最終更新日 2022-02-28
今回ご紹介するのは、九州の北東部に位置する大分県です。大分県と言えば、一番にイメージするのは「温泉」でしょうか?別府温泉や湯布院をはじめとし、大分県にはたくさんの素敵な温泉がありますよね。ですが、大分県の魅力は温泉だけではありません!
県内には自然や植物を楽しめるスポットや、一生に一度は訪れてみたい絶景スポット、さらにファミリーにおすすめのレジャースポットなど、幅広い年齢層が楽しめる観光地が数多くあります。本記事では大分県内の温泉はもちろんのこと、温泉以外の観光スポット・名所もご紹介していきます。
記事の目次
- 1 大分県の基本情報
- 2 大分県で訪れたい観光スポット30選
- 2.1 別府温泉
- 2.2 別府地獄めぐり
- 2.3 由布院温泉
- 2.4 金鱗湖
- 2.5 やまなみハイウェイ
- 2.6 狭霧台
- 2.7 九重“夢”大吊橋
- 2.8 湯布院フローラルヴィレッジ
- 2.9 慈恩の滝
- 2.10 十文字原展望台・十文字原高原
- 2.11 桜滝
- 2.12 豊後二見ヶ浦
- 2.13 原尻の滝
- 2.14 姫島村
- 2.15 真玉海岸
- 2.16 豊後森機関庫
- 2.17 大入島
- 2.18 鶴御崎
- 2.19 風連鍾乳洞
- 2.20 くじゅう花公園
- 2.21 大神ファーム
- 2.22 由布岳
- 2.23 宇佐神社
- 2.24 サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド
- 2.25 大分農業文化公園
- 2.26 稲積水中鍾乳洞
- 2.27 昭和の町
- 2.28 田ノ浦ビーチ
- 2.29 城島高原パーク
- 2.30 九重自然動物公園アフリカンサファリ
- 3 大分県のご当地グルメ5選
- 4 大分県のおすすめお土産10選
- 5 大分県を巡る際のモデルコース
- 6 アクセス情報
- 7 おわりに
大分県の基本情報


まずは大分県がどんなところなのか、基本情報を抑えておきましょう。大分県は九州の東岸にあり、北は福岡県、南は宮崎県、西は熊本県と接しています。県の東側は豊後水道に面していて、温暖で過ごしやすい気候が特徴です。
「温泉の街」というイメージ通り、大分県内には4411ヵ所の源泉があり、温泉の湧出量は堂々の日本一となっています。また、あまり知られていませんが、大分県にはトンネルが494本あり、こちらも日本一の数となっています。県内全体的に温暖で、冬季も積雪の心配がほとんどないため、年間を通して旅行しやすい県と言えるでしょう。
大分県で訪れたい観光スポット30選


さて、ここからは、大分県を旅する上でぜひ訪れてみたい観光名所30ヵ所をご紹介していきます。温泉に海岸、爽快なドライブルートなど、見どころが満載です!
別府温泉


別府温泉は、全国の温泉地人気ランキングで常に上位に入る、大分県を代表する名所のひとつです。源泉の湧出量は日本一を誇り、夜間に開催される湯けむりのライトアップや周辺の観光スポット巡りなど、温泉の他にもたくさんの見どころがある点も人気の理由です。
温泉街を一望できる「湯けむり展望台」からは鶴見岳や扇山を一望でき、街並みのあちらこちらから湯けむりが立ち昇る幻想的な景色を観賞できるので、別府観光の際にはぜひ訪れてみてください。そして別府温泉で注目したいのが、個性的で魅力あふれるお宿や共同浴場の数々です。別府湾を一望できる絶景展望露天風呂がある杉乃井ホテルや、「砂湯」が名物の共同浴場・竹瓦温泉、別府湾と一体化したようなインフィニティバスを楽しめるAMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)などなど、宿泊してみたい宿や入ってみたい温泉が盛りだくさんです。
ビーチで海を眺めながら砂蒸し風呂であたたまれる別府海浜砂湯もおすすめです。別府で温泉三昧の旅をして、身体の中からあたたまり、免疫力アップを目指してみてはいかがでしょうか。
別府温泉
■住所:大分県別府市元町
■アクセス:別府駅より徒歩約5分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.city.beppu.oita.jp/sangyou/onsen/corona.html
別府地獄めぐり


別府温泉を旅する上で外せない観光名所のひとつに、「別府地獄めぐり」があります。地獄めぐりの「地獄」とは源泉が湧き出している場所のことを言い、エリア内には7つの「地獄」があります。「海地獄エリア」と「血の池地獄エリア」に分けられる7つの地獄はそれぞれ全く異なる景観をしているため、初めて訪れる方は全ての地獄を見物したい!と思われるのではないでしょうか。別府地獄エリアには路線バスも走っていますが、1日で全ての地獄を見学する場合は、定期観光バスを利用するのが便利です。
別府地獄めぐりの中の「海地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」「白池地獄」の4つは国の名勝に指定されています。中でもエメラルドグリーンの水面が美しい海地獄と、赤い熱泥の池の血の池地獄は必見です。7つの池全てを見る時間のない方も、海地獄と血の池地獄は見逃さないように予定を組んでみてくださいね。
■住所:大分県別府市鉄輪559-1
■アクセス
・海地獄まわり:別府駅西口より鉄輪行きバスにて約20分、海地獄前または鉄輪下車
・血の池地獄まわり:亀川駅より徒歩約25分
■新型コロナウイルス対策情報:http://www.beppu-jigoku.com/news/news_1.html
由布院温泉


由布院温泉も、別府温泉に並ぶ大分県の観光名所であり、全国的にも名の知れた人気温泉地です。大分県のほぼ中央に位置する由布院には約900もの源泉があり、湧出量は国内第三位の毎分38,600リットルを誇ります。
由布院温泉のメインストリート「湯の坪街道」には、大分県のご当地グルメを味わえるお店やベーカリー、スイーツショップなどがズラリと並び、食べ歩きを楽しむのに最適です。また、ショップが入っている家屋がとても趣深く写真映えのする街並みとなっているので、そちらも注目してみてください。
由布院温泉には離れのある宿や、創業が大正時代の老舗旅館、全室スイートの宿など、高級旅館が多くあります。日頃がんばっている自分へのご褒美や記念日などに、大分の自然に囲まれた高級温泉宿に宿泊し、心身ともにリフレッシュする時間をとってみてはいかがでしょうか。
金鱗湖


金鱗湖(きんりんこ)は、湯布院を代表する観光名所のひとつです。周囲400mほどとそれほど大きくはない湖なのですが、早朝に訪れるととても幻想的な光景を見られるとあり、人気を呼んでいます。
そんな人気の金鱗湖ですが、温泉が流れ込んでいて、普通の湖より水温が高めになっています。そのため、気温の低い秋から冬にかけての早朝に湖を訪れると、湖面から真っ白な湯気が立ち昇るなんとも不思議な光景を見られるのです。ものすごく寒い冬の朝に見られる川霧の湖バージョンといったかんじでしょうか。「霧盆」と呼ばれるこの自然現象を写真におさめるため、早朝からカメラを構える観光客の姿も多く見られます。朝のお散歩がてら、珍しい光景を見に訪れてみてください。
やまなみハイウェイ


大分県の由布院から熊本県阿蘇郡南小国町を結ぶ県道11号線は、「やまなみハイウェイ」の通称で親しまれている絶景ドライブコースです。やまなみハイウェイは「日本百名道」にも選ばれていて、約50km続くドライブコース上には数々の見どころが存在します。
高原の牧場や点在する展望台、タデ原湿原の散策路など、ドライブをしつつ、気になるスポットがあれば立ち寄ってみるスタイルの旅もおすすめです。九州の雄大な自然を体感しつつ爽快なドライブを楽しめるやまなみハイウェイは、大分県のみならず、九州地方を代表する観光名所となっています。車旅ではない方も、レンタサイクルでのんびりと絶景サイクリングを楽しめますよ。
■住所:大分県別府市汐見町 ~熊本県阿蘇市一の宮町宮地
■アクセス:由布院駅より車で約5分(「やまなみハイウェイ(県道11号)」スタート地点)
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
狭霧台


湯布院の街並みが一望できる展望スポット・狭霧台(さぎりだい)は、前項でご紹介したやまなみハイウェイ沿いにあります。山間を走る県道11号線は、大分県の豊かな自然を感じられる人気のドライブコースとなっていて、その途中にある狭霧台は運転中の休憩スポットとしても最適です。
狭霧台はその名の通り、冬の早朝、雄大な山々に囲まれた由布市を覆うように広がる朝霧を見られることがあり、その絶景ぶりは一度目にしたらきっと忘れられない思い出となるでしょう。狭霧台からは由布岳の四季折々の美しさを観賞でき、冬以外の季節も絶景を楽しめます。ドライブ好きな方には特におすすめのスポットとなっています。
■住所:大分県由布市湯布院町川上1946-14
■アクセス:由布院ICより車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
九重“夢”大吊橋


九重“夢”(ここのえ“ゆめ”)大吊橋は、人が渡れる吊り橋の中では日本一の高さを誇る絶景橋です。高さ173mの橋の上から見る景色は圧巻!天空の橋を渡りつつ、眼下に広がる絶景をお楽しみください。
大吊橋からは、日本の滝百選に選ばれた震動の滝や、九酔渓(きゅうすいけい)の見事な渓谷美、そしてお天気が良い日には九州本土最高峰の中岳・くじゅう連山まで見渡せます。いつの時期に訪れても絶景を拝める九重“夢”大吊橋ですが、特におすすめの季節は秋の紅葉シーズンです。例年10月下旬から11月中旬の紅葉シーズンには、吊橋周囲の山々が赤く燃え立つように色づき、感動の絶景を観賞できます。高所恐怖症の方もぜひがんばって、吊橋を渡ってみてくださいね。
■住所:大分県玖珠郡九重町田野1208
■アクセス:九重ICより車で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
湯布院フローラルヴィレッジ


大分旅行でSNS映えを狙うなら、湯布院フローラルヴィレッジへ足を運んでみてください。敷地内に女性専用のホテルを備えた湯布院フローラルヴィレッジは、世界一美しい村と賞されるイギリスのコッツウォルズ地方の村をイメージしたテーマパークです。
メルヘンで可愛らしい建物が並ぶ街並みは、写真映えすること請け合いですよ。敷地内にあるショップも乙女心をくすぐる雑貨店が多く、魔女の宅急便やとなりのトトロのジブリグッズを扱うお店から、不思議の国のアリスやアルプスの少女ハイジの公式ショップなどなど、バラエティに富んだ雑貨店が軒を連ねています。小さな街並みの中に「可愛い」をギュッと詰め込んだような湯布院フローラルヴィレッジは、女子旅で訪れると盛り上がりそうです。
■住所:大分県由布市湯布院町川上1503-3
■アクセス:由布院駅より徒歩約15分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
慈恩の滝


慈恩(じおん)の滝は、大分県の中西部・玖珠(くす)町にある、高さ30mの滝です。上段20m、下段10mの二段落としになっている慈恩の滝は、滝の裏側にまわれる「裏見の滝」としても知られています。
慈恩の滝には昇り龍の伝説があり、滝のそばには「上昇喜龍」と呼ばれる龍のオブジェがあります。その昔、慈恩の滝に住み着いていた龍にまつわる説明書きもあるので、その地の伝説や言い伝えに興味のある方はぜひご一読ください。
裏側にまわれる滝というと、同じ九州地方の鍋ケ滝が有名ですが、慈恩の滝は鍋ケ滝に比べて水しぶきが激しめです。裏側にまわる際は濡れても良い服装で挑んでくださいね。夜間に行われる滝のライトアップにも注目です。
十文字原展望台・十文字原高原


別府市の標高500mの山の上にある十文字原高原は、別府の市街地や別府湾、さらには四国のあたりまで見渡せる、眺望抜群の高原です。気持ちの良い緑が広がる草原は、ススキが黄金色に輝く秋の季節もおすすめです。
日中の眺望はもちろんのこと、十文字原展望台は夜景観賞のスポットとして有名です。「日本夜景百選」「日本夜景遺産」に登録されている展望台からの眺めは大分随一と言われ、別府湾を囲んでキラキラと輝く市街地の灯りを観賞できます。大分旅行の夜に、ちょっとロマンチックな夜景ドライブで訪れてみてはいかがでしょうか。
■住所:大分県別府市野田字池ノツル1200
■アクセス:別府駅よりバスで約40分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
桜滝


桜滝は天ヶ瀬温泉近くにある落差約25m、幅約15mの名瀑です。滝を流れ落ちる水しぶきが桜の花のように見えることから「桜滝」という名が付けられたとされています。
桜滝のおすすめポイントは、何と言ってもアクセスのしやすさにあります。多くの滝は、山道や階段を上り下りしてやっと見られるものが多いですが、桜滝はJR天ヶ瀬駅から続く遊歩道を10分ほど歩くだけでたどり着けます。ちょっとした散策がてら秘境にあるような滝を見られるなんて、嬉しいですよね。
滝の周囲は真夏でもひんやりとしていて、涼を求めて訪れるにも最適です。気軽に行ける滝、旅の行程に組み込んでみませんか?
豊後二見ヶ浦


豊後水道に面した佐伯市には、全国でも屈指の日の出観賞スポット・豊後二見ヶ浦があります。豊後二見ヶ浦の夫婦岩は、長さ65mのしめ縄で、男岩(高さ17m)と女岩(高さ10m)が結ばれています。
毎年元旦の初日の出時には、夫婦岩の間から日が昇ってくる神聖な光景を見るため、たくさんの人々が海岸を訪れます。また、例年12月24日から年明け1月4日の間は夫婦岩のライトアップが開催されます。真っ暗な夜の海に浮かび上がる夫婦岩もまた神聖な眺めです。
「国内最大級のしめ縄」と言われている夫婦岩を結ぶ65mのしめ縄は、毎年12月に、地元有志の方々350人の手によって編まれているものなのだそうです。ギネスにも認定された大しめ縄も豊後二見ヶ浦の見どころのひとつです。
原尻の滝


「大分のナイアガラ」と称される原尻の滝は、田園地帯が広がる緒方平野の真ん中に突如として現れる迫力満点の滝です。幅約120mもある滝は美しい弧を描き、大分県百景のひとつに数えられているだけある存在感を放っています。
原尻の滝は、滝の前にかかる吊り橋を渡ってグルリと一周することができ、様々な角度からその雄大な眺めを楽しめます。また、滝つぼを見おろせる遊歩道もあり、間近で水が流れ落ちる迫力の光景を観賞できます。のどかな平野部にこれほど大規模な滝があるのは珍しく、一見の価値ありの景色です。
姫島村


姫島村は、大分県北部の瀬戸内海に浮かぶ離島です。島全体がひとつの村となっている一島一村の離島は、大分県内では姫島のみ。年間を通して温暖で過ごしやすいため、観光で訪れるには最適な離島と言えます。毎年8月に開催される姫島盆踊りでは、子どもたちがキツネに扮して躍る姫島伝統の「キツネ踊り」を見られるとあり、多くの観光客が訪れます。
離島観光にはレンタサイクルが定番ですが、姫島村には太陽光で充電されている超小型電気自動車のレンタカーがあります。見た目も近未来的で可愛らしく、空気も汚さない小型電気自動車に乗って、島の風を感じつつ観光するのもおすすめです。また、姫島村で養殖されている車えび「姫島車えび」は、甘くて風味豊かで全国的にも人気の高い海老です。島内の食堂でも提供されているので、姫島を訪れた際にはぜひ食してみてください。
■住所:大分県東国東郡
■アクセス:伊美港よりフェリーで約20分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.himeshima.jp/himeshima-news/new-20200908/
真玉海岸


写真好きな方ならきっと、絶景を特集した雑誌やメディアで一度ならずとも目にしたことがあるであろう「真玉海岸」は、大分県北部の豊後高田市にあります。周防灘に面した真玉海岸では、干潮の時間帯になると、潮が引いた砂浜に風と波がつくる美しい模様「砂干潟」が現れます。
かつては多くの場所で見られた砂干潟ですが、干拓事業や港湾化により、現在では見られる海岸は希少となってしまいました。そして、真玉海岸で一度は見てみたい絶景が、「夕陽に照らされる干潟」です。日の入り時間と干潮の時間が重なる日は1ヶ月の中でも数日しかなく、その上晴れている日でなければ見られません。奇跡の絶景と言っても過言ではないその景色を見るため、「干潮と日の入が重なる日」には、多くのカメラマンたちが真玉海岸を訪れます。夕陽と干潟の絶景を見られる日は、豊後高田市の公式観光サイトにて確認できます。感動の絶景を見に、ぜひ一度訪れてみてください。
豊後森機関庫


豊後森機関庫は、列車好きな方ならテンションが上がってしまうこと請け合いの観光スポットです。豊後森機関庫のある玖珠町は、かつて大分と佐賀の鳥栖間を繋ぐ久大線の重要な中継ポイントでした。
大正9年に建設が始まった久大線は、その後昭和45年まで活躍し、線路の無煙化により蒸気機関車が姿を消すとともに廃線となりました。現在残されている扇型の機関庫は、貴重な近代産業遺産となっています。鉄筋コンクリートで弧を描くように造られている機関庫は、遺跡のような不思議な雰囲気もあります。青空のもと撮影をすれば、きっと映える写真が出来上がることでしょう。
また、豊後森機関庫には「キューロク」の愛称で親しまれている蒸気機関車29612号が展示されています。機関庫の他にはない雰囲気と蒸気機関車のかっこいいフォルムは必見です。
大入島
大入島(おおにゅうじま)は、豊後水道に面した佐伯湾に浮かぶ離島です。本土との距離が近く、佐伯港からフェリーでわずか7分と、気軽にアクセスできるところも魅力のひとつです。
島内は平たんな道路が多く、サイクリングをしつつ観光するのに最適です。島の玄関口にあたるフェリー乗り場のすぐ近くには、大入島の特産品を扱う「大入島食彩館」があります。お土産以外にも、島で獲れた新鮮な海の幸を使ったお食事をいただけますよ。
大入島には、「九州オルレ さいき・大入島コース」という離島散策コースが設けられています。南国ムード漂う大入島をウォーキングしつつ、島の方々との交流や離島ならではの景色をお楽しみください。
■住所:大分県佐伯市大字石間浦
■アクセス:佐伯港よりフェリーで約7分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.city.saiki.oita.jp/kiji0036008/index.html
鶴御崎


鶴見崎(つるみざき)は、九州最東端の岬です。九州地方で一番早く日が昇る場所として知られ、初日の出の観賞スポットとしても親しまれています。岬の先端には鶴見崎灯台があり、その周囲には鶴見崎自然公園が広がっています。
デイゴの花やツツジなど、季節折々の花が咲く鶴見崎自然公園は、海風を感じながら散策を楽しむのに絶好のスポットです。灯台から少し歩いた先には展望台があり、コバルトブルーの海と空がどこまでも広がる大パノラマを観賞できます。展望台からは鶴見崎灯台も望め、青い海と白い灯台のコントラストを楽しめます。
また、鶴見崎は太平洋戦争時に要塞としての役割を果たしていたため、現在でも砲弾跡や豪などの史跡が残っています。戦争当時の史跡見学を兼ねて散策をしてみてはいかがでしょうか。
風連鍾乳洞


臼杵市の国道10号線沿いにある風連(ふうれん)鍾乳洞は、大正15年に発見された、国指定の天然記念物です。外気の影響を受けづらい鍾乳洞の内部は年間を通して一定の気温が保たれていて、夏に訪れればひんやりと涼しく、冬に訪れればあたたかく、快適に見学することができます。
風連鍾乳洞内には数々の見どころがあり、中でも高さ4m、周囲3mの「天上界」や、高さ7mの石柱が並ぶ「霊妙閣」、高さ10mもある「瑞雲の滝」は必見です。鍾乳石は1cm伸びるのに100年の歳月がかかると言われています。10mの鍾乳石が出来上がるには?と考えると、気が遠くなってしまいますね。また、鍾乳洞は、大地からのエネルギーに包まれるパワースポットなのだそうです。心身のパワーチャージの場としてもおすすめです。
くじゅう花公園


くじゅう花公園は、阿蘇国立公園内の久住高原に位置する広い広い公園です。その名の通り、園内には四季折々の花が咲き乱れ、春から秋にかけて色とりどりのお花畑を観賞できます。
年間を通して約500種500万本もの花が咲き、周囲の山々とカラフルなお花たちがコラボレーションした景観は、さながら天国のようです。普段植物にそこまで興味のない方でも、視界一面に咲き誇るチューリップやネモフィラ、コスモスを見ればきっと、憂鬱なことも忘れてしまうほどハッピーな気分になれるでしょう。
■住所:大分県竹田市久住町 大字久住4050
■アクセス:豊後竹田駅より車で約30分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
大神ファーム


大神(おおが)ファームは、別府湾を一望する浜辺を有する癒しのハーブ園です。園内で栽培されているハーブたちは、化学肥料を使わずに大切に育てられているオーガニックハーブです。
すっきりと心地よいハーブの香りに包まれた園内で一番の人気スポットは、ローズガーデンです。5月の最盛期には約600種1000株のバラが咲き誇り、周囲にバラの幸せな香りが満ちます。また、10月にも四季咲きのバラが満開となるので、秋の大分旅にもおすすめのスポットです。
カフェ(ゲストハウス)では、園内で栽培されているハーブやお野菜を使った料理をいただけます。有機肥料のみで育てられたハーブやお野菜は、身体が喜ぶ美味しさです。また、園内にはドッグランが併設されているので、ワンちゃん連れの方にもおすすめです。
由布岳


由布院のシンボル的存在である由布岳は、「豊後富士」の愛称で親しまれている名山です。山頂を見てみると、東峰と西峰の二つに割れている感じになんとなく愛嬌を感じる山ですが、登ってみると最後の岩場が大変!登山コースは片道2時間ほどですが、強風の時などは充分に気を付けて登山してください。
山頂からの眺望はもちろん最高ですが、由布岳は登山せずとも、その雄大な景観を眺めるだけで満足できます。湯布院の街にいれば至る所で目に入ってくる由布岳の姿。古くから信仰の対象とされてきた神の山は、いつの季節に訪れても変わらない神々しい姿を拝ませてくれます。
■住所:大分県由布市湯布院町川上
■アクセス:日豊本線別府駅より亀の井バス湯布院行にて約50分(由布登山口)
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
宇佐神社


宇佐神社は、全国に4万社あまりある八幡神社の総本社であり、大分県内屈指のパワースポットとしても知られています。全国に数ある神社の中でも八幡神社は群を抜いて多く、その総本社である宇佐神社ならば、強力なパワースポットであることにも納得ですよね。
宇佐神社には仕事運、金運、芸能運、子宝運など、様々なご利益があるとされています。また、元旦の歳旦祭をはじめとし、年間を通して150近い祭典が行われ、お正月三が日の初詣には40万人もの参拝客が訪れるとのことです。パワースポット巡りの好きな方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド
サンリオキャラクターパーク ハーモニーランドは、お子さん連れのお出かけの際の王道スポットです。可愛らしいサンリオのキャラクターたちと会い、ライブショーを観覧し、小さなお子さんでも安心して乗ることのできるアトラクションで遊びつくしちゃってください。
園内には写真映えスポットが盛りだくさんなので、女子旅でも楽しめそうですよ。サンリオのキャラクターグッズは、きっと誰もが一度は手にして使ったことがあるのではないでしょうか。親しみのあるキャラクターたちと触れ合えば、童心に帰ってはしゃげそうです。
大分農業文化公園


日指ダムを囲むようにして広がる大分農業文化公園では、農業体験や陶芸、園芸、調理実習など、様々な体験学習ができます。敷地内にはオートキャンプ場やコテージもあり、自然の中宿泊することも可能です。
旅先で陶芸体験をし、新たな趣味を発見する方も少なくないようです。陶芸の他にも花の寄せ植えなど、大人の趣味として最適な体験教室も開催されるので、旅行中に日程が合えば試してみるのも良いのではないでしょうか。体験教室以外にも貸しボートやアスレチック施設があり、幅広い年代で楽しめる公園となっています。季節毎に園内に咲く花もきれいですよ。
■住所:大分県杵築市山香町大字日指1-1
■アクセス:中山香駅より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.oita-agri-park.or.jp/oitapark_announce/eigyou-r3/
稲積水中鍾乳洞


稲積(いなずみ)水中鍾乳洞は、国内最大級の水中鍾乳洞です。水中鍾乳石が見られる場所は世界でも珍しく、大変貴重なものとなっています。
洞窟内は歩いて見学することができ、自然が造り出した芸術品、神秘の地底世界を間近で観賞できます。洞窟の中はところどころ青色にライトアップされていて、その様子がまた神秘的な雰囲気を更に引き立てています。水中鍾乳洞ではマイナスイオンを感じられ、心身共にリラックス効果を得られそうです。普段生活している世界とは全く異なる地底世界を歩き、冒険気分を味わってみてください。
■住所:大分県豊後大野市三重町中津留300
■アクセス:三重町駅より車で約20分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
昭和の町


豊後高田市にある「昭和の町」は、昭和30年代の街並みを再現した商店街です。どこか懐かしいレトロな街並みは、若い世代の方たちの目には逆に新鮮に映るのではないでしょうか。
映画のロケ地として登場することもある昭和の町には、フォトスポットが満載です。クラシックカーや昭和レトロな看板の数々を眺めながら歩くだけで、楽しい気分になってしまいますよ。昭和の町をテーマとした「昭和ロマン蔵」では、懐かしの駄菓子や昭和時代のお茶の間を再現したお部屋、木造校舎の教室などが展示してあり、「古き良き時代」の日本の風景を見学できます。大分旅行中に昭和の時代へタイムスリップして楽しんでみましょう。
田ノ浦ビーチ


「恋人の聖地」に認定されている田ノ浦ビーチは、大分市に住む地元の方々の憩いの浜辺です。波が穏やかで安心して遊べるビーチは、シーズンになるとたくさんの海水浴客で賑わいます。
ビーチの中央部には人工島の「田ノ浦アイル」があります。チャペルを模した休憩スペースや恋人の聖地のプレートがある田ノ浦アイル内は、気持ちの良い芝生の広場が続き、のんびりとお散歩をするのに最適です。
また、浜辺にある帆船型をした大型遊具・カピタン号はお子さまたちに大人気です。南国ムード漂う田ノ浦ビーチは夕暮れ時もロマンチックで素敵です。カップルで訪れて、マジックアワーの海辺を眺めてみてはいかがでしょう。ビーチ近くにある水族館「うみたまご」も、立ち寄りスポットとしておすすめです。
■住所:大分県大分市神崎4253
■アクセス:大分駅より車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.city.oita.oita.jp/o177/tanoura_syoukai.html
城島高原パーク


城島(きじま)高原パークは、「日本初の木製コースター」があることで有名な遊園地です。絶叫系の乗り物が好きな方は、一度は訪れてみたいスポットなのではないでしょうか。
城島高原パークは別府と由布院の中間地点にあり、どちらの温泉街からも車で15分ほどとアクセス良好です。噂の木製コースター「ジュピター」の他にも、スリリングな絶叫系アトラクションがいくつもあり、観覧車やメリーゴーランドといった遊園地の定番アトラクションを含め、30種以上の乗り物を楽しめます。パーク内には温泉にも入れるリゾートホテルや本格的なゴルフコースも完備され、一日を通して目一杯遊べます。
九重自然動物公園アフリカンサファリ


全国各地にあるサファリパークの中でも、大分県の「九州自然動物公園 アフリカンサファリ」は、国内最大級の規模を誇るサファリパークです。広大な敷地内には約70種、およそ1,400頭の動物たちが暮らしています。
「サファリゾーン」では、大型の動物たちが野生に近い環境で暮らしている姿を、マイカーやジャングルバスに乗って見学できます。ジャングルバスのツアーではライオンやキリンへの餌やりも体験でき、お子さまはもちろん、大人でも大興奮の時を過ごせます。
園内では他にも、カンガルーやピグミースローロリスなどの可愛らしい動物たちとの触れ合いや、ミニチュアホースの乗馬体験など、様々な楽しみが盛りだくさんで、ファミリー旅行の楽しい思い出になること請け合いです。
■住所:大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1
■アクセス:別府駅よりバス(別府駅西口⇔サファリ線)にて約50分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.africansafari.co.jp/topics/detail.php?id=202004030946409288
大分県のご当地グルメ5選


大分県へ行ったら何を食べましょうか?短い旅の間にぜひとも食べていただきたい大分県のソウルフードを厳選して5つご紹介いたします。
とり天


大分県を代表するソウルフードと言えば、「とり天」です。大分県は鶏肉の消費量が全国トップクラスだということをご存知でしょうか?県民のみなさまに愛され続けている「とり天」は、その名の通り、鶏肉の天ぷら料理です。
発祥は別府にある「レストラン東洋軒」ですが、現在では大分県内の様々な飲食店で、店舗独自の味付けのとり天が提供されています。複数の店舗で食べ比べをしてみるのも楽しそうですね。
だんご汁


味噌味のおつゆにきしめん風のひらたい麺(だんご)が入った「だんご汁」は、大分県で古くから食べられている郷土料理です。豚肉や野菜がたっぷりと入っただんご汁は、身体の中からほっこりとあたたまる優しい味わいとなっています。
家庭料理として広く親しまれているだんご汁、冬の大分旅でぜひ食べたいですよね。だんご汁を食べられるおすすめのお店は、大分駅近くにある「こつこつ庵」さんです。こつこつ庵さんでは、ボリューム満点のだんご汁に加え、関サバや関アジ、ふぐの唐揚げといった大分の海の味覚も楽しめます。
■住所:大分県大分市府内町3-8-19
■アクセス:大分駅より徒歩約15分
■新型コロナウイルス対策情報:https://oita-chuo-inshoku.com/introduce/cat01/1425/
ねぎ焼き


宇佐市は、大分県のブランドねぎ「味一ねぎ」の名産地です。香り豊かな味一ねぎをたっぷりと使った「ねぎ焼き」は、宇佐市散策中のランチとしておすすめです。
ねぎ焼きとは、お好み焼き風の生地に味一ねぎをどっさりとまぜて焼いたもので、大分県のB級グルメ決定戦で堂々の2位を獲得したこともある人気ご当地グルメです。ランチに時間をとらずに観光重視の旅をしたい方は、テイクアウトで食べ歩きをしつつ味わってみてはいかがでしょうか。
ハモ料理


夏の訪れを告げてくれる「ハモ料理」と言えば京都の定番グルメなイメージがありますが、実は大分県日出町(ひじまち)が、その水揚げ産地のひとつとなっています。高級魚のハモは普段なかなか口にする機会がないかもしれませんが、日出町では嬉しいことに、わりとリーズナブルに提供されています。
漁港の朝市でいただく新鮮なハモ料理、いかがでしょうか?
■住所:大分県速見郡日出町大神5418
■アクセス:日出ICより車で約15分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
やせうま


「やせうま」とは、由布市発祥の、おやつ感覚でいただける郷土料理です。練った小麦粉の生地にきな粉と砂糖をかけていただく和風テイストのおやつで、腹持ちがよくお昼ゴハンの代わりとしてもいけそうです。
由布院駅から徒歩8分ほどの「由布院甘味茶屋」では、やせうまをはじめとし、お餅やぜんざいなどのほっこりスイーツをいただけます。お食事メニューも充実しているので、ランチで立ち寄った際のデザートとして、やせうまをシェアしてみてはいかがでしょう。
■住所:大分県由布市湯布院町川南113-12
■アクセス:由布院駅より徒歩約8分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
大分県のおすすめお土産10選


さて、ここからは、大分旅行でぜひ買って帰りたいお土産を厳選して10点ご紹介します。美味しそうなものばかりで、あれもこれも買って帰りたくなってしまいそうです。
ざびえる
大分県の定番土産といえばこちら!「ざびえる」です。1551年に豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルにちなんで作られた和洋折衷のお菓子ざびえるは、バター風味の生地で優しい甘さの餡をたっぷりと包んだ、飽きのこないお菓子です。この味を嫌いな人はあまりいないのでは?という素朴な美味しさのざびえるは、お土産に買って行けばきっとみなさんに喜んでもらえるでしょう。
南蛮浪漫 ボンディア
南蛮浪漫 ボンディアは、パイ生地で小豆餡を包んだお菓子です。こちらも大分土産の定番であり、先にご紹介したざびえると同じく和洋折衷の味わいです。風味豊かなパイ生地にミルク風味がプラスされた小豆餡の組み合わせは、意外なほど相性が良くパクパクいけちゃう美味しさです。個包装されているので、バラマキ土産としてもおすすめです。
佃煮まんじゅう
佃煮まんじゅうは、ふわふわのお饅頭生地にピリ辛風味のしいたけの佃煮が入った、ほっこり風味のおやつです。大分県の気候はしいたけの栽培に適していて、肉厚で香り豊かなしいたけの名産地となっています。まさに、大分県の風土に適したおやつですね。お土産としてだけではなく、小腹が空いたときのおやつとしてもおすすめです。
佃煮まんじゅうは県内全域で販売されていますが、おすすめは別府の「上田椎茸専門店」さんです。ふんわりとほのかに甘い生地にピリ辛の佃煮がマッチして、とっても美味しいですよ。
theomurata ビーンズショコラ
パッケージがとってもおしゃれなtheomurata(テオムラタ)の ビーンズショコラは、女性へのお土産におすすめです。セミドライ加工したフルーツやコーヒー豆、ナッツ類をチョコレートでコーティングしたビーンズショコラは見た目もお味もおしゃれでテンションが上がります。お取り寄せ品としても人気の品なので、喜ばれること請け合いです。
■住所:大分県由布市湯布院町川上1272-175
■アクセス:由布院駅より徒歩約27分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
カランドネル カヌレ
CARANDONEL(カランドネル)は、湯布院のメインストリートに店舗を構える、カヌレ専門のお店です。丁寧に作られたカヌレは美しく、伝統的なプレーン味に加えマサラチャイや日本茶など、個性的なフレーバーが揃っている点にも注目です。また、小麦を使わないお米のカヌレもあり、グルテンフリー生活をしている方も美味しく召し上がれます。
■住所:大分県由布市湯布院町川上2939-4
■アクセス:由布院駅より徒歩約5分
■新型コロナウイルス対策情報:各自でアルコール消毒や三密対策、ソーシャルディスタンスなどを徹底してください
荒城の月
荒城の月は、大分県竹田市の老舗和菓子店・但馬屋老舗(たじまやろうほ)が作るお菓子です。但馬屋老舗は江戸時代の1804年に創業した、歴史ある和菓子屋さんです。大分銘菓として親しまれている荒城の月は、なんと創業当初から作り方を変えていないとのこと。淡雪と呼ばれるふわっふわの生地で黄身餡を包んだ荒城の月は、絶妙な食感と甘さが、なるほど長く愛されてきただけのことはあると納得してしまう美味しさです。余計な添加物が入っておらず、安心して食べられるところも魅力です。
■住所:大分県竹田市竹田町40
■アクセス:豊後竹田駅より徒歩約10分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.kinosaki-tajimaya.co.jp/2020/06/post_140.html
地獄蒸しプリン


別府名物に、「プリン」があることをご存知でしょうか?別府で作られるプリンは「別府プリン」と呼ばれ、市内各所のスイーツ店で販売されています。「地獄蒸しプリン」は、別府プリン発祥のお店である明礬(みょうばん)温泉エリアの岡本屋で作られています。温泉の蒸気で蒸されるプリンは甘さ控えめで罪悪感なく食べられますよ。別府へ行ったなら一度は食べておきたい地獄蒸しプリンは、お土産としても絶大な人気を誇っています。
謎のとり天せんべい
「謎のとり天せんべい」というユニークな名称のお土産は、大分県のソウルフードである「とり天」をイメージしたおせんべいです。ガーリックの風味がきいた薄焼きのおせんべいは、B級グルメテイストで後引く美味しさです。甘いものが苦手な方へのお土産としてもおすすめです。毎年夏季には夏限定のフレーバーが登場するので、そちらもお楽しみに。
本格激辛カレースナック別府地獄カレー
「本格激辛カレースナック別府地獄カレー」は、激辛好きでも悶絶する辛さが話題となっているスナック菓子です。スパイスの香りが食欲をそそるこちらのスナック、辛いものが得意だから、と油断して一気にほおばるのは危険です。一口目の衝撃もさることながら、食べ進めるごとにじわじわと辛さが襲ってくるので、様子を見ながら食してください。みんなで食べると盛り上がる本格激辛カレースナック、辛いもの好きな方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
かぼすこ
「かぼすこ」は、大分県の名産品・カボスと、唐辛子を組み合わせた辛味調味料です。さわやかなカボスの風味と唐辛子は相性抜群!タバスコのかわりにピザやパスタにふりかけたり、手作りドレッシングのアクセントとして使用するなど、食卓で大活躍しそうです。原材料は酢、唐辛子、カボス、塩のみとシンプルで、化学調味料不使用なのも嬉しいポイントです。
大分県を巡る際のモデルコース


温泉、テーマパーク、自然と、大分県には様々な楽しみが待ち受けています。ここからは、目的別に大分旅のモデルコースをご提案いたします。次回の旅のプランにお役立てください。
2泊3日温泉三昧の旅


大分県を代表する人気温泉地、別府温泉と由布院温泉をハシゴする旅のご提案です。別府と由布院は距離が近く、車がなくてもバスを利用すれば楽に行き来できます。
1日目
大分空港からレンタカーまたはバスにて別府へ→別府名物地獄めぐり→ランチは「地獄蒸しプリン」で有名な「岡本屋」へ→再び地獄めぐり→お宿にチェックイン
2日目
レンタカーまたはバスにて由布院へ移動→由布院温泉のメインストリート・湯の坪街道を散策しつつランチ→(徒歩約15分)由布院フローラルヴィレッジ散策→(徒歩約15分)「由布岳一望のカフェ 千家」にてカフェタイム→お宿にチェックイン
3日目
早朝、金鱗湖を散策(秋から冬にかけての早朝であれば、湖から湯気が立ち昇る「霧盆」を観賞できます。)→チェックアウト後は由布院駅より辻馬車に乗って観光スポット巡り(50分から60分)→レンタカーまたはバスにて大分空港へ
大分の絶景を満喫しつくす!ドライブ旅


大分県の絶景スポットを贅沢に周遊する旅のプランです。大分空港にてレンタカーを借り、いざ出発!
1日目
大分空港から約50分、やまなみハイウェイのスタート地点「由布院IC」へ→やまなみハイウェイをドライブしつつ各名所へ(くじゅう花公園、長者原、タデ原湿原、やまなみ牧場など)→やまなみハイウェイを戻り、別府温泉泊
2日目
狭霧台で由布岳&由布院の街並みを観賞→(移動約50分)→九重“夢”大吊橋で絶景空中散歩→(移動約1時間30分)→真玉海岸で干潟と夕陽の絶景観賞→豊後高田市泊
3日目
帰りの飛行機の時間に余裕があれば、姫島村を観光しつつ大分空港へ
女子旅におすすめ!パワースポット&写真映えの旅


女子旅の定番パワースポットと、思わずSNSにUPしたくなってしまうような「映え」写真を撮影できる旅のプランです。車移動前提のご提案となります。
1日目
大分空港から車で約1時間、朱塗りの社殿が鮮やかなパワースポット「宇佐神社」へ→(移動約15分)→レトロ可愛い「昭和の町」へ→(移動約1時間)→由布院フローラルヴィレッジの女性専用ホテル泊
2日目
湯の坪街道散策→(移動約50分)→水族館「うみたまご」で映え写真撮影&田ノ浦ビーチのマジックアワー観賞→大分市泊
3日目
大神ファームを経由しつつ大分空港へ
アクセス情報


大分県には空港がひとつ、フェリーターミナルが6ヵ所あります。飛行機の便は東京(羽田、成田)、大阪(伊丹)、名古屋(中部)から、フェリーの便は大阪、神戸、八幡浜・三崎(愛媛県)、宿毛(高知県)、徳山(山口県)からの7航路があります。
大分県内には新幹線の駅がないため、列車移動の場合は九州新幹線の小倉駅から日豊本線に乗り継ぎ、県内各所へ向かう方法が便利です。また、京都、大阪、兵庫、福岡、佐賀、長崎、熊本、の各府県からは、大分県行き長距離バスが出ています。関東以北からアクセスする場合は、一旦空路で福岡空港まで移動し、列車に乗り換える方法が最速です。
おわりに


「日本一の温泉県」大分県の魅力をご紹介いたしました。温泉だけではない大分県の魅力が伝わりましたでしょうか。海に山に温泉に美味しいもの、旅先に求めるもの全てが揃っていると言っても過言ではない大分県。きれいな景色を見たい方、その土地の美味しいものを求めるグルメな方、温泉でほっこりしたい方、旅の目的はそれぞれですが、きっと大満足な旅ができるでしょう。