最終更新日 2021-12-02
日本海側にある新潟県は、雪国や米どころとして知られています。と同時に、国内でも有数の面積を誇る県内には、非常に多くの観光スポットがあることも特徴です。美味しいグルメをいただきながら魅力的な観光スポットを巡ってみませんか?今回は新潟県の観光スポットを41ヶ所ご紹介します。
記事の目次
新潟ってどんなところ?


新潟県に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。雪国や温泉、米どころ、スキーなど、人によっていろいろなイメージがあるでしょう。
新潟県を旅行する際、新潟がどのような場所なのかについて基本的な情報があると便利です。まずは新潟県について簡単にご紹介します。
新潟の基本情報


新潟県は日本海側にある県です。北は山形、東は福島、南では群馬と長野、西は富山と接しています。また、面積も全国で5番目と非常に大きいです。
県内は西から北にかけて上越・中越・下越地域に分かれており、さらに北西の沖合にある佐渡島全域からなる佐渡地域も加えた4つのエリアから構成されています。なお、本州にある3つの地域はかつて「越後の国」と呼ばれ、昔の都だった京都に近い順に西から「上越・中越・下越」と振り分けられているのも特徴です。
新潟県は主に南と東に山があり、北と西に日本海が広がっています。山と日本海の間には日本最長の信濃川が流れ、周辺に越後平野などがあり、日本有数の米どころとして有名です。加えて、日本海に面しているので、紅ズワイガニをはじめ様々な海産物にも恵まれています。
また、日本有数の豪雪地帯にもなっているため、妙高山周辺や湯沢町、南魚沼市などに多くのスキー場があります。湯沢温泉や石打温泉、月岡温泉などの温泉も豊富に抱えているため、騒がしい都会を離れてゆっくり心身を癒す過ごし方もできます。ほかにも、寺社仏閣や歴史スポット、恋人向けスポットも多いため、様々な思い出を作りやすい地域です。
新潟県内各エリアを簡単に紹介


新潟県は全国でも面積が非常に広い県である分、県内に様々な観光スポットがあります。あまりにも広いため、全体を回るには県内各エリアについて知っておいた方が良いでしょう。
上越エリア


県の西側のエリアで、糸魚川(いといがわ)市と妙高市、上越市の3市で構成されています。県内でも自然が豊かなエリアで、特に糸魚川市の親不知海岸や姫川、妙高市一帯に広がる妙高高原などがおすすめのスポットです。
また、上越市には戦国武将として有名な上杉謙信の居城だった春日山城跡や、江戸時代に建てられた高田城跡もあるため、歴史好きな人にはたまりません。
中越エリア


新潟県の真ん中あたりにあるエリアで、長岡市や十日町市、南魚沼市などの市町村から構成されています。魚沼産コシヒカリでおなじみの南魚沼市があるほか、湯沢町などには温泉やスキー場も豊富です。
また、山々や川、平野、海など様々な地形が広がっているため、新幹線や高速道路で移動していると様々な景色を楽しめる点も中越エリアの魅力になっています。エリア内にも清津峡や星峠の棚田、青海川海岸などの写真映えする自然スポットが多いため、雄大な自然の中で癒される思い出を作れるでしょう。
下越エリア


県で一番北側にあるエリアで、県庁所在地の新潟市や村上市、新発田市などがあります。
新潟市は日本海側唯一の政令指定都市である分、県内で最もにぎやかな市として栄えている場所です。新潟駅や新潟空港のような県内観光の拠点があるほか、市内にも万代橋やマリンピア日本海といった注目の観光スポットがあります。
新潟市以外には県内随一のパワースポットである彌彦(やひこ)神社や、「歩きたくなる温泉街」がある月岡温泉、日本海側屈指の透明度で知られる笹川流れなどのスポットもおすすめです。
佐渡エリア


本州から北西に行ったところにある佐渡島全域のエリアを指します。江戸時代に発見された金山の跡や、天然記念物として有名なトキで知られるエリアです。
エリア内にはかつて日本有数の金山として栄えた史跡や、トキの生態を知ることができるトキの森公園があります。また豊かな自然が残っていることもあり、大野亀や乙和池などの自然スポットも豊富です。
新潟をエリア別にオススメスポットを定番から穴場まで紹介


新潟県は南北に非常に広い分、観光スポットも県内各地に多く点在しています。自然を体感したり歴史に触れたり、美味しいものを食べられたりできるスポットが目白押しである分、前もって知っておくと新潟観光をより楽しめるでしょう。新潟でおすすめの観光スポット40ヶ所を、県内のエリアごとにご紹介します。
上越エリアでおすすめの観光スポット10選


新潟県で最も西側に位置する上越エリアは、妙高高原や親不知海岸など独特な自然に触れられるスポットが多い点が特徴です。また、春日山城跡や高田公園のような歴史ロマンに触れられるスポットもあります。
フォッサマグナミュージアム


糸魚川市中心部の南東にある美山公園の敷地内に建っている、鉱石や化石をテーマにした博物館です。古くから国内有数のヒスイの産地であることや、新潟県から関東にまたがってできた巨大な裂け目「フォッサマグナ」の一番西に位置することから、日本列島の地質についても解説しています。
館内には6つの常設展示室が設けられており、展示されている鉱石や化石も国内や世界各地から集められている分、非常に多様です。また、第3室ではフォッサマグナの出現や日本列島の形成について学べる場になっており、200インチの巨大スクリーンを通じた解説は迫力があります。
ほかにも、館内には「石の庭」と呼ばれる屋外スペースもあり、フォッサマグナの位置を示した日本地図や、ヒスイの日時計など見どころが多くあります。
■住所:新潟県糸魚川市大字一ノ宮1313
■営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
■定休日:12~2月の月曜・祝日の翌日、12月28日~1月4日
■料金:大人500円、高校生以下無料
■アクセス:JR北陸新幹線・大糸線・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン糸魚川駅よりバス・タクシーで10分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内設備の消毒の徹底、三密対策などを実施中
親不知海岸


糸魚川市西部、富山県との県境近くにある断崖絶壁が特徴的な海岸です。かつては北陸最大の交通の難所として知られ、潮が引いたところでようやく通過できるほどでした。親子で渡る際に、お互いが姿を見る余裕もないほど通るのが大変だったところが名前の由来です。現在では北陸自動車道や国道8号線などが走っているものの、道路が海のすぐ近くを通っているため、車から広い海が良く見えます。
親不知海岸を一望する上でおすすめなのが、北陸自動車道親不知インターの近くにある道の駅「親不知ピアパーク」です。インターから3分程度でアクセスできるうえ、眼前には親不知海岸のオーシャンビューが広がっており、絶景を楽しめます。
なお、海岸各所にはヒスイが多く落ちている点も魅力です。ヒスイは糸魚川市内が国内で最も採れるため、お土産に1つ持ち帰ってみても良いでしょう。
道の駅マリンドリーム能生


糸魚川市東側の能生(のう)地域にある道の駅です。国道8号線沿いにあり、施設のすぐ裏には能生海岸が広がっているため、日本海の絶景を眺める上でおすすめです。
施設内で最大の見どころが「かにや横丁」です。近くの能生漁港で水揚げされた新潟県名産のベニズワイガニを扱う直売所が立ち並んでおり、新鮮で身の詰まったカニを直接購入したり味見したりできます。ちなみに、ベニズワイガニは3月から12月が漁の時期であるため、味わえるチャンスは比較的多いです。
ベニズワイガニ以外にも様々な海鮮物や加工品もいただけるため、新潟県の海の幸を食べ比べたいのであれば、ぜひ立ち寄りたいスポットでしょう。
■住所:新潟県糸魚川市能生小泊3596-2
■営業時間:8:00~17:00(時期により変動)
■定休日:なし
■料金:店舗による
■アクセス:北陸自動車道能生インター・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン能生駅より車で5分
■新型コロナウイルス対策情報:
上越市立水族博物館うみがたり


直江津駅から北西に行ったところにある、上越市が運営する水族館です。もともと1934年に私立水族館として開館し、2018年に現在の水族博物館としてリニューアルオープンしました。館内には約300種類4万5,000点もの水棲動物が飼育・展示されています。
最大の見どころがマゼランペンギンで、世界の水族館で最も多い約120羽が見られます。建物の2階には、ペンギンたちの本来の生息環境を復元した状態で展示されているため、彼らについて深く知ることができます。加えて、ペンギンたちと餌やりで直接触れ合えるイベントが用意されている点も魅力です。
ほかにも、シロイルカの展示やバンドウイルカによるドルフィンパフォーマンスも、当館ならではの見どころになっています。シロイルカを展示している水族館は国内でも多くないため、貴重な思い出を作れるでしょう。ドルフィンパフォーマンスもバンドウイルカによる迫力にあふれた演技が見られるため、ぜひおすすめです。
■住所:新潟県上越市五智2-15-15
■営業時間:8:00~17:00
■定休日:なし
■料金:大人1,800円、高校生1,100円、小中学生900円、幼児(4歳以上)500円、シニア(65歳以上)1,500円
■アクセス:
・JR・えちごトキめき鉄道直江津駅より徒歩約15分
・北陸自動車道上越インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:
高田公園


上越市南側の高田地区にある高田城跡を中心とする公園です。高田城は、1614年に徳川家康の六男・松平忠輝の居城として築城されました。天守閣の代わりに建てられた三重櫓や極楽橋が主な見どころとなっています。公園内には城跡のほか、図書館や野球場などの文化・スポーツ施設もあり、休日を中心に多くの市民でにぎわっています。
高田公園を訪れる上で最もおすすめの季節が桜の時期です。特に夜桜については、「日本三大夜桜」の1つに数えられるほど素晴らしいことで知られています。ライトアップの際は三重櫓が緑色に、周りの桜がほんのりとした桃色に照らされるため、別世界にいるような景色を楽しめるでしょう。
■住所:新潟県上越市本城町44-1
■営業時間:自由
■定休日:なし
■アクセス:
・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン高田駅より徒歩約25分
・上信越自動車道上越高田インターより約10分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
春日山城跡


直江津駅から見て南西にそびえる春日山の全域を利用した城跡です。戦国武将として知られる上杉謙信の居城としても有名で、東側には頭巾と甲冑を身に付けた謙信の像も立っています。また、謙信が祈祷のためにこもったとされる毘沙門堂も復元されているため、毘沙門天の化身を自称した謙信の生きざまも感じられるでしょう。
山全体を活用している分、散策ルートのいたるところに空堀や土塁の跡が見られるため、城の壮大さに驚かれること間違いありません。ちなみに、謙信の像の近くには彼を祀った春日山神社もあり、勝負運がご利益です。何らかの大勝負を控えている方は、ぜひお参りしてみると良いでしょう。ほかにも神社の境内にある記念館では、謙信が生前に使っていた品々もあるため、見ごたえがあります。
■住所:新潟県上越市大字中屋敷ほか
■営業時間:自由
■定休日:なし
■料金:なし
■アクセス:上信越自動車道上越高田インターより約20分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
林泉寺


春日山城跡の北東にある曹洞宗の寺院です。上杉謙信が幼少期に過ごした場所として知られており、当時の住職・天室光育禅師から学問を学んだとされています。
境内には謙信の墓があるうえ、山門には彼が自ら書いた「第一義」の複製扁額が掲げられています。義に生きた彼の価値観に触れられるため、一度見ておくと良いでしょう。
加えて、惣門(そうもん)は春日山城から移築されたものです。春日山城跡には現在、ほとんど建物らしい建物がないため、当時の春日山城の姿を今に伝えてくれています。
■住所:新潟県上越市中門前1-1-1
■参詣時間:9:00~17:00
■定休日:なし
■料金:大人500円、小中学生250円
■アクセス:
・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン春日山駅より徒歩約20分
・北陸自動車道上越インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の消毒徹底、三密対策などを実施中
妙高高原スカイケーブル(妙高山)


妙高山は妙高市にある標高2,454mの火山です。「越後富士」とも呼ばれ、新潟県を代表する山の1つとして知られています。山麓からは妙高高原スカイケーブルを利用して高原の山頂駅まで登った後、登山道を4時間ほど歩けば山の頂にたどり着けます。
スカイケーブルは山麓駅から標高1,300mにある山頂駅を約11分で結ぶロープウェイです。眼下には妙高高原の壮大な景色が広がり、遠くには長野県の志賀高原や野尻湖まで一望できます。特に新緑や紅葉の時期に眼下に広がる景色は、ぜひ写真に収めておきたいです。
加えて、スカイケーブルから少し南に行ったところにあるいもり池は、妙高山の山頂を丸ごとみられることで知られています。水面には山頂が映し出されるため、春先に残雪に覆われる山麓や、遊歩道で桜が咲き誇る景色が映るさまは一見の価値があります。
■住所:新潟県妙高市田切216
■営業時間:8:00~16:00(土日16:30まで)
■運行期間:7月中旬~11月上旬
■料金(往復):大人2,000円、小人1,000円
■アクセス:
・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・しなの鉄道北しなの線妙高高原駅よりタクシーで約15分
・上信越自動車道妙高高原インターより約8分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の消毒徹底、三密対策などを実施中
アパリゾート上越妙高高原


妙高山の反対側にアパホテルグループが開いたリゾート施設です。妙高山を望める位置に天然温泉付きのホテルやレストラン、ゴルフ場、結婚式場など様々な施設を備えています。雄大な景色が広がる中で、リラクゼーションや休暇、結婚式などの思い出を作れるでしょう。
アパリゾート上越妙高高原で最大の見どころは、夜間のイルミネーションです。160万個ものLED電球を使って描かれる光の地上絵は、世界最大規模と言われています。会場内はいくつかのエリアに分かれており、エリアによって様々なイルミネーションを楽しめます。周りの暗闇や施設内の店舗も景色の一部として取り入れているため、夢のような光景をじっくりと眺められるでしょう。
加えて、妙高山を一望できる展望台もあり「恋人の聖地」として認定されています。デートの場にふさわしく、南京錠を取り付けることも可能です。雄大な自然に見守られながら告白やプロポーズをするのもおすすめです。
■住所:新潟県妙高市桶海1090
■チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00
■アクセス:
・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン関山駅より無料送迎バス運行
・上信越自動車道妙高高原インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.apahotel.com/prevention
苗名滝


妙高高原の一角、新潟県と長野県の県境を流れる関川にある滝です。「日本百名滝」の1つにも数えられ、高さ55mを誇ります。近くに行くと地鳴りのような音を立てながら水が流れるため、「地震滝」の別名があるほどです。音が大きい分、迫力も存分に感じられるでしょう。
また、手前にあるつり橋からは、1年を通じて美しい景色が見られます。特に春先の雪解け水が落下するさまと、秋の紅葉と滝の組み合わせは必見です。
■住所:新潟県妙高市杉野沢
■営業時間:自由
■アクセス:
・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・しなの鉄道北しなの線妙高高原駅よりタクシーで約15分
・上信越自動車道妙高高原インターより約15分・駐車場から滝までさらに徒歩約15分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
中越エリアでおすすめの観光スポット11選


新潟県の真ん中に位置する中越エリアも、星峠の棚田など自然を満喫できるところから、ぽんしゅ館のような市内観光ができるところまで魅力が満載です。特におすすめの11か所をご紹介していきます。
松雲山荘


JR柏崎駅から見て西の方にある日本庭園です。地元のガス会社・柏崎ガス会社の創業者である飯塚謙三氏が、大正から昭和にかけて自らの邸宅に作庭させました。
中越エリアきっての紅葉の名所として知られており、園内には数多くのモミジやツツジが植えられています。加えて灯篭や石碑、池なども随所に配置されているため、風雅を感じながら紅葉を楽しめるでしょう。
夜間のライトアップも大きな見どころで、池近辺で紅葉や緑色の葉っぱが夜闇に照らし出されたり水面に映し出されるところは、必ず見ておきたいところです。
ほかにも、園内には「木村茶道美術館」も併設されており、展示されている茶器を使ってお茶を楽しむという優雅な体験もできます。紅葉が見頃を迎える11月に、モミジを見ながらお茶をいただけば心も洗われるでしょう。
■住所:新潟県柏崎市緑町3
■営業時間:9:00~17:00
■開園期間:4月~11月(紅葉ライトアップ期間中は21:00まで)
■アクセス:
・JR信越本線柏崎駅より徒歩約20分・タクシーで約5分
・北陸自動車道柏崎インター・米山インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
柏崎恋人岬


柏崎の市街地から西に行った青海川(あおみがわ)海岸の近くにある岬です。青海川海岸自体は県内でも風光明媚な海岸の1つに数えられ、海水も澄んだ青色をしています。
そして恋人岬は青海川海岸の澄んだ風景に加え、福浦海岸の断崖絶壁も見える点が魅力です。岬には展望台が設置されており、恋愛のパワースポットとして知られています。展望台には柵もあり、すぐ近くにある休憩所のショップで購入したプレートをカップルで付け、鐘を鳴らせば、2人が幸せに結ばれることで人気が高いです。
ちなみに展望台自体は西を向いているため、日本海に沈んでいく夕陽を見ながらデートすると、ロマンチックな思い出も作れるでしょう。
■住所:新潟県柏崎市青海川133-1
■営業時間:自由
■アクセス:
・JR信越本線青海川駅より徒歩約20分
・北陸自動車道米山インターより約1分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
寺泊魚の市場通り


長岡市中心部から北西に行った寺泊漁港近辺にある通りです。別名「魚のアメ横」と呼ばれており、寺泊漁港や近隣の出雲崎漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を扱っているお店が数多く並んでいます。
店舗ではエビやイカなどの浜焼きや魚介類ランチが多く提供されており、食べ歩きなどを通じて日本海の幸を堪能する上でおすすめです。値段も安くメニュー数も多いうえに、浜焼きの香りも漂っているため、歩き回れば味覚や嗅覚、視覚で楽しめます。
■住所:新潟県長岡市寺泊下荒町
■営業時間:店舗による
■アクセス:北陸自動車道長岡北スマートインターより約30分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の消毒徹底、三密対策などを実施中
国営越後丘陵公園


長岡市中心部から西側にある、国が運営する都市公園です。関越自動車道の長岡インターから10分程度で来られるため、特に車を利用する場合のアクセスが良好です。豊かな緑に抱かれた立地である上、澄んだ青空が遠くまで広がっている風景も見られ、開放的です。園内には四季折々の花が咲いており、中でもチューリップやバラ、コスモスなどは見ごたえがあります。
園内には芝生広場やバーベキュー広場、カフェ・レストラン、遊び場など多彩な施設もあるため、休日にのんびりしたり家族連れで楽しんだりするうえでおすすめです。中でも遊び場についてはふわふわドームなどの26種類もの遊具、水遊び広場などが揃っているため、十分に子供と一緒に遊んで時間を過ごせます。
冬場はゲレンデになるため、スキーやスノーボードなどをして楽しむことも可能です。
■住所:新潟県長岡市寺泊下荒町
■営業時間:9:30~17:00(時期により変動)
■定休日:不定休、12月29日~1月3日、1~3月の月曜(祝日の場合は翌日)
■アクセス:
・JR長岡駅より越後交通バスで約40分、「越後丘陵公園(ウェルカムゲート前)」停留所下車すぐ
・関越自動車道長岡インターより約10分
■新型コロナウイルス対策情報:https://echigo-park.jp/cat_news/5973/
清津峡


スキー場などがあることで有名な石打から西の山間部にある渓谷です。「日本三大峡谷」の1つに数えられるほど雄大で美しい景勝地で、国からも名勝・天然記念物に指定されています。実際に訪れる際は、観光用の渓谷トンネルから景色を眺めます。
切り立った崖によってV字谷が形成されており、岩肌は柱状節理になっているため、自然の偉大さや神秘を目の当たりにできるでしょう。加えて谷底を流れる清津川の清流は非常に美しく、峡谷の岩肌とともにぜひ見ておきたい風景です。
トンネルの最深部にはパノラマステーションもあり、最大の写真映えスポットになっています。トンネル越しに峡谷が見えることに加え、手前の床は沢の水で水鏡にしてあります。峡谷の風景が水面に映し出される様子が球体に見えるため、非常に人気が高いです。
■住所:新潟県十日町市小出癸2119-2
■営業時間:8:30~17:00(最終受付16:30)
■定休日:1月中旬~3月下旬
■料金:大人600円、小中学生300円
■アクセス:
・JR上越新幹線・上越線越後湯沢駅より森宮野原行きバスで約25分、「清津峡入口」停留所下車後徒歩約30分
・関越自動車道塩沢石打インターより国道353号線経由で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:https://nakasato-kiyotsu.com/(トップページに記載)
星峠の棚田


十日町市中心部から、国道403号線で西に行った峠地区に広がる棚田です。全体で200枚もの棚田が広がっている上、周りの山や森、空とともにのどかな風景を作り出しています。自然と人の営みが溶け合った里山のイメージに合うため、「日本人の心のふるさと」という言葉が似合うような風景です。
おすすめのタイミングは田植えが始まる春先と、秋に稲を刈り終えた後の時期が良いでしょう。雨や田植えの準備で水が張ってある分、幻想的な水鏡の風景が見られます。加えて早朝には雲海も見られるため、撮影に最もおすすめの時間帯です。
ただし、完全な観光スポットではなく各農家が所有する田んぼであるため、勝手に田んぼに立ち入ったりごみを捨てて帰ったりすることは厳禁です。トラブルを避けながら美しい風景を堪能すると良いでしょう。
■住所:新潟県十日町市峠
■営業時間:自由
■アクセス:
・北越急行ほくほく線まつだい駅よりタクシーで約20分
・北陸自動車道上越インターより国道253号線経由で約1時間
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
美人林


十日町市の松之山地区にあるブナが群生する森林です。もともと昭和時代に伐採で一度裸山になった後、ブナが育って現在の林になりました。ブナの木がスラっと美しく立っている姿が名前の由来です。
夏場の新緑や秋の紅葉、冬の雪に包まれた風景など、1年を通じて美しい景色が見られます。林の各所には澄んだ池もあって、ブナ林が水面に映るさまがあまりにも美しいです。毎年全国から多くの写真家が、見事な題材を求めて集まってきます。加えて野鳥スポットも多いため、バードウォッチングにもうってつけです。
ちなみに美人林は地元の保護団体が日常的に保護活動を行っているおかげで、美しい風景を保っています。散策の際は、自然を大切にするためにもマナーを守ることが大切です。
■住所:新潟県十日町市松之山松口1712-2付近
■営業時間:自由
■アクセス:
・北越急行ほくほく線まつだい駅よりタクシーで約15分
・関越自動車道塩沢石打インターより国道353号線経由で約1時間
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
雲洞庵(うんとうあん)


南魚沼市上田地区にそびえる金城山の麓にある曹洞宗の寺院です。15世紀前半に建立され、戦国武将として有名な上杉景勝(上杉謙信の後継者)と直江兼続が幼少期に学問に励んだ場所としても知られています。境内の建物の多くは江戸時代に再建されたもので、特に本堂は新潟県内にある近世寺院建築として優れていることで評判があります。
お参りの際にはぜひ赤門から伸びる参道を歩いてみましょう。参道には法華経の一言一句を刻んだ石が埋められているため、踏みしめて歩くと罪が許され幸福が訪れるご利益がいただけるとされています。
また、宝物殿には上杉景勝が残した遺墨や武田信玄が送った書状、そのほか多数の戦国武将の文書が展示されています。戦国時代ファンにとってはぜひ訪れておきたいスポットでしょう。
■住所:新潟県南魚沼市雲洞660
■拝観時間:
・4月中旬~11月:9:00~17:00(最終受付16:30)
・12月~4月中旬:10:00~15:30 (最終受付15:00)
■定休日:水曜(祝日・正月期間は公開)
■拝観料:大人300円、小学生100円
■アクセス:
・JR上越線塩沢駅・六日町駅より車で約10分
・関越自動車道塩沢石打インター・六日町インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の消毒徹底、三密対策などを実施中
苗場ドラゴンドラ


越後湯沢駅から見て群馬県寄りにある、苗場スキー場に設置されているゴンドラです。苗場スキー場と北隣の田代スキー場を約25分で結んでおり、総延長の約5.5㎞は日本最長を誇ります。運行時期は毎年初夏と紅葉の時期で、眼下に広がる見渡す限りの新緑や紅葉を楽しめるのが最大の見どころです。中でも平標山(たいらっぴょうやま)一帯の紅葉や、二居湖の湖面と紅葉の組み合わせは必見でしょう。
また、ルート上では山の起伏に応じてアップダウンが繰り返されるため、スリルも存分に味わえます。中でも14号柱付近の急こう配はジェットコースターに乗るような気分になれます。
なお春や秋以外にも、スキーシーズンに苗場・田代両スキー場を結ぶアクセス手段として利用できます。移動中に眼下の雪景色も楽しめるでしょう。
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国202
■営業期間:4月下旬~5月下旬・10月中旬~11月上旬・スキーシーズン
■営業時間:9:00~15:00
■定休日:水曜(祝日・正月期間は公開)
■料金(往復):大人2,200円、子供1,100円
(田代ロープウェーとの共通券:大人3,500円、子供2,000円)
■アクセス:
・JR上越新幹線・上越線越後湯沢駅よりバスで約50分
・関越自動車道湯沢インターより約30分・月夜野インターより約50分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.princehotels.co.jp/naeba/informations/information/safety/
越後湯沢温泉


JR越後湯沢駅周辺にある温泉街です。川端康成の小説『雪国』の舞台になったところとしても有名で、康成自身も当地に滞在して執筆に励みました。現在でも年間120万人が訪れ、多くの旅館やホテルが立ち並んでいるうえ、外湯でも気軽に入浴できます。
温泉自体は弱アルカリ性の単純泉で、筋肉痛や神経痛、疲労回復などに効果があるとされています。また米どころである魚沼地域の南側に位置するため、地酒やコシヒカリを使った料理がおいしいことでも人気です。冬場は大量に雪が降り積もるため、雪見酒も悪くないでしょう。
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2431-1(越後湯沢温泉観光協会)
■営業時間:9:00~18:00
■アクセス:
・JR上越新幹線・上越線越後湯沢駅より徒歩約1分
・関越自動車道湯沢インターより約5分
■新型コロナウイルス対策情報:各宿泊施設にてスタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
ぽんしゅ館越後湯沢驛店


JR越後湯沢駅構内にある商業施設・Cocolo湯沢に設置されている、新潟の地酒をテーマにしたミュージアムです。5銘柄分500円の利き酒チケットを購入して、県内を代表する90もの酒蔵から気になる銘柄を試し飲みできます。施設内にはお酒ショップもあるため、気に入った地酒を買ってお土産にするのもおすすめです。
また地酒を使った酒風呂もあって美肌効果が期待できるため、飲むだけではなく肌でお酒を感じるのも1つの楽しみ方でしょう。ほかにも、併設されているカフェでは地元のコシヒカリを使ったおにぎりや、お酒や麹で作ったケーキやアイスもいただけます。
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-3 Cocolo湯沢内
■営業時間:10:00~18:30
■料金:利き酒料500円、酒風呂入浴料800円(小学生400円)
■アクセス:
・JR上越新幹線・上越線越後湯沢駅構内
・関越自動車道湯沢インターより約5分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.ponshukan.com/news/care/
下越エリアでおすすめの観光スポット11選


県庁所在地がある新潟市を中心とする下越エリアは、市内の各スポットのほか、彌彦神社や笹川流れなど市街にも様々な名所があります。下越エリアで特におすすめの観光スポットを11ヶ所ご紹介しましょう。
彌彦神社


新潟県を代表する神社で、弥彦山の麓にあります。日本の神話を代表する女神・天照大神の末裔で越後国を開拓したとされる天香山命(あまのかぐやまのみこと)を祀っている神社です。『万葉集』が編纂された奈良時代以来の長い歴史を誇っており、地元では「おやひこさま」の呼び名で親しまれています。
主祭神・天香山命は万能の神様とされているため、あらゆる願い事を聞いてもらえるでしょう。特に仕事や恋愛関係で強力なパワースポットとされています。ちなみに参拝の際は2礼4拍1礼と、ほかの神社と異なる点も特徴です。拝殿以外にも二十二所神社や八所神社をはじめ、様々な摂社・末社があるため、色々な神様にお願いを聞いてもらうことができます。
なお、神社のすぐ近くには弥彦公園もあり、紅葉の時期はもみじ谷が最大の見どころとなります。もみじ谷には朱色の観月橋が設けられているため、橋と紅葉の組み合わせは写真の撮り甲斐があるでしょう。夜間のライトアップもまた絶景です。
■住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
■参拝時間:自由
■アクセス:
・JR弥彦線弥彦駅より徒歩約15分
・北陸自動車道三条燕インターより国道289号線経由で約30分
■新型コロナウイルス対策情報:
弥彦山ロープウェイ(弥彦山)


弥彦山は彌彦神社のご神体でもある標高634mの山です。新潟県のほぼ中央に位置しており、新潟平野とも隣接しているため、山頂からは新潟県の平野部を広く見渡せます。天気が良い日には、西に浮かぶ佐渡島を見ることもできます。
弥彦山の山頂に向かうには、弥彦山ロープウェイを利用すると良いでしょう。拝殿の脇から発着するシャトルバスに乗って山を登ると、ロープウェイの山麓駅に着きます。山麓駅から山頂駅までは1,000mの距離があり、所要時間は5分です。短い時間ながら、眼下には田んぼが広がる越後平野を見渡せます。ほかにも弥彦山の山肌や、春には桜が、秋には紅葉が楽しめるのも大きな魅力です。
山頂駅から山頂までは歩いて15分程度で、彌彦神社の御神廟もあります。山頂は見晴らしがよく、空気も新鮮です。御神廟でお参りもすれば、一層心が洗われた気分になれるでしょう。
■住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898
■営業時間:
・4~11月:8:40~17:30
・12~3月:9:00~16:30
■料金(往復):大人1,500円、子供750円
■アクセス:
・JR弥彦線弥彦駅より徒歩約20分
・北陸自動車道三条燕インターより国道289号線経由で約25分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
萬代橋


信濃川の河口近くに架かる橋で、新潟市内の代表的な観光スポットの1つです。明治時代の1886年に最初の橋が架けられて以来、新潟市の発展や移ろいを見守ってきました。
現在架かっているのは1929年に落成した3代目で、花崗岩や御影石を使った石造橋です。長さは約306m、幅は22mで、幅の広い信濃川を渡りきるまでいくつものアーチがあります。なお2004年には国の重要文化財にも指定されており、文化財としての価値が高いです。
萬代橋は車道だけでなく、幅の広い歩道も設置されています。周囲にある朱鷺(とき)メッセやビル群、眼下の信濃川の流れをゆったりと眺めながら歩けるでしょう。夜になればライトアップされ、ほのかな光の中で橋の姿が浮かび上がります。夜間はとても静かであるため、橋の上から夜景を眺める際は落ち着いた気分に浸れるでしょう。
■住所:新潟県新潟市中央区万代
■営業時間:自由
■アクセス:
・JR新潟駅万代口より徒歩約15分・バスで約5分
・北陸自動車道新潟西インター・磐越自動車道新潟中央インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
新潟市水族館マリンピア日本海


JR新潟駅から北西に行った海沿いにある水族館です。日本海側の水族館の中でも有数の規模を誇り、飼育展示されている生物も約600種3万点にも及びます。館内には日本海に生息する水生生物をまとめて見られる「日本海大水槽」や、発光するクラゲが美しい空間を作り出す「クラゲ水槽」など、見どころが盛りだくさんです。加えて日本海大水槽の下にはマリントンネルもあり、水槽を泳ぐ魚の姿を底側から眺められます。
ほかにも、年中行われるイルカショーは天候に関係なく開催されるため、悪天候の日に来館しても愛らしいイルカの演技を楽しめるでしょう。
さらに館内では日本海大水槽や餌やり、ペンギン展示施設など各所でスタッフによる解説も行われています。展示されている生物や日本海での生態系について、どなたにでもわかりやすく教えてくれます。
■住所:新潟県新潟市中央区西船見町5932-445
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:12月29日~1月3日、3月第1木曜・金曜
■料金:大人1,500円、小中学生600円、幼児(4歳以上)200円
■アクセス:
・JR新潟駅万代口より新潟交通バスで「水族館」停留所下車すぐ
・北陸自動車道新潟西インター・磐越自動車道新潟中央インターより約25分
■新型コロナウイルス対策情報:https://www.marinepia.or.jp/news#post-12969
新潟せんべい王国


新潟県は米どころということもあり、せんべいの製造も盛んに行われています。新潟せんべい王国は、人気商品「ばかうけ」を製造している栗山製菓が運営しているテーマパークです。「ばかうけ」をはじめとする同社のせんべいの製造工程の見学や、せんべいの絵付けや味付けの体験ができます。
中には自分オリジナルのせんべいを作る体験もできるため、印象深い思い出を作れるでしょう。工場見学やせんべい作り体験ができる以外に、一般に出回っていないオリジナル商品を購入できる点も魅力です。
■住所:新潟県新潟市北区新崎2661
■営業時間:9:30~17:00
■定休日:不定休
■料金:無料
■アクセス:
・JR白新線新崎駅より徒歩約20分
・北陸自動車道新潟空港インターより約10分
■新型コロナウイルス対策情報:http://senbei-oukoku.jp/?page_id=19
道の駅新潟ふるさと村


新潟市中心部から南西に行った黒崎地区にある道の駅です。新潟県の特産品が販売されていたり、観光情報の紹介をしています。敷地内にはお土産や特産品を購入できる「バザール館」や、新潟の観光スポットや歴史などに触れられる「アピール館」などがあります。
バザール館では新潟名物を食べられるため、新潟の食を知りたい方におすすめです。イタリアンや燕三条背脂ラーメンなどのご当地B級グルメのお店もあるため、ぜひ回ってみると良いでしょう。
ほかにも、四季折々の花々が咲き誇る「花畑」があり、運転の休憩をするときの癒しになります。年中イベントも開催されているため、施設内の散策に合わせてのぞいてみるのもおすすめです。
■住所:新潟県新潟市西区山田2307
■営業時間:バザール館:9:30~17:30、アピール館:9:30~17:00
■アクセス:
・JR新潟駅よりバスで約30分
・北陸自動車道新潟西インターより約10分
■新型コロナウイルス対策情報:http://furusatomura.pref.niigata.jp/news/2020/05/27/6730.html
カーブドッチ・ワイナリー


新潟市の中心部から海沿いに南に行った場所にあります。角田山の麓と角田浜の近くに位置しており、冬場は積雪がほとんどない中で湿度が保たれ、夏場は乾燥するというブドウ栽培に適した土地です。
施設内にはワインの醸造所に加えて、レストランやスパ付きホテル、結婚式場、お土産ショップなど様々な施設があります。いずれの施設でもお食事とともにワインを堪能できるため、雄大な自然の中でじっくりとワインをたしなみたい方におすすめです。
ほかにも、ブドウ畑の見学やワインフェスタなど、ワインに親しめるイベントが豊富に用意されています。
■住所:新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
■営業時間:10:00~19:30
■アクセス:
・JR越後線内野駅よりタクシーで約15分
・北陸自動車道巻潟東インターより約15分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
角田岬灯台


カーブドッチ・ワイナリーからさらに西に行った海岸沿いにある岬です。角田山の中腹にあって少し急峻な遊歩道を歩く必要がありますが、灯台の周辺からは雄大な日本海が望めます。夕日が沈むさまも美しく見えるため、夕焼け時にはロマンチックな雰囲気に浸れるでしょう。
そして、角田岬灯台は「恋する灯台」にも認定されているため、周りに広がる絶景をバックに告白やプロポーズをすれば、一生忘れられない思い出を作れるでしょう。ちなみに灯台の下には、源義経が兄の頼朝に追われていた時に身を隠したという「判官舟かくし」という洞穴もあります。灯台観光に合わせて行ってみても良いでしょう。
月岡温泉


新発田市の中心部から少し南に行ったところにある、下越エリア有数の温泉地です。美肌効果が期待できる成分の含有量が国内随一の硫黄泉が人気で、大正時代に噴出して以来、県内外の人々に親しまれています。五頭連峰に近い平野部に位置しているため、地元で獲れた米や魚を使った郷土料理も人気が高いです。
月岡温泉を訪れる際は、温泉街をじっくり散策してみるのもおすすめです。各所に足湯が設けられているうえ、美肌と縁結びのご利益で有名な「源泉の杜」や、幻想的な光景をじっくりと楽しめる「月明かりの庭」などのスポットもあります。ほかにも、スイーツや地酒の味見や食べ歩きを楽しめる点も魅力です。
■住所:新潟県新発田市月岡温泉
■営業時間:各店舗・宿泊施設による
■アクセス:
・JR白新線豊栄(とよさか)駅よりシャトルバスで約20分
・日本海東北自動車道豊栄新潟東港インターより約20分
■新型コロナウイルス対策情報:各店舗・宿泊施設でスタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
笹川流れ


新潟県で最も北に位置する村上市にある絶景スポットです。日本海沿岸に11㎞にわたって続いているうえ、海水の透明度の高さは国内屈指を誇ります。また、各所に日本海の荒波が作り出した奇岩が見られる点も大きな特徴です。
笹川流れを見て回るには、観光遊覧船を利用します。40分かけて透明度の高い海の上を進みつつ、恐竜岩や眼鏡岩などの奇岩を見ていくというコースです。夕方の便を利用した場合は、日本海に沈んでいく夕日も見られます。
■住所:新潟県村上市桑川975-44
■営業時間:9:00~16:00
■アクセス:
・JR羽越本線桑川駅より徒歩約15分
・日本海東北自動車道村上瀬波温泉インターより約30分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
粟島


村上市から北西の沖合に行ったところにある、佐渡島と並ぶ新潟県の離島です。村上市内にある岩船港から高速船やフェリーを使ってアクセスできます。島自体は周囲約23㎞と小さいですが、島内は豊かな野山にあふれ、綺麗な青い海に囲まれています。
交通量がとても少ないため、サイクリングやウォーキングをしながら新鮮な空気を吸ったり、道端の草花をじっくり観察したりすると良いでしょう。また、粟島はウミネコやウミウなどの渡り鳥が南に向かう際の中継地でもあるため、バードウォッチングもおすすめです。
ほかにも、粟島の名物グルメ「わっぱ煮」は見逃せません。お湯に味噌や旬の焼き魚を入れ、赤く焼けた石で煮立たせた料理です。季節によって魚の種類も異なるため、島に来る季節によって違った味わいを楽しめます。
■住所:新潟県岩船郡粟島浦村
■営業時間:島内各施設・店舗による
■アクセス:
・JR羽越本線村上駅よりタクシーで約15分
・日本海東北自動車道神林岩船港インターより約5分、岩船港より粟島汽船で約55~85分
■新型コロナウイルス対策情報:島内各店舗・施設にてスタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
佐渡エリアでおすすめの観光スポット9選


本州の北西にある佐渡島は、稲妻のような形が特徴的な島です。島内には雄大な自然を感じられるスポットのほか、佐渡金山跡のような歴史を物語る名所もあります。佐渡エリアで特におすすめなのが、以下の9ヶ所です。
佐渡金山跡


佐渡エリアと言えば、金山のイメージが強いですよね。佐渡金山跡は江戸時代から昭和時代にかけて採掘が行われていた金山遺跡です。島内有数の港である両津港から北西に行った相川地区にあります。
1601年に3人の山師により発見され、江戸時代の間は幕府の直轄金山として徳川政権の財政を支え続けました。明治時代以降も新しい採掘技術の導入や複数の坑道の発見もあって操業が続き、1989年の閉山まで日本の産業に欠かせない鉱山として機能しました。
現在ではかつての坑道の一部が復元保存されており、いくつかのコースやガイドツアーで歩いて回れます。中でも江戸時代の坑道である宗太夫坑コースでは、当時の採掘作業を人形で再現しているため、金山が機能していた時代にタイムスリップした気分になれるでしょう。
■住所:新潟県佐渡市下相川1305
■営業時間:4~10月:8:00~17:30、11~3月:8:30~17:00
■アクセス:佐渡汽船両津港より車で約1時間・路線バスで約70分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
北沢浮遊選鉱場跡


佐渡金山跡から西に行った場所にある金山関係の遺跡です。昭和時代前期の1937年に、金鉱石の選り分けを行う設備として設置されました。
現在ではコンクリートの土台と赤レンガの発電所跡だけが残されています。コンクリートの土台は長い年月がたちつ蔦が生えており、それが何重にも重なっていることから、まるでラピュタのような見かけをしています。非日常的な外見から、佐渡エリア有数の写真スポットになっています。
ちなみに夜間に行われるライトアップも大きな魅力です。季節に応じてライトの色合いを変えているうえ、満天の星空の下で遺跡を照らし出すため、ロマンチックな空間を目の当たりにできます。
■住所:新潟県佐渡市相川北沢町3-2
■営業時間:自由(立ち入り禁止エリアあり)
■アクセス:佐渡汽船両津港より車で約50分・路線バスで「相川博物館前」停留所下車徒歩約2分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
佐渡西三川ゴールドパーク


佐渡島の南の玄関口である小木港から国道350号線で北に向かったところにある、金のテーマパークです。平安時代から明治時代にかけて稼働していた西三川砂金山の歴史や、鉱物資源としての金について解説展示しています。
ゴールドパークの魅力が、砂金採り体験ができる点です。かつて金山でも行われていた、水の中で皿を揺すって砂金を採取する作業を、スタッフに教わりながら体験できます。なお、採取できた砂金はキーホルダーなどに加工してもらえるため、忘れられない旅の思い出の品を手にできるでしょう。
■住所:新潟県佐渡市西三川835-1
■営業時間:8:30~17:00(時期により変動)
■料金:大人1,000円、小学生900円
■アクセス:佐渡汽船小木港より車で約20分・路線バスで約25分
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トキの森公園


両津港から南へ20分程度行った場所にある、国の特別天然記念物トキの生態を知ることができる施設です。園内にはトキ資料展示館とトキふれあいプラザがあり、資料展示館ではトキのはく製や骨格の標本が見られるうえ、トキの生態についてパネルなどを通して学習できます。
もう一方のトキふれあいプラザは、飼育ゲージの中で保護されている本物のトキをじっくりと観察できる場所です。図鑑などでしか見たことのないトキをリアルに見られる施設であるため、非常に珍しい体験ができるでしょう。なおトキを観察する際は、大きな音で驚かしたりフラッシュ撮影したりするのは厳禁です。
■住所:新潟県佐渡市新穂長畝383-2
■営業時間:8:30~17:00(入場締切16:30)
■定休日:12~2月の月曜、年末年始
■料金:大人400円、小中学生100円
■アクセス:佐渡汽船両津港より車・路線バスで約20分
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長谷寺


両津港から南に30分ほど行ったところにある真言宗の寺院です。平安時代の807年に弘法大師空海が開いた寺院で、室町時代には能を大成した世阿弥が著書を執筆しています。
境内にはウサギ観音と呼ばれる、おなかの部分に観音様の顔がある独特なウサギの像もあります。国内の観音像の中でもかなり珍しいため、拝観の際は見ておくと良いでしょう。また、弘法大師空海が持ち帰ったとされるボタンも植えられており、5月に花を咲かせる様子も美しいです。
■住所:新潟県佐渡市長谷13
■拝観時間:8:30~17:00
■料金:大人400円、小中学生100円
■アクセス:佐渡汽船両津港より車で約30分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
乙和池


佐渡金山跡の近くの大平高原にある神秘的な天然池です。池の主である大蛇に目を付けられたために身を沈めた娘・おとわが名前の由来で、新潟県の天然記念物に指定されています。
ブナ林に囲まれている中にあり、日本最大級の高層湿原性浮島があることが最大の見どころです。浮島にはアメリカマンネンゴケなどの貴重な植物が自生しています。なお浮島の中央には、島自体が池に浮かぶために機能しているハート形の穴もあるため、合わせて必見です。
尖閣湾揚島遊園


両津港から北西に行ったところにある尖閣湾に設置された観光施設です。展望台やグラスボート、アスレチック施設など見どころが多くあります。
展望台の手前には「まちこ橋」と呼ばれるつり橋があり、映画「君の名は」のロケ地としても有名です。また、橋の上からは尖閣湾全体が見えるため、青い海が広がる絶景を楽しめます。展望台からも雄大な日本海の景色が見えるため、夕方に日が沈むときに訪れても良いでしょう。
グラスボートは底がガラス張りになっており、海底の様子を見ながら尖閣湾を回れます。尖閣湾は透明度も高いため、海底を泳ぐ魚も一緒に観察できるでしょう。
■住所:新潟県佐渡市北狄1561
■営業時間:8:00~17:30(時期により変動)
■乗船料:大人1,100円、小児550円(入園料含む:大人550円、小児280円)
■アクセス:佐渡汽船両津港より車で約50分、小木港より車で約60分
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大野亀


佐渡島の北端近くにある、標高167mの一枚岩です。遠くから巨大な亀のように見えるところが名前の由来になっています。海外からも「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を授与されているほど有名です。
島の中でも比較的人の出入りが少ないため、50万株100万本ものトビシマカンゾウが群生しています。5月から6月にかけて一斉に黄色い花で見頃を迎えるため、岩の周辺に広がる青い海との組み合わせで写真映えもするでしょう。
また、6月の第2日曜日には佐渡カンゾウ祭りも催され、鬼太鼓や民謡など佐渡島に古くから伝わる芸能が見られます。佐渡の美しい風景と文化に触れるには絶好の場です。
■住所:新潟県佐渡市願
■営業時間:自由
■アクセス:佐渡汽船両津港より車で約55分・路線バスで「大野亀」停留所下車徒歩約1分
■新型コロナウイルス対策情報:各自で三密対策やマスク着用などを徹底してください
竜王洞(琴浦洞窟群)


小木漁港から西に行ったところにある琴浦洞窟群の中でも、最大の規模を誇ります。長い年月で海水が侵食した結果、青く透明度の高い海水が内部に入っているのが特徴です。あまりにも美しくイタリアの青の洞窟をほうふつとさせることから、そのまま「青の洞窟」の異名もあります。お昼前の11時ごろに日光が最も洞窟の奥まで差し込むため、海水の青色が映えて見えるでしょう。
洞窟へは陸からであれば小木ダイビングセンター側の入口から入れます。ダイバー用具も揃っているため、ダイビングの準備をしたうえで入ると良いでしょう。
海上から近づく場合、近くの力屋観光汽船からモーターボートやカヤックを使って入ります。途中でも透明度の高い海を間近に見られるため、洞窟に入る前からテンションが上がるでしょう。
■住所:新潟県佐渡市琴浦
■営業時間:8:30~17:00(佐渡観光協会)
■アクセス:佐渡汽船小木港から車で約5分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
新潟県でオススメの観光コースは?


新潟県は面積が非常に広く、そのぶん観光名所も多いため、うまく周る方法がよくわからない方もいますよね。定番のコースと、カップル旅や女子旅で周るコースをご紹介します。
定番のオススメコース


最初に定番のコースから見ていきます。定番のコースで周る場合は、以下のように回ると良いでしょう。
初日と2日目は上越エリアへ
初日はまず、新幹線で越後湯沢駅に向かいます。午前10時頃に越後湯沢駅に到着後したらレンタカーを借り、国道17号線や353号線で清津峡に行きます。
清津峡見学が終了したら、一度十日町市の中心部に行き、昼食休憩をとると良いでしょう。午後は国道353号線で美人林へ向かい、さらに国道403号線を経由して星峠の棚田も見ていきます。星峠の棚田を出たら、国道403号線や253号線などを経由し上越市に向かいます。1日目は直江津駅界隈で宿泊すると良いでしょう。
2日目は北陸自動車道を西へ、糸魚川市に向かいます。午前中に親不知海岸を見て回った後、国道8号線で道の駅マリンドリーム能生へ行き、お昼に海鮮料理を食べます。午後は上越市に戻って、高田公園や春日山城跡を見て回るのもおすすめです。2日目の夜も直江津駅界隈に泊まると良いでしょう。
3日目と4日目は新潟市や佐渡エリアへ
3日目は北陸自動車道で新潟市方面に向かい、彌彦神社にお参りします。合わせてロープウェイで弥彦山の山頂に上って、周りの景色も見ていきます。新潟市内に入ってお昼休憩をとった後、萬代橋やマリンピア日本海を見ていきます。なお、萬代橋は夜のライトアップも見て回るのもおすすめです。3日目の夜は新潟市内で泊まります。
4日目の午前中は新潟港からカーフェリーを利用して佐渡島に向かいます。両津港に着いた後はトキの森公園でトキを見たり、長谷寺にお参りしたりすると良いでしょう。4日目の夜は佐渡金山近くの相川地区に宿泊です。なお、相川地区から近い北沢浮遊選鉱場跡は夜間にライトアップされているため、ぜひ行ってみましょう。
5日目と6日目は下越エリアから越後湯沢へ
5日目は佐渡金山跡を見学し、両津港から再び新潟市内に戻ります。市内に戻ったら昼食を経て、郊外にある新潟せんべい王国を見学し、月岡温泉で宿泊です。夕方から夜にかけて温泉街をじっくり散策するのもおすすめでしょう。
6日目は北にある村上市に向かい、笹川流れを観光船で周遊します。昼食をとった後で、南に向かい越後湯沢駅に戻ります。レンタカーを返した後で越後湯沢温泉にチェックインし、温泉街を見て回ったりぽんしゅ館で利き酒体験をします。
翌日(7日目)は越後湯沢駅でお土産を探した後、新幹線に乗って東京駅に帰ります。
カップルにオススメのコース


次に、カップルで新潟を巡る場合を見ていきます。カップルということで、主にデートスポットや恋愛スポットを回ると良いでですよね。
まずは東京から車を使い、関越自動車道と上信越自動車道で妙高高原に向かいます。初日はスカイケーブルを経由して妙高高原を散策し、夜はアパリゾート上越妙高に泊まりつつイルミネーションを楽しみます。
2日目はアパリゾート内の恋人の聖地に立ち寄った後で上越市に向かい、上越市立水族博物館うみがたりでイルカショーなどを堪能すると良いでしょう。そして柏崎の恋人岬で日本海に沈む夕日を見た後、長岡市内で宿泊です。
3日目の午前中は国営越後丘陵公園で花々を見て回ります。午後は彌彦神社で縁結びの祈願をした後、ロープウェーで弥彦山の山頂を登ってくると良いでしょう。弥彦山から戻ったら新潟市内のホテルに宿泊し、夜はライトアップされている萬代橋を散策するのがおすすめです。
4日目は西区の角田浜に向かい、カーブドッチ・ワイナリーでブドウ畑などを見学します。ワイナリー内のレストランで食事を済ませ、午後は角田岬灯台に行って眼下の日本海などを堪能します。夕方になったら新潟市内に戻り、再び宿泊です。
5日目は最終日で、マリンピア日本海で水族館デートをして、新潟駅付近でお土産を探してから帰路に着きます。
女子旅にオススメのコース


最後に女子旅で巡る場合は、美味しいものや温泉をメインに周ると良いでしょう。
まずは越後湯沢駅からスタートで、初日は越後湯沢温泉で宿泊です。ぽんしゅ館で利き酒や酒風呂を楽しんだり、宿での料理や温泉を堪能したりするのがおすすめです。
2日目は長岡駅を経由して、寺泊漁港に向かいます。午前中に出ればお昼頃には着くため、魚市場通りで食べ歩きや海鮮物を使ったランチを楽しみます。漁港から海の景色を見るもおすすめです。長岡市中心部へ戻った後は、市内で宿泊します。夜は市内にある新潟グルメのお店で夕食をとるのもおすすめです。
3日目は彌彦神社で恋愛成就を祈願すると良いでしょう。秋であれば弥生公園のもみじ谷で紅葉狩りをします。弥彦山に登って、山頂から壮観な景色を見ておくのもおすすめです。午後は新潟市内に移動し、萬代橋などを見て回ったり、駅周辺でショッピングを楽しんだりします。夜は萬代橋をはじめとする新潟の夜景を見るのもいいでしょう。
4日目はマリンピア日本海でイルカショーや日本海大水槽などを堪能します。午後は新発田市の月岡温泉に向かい、外湯や温泉街の飲食店などを散策しましょう。温泉のお湯は美肌効果も期待できるため、おすすめです。
5日目は新潟市へ戻った後にお土産を探し、合わせて駅の近くでイタリアンなどB級グルメを味わいます。昼食を終えたら、新潟駅から新幹線に乗って帰ります。
季節ごとに新潟観光のオススメをご紹介!


新潟県内には多くの観光スポットがあるため、普通にめぐるだけでも楽しめます。ただ、季節に応じてめぐるとよりおすすめのスポットもあるため、各季節でおすすめの観光スポットもご紹介しましょう。
春に新潟観光をする場合


春の新潟はちょうど雪の季節が終わり、4月になると桜などの花々も見られるようになります。もし春先に出かけるのであれば、雪がまだ残っているところもあるため、防寒具があると心強いでしょう。
桜を見るのであれば、上越市にある高田公園がおすすめです。4月の上旬から中旬に見ごろを迎え、昼間でも城跡と桜の組み合わせは写真を撮るのにうってつけです。夜桜も非常に美しくライトアップもされるため、より幻想的なひと時を楽しめるでしょう。
桜以外の花もおすすめです。長岡市の国営越後丘陵公園であればチューリップやバラなどの春の花々が見られるうえ、4月下旬から5月上旬にかけてチューリップ祭りも行われます。チューリップについては、五泉市や胎内市でも栽培が盛んであるうえ、4月から5月にかけてはイベントも行われています。
春を代表するグルメもあり、紅ズワイガニやイチゴの「越後姫」などが旬です。中でも紅ズワイガニは12月までが漁の時期であるため、道の駅マリンドリーム能生などで味わってみるのもおすすめでしょう。
夏に新潟観光をする場合


夏は新緑やイベントが楽しめる季節です。新緑であれば湯沢町の苗場ドラゴンドラや妙高市の苗名滝、十日町市の清津峡などがおすすめです。
苗場ドラゴンドラでは、4月から5月にかけてゴンドラの上から見渡す限り新緑が広がるさまを楽しめるでしょう。また、清津峡であれば5月近くまで雪が残るため、新緑と雪とのコンビネーションも見られます。美人林では新緑に彩られたブナ林が美しく林立するさまを楽しめるでしょう。
イベントであれば長岡市で8月上旬に開催される長岡まつり大花火大会をはじめとする「越後三大花火」や上越市の謙信公祭、新潟市の新潟まつりなどが行われます。県内各所で花火大会や夏祭りが盛んにおこなわれるため、夏場の旅行に合わせて色々と参加してみると良いでしょう。
秋に新潟観光をする場合


秋に新潟を観光する際は、紅葉の名所を訪ねてみると良いでしょう。弥彦村の弥彦公園や柏崎市の松雲山荘、苗場ドラゴンドラなどがおすすめです。特に弥彦公園には最大の紅葉スポットであるもみじ谷があり、朱色の観月橋との組み合わせは最高でしょう。
松雲山荘は秋だけ開園するうえ、各所に設けられた石灯籠と紅葉はやはり風情を感じさせます。併設されている美術館の展示品の器で、紅葉を愛でながらお茶を飲むのも良いでしょう。
なお「味覚の秋」であるだけに、新潟産コシヒカリや鮭、佐渡のおけさ柿、アンコウなどが旬を迎えます。新潟のコシヒカリは日本でも最高のお米であるため、新米を使ったお酒を味わってみるのもおすすめです。
冬に新潟観光をする場合


冬に新潟を観光する場合、国内有数の豪雪地帯であるため、雪がキーポイントになるでしょう。新潟県内には苗場スキー場やガーラ湯沢スキー場、妙高杉ノ原スキー場など様々なスキー場があるため、ウィンタースポーツを存分に楽しめます。
また、県内には越後湯沢温泉や月岡温泉、赤倉温泉(妙高市)など温泉も豊富です。深い雪を見ながらじっくりとお湯に浸かるのは最高の気分でしょう。
ほかにも、冬の新潟ならではのイベントにも注目です。2月に雪原の中で気球を飛ばす小千谷市の「おぢや風船一揆」や、3月にたくさんのランタンを飛ばす津南市の「つなん雪まつり」、雪アートが見られる「十日町雪まつり」などがあります。雪国だからこそイベントも豊富に行われる点も、冬の新潟の魅力であり楽しむべきポイントです。
新潟には美味しいものがたくさん!


新潟県は米や海鮮物などが多く獲れる分、美味しいグルメもたくさんあります。現地の美味しいグルメを味わえることは、観光する際の大きな楽しみであるため、新潟ならではのグルメはぜひ味わっておきたいですよね。おすすめのグルメには以下のようなものがあります。
へぎそば


南魚沼市など魚沼地方発祥のそば料理です。「木を薄く剥いだ板で作ったお盆・へぎに盛ったそば」というのが名前の由来になっています。3~4人前のそばが1つのへぎに盛られており、全員で分けていただくのが伝統的な食べ方です。
そばも普通のものに比べてしこしこつるつるな食感になっている分、歯ごたえと滑らかさを同時に味わえます。ちなみに、ふのりと呼ばれる海藻をつなぎに使っているため、ほんのりと緑色の外見になっている点も特徴です。
へぎそばの名店は魚沼地域を含む中越地方各地にあります。中でも十日町市にある「由屋」は地元では知らない人がいないほどの名店で、メニューもへぎそばと数種類のそば、天ぷらのみとシンプルです。サイズも大中小から選べるため、ボリュームにこだわる人も小食の人も安心してへぎそばをいただけます。
■住所:新潟県十日町市土市第4
■営業時間:10:30~14:00/16:00~18:30(土日祝日は10:30~18:30)
■定休日:火曜
■アクセス:
・JR飯山線土市駅より徒歩約6分
・関越自動車道六日町インターより約25分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
タレかつ丼


新潟県でも非常に人気の高いB級グルメです。甘辛いタレをくぐらせて仕上げたとんかつをご飯に載せているのが、名称の由来になっています。分厚くボリューミーな点が特徴で、甘辛い味付けとともに一度食べたら病みつきになります。
タレかつ丼の名店として、発祥の地でもある「とんかつ太郎」があります。とんかつ自体がサクサクしているうえ、濃厚な醤油ベースのタレを薄めに調整している分、箸が進みやすいです。加えて5枚ものとんかつが使われているため、ボリューム面でも大満足です。
■住所:新潟県新潟市中央区古町通6-973
■営業時間:11:30~14:30/17:00~20:00
■定休日:木曜、第3水曜(夜のみ)
■アクセス:JR越後線白山駅より徒歩約22分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
柏崎鯛茶漬け
新潟県でも良好な鯛の漁場を持つ柏崎市が生んだ名物料理です。柏崎市沿岸で獲れる鯛は海流の流れが激しい分、身が引き締まっています。柏崎鯛茶漬けが考案されたのは2013年で、歴史については意外と浅いです。ただ、同年に全国ご当地どんぶり選手権でグランプリを受賞して以来、一躍新潟有数のご当地グルメとして名をはせるようになりました。
鯛めしの上に、鯛の香り揚げやなめろう、いくら、岩のりなども加えてからかつおだしをかけていただきます。おすすめのお店が柏崎駅のすぐ近くにある「レストラン日本海」(ホテルサンシャインに併設)です。真鯛を使った鯛めしで、ひつまぶしと同じような食べ方でお茶漬けを味わえます。
最初は普通に鯛めしを味わい、次に鯛の焼き霜造りと薬味を添えてから出汁をかけます。最後が鯛の香り上げと薬味を添えて出汁をかけて食べるスタイルであるため、鯛の様々な味わい方ができるのも特徴です。
■住所:新潟県柏崎市駅前1-2-10 ホテルサンシャイン1F
■営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)/17:30~21:30(L.O.21:00)
■定休日:不定休
■アクセス:JR信越本線・越後線柏崎駅より徒歩約1分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
イタリアン


イタリアンもまた新潟を代表するご当地グルメに数えられます。具体的には、焼きそばの上にトマトソースをかけてパスタのように仕上げたものです。新潟県では子供のころから親しめるグルメで、焼きそばにトマトソースをかけたものが定番になっています。
イタリアンの名店として有名なのが、新潟市内万代エリアを中心に県内各所に出店している「みかづき」です。400円台というリーズナブルな価格でイタリアンを提供しているため、小腹が減った時に軽くイタリアンを食べる人も多くいます。種類も数多く揃えているため、みんなで食べ比べができる点も魅力です。
■住所:新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル2F
■営業時間:10:00~20:00
■アクセス:JR新潟駅万代口より徒歩約10分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
燕三条背脂ラーメン


新潟市と長岡市の間にある燕市のご当地グルメです。煮干しの出汁が利いている豚骨スープに、豚ロースに付いている背脂を豊富に加えているのが特徴となっています。脂っこくこってりしているように見えるものの、不思議なことに味がすっきりまろやかしている点が魅力的です。麺も極太で、チャーシューもふんだんに使われているため、贅沢にいただけます。
おすすめのお店が燕三条背脂ラーメンの考案者が最初に開いた「福来亭白山町店」です。厳密には一度閉店した後に、考案者が開いた別の店で働いていた職人がのれん分けという形で再オープンしたものの、伝統の味をいただける点でおすすめです。
普通の背脂ラーメンに比べるとこってりさが増している一方、トッピングされた生玉ねぎのおかげでさわやかな味わいにもなっています。加えて、大きな器が使われていたり、チャーシューがふんだんに盛られていたりするため、おなか一杯になること間違いありません。
■住所:新潟県燕市白山町1-9-21
■営業時間:11:00~14:30/17:00~20:00
■定休日:木曜
■アクセス:
・JR弥彦線燕駅より徒歩約10分
・北陸自動車道三条燕インターより8分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
笹団子


最後はお菓子の笹団子をご紹介しましょう。笹団子はヨモギ餅を数枚の笹に包んだ和菓子で、新潟では古くから一般家庭で盛んに作られてきたものです。原料ももち米とヨモギが使われる分、国内有数の米どころとして有名な新潟らしいお菓子と言えます。
おすすめのお店が、長岡市に1902年から1世紀以上にわたって笹団子を提供している「江口だんご本店」です。新潟で育まれた良質なお米とヨモギの新芽を使っている分、弾力のある生地に仕上がっています。中のあんこも優しく癒される味わいになっています。
なお、江口だんごは長岡駅の駅ビルにも出店しているため、車のない方やお土産に笹団子が欲しい方にもおすすめです。
■住所:新潟県長岡市宮本東方町52-1
■営業時間:店舗9:00~18:00/喫茶店10:00~17:30(L.O.17:00)
■定休日:元日
■アクセス:関越自動車道長岡インターより15分
■新型コロナウイルス対策情報:スタッフの感染症対策や施設内の徹底消毒、三密対策などを実施
新潟土産はこれで決まり!


せっかく新潟を旅行するのであれば、お土産にはご当地でおすすめのものを買って帰りたいですよね。新潟でおすすめのおみやげをご紹介しましょう。
浪花屋製菓「元祖柿の種」


新潟土産の定番と言えるお菓子です。コンビニなどでもよく見かけるおつまみ「柿の種」の元祖と言える存在です。浪花屋製菓は柿の種を生み出したメーカーで、90年以上の歴史があります。新潟産のお米を材料に使っているため、米どころ新潟にふさわしいお土産でしょう。
粒が大きく、味もピリッとしたからさがアクセントになっているため、病みつきになります。お酒との相性も良いため、おつまみとしてもおすすめです。
亀田製菓「サラダホープ」
「ハッピーターン」でおなじみの亀田製菓が新潟県向けに展開しているお菓子です。新潟でしか手に入らないため、非常にお土産に向けです。大きさが1口タイプで食べやすいうえ、あっさりした塩味が病みつきになるため、食べだしたら止まらないでしょう。
定番のうす塩味のほか、えだ豆味や海老しお味など様々なバリエーションがあります。お土産物ショップで何種類か買ってプレゼントしてあげれば、受け取った側は色々と食べ比べて楽しめるでしょう。
田中屋本店「笹団子」


グルメでご紹介した笹団子も、新潟土産の代表です。田中屋本店が提供するお土産向けの笹団子は、中身の団子に使われるもち米やうるち米を県内の農家から取り寄せています。外側に包む笹の葉や団子に使われるヨモギまで新潟産のものにこだわるほどの徹底ぶりです。
表面の食感もモチモチしているうえ、笹の葉からは植物の香りがしないため、団子本来の香りを楽しめます。また、味がほど良く甘すぎない点も魅力です。
大阪屋「万代太鼓」
幕末から続く新潟市内の老舗のお菓子店・大阪屋が提供する洋菓子です。小さなバームクーヘンの真ん中にクリームが入っているのが特徴で、新潟祭りで定番の伝統芸能・万代太鼓を表現しています。
外側がバームクーヘンである分、ふんわりとした食感と中のクリームの相性が良く、優しい味わいです。ちなみにイチゴ味もあり、甘酸っぱい味わいで普通の味と同じく人気があります。
菜菓亭「河川蒸気」
新潟の洋菓子のお土産として、「河川蒸気」もおすすめです。黒糖の入った生地の中に小豆クリームを包んである洋風どら焼きで、年代を問わずに楽しめる味わいになっています。
また、クリームの味も甘さ控えめになっているため、甘党ではない人のお土産にもおすすめです。加えてお茶や紅茶、コーヒーなど様々なお茶類との相性も良いため、お茶菓子として広く味わえます。
有限会社かんずり「かんずり」
「かんずり」は新潟県妙高市で古くから作られている調味料です。地元産の唐辛子に、山菜やゆず、塩、麹などを入れた上で、3年にわたって熟成・発行して完成させています。唐辛子を使っているため辛いイメージがあるものの、じっくり熟成させたおかげで辛さの中に爽やかさやコクを感じられる味に仕上がっているのが特徴です。
豊かな風味になっているため、和食や中華、洋食など様々なジャンルの料理に合います。プロの料理にも利用されるため、普段の食事の味をさらに引き立てられるでしょう。
全国各地から新潟県へのアクセスする方法をご紹介!


新潟県にアクセスする際、住んでいる地域からの行き方が気になりますよね。東京や大阪、福岡から新潟へのアクセスを解説します。
東京から新潟にアクセスする場合


まず、東京から新潟にアクセスする方法です。上越新幹線や関越自動車道、高速バスを利用する方法があります。
上越新幹線を利用する場合は、東京駅から新潟駅までとき号を利用すると約2時間で到着します。最速便の場合は、約1時間40分で着くことが可能です。
車を利用する場合は関越自動車道と北陸自動車道を利用します。新潟市中心部の出入口である北陸自動車道の新潟中央インターまでは、関越自動車道の練馬インターから約3時間半です。
高速バスを利用する方法もあり、池袋駅から出ているものと、バスタ新宿(新宿駅)から出ているものがあります。池袋駅から乗車する場合は、新潟交通の昼行便で約5時間10分、夜行便で約6時間10分の所要時間です。なお昼行便は1日14本、夜行便は3本運行されています。バスタ新宿を出るものは泉観光バス運行の夜間便で、所要時間は約5時間40分、運行本数は1日1本です。
大阪から新潟にアクセスする場合


大阪から新潟にアクセスするには、新幹線や車・高速橋、飛行機を使う方法があります。
新幹線を利用する場合は、新大阪駅から東京駅まで東海道新幹線を利用し、東京駅からは上越新幹線で新潟駅に向かう方法です。所要時間は約4時間半で、上越新幹線の最速便に乗車できればさらに短い時間で新潟駅に到着できます。
車を利用する場合は、吹田インターから名神高速道路と北陸自動車道を経由して新潟中央インターに向かうルートです。所要時間は約6時間半程度となります。
高速バスを利用する場合は、阪急梅田駅近くの阪急三番街から阪急バスと新潟交通の夜行共同便が利用可能です。新潟駅までの所要時間は約9時間半で、1日1本運行されています。
最後に飛行機を利用する場合は、伊丹空港や関西国際空港から新潟空港までのルートです。伊丹空港からはJALや全日空などが1日10本、関西国際空港からはピーチアビエーションが1日2本出発しています。所要時間はいずれの空港からも1時間程度です。
福岡から新潟にアクセスする場合


福岡から新潟にアクセスする場合は、飛行機の利用が最もおすすめです。福岡空港から新潟空港へは、全日空の2本とフジドリームエアラインズの1本が運行されています。新潟空港までの所要時間は約1時間30分です。
新潟空港から新潟駅までのアクセス


大阪や福岡など比較的遠い地域から新潟にアクセスする場合、空路を利用しますよね。そして新潟空港から新潟市の中心部に向かう手段が気になるでしょう。
新潟空港から新潟市の中心部に向かう場合、空港リムジンバスと路線バス、タクシーを利用する方法があります。空港リムジンバスは新潟駅南口に直行するバスで、途中停車なしで所要時間は約25分です。一方、路線バスも万代シティセンター経由で新潟駅万代口にアクセスしており、所要時間は約33分となります。タクシーについては約22分で新潟駅万代口にアクセスでき、所要時間は約2,800円程度です。
新潟県内各地から佐渡島へのアクセス方法


本土から佐渡島に行くための手段も気になりますよね。佐渡島に渡る手段は、佐渡汽船が運行する船を使うのが一般的です。航路は新潟港から両津港に向かうものと、上越市の直江津港から小木港に向かうものの2つがあります。
新潟港発の場合は1日に10本出ており、船の種類もカーフェリーとジェットフォイルです。所要時間はカーフェリーで約2時間半、ジェットフォイルで約1時間10分となっています。
一方、直江津港から小木港に向かう航路は、1日2便と少なめです。2便ともジェットフォイルであるため、所要時間も約1時間15分となっています。なお小木港へ向かう場合は車両を載せられないため、島に上陸してからレンタカーを借りるか、新潟港から出るカーフェリーを利用すると良いでしょう。
まとめ


今回は新潟県の観光スポットをご紹介しました。広大な県内に様々な観光スポットを抱えている分、色々な楽しみ方ができる県といえます。
グルメや自然、歴史、デートなど様々なテーマや季節感に応じて楽しめる分、印象深い思い出もたくさん作れるでしょう。年中いつでも堪能できるため、行きたい時に訪れてみるのがおすすめです。