拝客が訪れます。厄除けだけではなく方位除けや開運祈願のパワースポットとしても人気が高いため、厄払いに合わせて1年の幸せも祈りたいところです。年明けから1ヶ月間続く正月大祭では延べ100万人もの人で賑わい、門前には露店も多く立ち並びます。
佐野厄除け大師はおみくじ発祥の寺院という説もあります。祀られている元三大師(良源)が生前におみくじを考案したという言い伝えがあるためです。おみくじの自動販売機があるため、元祖おみくじで新年の運勢を占うのも良いでしょう。
■住所:栃木県佐野市金井上町2233
■拝観時間:8:20~17:00
■定休日:なし
■料金:無料
■アクセス:
・東武佐野線佐野市駅より徒歩約10分
・JR両毛線佐野駅より徒歩約15分
・東北自動車道佐野藤岡I.C.または北関東自動車道佐野田上I.C.より車で約10分
■新型コロナウイルス対策情報:https://sanoyakuyokedaishi.or.jp/(中段に記載)
佐野プレミアムアウトレット


佐野市中心部の南東、東北自動車道佐野藤岡インターのすぐ近くにあるショッピングモールです。東京駅から出ている高速バスが到着する佐野新都市バスターミナルからも歩いて3分で来られるため、アクセスが非常に良好です。
アメリカ東海岸をイメージした建物の中に約180店舗が出店しています。掘り出し物を扱っているお店もあるため、好きなブランドを比較的割安で買えることもあるでしょう。
フードコートやレストランもあり、佐野名物の佐野ラーメンのお店も出店しています。飲食店も和食・中華・イタリアンなどジャンルが幅広いため、色々なお店を試してみるのもおすすめです。
■住所:栃木県佐野市越名町
■営業時間:
・ショップ、フードコート 10:00~20:00(L.O.19:45)
・レストラン 11:00~21:00(L.O.20:30)
■定休日:なし
■料金:店舗による
■アクセス:
・JR両毛線・東武佐野線佐野駅よりバス利用、「佐野プレミアム・アウトレット」バス停下車すぐ
・高速バス佐野新都市バスターミナルより徒歩約3分
・東北自動車道佐野藤岡I.C.車で約3分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.premiumoutlets.co.jp/sano/novel_coronavirus_2020.html
あしかがフラワーパーク


あしかがフラワーパークは足利市の東側にある、国内有数の花のテーマパークです。特に、1,000㎡にも及ぶ大きな藤棚が見どころになっています。毎年4月から5月にかけて紫や白の花が広がる様子は、とても感動的な気持ちにさせられるでしょう。
秋から初春にかけて行われるイルミネーションもフラワーパークの醍醐味です。「日本三大イルミネーション」の1つに数えられるほど美しく、多くの観光客を惹きつけてやみません。夢のような世界を再現しているため、2014年にはアメリカのCNNが「2014年世界の夢の旅行先10選」の中に含んだほどです。
ほかにも、バラやクレマチス、あじさいなど数多くの花々に彩られている分、いつ訪れても美しい情景を楽しめます。日常に疲れていたり自然を感じたいと思ったりしたら、訪れてみると良いでしょう。
■住所:栃木県足利市迫間町607
■開園時間:10:00~17:00(時期・開花状況により変動)
■定休日:2月第3水曜・木曜、12月31日
■料金:
・昼の部 大人500円、子供300円
・夜の部 大人1,100円、子供600円(時期・開花状況により変動)
■アクセス:
・JR両毛線あしかがフラワーパーク駅より徒歩約3分
・東北自動車道佐野藤岡I.C.車で約18分
・北関東自動車道佐野田上I.C.より車で約12分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.ashikaga.co.jp/news/details.php?id=508
足利学校


足利市中心部にある史跡で、「日本最古の学校」として有名です。室町時代に関東管領上杉憲実が貴重な書籍の寄進を行ったり、鎌倉円覚寺の高僧を校長として招いたりしたことで発展しました。16世紀半ばにキリスト教をもたらしたフランシスコ・ザビエルも足利学校の教育水準の高さをヨーロッパに報告しています。明治時代初期に廃校になった後は、地元の有志が力を尽くして保存運動を行ってきました。現在では失われた方丈や庭園も復元され、足利市が誇る史跡として一般公開されています。
最も中心的な建物である方丈や庫裡(くり)は一体となっており、かつて学生たちが学んだり生活したりした場が復元されています。また、書院では学問に使われた書物が展示されており、国宝指定されているものも多いです。
孔子を祀った大成殿も保存されています。江戸時代に建てられたもので、現存する孔子廟では国内最古のものであるため必見です。
■住所:栃木県足利市昌平町2338
■参観時間:9:00~16:30(10~3月は16:00閉門)
■定休日:なし
■料金:一般420円、高校生220円
■アクセス:
・JR両毛線足利駅より徒歩約12分
・北関東自動車道足利I.C.より車で約9分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikagagakko/(中段に記載)
鑁阿寺(ばんなじ)


足利学校の北西にある、真言宗大日派の寺院です。鎌倉時代初期の1197年に足利義兼が自らの館を寺院に改築する形で創建しました。足利氏が室町幕府を開いた後は、将軍家ゆかりの氏寺として厚い庇護を受けるようになりました。ご本尊が大日如来であることから、現在でも地元市民から「大日様」として親しまれています。
境内には国宝に指定されている本堂や、国重要文化財になっている鐘楼・一切経堂など貴重な文化財が多いです。中でも本堂は、日本古来の建築様式「和様」に、中国伝来の「禅宗様」の要素を取り入れた「折衷様」の先駆けということで重要な意味を持っています。また、武士の館から改築したため、周囲に濠と土塁の跡がはっきり残っている点も見どころです。
■住所:栃木県足利市家富町2220
■拝観時間:自由
■定休日:なし
■料金:無料
■アクセス:
・JR両毛線足利駅より徒歩約13分
・北関東自動車道足利I.C.より車で約10分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
足尾銅山


渡良瀬川の上流、日光市足尾地区にある銅山の跡です。江戸時代から昭和40年代までの400年にわたって大量の銅を産出し、「東洋一の鉱都」とも呼ばれました。他方で明治時代の足尾銅山鉱毒事件のような環境問題を引き起こした暗い一面もあります。
現在ではかつての坑道や精製施設、鉱山街がそっくり残っており、往時の面影を今に残しています。長年にわたる銅産出や精製の影響で周りが木々のない山と化しており、環境問題がもたらす結果について考えさせてくれるでしょう。
坑道の一部は観光施設になっており、トロッコを使って中を見学できます。人形を使って当時行われていた厳しい作業の様子を再現している点は見どころです。
■住所:栃木県日光市足尾町通洞9−2
■営業時間:9:00~17:00(最終入場16:15)
■定休日:なし
■料金:大人(高校生以上)830円、小・中学生410円
■アクセス:
・わたらせ渓谷鉄道通洞駅より徒歩約5分
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約22分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
栃木県の季節ごとの魅力


栃木県は自然を感じることのできるスポットが多いです。自然を感じやすいからこそ、おすすめの季節を知っていれば、栃木観光をより有意義なものにできるでしょう。季節ごとの栃木県の魅力を解説します。
春の栃木県の魅力


栃木県の春は、基本的にほとんどのエリアで色とりどりの花が咲く季節です。標高が高い日光エリアや那須エリアでは、4月に入ると桜やチューリップなどの花々が見頃です。東京とほぼ同じ時期に美しい花々を楽しめるでしょう。他方で日光の山々や那須連峰では頂上などに雪が残っているため、地上に花が咲き乱れる様子とともに美しい風景が見られます。
春の栃木県でおすすめのスポットとしては、雪をかぶった那須岳の麓でチューリップがたくさん咲く那須フラワーワールドや、雪の残る日光の山々を遠くに見ながら、湖岸沿いに桜が見られる中禅寺湖周辺が良いでしょう。また、あしかがフラワーパークでも、4月から5月にかけて藤棚が最高の景色を見せてくれるため、春に特に訪ねておきたいところです。
夏の栃木県の魅力


夏の栃木県は、エリアによって気候が異なります。宇都宮市や県南エリアは比較的南の方に位置しているうえ、平地になっているため夏は蒸し暑いです。他方日光エリアや那須エリアは標高が高い分、県の南側に比べれば過ごしやすい気温です。暑さを避けて旅行したいのであれば、日光エリアや那須エリアがおすすめでしょう。
夏の栃木でおすすめのスポットは、華厳ノ滝やスッカン沢、竜王峡など水の流れが豊富な場所が良いでしょう。自然豊かな場所できれいな水が豊富に流れる分、マイナスイオンや涼やかな水に包まれて暑さを忘れられます。那須であれば動物と触れ合えるテーマパークに行ってみると良いでしょう。那須どうぶつ王国やアルパカ牧場などに出かければ、涼しい高原で動物たちと良い思い出を作れます。千本松牧場で採れた牛乳で作ったアイスクリームをいただけば、なお良いです。
宇都宮市内でも大谷資料館であれば涼しい環境で散策できます。資料館自体が数十mの地下に設けられている分、10度前後のひんやりした環境が保たれているためです。夏の思い出に涼しい環境で冒険気分を味わうのも良いでしょう。
秋の栃木県の魅力


秋の栃木県は全体的に涼しくなります。中でも日光エリアや那須エリアは標高が高い分、宇都宮市など平地よりも早く紅葉の季節がやってきます。
紅葉を楽しむのであれば、日光エリアはぜひ出かけてみると良いでしょう。中禅寺湖や華厳ノ滝、いろは坂などの紅葉は非常に美しいです。いろは坂からは眼下にオレンジ色のじゅうたんのような景色が見えてきます。中禅寺湖の湖上から周辺を見ると、表現しようのないような美しい景色を楽しめるでしょう。
秋は芸術に親しむうえでも非常におすすめの季節です。栃木県内には各所にアートに親しめる場所が多いため、芸術を感じられる場所に出かけるのもおすすめでしょう。那須エリアであればとりっくあーとぴあやステンドグラス美術館などは行っておくと良いです。また、11月初旬には県東エリアの益子町でも陶器市が開催されるため、焼き物を色々と見るのも楽しみ方の1つでしょう。ほかにも、あしかがフラワーパークでは秋から冬にかけて夜間のイルミネーションが行われます。日本でも指折りの綺麗さを誇るため、必見です。
冬の栃木県の魅力


冬の栃木県は、日光エリアや那須エリアでは厳しい寒さに見舞われます。標高が高いからこそ、宇都宮市など平地にあるエリア以上に寒さを感じやすいです。逆に考えれば宇都宮市など南側の地域であればいくぶんか過ごしやすいといえるでしょう。
寒い時期ならではの風景を見に行きたいのであれば、華厳ノ滝はおすすめです。厳しい寒さの影響で滝の水が凍っているため、氷瀑が見られます。普段ダイナミックな風景を見せている分、水の音がしない不思議な光景は何ともいえない気持ちにさせられるでしょう。また「湯西川温泉かまくら祭」も2月に催されます。関東では珍しいかまくらを見に行くだけでも、有意義な観光ができるでしょう。
新年を迎えた際は、県内のパワースポット巡りもおすすめです。佐野厄除け大師や日光東照宮、日光二荒山神社などを巡って、新しい年の開運を願うのも冬の栃木の楽しみ方といえます。ほかにも、県内各所に多くある温泉を巡ってのんびりするのもありです。
栃木県で食べたいグルメ6選


栃木県は宇都宮の餃子や佐野ラーメンなど、全国的に知られたご当地グルメが数多くあります。せっかく栃木を周るのであれば、現地でおすすめのグルメを味わってみたいですよね。栃木県で特におすすめのグルメを6つご紹介しましょう。
宇都宮餃子Ⓡ:「みんみん」


栃木県を代表するグルメの1つが宇都宮餃子Ⓡです。宇都宮市は静岡県浜松市と並び、餃子の消費量が国内トップクラスとなっています。市内にも餃子専門店が200店以上出店しているため、関東で餃子を思い切り食べたいのであれば宇都宮市はぜひ訪れると良いでしょう。
ただ、餃子を食べる際に食後の臭いを気にする人もいますよね。実は宇都宮餃子Ⓡは野菜を多く入れている代わりににんにくの量は抑えてあるため、あまり心配はありません。遠慮なくランチやお酒のおつまみとしていただけます。
宇都宮市の餃子専門店で特に人気が高いのが「みんみん」です。宇都宮餃子Ⓡの代名詞としても有名で、餃子のテーマパーク「来らっせ本店」にも常設店舗として出店しています。開店前に長い行列ができるのは日常茶飯事で人気が高いため、早めに出かけることが欠かせません。水餃子・揚げ餃子・焼き餃子などの豊富なラインナップや、食べるたびにうまい汁が舌を喜ばせる点が魅力的です。
■住所:栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3
■営業時間:11:30~20:00
■定休日:火曜・月2回水曜
■アクセス:
・JR宇都宮駅西口より徒歩約15分
・東武宇都宮線東武宇都宮駅より徒歩約11分
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
佐野ラーメン:「青竹手打ラーメン 日向屋」


佐野ラーメンは栃木県が誇るグルメです。麺を作る際、青竹を使って生地を伸ばすことで弾力を持たせるのが特徴となっています。加えて、名水で知られる出流原(いずるはら)弁天池の水をスープに使うことで、のどごしの良い味に仕上げています。
佐野ラーメンでおすすめのお店が「青竹手打ラーメン 日向屋」です。醤油ベースののどごしの良いスープと自家製の麺に、豚バラロールのチャーシューがトッピングされています。チャーシューがスープの中でほろほろに柔らかくなっているため、麺と一緒にいただけば身も心も満たされるでしょう。なお、平日でも行列ができるほど人気が高いです。
■住所:栃木県佐野市免鳥町548-7
■営業時間:11:00~14:30・17:00~20:30
■定休日:水曜、第2・4火曜
■アクセス:
・JR両毛線富田駅から徒歩約25分
・東北自動車道佐野I.C.より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなどを徹底
ゆば料理:「さんフィールド」


ゆば料理は日光エリアを代表するグルメです。もともとは日光で修行に励む僧侶がたんぱく質を摂取するために好んで食べていたとされています。日光の場合、ゆばは2枚重ねて厚みを持たせるのが特徴です。厚みがあることで食べごたえも抜群に感じられます。
ゆば料理でおすすめのお店が、「さんフィールド」です。煮物・酢物・汁物・あんかけゆばなど、幅広いゆば料理をいただけます。値段もリーズナブルであるため、観光に合わせてきがるにいただけます。デザートとしてゼリーのゆばまであるため、最初から最後までゆば尽くしで楽しめるでしょう。
■住所:栃木県日光市下鉢石町818
■営業時間:11:00~18:30(L.O. 18:00)
■定休日:木曜
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅から徒歩約15分
・日光宇都宮道路日光I.C.より車で約4分
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けんちん汁:「古はし」


小学校の給食メニューとして出された記憶のあるけんちん汁も、本来は栃木県の郷土料理です。もとは精進料理として食されており、地元で採れた野菜をふんだんに入れ、出汁も昆布やしいたけからとっていました。あっさりした汁と野菜たっぷりの具の相性が抜群です。
けんちん汁でおすすめのお店が、日光市にある「古はし」です。けんちん汁定食(1,000円)はけんちん汁とご飯に、小鉢・揚げ物・茶わん蒸しなども付いてきます。品数は多いものの、けんちん汁があっさりした味わいのため、全体として大変美味しくいただけます。お店のアットホームな雰囲気も魅力の1つです。
■住所:栃木県日光市御幸町3-10
■営業時間:
・11:00~14:00(L.O.13:30、なくなり次第終了あり)
・17:00~22:00(最終入店21:00、L.O.21:30)
■定休日:木曜
■アクセス:
・JR日光・東武日光駅から徒歩約10分
・日光宇都宮道路日光I.C.より車で約3分
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スープ入り焼きそば:「こばや食堂」
スープ入り焼きそばは那須塩原が発祥のB級グルメです。名前の通り、スープの中に焼きそばが入っています。スープと焼きそばの相性のほどが気になるものの、意外と相性が良い点で評判があります。
スープ入り焼きそばの名店が「こばや食堂」で、スープ入り焼きそば発祥のお店とされています。固めにゆでた中華麺をキャベツと豚バラ肉とともにソースで絡めて焼きそばにし、醤油ベースのスープに入れて仕上げているのが特徴です。ソースとスープが上手く絡み合ううえ、香りも焼きそばのものであるため、リピーターも多いです。
■住所:栃木県那須塩原市塩原795
■営業時間:11:00~15:00(なくなり次第終了)
■定休日:不定休
■アクセス:
・JR那須塩原駅よりバス利用、塩原温泉バスターミナル下車徒歩約5分
・東北自動車道西那須野塩原I.C.より車で約20分
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いちごスイーツ:「フルーツダイニング パレット」


栃木県は「とちおとめ」で知られるように、全国有数のいちごの生産地です。地元で豊富にいちごが獲れるぶん、スイーツとして提供しているお店も数多くあります。特にとちおとめはいちごの中でも粒の大きさとみずみずしさが特徴になっており、ほかのフルーツやクリームなどと相性抜群です。
いちごを使ったスイーツでおすすめなのが、宇都宮市内に出店している「フルーツダイニング パレット」です。色合いが鮮やかで粒の大きいとちおとめを惜しみなく使ったスイーツを提供しています。代表的なメニューであるいちごサンドはいちごが美しく存在感を示しているため、SNS映えも期待できるでしょう。クリームもふんだんに使われているため、甘党の方はぜひ押さえておきたい一品です。
■住所:栃木県宇都宮市下戸祭2-18-1
■営業時間:11:00~18:00
■定休日:不定休
■アクセス:
・東武宇都宮線東武宇都宮駅よりバス利用、「松原町」バス停下車徒歩約5分
・東北自動車道宇都宮I.C.より車で約16分
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栃木県でおすすめの温泉6選


栃木県を旅行する際、温泉巡りもおすすめです。実は栃木県は関東で最も温泉の源泉が豊富な県として知られています。具体的にどの温泉がおすすめなのか気になる方も多いでしょう。栃木県でおすすめの温泉を6ヶ所ご紹介します。
那須温泉(那須湯本温泉)


那須温泉は栃木県で最も北にある温泉です。那須岳の山麓に位置し、奈良時代以来1400年もの歴史を持っています。種類の異なる源泉が複数湧き出しているため、様々な効能を期待できる点が魅力です。
那須温泉でぜひ利用していただきたいのが、共同浴場「鹿の湯」です。那須温泉最古の浴場とされており、奈良時代からずっと親しまれています。火山由来の硫黄泉に浸かれるため、筋肉痛や神経痛などへの効能を得られるとされています。建物は明治時代のもので、一昔前の温泉街をイメージさせてくれる分、懐かしい気持ちになれるでしょう。
■住所:栃木県那須郡那須町湯本182
■アクセス:
・東北新幹線那須塩原駅よりバスで約1時間
・東北自動車道那須I.C.より車で約15分
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塩原温泉


那須温泉の南側、塩原地域にある温泉です。約1200年前に開かれた歴史ある温泉で、源泉の数も150ヶ所に及びます。温泉の種類が6種類と非常に豊富であることから、「温泉のデパート」という通称まであるほどです。効能も温泉によって様々であるうえ、入浴施設も60ヶ所あります。滞在中に施設をはしごすれば、様々な温泉を体験できるでしょう。
宿泊施設だけでなく、足湯や日帰り入浴の施設も多いです。中でも足湯については、日本最大の足湯施設「湯っ歩の里」があります。周りの自然を楽しみながら、大人数でおしゃべりしつつ足湯に浸かれるでしょう。ほかにも温泉街には個性的な飲食店や雑貨店もあるため、じっくり歩き回るのもおすすめです。
■住所:栃木県那須塩原市塩原675-9
■アクセス:
・東北新幹線那須塩原駅よりJRバスで約1時間10分
・東北自動車道西那須野塩原I.C.より車で約30分
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湯西川温泉


湯西川温泉は日光の北に位置する温泉です。平安時代末期、壇ノ浦の戦いで滅んだ平家の落人が発見したという言い伝えがあります。名前の通り、湯西川上流の渓谷沿いに温泉街が形成されており、旅館や藁ぶき屋根の民家が並んでいます。日常の喧騒と無縁でいられるうえ、懐かしさすらこみあげてくるため、心癒されるひと時になるでしょう。
宿泊施設に加えて日帰りの入浴施設も多いです。日光から足を伸ばして入浴してから家路に就くという人もいます。また、アユなどの川魚や鹿肉(ジビエ)を使った料理をいただけるのも、湯西川温泉ならではの魅力です。渓谷沿いに露天風呂を設ける施設も多いため、お湯に浸かりつつ渓谷美も堪能できます。ちなみに2月には「湯西川温泉かまくら祭」も行われ、かまくらでのバーベキューや夜間のミニかまくらでのろうそく点灯など、醍醐味がたくさんです。
■住所:栃木県日光市湯西川
■アクセス:
・野岩鉄道湯西川温泉駅から日光交通ダイヤルバスで20分
・日光宇都宮道路今市I.C.より車で約1時間
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鬼怒川温泉


鬼怒川温泉は日光市街地の北東にある温泉街です。名前の通り鬼怒川沿いに発展している温泉街で、東京からも東武特急で直接来られます。江戸時代に発見され、当初は大名や僧侶のみが入浴を許されていました。「東京の奥座敷」の別名もあるため、都会の生活に疲れ切っている方はぜひゆったりしに来ると良いでしょう。
温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、無味無臭かつ無色透明である点が特徴です。古くから火傷に効能があるとされており、「傷は川治(川治温泉)、火傷は滝(鬼怒川温泉)」という言葉までありました。神経痛などにも効能があるとされるほか、肌をなでるような湯ざわりも魅力です。
■住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1404-1
■アクセス:
・東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅下車すぐ
・日光宇都宮道路今市I.C.より車で約24分
■新型コロナウイルス対策情報:新型コロナウイルス感染防止に関する取組み
奥日光湯元温泉


奥日光湯元温泉は国道120号線を通って、中禅寺湖や戦場ヶ原を過ぎた先にある温泉です。奈良時代に開かれた温泉で、「日光の奥座敷」の異名もあります。観光客の人気が高い日光でもかなり奥まった場所にあるため、静かに温泉に浸かるにはおすすめの場所です。宿の数も23軒と少なめである分、落ち着いた雰囲気が漂っています。
泉質は硫化水素泉で、乳白色にゆで卵をイメージさせる硫黄の匂いが特徴です。肌ざわりの良さから美肌効果が期待できる分、特に女性から高い人気を得ています。神経痛や慢性病にも効果があるとされているため、気になる方は入浴してみると良いでしょう。なお無料の足湯もあるため、ハイキングと合わせて活用するのもおすすめです。
■住所:栃木県日光市湯元2549
■アクセス:
・JR日光駅または東武日光駅より東武バスで約1時間10分
・日光宇都宮道路清滝I.C.より車で約40分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.nikkoyumoto.com/pdf/corona-virus_guideline.pdf
喜連川温泉


喜連川(きつれがわ)温泉は宇都宮市の北東、さくら市にあります。古くから美肌の効能があるとして評判が高かったことから、「日本三大美肌の湯」に数えられてきました。
泉質は弱アルカリ泉で、鉄分・塩分・硫黄分が豊富に含まれています。皮膚関係の状態改善や慢性中毒症、リウマチなど様々な症状に効果があるとされています。
なお喜連川温泉は、日光や那須にある各温泉地と異なり温泉街が発達しているわけではありません。宇都宮市からは車で、最寄り駅の氏家駅から無料のシャトルバスでアクセスしやすいため、気軽に来られるでしょう。
■住所:栃木県さくら市喜連川4420-1
■アクセス:
・JR東北本線氏家駅よりバスで約20分
・東北自動車道上河内スマートI.C.より車で約28分
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栃木でおすすめのお土産6選


宇都宮や那須、日光など栃木県内を観光した際、お土産はぜひ買って帰りたいですよね。栃木らしいお土産は色々とあり、中には聞き覚えのあるものもあるでしょう。中でも以下にご紹介する6つはおすすめです。
チーズガーデン「御用邸チーズケーキ」
最初にご紹介するのが、那須地域を代表するお土産である「御用邸チーズケーキ」です。那須地域だけではなく栃木で最も定番のお土産として人気があります。ちなみに那須にある皇室の御用邸が名前の由来です。
那須で作られた数種類のチーズをブレンドし、那須で腕利きのパティシエがじっくり時間をかけて仕上げています。味は濃厚かつ優しさに溢れており、舌触りもしっとりしているのが特徴です。外見のきつね色も魅力の1つで、製作時に職人が3段階の温度で1時間かけて焼き上げています。栃木を代表するお土産として、様々な人々に愛されているケーキです。
おおむぎ工房「大麦ダクワーズ」
次にご紹介する「大麦ダクワーズ」は、大麦の生産量が全国トップの栃木にふさわしいお土産といえます。大麦はポリフェノールや食物繊維など健康効果を高める成分が豊富であるため、特に女性からの人気が高いです。
栃木県で獲れた二条大麦を粉にして作った麦焦がしを焼いて仕上げています。中のクリームも麦焦がしとアーモンドを配合して作られており、外も中身も大麦の風味を味わえるのが特徴です。香ばしさとサクサク食べられる食感も魅力になっています。
味のバリエーションもラムレーズン味や国産イチゴ味、宇治抹茶味などと豊富です。個別包装になっているため、大人数向けのお土産にも適しています。
高林堂「元祖宮のかりまん」
「元祖宮のかりまん」は鬼怒川温泉が誇るお土産です。和菓子のお土産では栃木を代表する存在にもなっています。外はカリカリの香ばしい生地に、中身は甘さのほど良いしっとりしたあんが詰まっているのが特徴です。食感がかりんとうをほうふつとさせるのが名前の由来となっています。
独特の食感と中身の甘さがある分、リピーターが後を絶ちません。外側のカリカリ感を楽しむのであれば、オーブントースターで少しあぶるのがポイントです。緑茶やコーヒーなどあらゆる飲み物との相性が良いため、目上の方も含め様々な方へのお土産に向いています。
栃木乳業「栃木レモン(レモン牛乳)」
「栃木レモン(レモン牛乳)」は栃木県民のソウルドリンクです。栃木出身であれば誰もが子供の頃から慣れ親しむ味であるため、栃木土産として選択肢に入れる価値があります。
レモン風味の牛乳と聞くと味をなかなか想像しづらいものではあるものの、甘さに続いてさっぱりした味わいを感じられる点が大きな魅力です。レモンと牛乳自体相性が非常に良い分、ついついはまってしまう人が多いです。
深緑色と白色、黄色で装飾された独特のパッケージもポイントです。栃木らしい飲み物のお土産が欲しいのであれば外せない一品でしょう。持ち帰るのが大変でも、配送してもらうことができるので便利です。
乙女屋「るかんた」
栃木が生産量日本一を誇る、かんぴょうを使ったお菓子です。県内でも特に生産が盛んな小山市のかんぴょうを使っています。「かんぴょう」をイメージさせる「乾太(かんた)」の頭に、フランス語の定冠詞である「ル」を付けたのが名前の由来です。
新鮮な卵とバター、小麦粉を使って焼き上げたふわふわのスポンジケーキの中に、かんぴょうから作ったジャムが入っています。癒されるような甘さとしっとりした食感がポイントになっています。
アーモンド味・和風桃山味・小豆味が定番の味で、他にも夏ミカン味やショコラ味など、季節に応じたテイストが豊富です。外見もかわいらしいため、特に女性の間で高い人気があります。
香雲堂「古印最中」
足利学校で有名な足利市が誇る和菓子です。足利学校や鑁阿寺などの古印を象っていることが名前の由来となっています。
外の皮は薄いながらもパリッと仕上がっており、中には粒あんがぎっしりと詰まっています。粒あんの味も優しい甘さで、外の皮との相性も最高です。年配の方からお子さんまで年齢に関係なく好まれるお菓子といえます。
パッケージも魅力の1つです。「古印最中」の字は若い頃の相田みつを氏が記したものである分、詩や書道好きな方に喜ばれるでしょう。
栃木を巡る際のモデルコースを解説!


栃木県には景勝地や名所、温泉などが非常に多いため、周り方に悩む人もいますよね。レンタカーを使うという想定でおすすめのモデルコースをご紹介します。
初日は日光へ


初日は宇都宮駅に10時に集合します。集合したらレンタカーを借り、日光東照宮に向かいましょう。東照宮までの所要時間は約50分です。陽明門や本殿を見たうえで、時間が余っていれば徳川家康のお墓がある奥宮にも足を運ぶと良いでしょう。
11時から1時間かけて東照宮を見学した後は、いろは坂を経由して中禅寺湖に向かいます。所要時間は30分程度であるため、12時半過ぎには中禅寺湖の近くに到着です。ちょうどお昼になってきたので、中禅寺湖界隈の飲食店で食事をとります。
1時間程度昼食休憩を取って13時半に華厳ノ滝の観爆台に向かいましょう。観爆台は華厳ノ滝のダイナミックな姿を見るうえで最もおすすめです。30分程度滞在しながら、写真も撮ると良いでしょう。14時になったら中禅寺湖に向かい、展望台で湖全体の風景を眺めます。時間がある場合は、南東にある半月山展望台まで行けば、男体山の姿も一緒に見られます。
15時頃になったら引き返し、日光市中心部を経由して2時間かけて湯西川温泉に向かいます。着く頃には日が沈み出す頃であるため、1日目は湯西川温泉で宿泊です。渓谷に面した露天風呂でゆったりしたり、川魚料理をいただいたりします。
2日目は那須方面へ


2日目は那須に向かいましょう。9時にチェックアウトした後、約1時間10分かけて千本松牧場に向かいます。乗馬や乳搾り体験など色々なアクティビティがあるため、午前中は当牧場で過ごしましょう。お昼はジンギスカン鍋をいただきます。
13時頃になったらさらに北、アルパカ牧場に向かいます。所要時間は約30分であるため、13時半過ぎにはアルパカたちと交流できるでしょう。普通に交流するだけではなく、彼らの生態をよく観察するのもおすすめです。1時間ほど滞在した後は、戻る形でステンドグラス美術館に向かいます。15分程度で着くため、15時頃には見学できるでしょう。早く着いた場合は、美術館の周辺を散策したり備え付けのカフェでのんびりしたりするのもおすすめです。
ステンドグラス美術館の見学をする際は、礼拝堂を中心に見ていくと良いでしょう。予定が合えばパイプオルガンなどの演奏会にも参加できるため、合わせて鑑賞するのもおすすめです。16時近くになったら、帰路に就きます。30分程度かけて那須塩原駅に着いたら、車を返してお土産選びをします。お土産を買い終えたら、新幹線に乗って帰りましょう。
栃木県へのアクセス方法をご紹介!


栃木県を旅行する際、アクセスを知っておくことは非常に大切です。最後に栃木県にアクセスする方法をご紹介しましょう。なお、東京と仙台からアクセスする場合で解説します。
鉄道を利用する場合


鉄道を使ってアクセスするには、宇都宮市に向かう場合は東北新幹線を利用する方法が一般的です。東京駅から宇都宮駅まで行く場合、東北新幹線を利用すれば約50分で着きます。仙台から東北新幹線を利用する場合は、仙台駅から宇都宮駅であれば約1時間10分です。
東京や仙台から栃木県に向かう際、日光に直接行きたい方もいるでしょう。東京から鉄道利用で日光へ向かうには新宿駅から東武線に直通する特急が出ています。新宿駅から東武日光駅までの所要時間は約2時間です。仙台発の場合、東北新幹線で宇都宮駅に行き、宇都宮駅からJR日光線で終点の日光駅に向かいます。仙台駅から日光駅までの所要時間は約1時間55分です。
車を利用する場合


車を使って栃木県にアクセスする場合、東京発であれば首都高速道路と東北自動車道を利用します。東京都心から東北自動車道宇都宮インターまでの所要時間は約1時間50分です。仙台からアクセスする場合、東北自動車道の仙台宮城インターから宇都宮インターまでまっすぐ進みます。所要時間は約3時間6分です。
日光へ向かう場合は、宇都宮インターから日光宇都宮道路を経由します。所要時間は東京都心から約2時間半、仙台からは約3時間50分です。
おわりに


今回は栃木県でおすすめの観光スポットを38ヶ所ご紹介しました。栃木県の主な観光名所は、特に日光エリアと那須エリアに集中しているため、初めて栃木県を旅する際は両エリアを軸に計画を立てると良いでしょう。
また、栃木県には魅力的な温泉やグルメも多いため、旅行に合わせてぜひ味わってくると印象深い思い出を作れます。寺社仏閣やテーマパークも多いため、様々な体験をするうえで栃木県はおすすめの地域でしょう。栃木県を周る際は、ぜひ今回の内容を読み返していただければ幸いです。