最終更新日 2021-08-23

東大寺や薬師寺など数多くの世界遺産を有する奈良。
その他にも古代ロマン香る史跡や名刹、花の名所、自然豊かなスポットなど見どころいっぱいです。
今回は、奈良のおすすめの観光スポットをエリア別にご紹介するとともに、季節ごとのフォトジェニックなおすすめスポットもご紹介します。

 

奈良ってどんなところ?

奈良市の街並み
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奈良は、794年に平安京に遷都されるまでは、日本の中心地として栄えたきました。

古墳の築造が始まった3~4世紀、聖徳太子や天武天皇、持統天皇らが政治を行った飛鳥時代、聖武天皇の平城京遷都により始まった奈良時代と、奈良では中国などのアジア諸国や中東、ヨーロッパなどの影響を受けながら、日本独自の文化が築かれてきました。
そうした歴史を背景に、奈良では、「古都奈良の文化財」と「法隆寺地域の仏教建築物」、「紀伊山地の霊場と参詣道」の3つの世界遺産が認定されています。

また、世界遺産だけでなく国宝や重要文化財に指定されている建造物や仏像、工芸品が数多く残っています。
世界遺産の寺社をはじめ、古墳などの史跡や由緒ある寺社、自然豊かなスポットなどをめぐることで、奈良で築かれてきた貴重な日本文化を感じましょう。

 

気になる奈良へのアクセス

奈良駅
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奈良観光のスタートとなる奈良の玄関口は、JR奈良駅または近鉄奈良駅となります。
どちらの駅も京都と大阪から1時間以内でアクセスできます。
首都圏からアクセスするのなら、新幹線や飛行機を利用して、大阪や京都を経由して奈良へと向かいましょう。

 

奈良県内のおすすめ移動手段

浮見堂
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「奈良エリア」や「西ノ京・平城宮跡」の移動なら、奈良交通の路線バスや循環バスが便利です。
郊外の「斑鳩」や「飛鳥」、「吉野」などへの移動には、やはり車が便利ですが、駐車場がなかったり、道が狭くてわかりにくい場所もあるので注意が必要です。

JRや近鉄などの鉄道とバスを組み合わせたり、タクシーやレンタサイクルなどを上手に利用しましょう。
郊外にある寺社でも近くまでバスが運行している場合もありますが、便数が少ないので路線や時刻表をよく確認しておきましょう。

 

奈良の観光地をエリア別に紹介!

奈良の鹿
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奈良の観光スポットは各地に点在しています。
世界遺産の社寺が集まる「奈良エリア」をはじめ、奈良を8つのエリアに分け、それぞれのエリアの特徴やおすすめの観光スポットを紹介します。
ぜひ、旅行のプランに役立ててくださいね。

 

見どころがいっぱい!「奈良エリア」

夕方の奈良市街
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世界遺産の三社寺「東大寺」や「興福寺」、「春日大社」など、必ず訪れたい定番スポットが集中する奈良エリア。
風情ある町並みとおしゃれなカフェやショップで人気の「ならまち」の散策も楽しみましょう。

東大寺

東大寺
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世界遺産「東大寺」は、奈良のシンボル「奈良の大仏さま」を本尊とする華厳宗大本山です。
聖武天皇により造立された大仏さまが開眼したのは、752年。

大仏さまの正式名称は、廬舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)で、安置されている「大仏殿」とともに国宝に指定されています。
大仏殿は、幅約57m、奥行約50m、高さ約48mもある世界最大級の木造建築物で、現在の建物は、1709年に完成した3代目です。
広大な境内には、大仏殿のほか、運慶・快慶作の「金剛力士立像」が両脇を固める「南大門」、3月の「お水取り」で知られる「二月堂」、10体の奈良時代の貴重な仏像が安置されている「法華堂(三月堂)」など、国宝の建造物や仏像が数多く点在しています。

境内の奥には、有名な「正倉院」の外観を眺めることもできます。
仏像好きの方は、「東大寺ミュージアム」に立ち寄って、天平彫刻の傑作と称される「日光・月光菩薩像」に会いに行きましょう。

東大寺
■住所:奈良県奈良市雑司町406-1
■営業時間:大仏殿・法華堂・戒壇堂 7:30~17:30(4~10月)/8:00~17:00(11~3月)
東大寺ミュージアム 9:30~17:30(4~10月)/9:30~17:00(11~3月)
■アクセス:JR奈良駅からバスで約8分、東大寺大仏殿・春日大社前バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.todaiji.or.jp/

 

興福寺

興福寺
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世界遺産「興福寺」は、710年の平城京遷都の際に、藤原不比等により創建されました。
高さ約50mの国宝「五重塔」をはじめ、「三重塔」、「北円堂」などの建造物が国宝に指定されています。
「猿沢池」からの五重塔は奈良を代表する風景で、夜にはライトアップされた五重塔がとても幻想的です。
2018年10月、興福寺の中心である「中金堂」が、300年ぶりに再建。

奈良時代の様式を踏襲された中金堂は、幅約37m、奥行き約23m、高さ21mの巨大な木造建築で、煌びやかな天平文化の面影を残しています。
「国宝館」では、多数の国宝や重要文化財に指定されている仏像や絵画、工芸品が展示されており、イケメン仏像として大人気の国宝「阿修羅像」にも出会えます。

穏やかでまるで少年のように美しい顔立ちで、神秘的なオーラに包まれています。

興福寺
■住所:奈良県奈良市登大路町48
■営業時間:境内自由 中金堂・東金堂・国宝館 9:00~17:00
■アクセス:JR奈良駅からバスで約5分、県庁前バス停から徒歩すぐ または近鉄奈良駅から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.kohfukuji.com/

 

春日大社

春日大社
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あざやかな朱色の社殿に無数の吊り燈籠が並ぶ世界遺産「春日大社」。
平城京に遷都されたころ、藤原不比等が鹿島神宮から都の守護神として武甕槌命(たけみかづちのみこと)をお迎えしたのが始まりと伝えられています。
このときに、神様が白鹿に乗ってこられたという言い伝えにより、奈良では鹿が神様のお使いとして大切にされています。
現在の社殿は768年に造営されたもので、すき間なく吊り下げられた灯籠の数は約1,000基。
参道には、約2,000基もの石燈籠が並びます。

毎年2月の節分の日と8月14・15日には、すべての燈籠が点灯される「万燈籠」の行事が行われて、社殿と境内は幻想的な雰囲気に包まれます。
境内にある「夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)」は、日本で唯一、大国主命(おおくにむしのみこと)と妻である須勢理姫命(すせりびめのみこと)の夫婦神を祀っている神社です。
夫婦円満や縁結びのパワースポットとして人気で、ハート型の絵馬に願いを託すことができます。

春日大社
■住所:奈良市春日野町160
■営業時間:6:30~17:30(3~10月) 7:00~17:00(11~2月) 国宝殿 10:00~17:00
■アクセス:JR奈良駅からバスで約13分、春日大社本殿前バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):http://www.kasugataisha.or.jp/

 

奈良公園

奈良公園の鹿
Photo by PIXTA(ピクスタ)

古くから多くの人が集ってきた「奈良公園」は、東大寺・興福寺・春日大社の三社寺の境内から、春日山原始林まで東西約4km、南北約2kmにも及ぶ広大な公園です。

奈良公園は「日本さくらの名所100選」に選ばれるほどの桜の名所。
ソメイヨシノやナラノヤエザクラなど、さまざまな種類の桜が約1,700本も植えられており、3月下旬から5月上旬まで次々と咲き誇ります。

公園のあちこちで出会う鹿の数は、約1,200頭。
園内には保護施設「鹿苑」があり、生まれたばかりの子鹿に出会える6月の「子鹿公開」、10月の「鹿の角切り」などのイベントが行われます。
園内の鷺池に浮かぶ「浮見堂」は四季折々にライトアップされ、水面に美しい姿を映し出します。

奈良公園
■住所:奈良県奈良市
■営業時間:散策自由
■アクセス:JR奈良駅からバスで約8分、春日大社表参道バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):http://nara-park.com/

 

奈良国立博物館

奈良国立博物館
Photo by PIXTA(ピクスタ)

奈良公園の一角にある「奈良国立博物館」は、国内随一の仏教美術のコレクションを誇る博物館です。
1895年に国内で2番目の国立博物館として開館。

1894年完成の「なら仏像館」では、国宝・重要文化財を含む100体以上の仏像が常時公開されています。
毎年秋には、聖武天皇ゆかりの名宝を公開する「正倉院展」が開催され、20万人以上の観覧者が訪れます。
「正倉院展」では、約9,000点以上にも及ぶ収蔵品の中から選ばれた約50~70点が展示されます。

展示品は毎年変わるので、できれば毎年でも訪れたいですね。

ミュージアムショップで販売されている仏像をかわいくデザインしたり、正倉院の宝物にちなんだオリジナルグッズは、おみやげにおすすめです。

奈良国立博物館
■住所:奈良県奈良市登大路町50
■営業時間:9:30~17:00
■アクセス:JR奈良駅からバスで約8分、氷室神社・国立博物館バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):https://www.narahaku.go.jp/

 

若草山

若草山
Photo by PIXTA(ピクスタ)

「若草山」は、その名のとおり、美しい若草色で覆われた古都奈良を見下ろす標高342mのなだらかな山。
菅笠を3つ重ねたように見えることこら、「三笠山」とも呼ばれます。
毎年1月第4土曜日に行われる「若草山焼き」は、奈良の初春の風物詩です。
山肌が赤く染まり、夜空には花火が打ち上げられます。
奈良公園や東大寺が一望できる一重目までは、麓の南北のゲートからゆっくり登って約10~15分。
天気が良ければ京都まで望める山頂までは約40分で登れます。

また、世界遺産の「春日山原始林」をぬうように登る「春日山遊歩道」もおすすめ。
森林林を楽しみながら、山頂へと向かいましょう。
所要時間は約60分です。

時間や体力に余裕がない方は、山麓付近を散策して、鹿たちや東大寺を眺めてもいいですね。
夜は「奈良奥山ドライブウェイ」の新若草山コースを利用して、車で山頂まで登れば、「新日本三大夜景」に選ばれたすばらしい夜景を堪能できます。

若草山
■住所:奈良県奈良市雑司町
■営業時間:入山ゲート3月第3土曜日〜12月第2日曜日 9:00~17:00/奈良奥山ドライブウェイ(新若草山コース)9:00~23:00(冬期は~22:00)
■アクセス:JR奈良駅からバスで約13分、春日大社本殿前バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.pref.nara.jp/6553.htm

 

ならまち

ならまち
Photo by PIXTA(ピクスタ)

世界遺産「元興寺(がんごうじ)」を中心に広がる「ならまち」。
格子が美しい町家が並ぶ街並みには、町家を改装したカフェや飲食店、個性的な雑貨ショップが集まっています。

飛鳥・奈良時代の瓦が今も残る「元興寺」のほか、桓武天皇の勅願により創建された「御霊神社」、本堂が国宝に指定されている「十輪院」など、歴史ある寺社も点在しています。
「ならまち」には、全国的にも人気の麻織物の老舗ブランド「中川政七商店」の本店「遊中川本店」もあります。

築100年の町家を改装した店内には、奈良らしいオリジナルデザインの雑貨がいっぱい。
風情ある「ならまち」で、寺社にお参りしたり、食事やおみやげ探しを楽しみましょう。
散策の合間の休憩には、伝統的な町家を再現した「ならまち格子の家」がおすすめ。
格子や中庭、箱階段など、当時の生活を実感してみましょう

中川政七商店 遊中川本店
■住所:奈良県奈良市元林院町31-1
■営業時間:10:00~18:30
■アクセス: 鉄奈良駅から徒歩約8分
■詳細情報(URLなど): https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/store/s128301/

ならまち格子の家
■住所:奈良県奈良市元興寺町44
■営業時間:9:00~17:00
■アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約20分
■詳細情報(URLなど):https://narashikanko.or.jp/spot/structure/naramachikoshinoie/

 

西の京・平城宮跡エリア

平城宮跡
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「西ノ京・平城宮跡エリア」では、約1300年前に生まれた平城京の中心となる「平城宮跡」、「薬師寺」と「唐招提寺」の二大寺院など、世界遺産の史跡と名刹をめぐりましょう。

薬師寺

薬師寺
Photo by PIXTA(ピクスタ)

世界遺産「薬師寺」の始まりは、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気の快復を願って、飛鳥の地に建立された寺です。
平城遷都に伴って、現在の地に移転しました。

天災や戦火により、国宝「東塔」だけを残して荒廃していましたが、1960年代から写経納経による復興が進められ、きらびやかな金堂や西塔など、往年の白鳳様式の伽藍がよみがえりました。
現在修理中の東塔は、2020年春には修理が終了し、4月に落慶法要が行われる予定です。
本尊である国宝「薬師三尊像」、国宝「東院堂」の国宝「聖観世音菩薩立像」など、白鳳時代の傑作といわれる仏像にも出会えます。

「玄奘三蔵院伽藍」の平山郁夫作「大唐聖域壁画」、2017年に復興した「食堂」の田渕俊夫画伯作「阿弥陀三尊浄土図」や建築家・伊藤豊雄による堂内デザインなど、現代の巨匠の手による作品も必見です。

薬師寺
■住所:奈良県奈良市西ノ京市町457
■営業時間:8:30~17:00
■アクセス:近鉄奈良西ノ京駅から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):https://www.nara-yakushiji.com/

 

唐招提寺

唐招提寺
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世界遺産「唐招提寺」は、苦難の末、唐から日本に渡ってきた鑑真和上が、759年に戒律を学ぶために開いた修行道場が起源です。

境内には、奈良時代に建立された国宝の「金堂」や「講堂」などの貴重な建造物や鑑真和上が眠る「鑑真和上御廟」などが点在しています。

金堂には、「廬舎那仏像」と「薬師如来像」、「千首観音菩薩立像」の3体の国宝の巨像が安置されています。
「御影堂」に安置されている有名な国宝「鑑真和上坐像」は、毎年6月5~7日の3日間のみ、拝観することができます。

唐招提寺
■住所:奈良県奈良市五条町13-46
■営業時間:8:30~17:00
■アクセス:近鉄奈良西ノ京駅から徒歩約10分
■詳細情報(URLなど):https://toshodaiji.jp/

 

平城宮跡

平城宮跡
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世界遺産「平城宮跡」は、平城京の華やかさを伝える広大な宮城跡地です。
その広さは、約130ha。

敷地内には、天皇の即位式などが行われた「第一次大極殿」や正門「朱雀門」、現在の日本庭園の原形とされる「東院庭園」などが復元されています。
平城宮最大の建物である大極殿の大きさは、幅約44m、奥行約20m、高さ約27mもあり、内部には天皇の玉座である高御座(たかみくら)が鎮座しています。

大極殿と朱雀門は毎日ライトアップが行われており、神秘的な都の雰囲気を感じることができます。
2018年3月には、「朱雀門前広場」がオープン。
VRシアターを供えた施設、復元された遣唐使船、ガイダンス施設、飲食店、みやげ店など、平城宮の歴史や魅力を伝えるさまざまな施設が集まっています。

平城宮跡
■住所:奈良県奈良市二条大路南3-5-1
■営業時間:9:00~16:30
■アクセス:近鉄大和西大寺駅から徒歩約10分
■詳細情報(URLなど):http://heijo-kyo.com/

 

垂仁天皇陵

垂仁天皇陵
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唐招提寺から徒歩約10分の「垂仁(すいにん)天皇陵」は、第11代垂仁天皇の陵とされる全長約227mの前方後円墳です。

周囲に満々と水をたたえた濠とその美しい姿から「宝来山古墳」とも称されます。
濠に寄り添うように浮かぶ小島は、垂仁天皇の臣下であった田道間守(たじまもり)の墓といわれています。

田道間守は、天皇の命を受けて、常世の国(海のかなたの国)まで行って、不老不死の果実を持ち帰ったが、天皇はすでに崩御しており、嘆き哀しんで後を追ったという伝説が残っています。

垂仁天皇陵
■住所:奈良県奈良市尼辻西町
■営業時間:参拝自由
■アクセス:近鉄尼ヶ辻駅から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/011/index.html

 

斑鳩エリア

法隆寺
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奈良県北西部に位置する「斑鳩(いかるが)」は、601年に聖徳太子が斑鳩宮を造営した地です。
聖徳太子ゆかりの「法隆寺」をはじめ、「法起寺」や「中宮寺」などの古寺がのどかな田園風景の中に点在しています。

 

法隆寺

法隆寺夢殿
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世界遺産「法隆寺」は、607年に聖徳太子が父である用命天皇の病気回復を願って創建した寺です。
7世紀後半から8世紀初めに建造された国宝の「五重塔」と「金堂」は、世界最古の建築物で、中央部が丸く膨らんだエンタシス様式の円柱も見どころです。

そのほか、広い境内には、聖徳太子の宮殿跡に建てられた「夢殿」や飛鳥建築の「中門」、平安時代に再建された「大講堂」など、国宝の建造物が連なっています。
「夢殿」の本尊である国宝「救世(くせ)観音立像」は聖徳太子の肖像であると伝えられています。
飛鳥仏の特徴であるアルカイックスマイルを浮かべた秘仏は、春と秋に公開されます。

法隆寺
■住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
■営業時間:8:00~17:00(2月22日~11月3日)/8:00~16:30(11月4日~2月21日)
■アクセス:JR法隆寺駅からバスで約8分、法隆寺参道バス停から徒歩約4分
■詳細情報(URLなど):http://www.horyuji.or.jp/

 

中宮寺

中宮寺
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法隆寺に隣接する「中宮寺」は、聖徳太子が母である穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后のために創建した日本最古の尼寺です。

本尊の国宝「菩薩半跏像」は、右手の指先をそっと頬に添える思惟(考える)の姿勢をしています。
アルカイックスマイルの穏やかなほほえみは、モナリザやスフィンクスと並ぶ「世界三大微笑像」のひとつと称されています。

菩薩半跏像とともに本堂に安置されている国宝「天寿国曼荼羅繍帳」(複製、実物は奈良国立博物館に寄託)は、日本最古の刺繍。
聖徳太子の死後、妃の橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が太子を偲んで、太子が往生した天寿国の様子を色とりどりの糸を用いた刺繍で描かせたそうです。

4月中旬には、黄色の美しいヤマブキの花が本堂の周りを彩ります。

中宮寺
■住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
■営業時間: 9:00~16:30(3月21日~9月30日)、9:00~16:00(10月1日~3月20日)
■アクセス:JR法隆寺駅からバスで約8分、法隆寺参道バス停から徒歩約8分
■詳細情報(URLなど):http://www.chuguji.jp/guide/

 

法起寺

法起寺
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世界遺産「法起寺」は、638年に聖徳太子の子である山背大兄王(やましろのおおえのおう)が創建した寺です。
706年に建立された国宝「三重塔」は、現存する日本最古の三重塔です。
コスモスの名所としても知られ、10月になると寺の周辺は、赤やピンク、白のコスモスで埋め尽くされます。
コスモス越しに三重塔が佇む風景は、斑鳩の里の秋を象徴する風景です。

法起寺
■住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
■営業時間:8:30~17:00(2月22日~11月3日)、8:30~16:30(11月4日~2月21日)
■アクセス:近鉄郡山駅からバスで約15分、法起寺前バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):http://www.horyuji.or.jp/hokiji/

 

信貴山朝護孫子寺

朝護孫子寺
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斑鳩の西、大阪との県境にそびえる信貴山(しぎさん)は、聖徳太子が「信ずべき、貴ぶべき山」として名付けられた山で、物部氏との戦いで毘沙門天が現れて太子に戦勝をもたらしたという伝説が残っています。
中腹に立つ「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」は、587年に聖徳太子が創建した寺で、毘沙門天信仰の総本山です。

「寅の年の寅の日、寅の刻」に毘沙門天が現れたことから、トラが守護神とされており、巨大な張り子のトラがシンボルです。
絵巻の傑作とされる国宝「信貴山縁起絵巻」を所蔵しており、「霊宝館」では複製を鑑賞できます。
本物は年に1回、10月下旬に特別公開されます。

信貴山朝護孫子寺
■住所:奈良県生駒郡平群町信貴山
■営業時間:境内自由 霊峰館 9:00~16:30
■アクセス:JR・近鉄王子駅からバスで約22分/信貴大橋バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.sigisan.or.jp/

 

飛鳥エリア

石舞台
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古代のロマンを感じる「飛鳥エリア」。
「石舞台古墳」など今もなお謎が残る神秘的な古墳や史跡、「飛鳥寺」などの古刹をめぐりましょう。
スポットが点在しているので、天気の良い日にはレンタサイクルで巡るのがおすすめ!

高松塚古墳

高松塚古墳
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「高松塚古墳」は、藤原京期(694~710年)に築かれた直径23m、高さ5mの円墳です。
被葬者はまだ特定されておらず、天武天皇の皇子説、臣下説、朝鮮半島王族説などの説があります。
1972年に、石室内で発見された「飛鳥美人」と呼ばれる女性4人の群像などが描かれた国宝「高松塚古墳壁画」で知られています。

隣接する「高松塚壁画館」では、精巧に再現された壁画の模写や原寸大の石室のレプリカなどが展示されています。

自転車で約15分の「キトラ古墳壁画体験館四神の館」もおすすめ。
高松塚古墳とならぶ壁画古墳である「キトラ古墳」の朱雀などの四神が描かれた原寸大の石室模型などが展示されています。

高松塚古墳
■住所:奈良県高市郡明日香村大字平田439
■営業時間:見学自由、高松塚壁画館 9:00~17:00
■アクセス:近鉄飛鳥駅から徒歩約12分
■詳細情報(URLなど):https://www.asuka-park.go.jp/area/takamatsuzuka/tumulus/

 

石舞台古墳

石舞台古墳
Photo by PIXTA(ピクスタ)

飛鳥のシンボルである「石舞台古墳」は、総重量約2,300tの巨石を積んだ墳墓です。
盛り土が失われ、日本最大級の横穴式石室が露出しています。

7世紀はじめに築かれたものと推定されており、被葬者は蘇我馬子という説が有力です。
石室内の見学も可能ですので、ぜひ見学してみましょう。

石舞台古墳の周りの桜が見ごろとなる3月下旬から4月上旬にはライトアップが行われ、石室内にもろうそくが灯されます。
和傘を使った演出などもあり、光に包まれた夜桜と石舞台古墳が幽玄な世界を見せてくれます。

石舞台古墳
■住所:奈良県高市郡明日香村島庄133
■営業時間:8:30~17:00
■アクセス:近鉄飛鳥駅からバスで約16分、石舞台バス停から徒歩約3分
■詳細情報(URLなど):https://www.asuka-park.go.jp/area/ishibutai/tumulus/

 

飛鳥寺

飛鳥寺
Photo by PIXTA(ピクスタ)

「飛鳥寺」は、596年に蘇我馬子が創建した日本最古の本格的な寺院です。
創建当時は壮大な伽藍を誇りましたが、鎌倉時代に大半を焼失し、現在の本堂は江戸時代末期に再建されたものです。
飛鳥時代から同じ場所に鎮座している本尊の「釈迦如来像」は、推古天皇が作らせた日本最古の仏像です。
国の重要文化財に指定されており、「飛鳥大仏」の名で親しまれています。
境内の西に立つ五輪塔は「蘇我入鹿の首塚」と呼ばれており、飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)で中臣鎌足に首をはねられた蘇我入鹿の首がここに落ちたと伝えられています。

飛鳥寺
■住所:奈良県高市郡明日香村飛鳥682
■営業時間:9:00~17:30(10月~3月は17:00まで)
■アクセス:近鉄飛鳥駅からバスで約23分、飛鳥大仏バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど): http://syutokubou.com/

 

山の辺の道エリア

山の辺の道
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天理から桜井へと続く「山の辺の道」は、「古事記」や「日本書記」にも記された古代から多くの人々が行き交った日本最古の道です。
日本最古と伝わる神社や古墳など、万葉の人々も歩いた古道を散策しながら巡りましょう。

石上神宮

石上神宮
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「石上(いそのかみ)神宮」は、「日本書記」に登場する日本最古の神社のひとつで、古代豪族の物部氏の総氏神とされています。

主祭神は、霊剣・布都御魂(ふつのみたま)に宿る布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)で、大和政権の武器庫であったという記録も残されています。
古代の鉄剣である国宝「七支刀(しちしとう)」など、多くの神宝が伝わっています。

老杉に包まれた境内は神聖な雰囲気で、鎌倉初期に造営された入母屋造りの「拝殿」は、国宝に指定されています。

石上神宮
■住所:奈良県天理市布留町384
■営業時間:門内の参拝は5:30~17:30(季節により変動)
■アクセス:JR・近鉄天理駅からバスで約7分、石上神宮前バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.isonokami.jp/

 

大神神社

大神神社
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「大神(おおみわ)神社」は、三輪明神とも呼ばれる日本最古とされる神社のひとつです。三輪山を御神体として崇めており、本殿はなく、境内には拝殿と三ツ鳥居のみです。

主祭神の大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)は、酒の神様としても信仰されています。
11月の醸造安全祈願祭(酒まつり)には、全国から醸造元など酒造関係者が集まり、祭典後には、造り酒屋のシンボルである杉玉が授与されます。

拝殿前の「己の神杉」には、三輪の神様の化身である白蛇が棲んでおり、卵とお酒を供えると願いを叶えてくれるといわれています。
また、大物主大神とその妻である活玉依比売(いくたまよりびめ)との伝説にちなみ、縁結びのパワースポットとしても人気です。

大神神社
■住所:奈良県桜井市三輪1422
■営業時間:8:30~16:30(授与所)
■アクセス:JR三輪駅から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.oomiwa.or.jp/

 

初瀬・室生エリア

長谷寺
Photo by PIXTA(ピクスタ)

「山の辺の道」からひと足のばした先にある「初瀬・室生エリア」には、花の寺として名高い「長谷寺」や「室生寺」などの名刹が点在しています。

長谷寺

長谷寺
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真言宗豊山派の総本山である「長谷寺」は、686年の天武天皇の時代に始まり、727年に聖武天皇の勅願により、徳道上人が「十一面観世音菩薩像」を安置したと伝えられています。
初瀬山の山腹に、京都の清水寺と同じ懸(かけ)造りの国宝の「本堂」や登廊、五重塔などの堂塔が点在しています。

現在の本尊である「十一面観世音菩薩像」は、室町時代に制作されたもので、10mを超える金色の巨像です。
古くから「花の御寺(みてら)」として貴族からも信仰を集め、「源氏物語」や「枕草子」などにも登場します。

4月下旬から5月上旬にかけて、登廊の両脇に咲き誇る大輪のボタンをはじめ、桜やシャクヤク、テッセン、アジサイ、紅葉など、四季折々に境内が美しく彩られます。

長谷寺
■住所:奈良県桜井市初瀬731-1
■営業時間:8:30~17:00(4~9月)/9:00~17:00(10・11・3月)/9:00~16:30(12~2月)
■アクセス:近鉄長谷寺駅から徒歩約15分
■詳細情報(URLなど):https://www.hasedera.or.jp/

 

室生寺

室生寺
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真言宗室生寺派の大本山「室生寺(むろうじ)」は、奈良時代末期に東宮(後の桓武天皇)の病気回復を願って創建されました。
女人禁制の高野山に対して、女性も参拝できたことから「女人高野」として多くの女性から信仰されてきました。
古くから龍神が宿る場所とされる室生山の山腹にある境内には、「五重塔」や「本堂」、「金堂」など、国宝の堂塔が点在しています。
4月中旬から5月上旬にかけて、優美な姿の五重塔の周りをシャクナゲの花が彩ります。
本堂に安置されている「釈迦如来立像」や「十一面観音立像」などの国宝の木彫仏も必見です。

室生寺
■住所:奈良県宇陀市室生78
■営業時間:8:30~17:00(4月1日~11月30日)/9:00~16:00(12月1日~3月31日)
■アクセス:近鉄室生口大野駅からバスで約14分、室生寺バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.murouji.or.jp/

 

吉野・天川エリア

吉野山
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「吉野・天川エリア」には、日本一の桜の名所として知られる「吉野山」をはじめ、世界遺産の寺社や紅葉の美しい渓谷、風情ある温泉、芸能の神様など、見どころがいっぱいです。

 

吉野山

吉野山
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世界遺産「吉野山」は、大峰連山北端に約8㎞にわたる尾根で、古くから修験道の霊場でした。
修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が、桜の木で金峯山寺の本尊を刻んだという故事から、信者たちが桜の木を献木したことから、桜が山を覆うようになりました。
その数は約3万本以上。

「一目千本」と称される日本一の桜の名所で、「下千本」から「中千本」、「上千本」、「奥千本」と、麓から順に咲いて行きます。
吉野山随一の絶景スポットは、金峯山寺から徒歩約50分の「花矢倉展望台」。
上千本から中千本の桜、金峯山寺の蔵王堂などを見下ろせます。

吉野山
■住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山
■アクセス:近鉄吉野駅から徒歩約3分の吉野千本口駅からロープウェイで約3分
■詳細情報(URLなど):http://www.yoshinoyama-sakura.jp/

 

金峯山寺

金峯山寺
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「金峯山寺(きんぷせんじ)は、飛鳥時代に役行者によって開かれたと伝わる修験道の総本山です。
中世には多くの僧兵を擁するほど栄え、その力を頼って、源頼朝に追われた義経は吉野へと向かい、後醍醐天皇はこの地に南朝を開きました。

吉野山の尾根にそびえる国宝「蔵王堂」は、高さ約34m。
木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさです。
本尊である三体の「金剛蔵王権現立像」は、青黒色の肌をした迫力ある仏像で、中尊の高さは約7m、左右の像も約6mもあります。

年1回・1ヶ月程度、特別に開帳されます。
蔵王堂の西は、かつて南朝の皇居であった地で、後醍醐天皇を祀る「南朝妙法殿」が建てられています。

金峯山寺
■住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山
■営業時間: 境内自由 蔵王堂 8:30~16:30
■アクセス:ロープウェイ吉野山駅から徒歩約10分
■詳細情報(URLなど):https://www.kinpusen.or.jp/

 

吉水神社

吉水神社
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世界遺産「吉水(よしみず)神社」は、かつては「吉水(きっすい)院」とよばれる修験道の僧坊で、後醍醐天皇が仮の居所とした場所です。
明治時代の神仏分離により、後醍醐天皇を主祭神とする神社になりました。
源義経をかくまったり、豊臣秀吉が花見の本陣を置いたりしたことでも知られています。
初期書院造の傑作である「書院」には、源義経が静御前とともに身を潜めた「潜居の間」や「後醍醐天皇玉座の間」、「太閤の花見の品」など、3人にゆかりの部屋や宝物が展示されています。
境内からは中千本と上千本の桜を一望できます。

吉水神社
■住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山579
■営業時間: 境内自由、書院 9:00~17:00
■アクセス:ロープウェイ吉野山駅から徒歩約20分
■詳細情報(URLなど):http://www.yoshimizu-shrine.com/

 

みたらい渓谷

みたらい渓谷
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吉野の南にある天川村は、かつては世界遺産「大峰山」で修行する修験者の根本道場として栄えた村です。
天川村の「みたらい渓谷」は、清流沿いに大小さまざまな滝や巨岩を楽しめる美しい渓谷です。

紅葉の季節には、鮮やか紅葉とエメラルドグリーンのコントラストが見事です。
おすすめのビュースポットは、橋の上から「みたらいの滝」や渓谷を眺められる「哀伝橋」です。
最寄りのバス停から洞川温泉まで約7.4㎞の遊歩道が整備されているので、手軽に森林浴とウォーキングを楽しめます。

みたらい渓谷
■住所:奈良県吉野郡天川村北角
■営業時間:散策自由
■アクセス:近鉄奈良駅下市口駅からバスで約60分、天川川合バス停から徒歩約45分
■詳細情報(URLなど):http://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/mitarai/

 

洞川温泉

洞川温泉
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みたらい渓谷近くにある「洞川(どろがわ)温泉」は、修験者の登山基地として栄えた温泉街です。
提灯がぶら下がる昔ながらの旅館や飲食店が軒を連ねていて、レトロな雰囲気を醸し出しています。
夜になると提灯に灯がともされ、より風情たっぷりに。
歴史ある旅館に泊まって、ほっこりするのもいいですね。
温泉街には、日帰り入浴施設「洞川温泉センター」もあります。
建物には吉野杉、浴槽には檜が使われており、木の香りとやわらかいお湯が疲れをいやしてくれます。
みたらい渓谷の散策帰りに、ぜひ立ち寄ってみましょう。

洞川温泉センター
■住所:奈良県吉野郡天川村洞川13-1
■営業時間:11:00~20:00
■アクセス:近鉄奈良駅下市口駅からバスで約1時間20分、洞川温泉バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.dorogawaonsen.jp/

 

天河神社

天河神社
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「天河神社」は、弁財天として信仰されている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神として祀る由緒ある神社です。
正式名称は、「天河大辨財天社」。

飛鳥時代に役行者により開山し、高野山開山に先立ち弘法大師も修行の場としたと伝えられています。
映画やドラマの「天河伝説殺人事件」の舞台として有名です。
弁財天は音楽・芸能の神でもあることから、音楽関係者や芸能関係者の参拝も多く、秘境のパワースポットとして人気が高いです。

また、能楽との関係も深く、拝殿には能舞台が併設されており、世阿弥が使用した能面など多数の能面や能衣装が所蔵されています。
参拝した際には、拝殿に吊るされた独特の形をした「五十鈴」を象った「五十鈴守り」をぜひ授与していただきましょう。

天河神社
■住所:奈良県吉野郡天川村坪内107
■営業時間:境内自由
■アクセス:近鉄奈良駅下市口駅からバスで約60分/天河大弁財天社バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):https://www.tenkawa-jinja.or.jp/

 

十津川エリア

十津川
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「十津川」は、奈良県の南端、三重県と和歌山県と接する秘境の村で、東京23区よりも広い日本最大の村として知られています。
雄大な自然と多くの吊り橋や源泉かけ流しの温泉、美しい大峡谷などが人気です。

谷瀬の吊り橋

谷瀬の吊り橋
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十津川村を横断するように流れる十津川。
吊り橋は、村の生活にかかせないものでした。
現在でも村には大小合わせると60以上もの吊り橋がかかっています。
長さ約297m、高さ約54mの「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」は、日本最長の生活用の鉄線吊り橋です。
まるで空中散歩しているような橋の上は、ゆらゆらと揺れてスリル満点!
日没になるとライトアップも行われます。
毎年8月4日の「橋の日」には、橋の上で「揺れ太鼓」のイベントが開催され、和太鼓の音が谷間に響き渡ります。

谷瀬の吊り橋
■住所:奈良県吉野郡十津川村谷瀬
■営業時間:散策自由
■アクセス:JR五条駅からバスで1時間50分、上野地バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):http://totsukawa.info/joho/kanko/

 

瀞峡

瀞峡
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「瀞(どろ)峡」は、奈良・三重・和歌山の3県にまたがる全長31㎞にも及ぶ大峡谷です。
十津川村に位置する下瀞は、「瀞八丁」と呼ばれ、エメラルドグリーンの川沿いに巨岩や奇岩、断崖が続く絶景は、国の特別名勝に指定されています。

「瀞峡トンネル」の開通により、十津川村から陸路でのアクセスもしやすくなりました。
川舟やジェット船に乗って、船の上から夫婦岩や松茸岩などの巨岩や奇岩を巡るのもおすすめです。
瀞八丁の断崖の上に佇む「瀞ホテル」は、築100年以上の旅館をリノベーションした食堂・喫茶。
大正ロマン漂う店内からは、食事やお茶をいただきながら、瀞八丁の絶景を見渡すことができます。

瀞ホテル
■住所:奈良県吉野郡十津川村大字神下405
■営業時間:11:30~売切次第終了
■アクセス:十津川村中心部から車で約1時間

 

奈良をもっと楽しもう!四季のフォトジェニックなスポットを紹介

奈良の鹿
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奈良では、桜やあじさい、紅葉など、四季折々の花を楽しめます。
また、イルミネーションなど季節ならではのイベントも目白押し!
ここでは四季ごとのフォトジェニックなおすすめスポットやイベントを紹介します。

 

春のおすすめスポット

又兵衛桜

又兵衛桜
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宇陀市本郷の「又兵衛桜」は、樹齢300年ともいわれるしだれ桜です。
幹周約3m、高さ約13mにも及びます。
大阪夏の陣で活躍した後藤又兵衛がこの地まで落ち伸びて、僧として一生を終えたと地として知られています。

このしだれ桜は、又兵衛の屋敷跡にあることから「又兵衛桜」と名付けられました。
2000年の大河ドラマ「葵三代」のオープニングに登場したことで、一躍人気のスポットとなりました。
桜の花とともに、後ろの桃の花が濃いピンク色の花を咲かせ、あざやかなコントラストを演出します。
花が見ごろとなる4月上旬から中旬にかけては、7~10万人もの花見客が訪れるそうです。
撮影するのなら、幽玄な雰囲気となる早朝がおすすめです。

又兵衛桜
■住所:奈良県宇陀市大宇陀本郷
■営業時間:散策自由
■アクセス:近鉄榛原駅からバスで約17分、大宇陀バス停から徒歩約20分
■詳細情報(URLなど):http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/guide/flower/f01.html

 

葛城高原

葛城高原
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「葛城高原」は、大和葛城山の山頂に広がる公園です。
「一目百万本」と称されるツツジの名所で、5月になるとヤマツツジを中心に、まるで絨毯を広げたようになだらかな斜面を赤く染め上げます。
大和葛城山は標高959mですが、山頂へはロープウェイを利用すれば、山上駅から気軽に登ることができます。
登山口から1~2時間ほどかけて、春のトレッキングを楽しむのもおすすめです。
山頂では、360度の大パノラマが広がり、奈良盆地をはじめ、大阪や神戸、淡路島を一望することができます。
山頂のロッジに宿泊して、夕焼けや朝焼けに照らされるツツジの群落を撮影するのもいいですね。

葛城高原
■住所:奈良県御所市櫛羅
■営業時間:ロープウェイ 9:10~17:00
■アクセス:近鉄御所駅からバスで約20分、葛城ロープウェイ前バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):https://www.kintetsu.co.jp/senden/katsuragisanropeway/

 

岡寺

岡寺
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飛鳥エリアに位置する「岡寺」は、天武天皇の勅願により法相宗の開祖とされる義淵(ぎえん)僧正が建立した寺です。

正式には「龍蓋(りゅうがい)寺」ですが、天武天皇と持統天皇の子である草壁皇子の宮殿であった岡宮跡に建立されたことから、岡寺と呼ばれています。
本尊である「如意輪観音坐像」の高さは約4.85mで、日本最大の塑像で、古くから女性の厄除け観音として信仰を集めています。

春になると、境内には約3,000株ものシャクヤクをはじめ、ツツジやボタンなどの花が咲きます。
また、ゴールデンウィークには、奉納された天竺牡丹(ダリア)が、池や手水社などに浮かべられ、境内はより華やかに彩られます。

岡寺
■住所:奈良県高市郡明日香村岡806
■営業時間:8:00~17:00(12~2月は8:00~16:30)
■アクセス:近鉄飛鳥駅からバスで約19分/岡寺前バス停下車から徒歩約10分
■詳細情報(URLなど):http://www.okadera3307.com/

 

藤原宮跡

藤原宮跡
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橿原市にある「藤原宮跡」は、694年に持統天皇が遷都した藤原宮の中心部の遺跡です。
平城京に遷都するまでの16年間都とされました。
日本において初めて築かれた本格的な宮城で、その構造は平城京や平安京に引き継がれています。
原野が広がる宮跡は、東に天香久山、西に畝傍山、北に耳成山と、万葉集にも詠われた「大和三山」を望む絶好のビュースポットです。

春には菜の花、夏にはハス、秋はコスモスの花が、一面に咲き誇ります。
3月下旬から4月上旬にかけては、250万本もの黄色い菜の花とピンクの桜の花のコラボレーションを楽しめます。

藤原宮跡
■住所:奈良県橿原市醍醐町
■営業時間:散策自由
■アクセス:JR畝傍駅または近鉄耳成駅から徒歩約30分
■詳細情報(URLなど):https://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/spot/fujiwara_kyuuseki.html

 

郡山城跡

郡山城跡
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「郡山城跡」は、1580年に筒井順慶により築城が始まり、かつては豊臣秀吉の弟である秀長の居城として栄えた郡山城の城跡です。

郡山城は明治時代に入り荒廃が進み、石垣と濠を残すのみとなりましたが、現在では追手門、追手向櫓、追手東隅櫓、天守台などが復元されています。

城跡には濠を囲むように約800本の桜が植えられており、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
桜が見ごろとなる3月下旬から4月上旬にかけては、ぼんぼりに灯りがともされ、夜桜を楽しむことができます。

郡山城跡
■住所:奈良県大和郡山市城内町
■営業時間:散策自由 天守台展望施設 7:00~19:00(10~3月は、7:00~17:00)
■アクセス:近鉄郡山駅から徒歩約7分
■詳細情報(URLなど):https://www.yk-kankou.jp/spotDetail1.html

 

當麻寺

當麻寺
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葛城市にある「當麻寺(たいまでら)」は、612年に聖徳太子の弟である麻呂子親王が創建したとされる寺を、681年に豪族の当麻氏がこの地に移した寺です。

白鳳・天平様式の大伽藍を有し、「本堂」と「東塔・西塔」のほか、悲劇の姫・中将姫が一夜で織り上げたという伝説が残る「綴織当麻曼荼羅図」や曼荼羅を安置する「当麻曼荼羅厨子」、金堂の本尊「弥勒仏坐像」、「梵鐘」なども国宝に指定されています。
ボタンの名所として知られ、4月中旬から5月中旬にかけて、境内の各所で大輪のボタンの花が咲き誇ります。

また、前田青邨や上村淳之、中島千波などの有名画家たちが奉納した絵天井の間で、心を静めて行う写仏体験もおすすめです。

當麻寺
■住所:奈良県葛城市當麻1263中之坊
■営業時間:9:00~17:00
■アクセス:近鉄「当麻寺駅」から徒歩約15分
■詳細情報(URLなど):http://www.taimadera.org/

 

夏のおすすめスポット

秋篠寺

秋篠寺
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「秋篠寺」は、奈良時代最後の勅願寺として、780年頃に光仁天皇の勅願により創建されました。
「東洋のミューズ」と称される重要文化財の「伎芸天像」で知られており、その優美な表情と姿は必見です。
伎芸天は芸能を司ることから、多くの芸術や芸能関係者が訪れています。
別名「奈良の苔寺」とも呼ばれており、初夏を迎える頃、林の中の苔庭が深い緑の苔で覆われます。

秋篠寺
■住所:奈良市秋篠町757
■営業時間:9:30~16:30
■アクセス:近鉄大和西大寺駅からバスで約6分、秋篠寺バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/02tera/01north_area/akishinodera/

 

矢田寺

矢田寺
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大和郡山市にある「矢田寺」は、正式には「金剛山寺(こんごうせんじ)」という高野山真言宗の寺院です。
679年に天武天皇の勅願により創建された寺で、当時は僧坊48をこえる大寺だったと伝えられています。
別名「あじさい寺」と呼ばれるアジサイの名所で、6月から7月にかけて、境内は約60種10,000株のアジサイが咲き誇ります。
青や紫、ピンクの色とりどりのアジサイが、「あじさい園」をはじめ、境内のあちこちに咲き、多くの参拝客でにぎわいます。

矢田寺
■住所:奈良県大和郡山市矢田町3549
■営業時間:8:30~17:00
■アクセス:近鉄郡山駅からバスで約20分、矢田寺前バス停から徒歩約10分
■詳細情報(URLなど):http://www.yatadera.or.jp/

 

馬見丘陵公園

馬見丘陵公園
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「馬見(うまみ)丘陵公園」は、広陵町と河合町に広がる都市公園で、「馬見古墳群」内にあります。
多数の古墳が点在する園内は、四季を通じてさまざま花々が植えられています。
5月下旬から6月下旬にかけては、「菖蒲園」のハナショウブが見ごろを迎えます。
約100品種3万本ものハナショウブが植えられており、紫や薄紫、白の色とりどりのハナショウブが咲く様子は圧巻です。
ハナショウブとともに、「バラ園」のバラや「あじさいの小径」のアジサイも見ごろを迎えます。
初夏の花に彩られた公園で写真を撮りながら、ゆっくりと散策してくださいね。

馬見丘陵公園
■住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202
■営業時間:散策自由
■アクセス:近鉄池部駅から徒歩約20分
■詳細情報(URLなど):http://www.pref.nara.jp/1780.htm

 

なら燈花会

なら燈花会
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「なら燈花会(とうかえ)」は、奈良公園一帯を約2万本のろうそくの灯りが彩る奈良の夏の風物詩です。
8月初旬、10日間にわたって開催されます。

東大寺や興福寺、春日大社の境内にも、灯がともされ、昼間とは違う厳かな雰囲気に包まれます。
広大な春日野園地の無数のろうそくの灯の向こうに、東大寺大仏殿が佇む景色は必見です。
奈良公園の浮見堂や猿沢池など、池の水面に映る灯はとても幻想的で、デートにおすすめです。

なら燈花会
■住所:奈良県奈良市春日野町ほか
■営業時間:点灯場所による
■詳細情報(URLなど):http://www.toukae.jp/

 

秋のおすすめスポット

談山神社

談山神社
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桜井市にある「談山(たんざん)神社」は、678年に中臣鎌足(のちの藤原鎌足)を主祭神として創建された神社です。

談山神社という名は、中大兄皇子(後の天智天皇)と鎌足がこの地で「大化の改新」について談合したという話に由来しています。
「関西の日光」と呼ばれるほどの紅葉の名所で、11月から12月にかけて、約3,000本のカエデなどが色づき、全山を色あざやかに染め上げます。

談山神社
■住所:奈良県桜井市多武峰319
■営業時間:8:30~17:00
■アクセス:JR桜井駅からコミュニティバスで約24分、談山神社バス停から徒歩約5分
■詳細情報(URLなど):http://www.tanzan.or.jp/

 

安倍文殊院

安倍文殊院
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桜井市にある「安倍文殊院」は、日本三大文殊のひとつで、「安倍の文殊さん」の名で親しまれています。
645年に古代豪族の安倍氏の氏寺として創建されました。

台座を含めると高さ約7mにも達する本尊の「騎獅文殊菩薩像」とそれに従う4人の従者を表現した「渡海文殊群像」は、快慶の作で国宝に指定されています。
桜やツツジなど四季の花が美しい寺としても知られ、9月中旬から10月下旬には、重要文化財の「白山堂」が浮かぶ池の周辺や境内のあちこちがコスモスの花で彩られます。

安倍文殊院
■住所:奈良県桜井市阿部645
■営業時間:9:00~17:00
■アクセス:JR桜井駅からバスで約7分、安倍文殊院バス停から徒歩すぐ
■詳細情報(URLなど):https://www.abemonjuin.or.jp/

 

冬のおすすめスポット

法華寺

法華寺
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平城宮跡近くにある「法華寺」は、聖武天皇の皇后・光明皇后の勅願により、父・藤原不比等の邸宅跡に国分尼寺として創建された門跡寺院です。

重要文化財の「本堂」は、豊臣秀頼と淀君により再建されました。
本尊である国宝「十一面観音立像」は、光明皇后をモデルにしていると伝えられています。
名園のある寺としても知られ、毎年2月下旬になると、見事な枝ぶりのしだれ梅が咲き誇ります。

法華寺
■住所:奈良県奈良市法華寺882
■営業時間:9:00~17:00
■アクセス:近鉄大和西大寺駅からバスで約10分、法華寺町バス停から徒歩約2分
■詳細情報(URLなど):https://narashikanko.or.jp/spot/temple/hokkeji/

 

しあわせ回廊「なら瑠璃絵」

なら瑠璃絵の風景
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「なら瑠璃絵(るりえ)」は、世界遺産の三社寺(東大寺・興福寺・春日大社)や奈良国立博物館など、奈良公園一帯を無数のLEDの光の回廊でつなぐイベントです。
瑠璃とは、奈良に伝えられた青い宝石のこと。
毎年2月初旬、1週間に渡って開催され、一面、瑠璃色の星の神秘的な光に包まれます。
期間中は、三社寺では夜間拝観やライトアップが行われ、夜神楽、ライブ、マーケットなどのイベントが開催されます。

東大寺では、観相窓から大仏さまのお顔を見ることができます。

なら瑠璃絵
■住所:奈良県奈良市春日野町ほか
■営業時間:18:00~21:00
■詳細情報(URLなど):https://rurie.jp/

 

奈良のおすすめグルメ&お土産

柿の葉寿司
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歴史ある奈良ならではの伝統を感じられるグルメとお土産を紹介します。

茶粥

茶粥
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「茶粥」は、聖武天皇の時代から食べられている奈良の伝統料理です。
ほうじ茶や番茶などで焚いたお粥のことで、体調を整える効果があるといわれています。
奈良公園周辺の茶屋や飲食店など、県内のお店で工夫をこらした茶粥を味わえます。
おみやげには、レトルトの茶粥がおすすめです。

奈良漬

奈良漬
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甘くて香ばしい酒粕の香りと独特の歯触りが特徴の「奈良漬」。
白ウリやキュウリなどを酒粕とみりん粕に何回も付け替えて出来上がります。
おみやげには、定番の白ウリだけでなく、柿やスイカ、セロリ、ごぼうなどの変わった素材も喜ばれそうですね。

 

三輪そうめん

三輪そうめん
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桜井市三輪は、そうめん発祥の地と伝えられています。
1200年以上の歴史を持つ「三輪そうめん」は、厳冬期に手延べで製造されます。
細くて腰が強いのが特徴。
夏の冷やしそうめんだけでなく、暖かいにゅうめんもおすすめです。

 

柿の葉すし

柿の葉すし
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「柿の葉すし」は、殺菌効果のある柿の葉を使用した、山間の吉野ならではの郷土料理です。
サバやサケなどを乗せた一口大の寿司をひとつひとつ丁寧に、柿の葉で包み込んでいます。
吉野だけでなく、奈良市内のみやげ店などでも購入できます。
おみやげはもちろん、観光のお弁当としてもおすすめです。

 

三笠

三笠 どら焼き
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「三笠」とは、薄いパンケーキの生地に餡をはさんだ和菓子のこと。
関東の「どら焼き」のようなものです。
若草山の別名「三笠山」から名付けられたといわれています。
県内の和菓子店やみやげ店などで購入できます。
直径20㎝もあるジャンボ三笠もおみやげに人気です。

 

おすすめの旅プラン

東大寺
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奈良の見どころは広範囲に広がっているので、目的や旅行日程に合わせてプランを十分に考える必要があります。
また、伝統行事や秘仏の特別公開など、その時にしか出会えない貴重なものもあります。
桜や紅葉など、四季折々の花の名所も多く、季節ごとのスケジュールを確認して旅のプランを考えましょう。

東大寺などの見どころが集中する奈良市中心部だけなら、日帰りでも十分ですが、奈良の魅力を満喫するのなら、2泊3日がおすすめです。
おすすめの旅プランを紹介するので、参考にしてくださいね。

【1日目】
世界遺産の東大寺・興福寺・春日神社を中心に参拝して、奈良公園や若草山を散策したり、奈良国立博物館に立ち寄ってみましょう。
女子旅なら、ならまちまで出かけてショッピングやおしゃれなカフェで食事を楽しんでもいいですね。

【2日目】
2日目は、「西ノ京・平城京」から「斑鳩」へ向かい、薬師寺や法隆寺など、世界遺産の寺社や史跡をめぐりましょう。
時間があれば、秋篠寺などの周辺にある名刹を訪れるのもいいですね。

【3日目】
春なら、「吉野山」や郡山城、又兵衛桜、葛城高原など、花の美しい名所へと向かいましょう。
その他の季節なら、古代史好きの人なら「山の辺道」や「飛鳥」をめぐり、古代ロマンを満喫するといいですね。
寺社や仏像ファンの方は、「初瀬・室生」へと向かい、長谷寺や室生寺などの名刹をめぐりましょう。
天川村や十津川村など、自然豊かな秘境の村まで足を伸ばすのもおすすめです。

 

まとめ

奈良のおすすめ観光スポットをエリア別に紹介しました。
世界遺産だけでなく、奈良には数多くの見どころがあり、どこに行こうかつい迷ってしまいますね。
季節ごとに美しい名所や伝統行事、イベントも多いので、旅の目的に合わせてベストなシーズンを狙って出かけてみましょう。