最終更新日 2022-01-28
「杜の都」の名で知られる仙台は、緑豊かな美しい町並み、伊達家ゆかりのスポット、日本一の「仙台七夕まつり」など、みどころいっぱいです。
ひと足伸ばせば、日本三景「松島」の絶景や秋保温泉などの名湯、豊かな自然も満喫できます。
今回は、定番から穴場まで仙台のオススメの観光スポットやホテル・旅館、グルメを紹介します。
記事の目次
仙台ってどんな街?
杜の都・仙台


仙台市は、ケヤキ並木が続く「定禅寺通」をはじめ、市内各所に緑が美しいスポットが点在する「杜の都」です。
仙台城跡など伊達家ゆかりのスポットは、歴史ファンは必見!
日本を代表する景勝地「松島」や「秋保」・「作並」の温泉街も近く、小旅行にオススメです。
水族館や天文台、アウトレットなどのデートにオススメのレジャースポット、名瀑や花の名所など自然豊かな絶景スポットも多く、季節を問わず楽しめる魅力的な街です。
全国的に有名な牛タン、三陸の海の幸など、ご当地グルメも種類豊富です!
仙台へのアクセス
アクセスの良さも仙台の魅力の一つです。
東京からは新幹線で、国内各地からは飛行機を利用すればだいたい2時間以内でアクセスできます。
東北各県へのアクセスも良く、東北観光の拠点としてもオススメです。
東京からのアクセス
全車指定席の東北新幹線「はやぶさ」を利用すれば、約1時間35分。
「やまびこ」なら、約1時間50分~2時間35分です。
深夜に出発して早朝に着く高速バスもリーズナブルで人気です。所要時間は約6時間。
車なら東北自動車道を利用して、約3時間30分~4時間で仙台市内へアクセスできます。
最寄りのインターチェンジは仙台宮城ICです。
他のエリアからのアクセス
札幌や名古屋、大阪、広島、福岡など、国内各地からは飛行機がオススメ。
仙台空港から仙台市内へはシャトルバスを利用して、約30分でアクセスできます。
■新千歳・中部・伊丹から:約1時間10分
■関西・広島から:約1時間20分
■福岡から:約1時間45分
仙台市内をバスで巡る!フリーパスでおトクに仙台観光!
市内をめぐる循環バス「るーぷる仙台」


「るーぷる仙台」は、仙台市内の観光スポットを巡るのにおすすめの循環バスです。
仙台駅を起点とし、瑞鳳殿や仙台城跡などの伊達家ゆかりのスポット、宮城県美術館や定禅寺通りなどの観光スポットをくまなく巡ることができます。
車内は、木造りの天井に木製の椅子、シャンデリアのようなライト、大きな窓など、バスとは思えないオシャレでレトロな雰囲気となっており、非常にインスタ映えする素敵なバスです。
仙台駅始発9時から最終16時まで、平日は20分間隔、土・日・祝日は15分間隔で運行。
「仙台七夕まつり」と「SENDAI光のページェント」の期間中は特別運行もあります。
1回乗車で大人260円、小人130円です。
仙台周遊におすすめ!「るーぷる仙台一日乗車券」
仙台観光を満喫するなら乗り降り自由な「るーぷる仙台一日乗車券」がおトクです。
価格は大人620円、小人310円で、さらに、地下鉄南北線・東西線も利用できる「るーぷる仙台・地下鉄共通一日乗車券」(大人900円、小人450円)もあります。
沿線の観光スポットで提示すれば、入場料や飲食料金の割引などの特典も。
詳細は、「るーぷる仙台」の公式HPをご確認ください。
■るーぷる仙台 公式HP:http://loople-sendai.jp/
仙台駅西口バスプールの販売所やバス車内、宿泊施設などで購入できます。
「るーぷる仙台」を活用して、効率良くおトクに仙台観光を満喫しましょう。
1泊される方はコチラ!2日間乗り放題「仙台まるごとパス」
一泊二日で仙台観光をする方にオススメなのが、「仙台まるごとパス」です。
仙台・松島・松島海岸・山寺・白石駅区間のJR線、仙台空港鉄道、るーぷる仙台、仙台市営バス、仙台市地下鉄の全線、宮城交通の仙台~秋保大滝路線、阿武隈急行の槻木~あぶくま駅区間などの指定路線がパス1枚で2日間乗り放題です。
価格は大人2,670円、小人1,330円です。
JRのみどりの窓口やびゅうプラザ、仙台空港、旅行代理店などで購入できます。
購入時に渡される「仙丸くんお楽しみ帳クーポンブック」は、観光スポットや飲食店などのうれしい特典やサービスが満載ですよ!
詳細は「仙台まるごとバス」の公式HPをご確認ください。
■仙台まるごとパス 公式HP:http://sendaitravelpass.jp/
伊達家ゆかりのスポットをめぐろう!
仙台といえば、独眼竜政宗で知られる伊達政宗公が築いた城下町として有名です。
仙台市内の各地に、政宗公が築城した城跡や政宗公が眠る御廟、伊達家ゆかりの寺社、伊達家の資料を展示する資料館など、伊達家の歴史や文化を感じることができるスポットがたくさんあります。
「るーぷる仙台」を利用すれば、効率良く回ることができるのでおすすめです!
次では、おすすめの伊達家ゆかりの場所をご紹介いたします。
仙台藩62万石の面影がある「仙台城跡」


青葉山にある「仙台城跡」は、1600年に政宗公によって築城が始まった仙台藩62万石の居城跡です。
別名「青葉城」の名で知られています。
1945年に戦災で焼失してしまったため、現在は石垣や1967年に復元された「大手門脇櫓」などが残っている状況で、往時の雄壮な城の面影を偲ぶことができます。
仙台のシンボル的存在「伊達政宗公騎馬像」
天守台に立つ「伊達政宗公騎馬像」は、仙台のシンボル。
騎馬像の周辺は、仙台市街を一望できるオススメのビュースポットです。
騎馬像と本丸北壁石垣は、毎日日没から23時まで華やかにライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で仙台の夜景を眺めることができます。
騎馬像は曜日ごと、石垣は季節ごとにライトアップのパターンが変わるそうです。
「仙台七夕まつり」の3日間は、特別なライトアップを楽しめます。
伊達家ゆかりの品々が見れる「青葉城資料展示館」
「青葉城資料展示館」では、政宗公の生涯や伊達家の刀剣・甲冑などの資料が展示されています。
仙台城の全景や城下町を克明に再現したCGシアターも人気です。
2019年春、隣接する「青葉城本丸会館」内に、仙台グルメを楽しめる「青葉城フードコート」がオープン。
仙台牛カレーやずんだ餅など仙台グルメを味わったり、仙台みやげを購入することもできます。
豪華絢爛な「瑞鳳殿」


緑の杉木立に囲まれた経ケ峯に佇む「瑞鳳殿」は、政宗公が眠る霊廟です。
政宗公が遺言でこの地に埋葬するようにと定めたそうです。
1945年に戦災で焼失しましたが、1979年に再建され、2001年の改修により、創建当時の豪華絢爛な彫刻と色彩が蘇りました。
毎年10月には、「瑞鳳殿」は御開帳され、普段は観られない「政宗公御木造」を観覧することができます。
境内には、二代藩主忠宗公の感仙殿、三代藩主綱宗公の善応殿もあり、資料館では発掘調査によって出土した3人の藩主の遺骨や武具などの副葬品が展示されています。
春の「ひな祭り」、夏の「七夕ナイト」、秋の紅葉ライトアップなど、四季ごとのイベントも見どころです。
■住所:仙台市青葉区霊屋下23-2
■アクセス:るーぷる仙台「瑞鳳殿前」バス停下車、徒歩約7分
■営業時間:9:00~16:50(12・1月は9:00~16:20)
(※最終入館時刻は16:30/12・1月は16:00)
仙台藩の貴重な資料を展示「仙台市博物館」


仙台城三の丸跡に位置する「仙台市博物館」は、伊達家から寄贈された文化財や仙台藩の資料などを展示する博物館です。
約9万点を収蔵しており、常設展では政宗公の具足・陣羽織、歴代藩主の甲冑、仙台藩の武具など約1,000点が展示されています。
重要文化財に指定されている伊達政宗公所用の「黒漆五枚胴具足」は、映画「スター・ウォーズ」のダースベイダーの参考にされたとも言われています。
国宝やユネスコ記憶遺産に登録されている「慶長遣欧使節関係資料」も必見です!
有名な「支倉常長像」をはじめ、十字架やロザリオなどヨーロッパから持ち帰った貴重な資料も展示されています。
ミュージアムショップでは、斬新なデザインの「水玉模様陣羽織」をモチーフにしたハンカチやクリアファイルなどのオリジナルグッズが販売されています。
政宗公が創建した国宝「大崎八幡宮」


「大崎八幡宮」は、1607年に政宗公によって創建された仙台総鎮守の神社です。
当代随一の名工を集めて3年の歳月をかけて造営された社殿は、黒漆塗に金彩や色鮮やかな彫刻が施されています。
安土桃山時代を代表する現存最古の社殿として、1952年に国宝に指定されました。
拝殿内部には、狩野派の絵師により唐獅子の障壁画、石の間の格天井には五十三種の草花などが描かれています。
1月に行われるどんと祭(松焚祭)が有名で、厳寒の中を白鉢巻き・白さらしを巻いた約3千人もの人々がお参りする「裸参り」は壮観です。
御祭神として応神天皇・仲哀天皇・神功皇后を祀っており、勝運・安産・厄除けの神様として信仰されています。
そのため、地元の野球ファンやサッカーファン向けの御守を取り揃えており、楽天守護やベガルタ守護など地元チームのお守りは、各チームのファンにおすすめです!
御朱印の受付は9時から16時までですのでご注意ください。
初穂料はお気持ちということで決まっていないようです。
社殿が描かれたオリジナルの御朱印帳(2,000円)があるので、記念として御朱印とともに購入されるのもいいかもしれません。
庭園が美しい禅寺「輪王寺」


緑に包まれた「輪王寺」は、室町時代に伊達家が福島・梁川に創建した曹洞宗の禅寺です。
その後、伊達家の居城に合わせて点々とし、1602年に現在の地に移転しました。
現在の伽藍は、1915年に曹洞宗の大本山である永平寺と総持寺により再建されたものです。
御本尊は江戸初期に制作された「釈迦如来坐像」で、毎月1日と15日に三重塔で御開帳されます。
拝観料は300円で、小学生未満は無料となります。
池泉回遊式の庭園は、東北有数の庭園として知られ、春から秋にかけては桜やツツジ、アヤメ、あじさいなどが庭園を彩り、秋にはあざやかな紅葉や銀杏が境内を赤や黄色に染めます。
白い雪が積り、静寂に包まれる冬の庭園も趣があっておすすめです!
毎週土曜日の夜には一般の人でも参加できる座禅会があり、静かな空間で禅の心にふれることができます。毎月第2火曜日には、写経体験もできます。
政宗公が再建した「陸奥国分寺薬師堂」


「陸奥国分寺」は、741年に聖武天皇の勅願により創建された日本最北の国分寺です。
1607年に政宗公によって再建された薬師堂は、仙台最古の木造建築物で国の重要文化財に指定されています。
「奥の細道」には、1689年に松尾芭蕉が参拝したことが書かれており、境内には松尾芭蕉の句碑が建っています。
創建当時の国分寺跡は国の史跡に指定されており、ガイダンス施設ではパネルや出土品の展示で国分寺の歴史を学ぶことができます。
また、スマートフォンやタブレットで専用のWEBサイト(https://sendai-vrtour.jp/)にアクセスすれば、当時のあざやかな朱色の国分寺の姿をVRで再現することができます。
ぜひ、活用して陸奥国分寺薬師堂をさらに楽しんでくださいね。
■住所:宮城県仙台市若林区木ノ下3-8-1
■アクセス:地下鉄東西線「薬師堂駅」より徒歩3分
■営業時間:9:00~16:00 ガイダンス施設は9:00~17:00
※ガイダンス施設の詳細は:https://www.city.sendai.jp/sebikatsuyo/gaidanceshiisetu.html
徳川家康を祀る「仙台東照宮」


「仙台東照宮」は、1654年に二代藩主忠宗公が徳川家康公を祀るために創建した神社です。
創建当時の姿を残す本殿や唐門、石鳥居など、5つの建造物が国の重要文化財に指定されています。
天下の覇者である徳川家康公にあやかった勝守やサンリオキャラクターの「キキララ」をあしらった健康守など、さまざまなお守りがあります。
御朱印の受付は8時から17時まで、初穂料は300円です。
「葵の御紋」がデザインされた青とピンクの2種類の御朱印帳(1,500円)があります。
雨でも楽しい仙台デートならココ!
レジャーやショッピングスポット、ミュージアムなど、仙台にはデートにピッタリのスポットもたくさんあります。
ここでは、雨天時でも楽しめるデートにオススメの仙台の観光スポットを紹介します。
三陸の海を再現!「仙台うみの杜水族館」


「仙台うみの杜水族館」は、約100基の水槽に、約300種50,000点の海の生き物を展示する水族館です。
東北最大級のパフォーマンスプール「うみの杜スタジアム」では、イルカやアシカの華麗な技が繰り広げられるショーを楽しめます。
三陸の豊かな海を再現した大水槽「いのちきらめくうみ」で、約2万5000尾のマイワシたちが音楽に合わせて迫力たっぷりに群れて泳ぐプレミアムショー「Sparkling of Life & Music」も見逃せません。
「海獣ひろば」の「フレンドリータイム」では、アシカの仲間のオタリアやペンギンたちとふれあうチャンスも!
ショーやイベントの時間を確認しながら、効率良くめぐりましょう。
フードコートでは、アザラシやペンギンが泳ぐ姿を見ながら、三陸産の海の幸や地元食材を使用した料理やスイーツを味わえます。
ミュージアムショップでは、こけしなど宮城の伝統工芸品と海の生き物がコラボしたグッズ、クラゲの形をしたこんにゃくなど水族館ならではのおみやげを販売しています。
一番人気は、お餅の中にたっぷりと練乳が入った「イルカのおっぱい」です。
たくさんのお土産がありますので、ぜひ記念に思い出として買って帰ってみてはいかがでしょうか。
■住所:宮城県仙台市宮城野区中野4-6
■アクセス:JR仙石線「中野栄駅」より徒歩約15分ま/無料シャトルバスで約10分
■営業時間:9:00~18:30(最終入館時刻は18:00)
仙台の文化の発信拠点「せんだいメディアテーク」


「定禅寺通」沿いにある「せんだいメディアテーク」は、ギャラリーや図書館、映像センターが集まった複合施設です。
ガラス張りのモダンな建物は、世界的な建築家・伊藤豊雄の設計で、日本建築学会賞など数々の賞を受賞しており、国内外の建築ファンからも注目されています。
館内のギャラリーやオープンスクエアでは、さまざまな企画展やトークイベント、コンサートなどが開催されているので、気軽に立ち寄ってみましょう。
1階にはカフェ「クレプスキュールカフェ」とミュージアムショップ「KANEIRI Museum Shop 6」があり、定禅寺通の散策途中の休憩にピッタリ!
開放的な空間のカフェでは、通りを眺めながらコーヒーやベルギービールを味わえます。
ミュージアムショップでは、東北の伝統工芸品や東北のクリエーターが手掛けたオリジナルな商品を販売しています。
二人の観光の思い出にピッタリです。
■住所:仙台市青葉区春日町2-1
■アクセス:るーぷる仙台「メディアテーク前」バス停下車すぐ
■営業時間:9:00~22:00
※カフェ 10:00~21:30/ショップ 10:00~20:00
大人も楽しめるオシャレな「仙台市天文台」


白い外観が印象的な「仙台市天文台」は、2008年にリニューアルオープンしました。
イギリスの有名デザイナーがビジュアル・デザインを手がけた館内は、宇宙の広がりを体感できる展示室など、デートにもピッタリのとてもオシャレな空間となっています。
東北最大級のプラネタリウムには、子ども向けから大人向けまでさまざまなプログラムがあり、幻想的な宇宙空間へと誘ってくれます。
土曜日の夜には、時間を延長して上映。
また、土曜日には国内屈指の大きさを誇る口径1.3mの「ひとみ望遠鏡」を使用した天体観測会もあるので、デートするなら土曜の夜がオススメ!
おみやげには、かわいらしい惑星が描かれた「惑星マシュマロ」やSNSで話題の「コズミックキャンデイ」など、天文台ならではのオリジナルグッズが人気。
コズミックキャンディの中でも特に人気なのが、地球をモチーフに作られた「アースキャンディ」です。本当の地球そっくりの模様で、青い空をバックに写真をとればインスタ映え間違いなしです。
他にも、木星をモチーフにした「ジュピターキャンディ」や、「オーロラキャンディ」、「ムーンキャンディ」など、色々あるので、ぜひお気に入りのキャンディを見つけてみてください。
■住所:仙台市青葉区錦ヶ丘9-29-32
■アクセス:JR仙台駅からバス「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」バス停より徒歩約5分
■営業時間:9:00~17:00(土曜日は展示室以外~21:00)
ウィスキーの試飲が可能「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所」


「宮城峡蒸留所」は、1969年に竣工したニッカウヰスキーの2番目の蒸留所です。緑豊かな新川と広瀬川が合流する地点に位置します。
蒸留所の周辺は一年を通して霧や靄に包まれたウィスキーづくりに最適な場所で、仕込み水には新川の伏流水を使用しています。
見学コースでは、ガイドによるウィスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史を紹介していて、参加料は無料です。
9名までなら予約なしでも参加することができ、見学の所用時間は約70分です。
ウィスキーの試飲や買い物もできます。ウィスキーが苦手な方は、甘めのアップルワインをどうぞ。
カップルで参加するなら、カクテルセミナーやテイスティングセミナー、ブレンド体験などの期間限定の有料イベントもオススメです。
ロマンあふれるウィスキー蒸留所で試飲をすることができるせっかくの機会ですので、できれば車以外の交通手段で行くことをオススメします。
最寄り駅の作並駅からは少し離れていますが、土・日・祝日は、JR作並駅から便利なシャトルバスが運行しています。
人気ブランドショップが揃う「仙台泉プレミアム・アウトレット」


「仙台泉プレミアム・アウトレット」は、アメリカ東北部の街並みをイメージしたレンガ調のおしゃれな建物が並ぶアウトレットです。
ビームスやCOACHなどの人気ブランドショップや飲食店など約80のお店が揃っています。
ショッピングセンター「泉パークタウンタピオ」や「仙台ロイヤルパークホテル」も隣接しているので、1日中過ごすこともできます。
冬には、「ウィンターイルミネーション」が開催され、光に包まれながらショッピングやデートを楽しめます。
ショッピングだけでなく、視覚的にも楽しめてしまう一石二鳥のスポットですので、ぜひ訪れてみてください。
ショッピングの後は、ホテルにゆっくり宿泊してグランピングテントで食事をしたり、サイクリングやゴルフ、ヨガなどのアクティビティも体験してみるのもオススメ!
■住所:宮城県仙台市泉区寺岡6-1-1
■アクセス:JR仙台駅からバスに乗車し、「寺岡六丁目・泉アウトレット」バス停下車すぐ
■営業時間:10:00~20:00(季節により変動あり)
仙台の夜景を楽しむ「SS30」


「SS30(住友生命仙台中央ビル)」は、東北地方3番目の高さを誇る30階建、高さ174mの仙台のランドマークビルです。
30階の無料展望台「憩いの場・市民プラザ」からは、仙台市街の美しい夜景を望むことができます。
23時まで営業しているので、ゆっくりと過ごせるのがいいですね。
29~30階は高層飲食街「スカイシンフォニー」となっているので、綺麗な夜景を見ながらのディナーで1日を締めるのもいいかもしれませんね。
仙台の夏と冬を彩る二大イベント
仙台を代表するイベントといえば、風に揺れる七夕飾りが華やかな8月の「仙台七夕まつり」、幻想的な光に街が包まれる12月の「SENDAI光のページェント」です。
仙台の夏と冬を彩る二大イベントに、ぜひ出かけてみましょう。
笹飾りがそよぐ「仙台七夕まつり」


毎年8月6~8日に開催される「仙台七夕まつり」。
全国的にも有名で、毎年200万人を超える人が訪れる日本一の七夕祭りです。
約400年前に政宗公の奨励により始まったという歴史あるお祭りです。
吹き流しなど趣向を凝らした「七つ飾り」で彩られた笹飾りが、市内の中心部や地域の商店街などに飾り付けられ、仙台の街中を埋め尽くします。
その数は、3,000本を超えるそう。
アーケード内に飾り付けられたものが多いので、雨天時でも楽しめます。
豪華絢爛な笹飾りは、仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて施されていてとても美しく、必見です。
地域の商店街では、昔ながらの素朴な笹飾りが飾り付けられています。
祭りのおみやげには、仙台七夕の七つ飾りを手作りできる「手作りセット」や七夕職人が作った「ミニ七夕」がオススメ!
次の七夕の時には、二人で一緒に飾りつけましょう。
七夕祭りの前夜祭となる8月5日には、広瀬川沿いで仙台七夕花火祭も開催され、約1万6千発の花火が仙台の夜空を彩ります。
幻想的な「SENDAI光のページェント」


「SENDAI光のページェント」は、12月中旬から大みそかまで、「定禅寺通」のケヤキ並木が約60万個のLEDで飾られる光のイベントです。
18時・19時・20時の3回、1度消灯して、1分後に再び点灯する「スタートライト・ウィンク」が実施されるので、感動的な瞬間を見逃さないでくださいね。
イベントの期間中は、「るーぷる仙台」も夜間特別運行され、光のトンネルをバスの中から楽しむこともできます。
近くの「勾当台(こうとうだい)公園」では、国内最大級のシンボルツリーや光輝くオブジェが飾り付けられます。
広場には素敵なお店が軒を連ねるクリスマスマーケットや屋外アイススケートリンクも登場!
ぜひ、期間中に訪れて仙台でロマンチックな冬の夜を過ごしましょう。
■住所:宮城県仙台市青葉区定禅寺通周辺
■アクセス:るーぷる仙台「定禅寺通市役所前」バス停下車すぐ
■開催期間:12月上旬~31日
■営業時間:17:30~22:00(土日祝~23:00 31日~24日)
仙台の奥座敷二大温泉
仙台には奥座敷と呼ばれる、全国的にも有名な2つの名湯があります。
自然に包まれた清流沿いの名湯で、旅の疲れを癒しましょう。
伊達政宗も癒された「秋保温泉」
「秋保温泉」は開湯1500年の歴史があり、奥州三名湯のひとつに数えられます。
江戸時代には伊達家の御殿場として栄え、名取川沿いに十数軒の宿が建ちならびます。
伊達家ゆかりの由緒ある宿、渓流沿いの露天風呂が自慢の宿、四季折々の懐石料理が評判の宿、ファミリー向けのホテルなど、さまざまなタイプの宿が揃っています。
立ち寄り湯としても利用できる宿もあり、「秋保温泉共同浴場」や「市太郎の湯」など日帰り専門の湯もあるので、宿泊しなくても名湯を堪能できますね。
周辺には、「秋保大滝」や「仙台万華鏡美術館」などの観光スポットも多く、温泉とともに観光も楽しめます。
仙台都心から近いにも関わらず、大自然を感じることができる素晴らしい場所なので、仙台を訪れるなら欠かせない場所です。
女子旅にオススメ!「作並温泉」
1796年に開湯した「作並温泉」は、秋保温泉とともに「仙台の奥座敷」と呼ばれる人気の温泉地です。
広瀬川沿いに5件の宿があり、電車を利用すれば約20分で絶景の名刹として知られる山形の山寺へも参拝することができます。
「美女づくりの湯」として知られ、縁結びの「湯神神社」や温泉水をかけて恋愛成就を祈願する7体の「恋のお湯かけ地蔵」などがあり、女子旅にオススメの温泉です。
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所」も近く、「鳳鳴四十八滝」や奥新川の渓谷などでは森林浴も楽しめます。
こちらも自然を存分に感じられる場所となっていますので、日々の疲れや観光で疲れた体を癒してくれること間違いなしです。
新緑も紅葉も美しい仙台のオススメスポット
秋保・作並の2つの温泉の周辺には、新緑も紅葉も美しい自然スポットが点在しています。
日常の喧騒から離れて、自然に包まれた静かなひとときを過ごしましょう。
豪快な名瀑「秋保大滝」


名取川上流にある「秋保大滝」は、落差約55m、幅約6mの迫力ある滝です。
国指定の名勝で、「日本の滝百選」にも選ばれています。おすすめのビュースポットは、秋保大滝不動尊の滝見台で、滝の周囲のモミジやカエデ、ナラが色づく紅葉の見ごろは、10月下旬~11月上旬です。
豪快な滝と紅葉のコントラストは見ごたえがあります。
遊歩道が整備されているので、滝つぼのそばまで行って、豪快な滝の水しぶきを浴びることもできます。
恋人の聖地「磊々峡」
「磊々(らいらい)峡」は、名取川の侵食により形成された渓谷で、秋保温泉入口にかかる「覗橋」を中心に約1㎞に渡って続きます。
「磊」とは、石がゴロゴロと転がっているという意味です。
覗橋の下流には約650mの遊歩道が整備されているので、奇面巌(きめんいわ)、八間巌(はちけんいわ)などと名付けられた奇岩や断崖など間近に見ながら散策を楽しめます。
紅葉の時期にはライトアップもされるのでおすすめです。
覗橋の下にある自然にできたハート型のくぼみは、「恋人の聖地」にも認定されており、「恋人と一緒に覗きこめば幸せになれる」といわれているカップルに人気のスポットです。
滝音が美しい「鳳鳴四十八滝」


「鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)」とは、作並温泉近くの広瀬川上流にある大小さまざまな滝が連なった滝のことです。
流れ落ちる滝の音が美しく、鳳鳴という名は流れる水音を伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に例えたことから名付けられています。
滝の向こうには標高520mの鎌倉山も望むことができ、四季を通して撮影スポットとしても人気です。
天女が舞い降りて舞をしたという伝説も残り、新緑や紅葉の季節だけでなく、幻想的な雪景色もすばらしい滝です。
平家ゆかりの「定義如来西方寺」


「定義如来西方寺(じょうげにょらいさいほうじ)」は、平家の重臣であった平貞能(たいらのさだよし)ゆかりの浄土宗の寺です。
壇ノ浦の戦いの後、貞能がこの地に隠れ住んだと伝えられています。
定義如来の名で呼ばれる本尊の阿弥陀如来は、貞能が安徳天皇と平家一門の冥福を祈って安置したそうです。
地元では「定義さん」の名で親しまれ、子宝・安産祈願、縁結びのパワースポットとして人気です。
五重塔と紅葉のコントラストが素晴らしく、紅葉が見ごろとなる10月下旬ごろには多くの参拝客でにぎわいます。
門前町にはみやげ店や飲食店が並んでいます。
参拝の後は、名物の「三角定義油揚げ」や焼き団子など定義グルメを門前町で楽しみましょう。
仙台のオススメ花スポット!
桜やアジサイ、四季折々の美しい花を楽しめる仙台のオススメの花スポットを紹介します。
仙台随一の桜の名所「榴岡公園」


「榴岡(つつじがおか)公園」は、四代藩主綱村公が京都からシダレザクラを取り寄せて植えたのが始まりと伝えられる仙台随一の桜の名所です。
園内には、シダレザクラを中心に、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヒガンザクラなど、約360本の桜が植えられています。
4月上旬から5月初旬までの約1ヶ月も桜を楽しむことができます。
開花時期には、「桜まつり」も開催され、公園は花見客でにぎわいます。
期間中には多くの屋台が出店し、花見ライブなどのイベントも行われます。
ピンク色に染まる「仙台八木山ベニーランド」
「仙台八木山ベニーランド」は、昭和初期に開業した歴史ある遊園地です。
ジェットコースターや観覧車など約30種類のアトラクションが揃っています。
桜の名所でもあり、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど、約700本の桜が園内のいたる所に植えられています。
4月中旬から下旬にかけてピンク色に染まる園内は、壮観です。ジェットコースターや観覧車から眺めるお花見も楽しそうですね。
季節の草花を楽しめる「国営みちのく杜の湖畔公園」


「国営みちのく杜の湖畔公園」は、「みちのく公園」の名で親しまれている東北唯一の国営公園です。
秋保温泉からバスで10数分の釜房湖畔に位置します。
蔵王連峰望む約650ヘクタールの広い園内には、四季折々の草花の花畑があちこちで見ることができます。
4月中旬~5月上旬かけては、ソメイヨシノやヤマザクラなど、約1,000本の桜が咲き誇り、圧巻の景色が広がります。
約7,000㎡の大花壇では、チューリップやシバザクラ、マリーゴールド、コスモスなど、季節ごとにさまざまな花が色鮮やかに咲きます。
コキアを虹色にライトアップする秋のイベント「コキアカリ」もオススメ!見渡す限り虹色の景色が広がり、それはフォトジェニックそのものです!
ぜひライトアップされるときに見に行くことをオススメします。
園内には、キャンプ場やコテージもあり、カップルやファミリーで花や緑に包まれた休日を過ごせます。
インスタ映えする「泉ボタニカルガーデン」


「泉ボタニカルガーデン」は、七北田ダム(ななきたダム)を望む自然植物園。
5月には、約3,000本のシャクナゲの花が咲き誇ります。
チューリップやバラ、ツツジ、アジサイなど、可憐な花々が咲く園内は、インスタ映えするスポットとしてもオススメです!
ペットも入園できるので、草花やオシャレなベンチ、建物と一緒にかわいいワンちゃんの写真も撮れます。
ワンちゃんも広大な自然の中で走り回ることができるので、一緒に楽しめる場所になっています。
園内には、カフェもあるので、のんびりと花に囲まれて一日を過ごすのもいいですね。
仙台のアジサイ寺「資福寺」


伊達家ゆかりの禅寺「資福寺」には、約1,200株のアジサイが植えられており、「仙台のアジサイ寺」として知られています。
両側から包み込むように青いアジサイが咲く、山門までの参道は見事です。
見ごろは6月中旬~7月上旬。アジサイの開花時期には、小書院にはお茶席が設けられ、お抹茶と和菓子(400円)を頂くこともできます。
庭園が美しい「輪王寺」も近くにあるので、2つの寺で花めぐりを楽しんでもいいですね。
資福寺
■住所:宮城県仙台市青葉区北山1-13-1
■アクセス:JR仙台市から市営バスで約20分、「北山一丁目」バス停下車、徒歩約5分
■営業時間:日没まで
日本さくら名所100選「船岡城址公園」


仙台からJR東北本線で約30分の柴田町にある「船岡城址公園」は、宮城県随一の桜の名所です。桜のほか、アジサイや曼殊沙華、梅、スイセンなど四季折々の花々が咲き、冬にはイルミネーションも楽しめます。
伊達家の家臣であった原田甲斐の館跡で、山本周五郎の小説、そして小説を原作とした1970年の大河ドラマ「樅ノ木は残った」の舞台として、全国的に有名になりました。
桜の見ごろは4月上旬で、山一帯が約1,300本の桜で彩られます。船岡平和観音像が立つ山頂まで、スロープカーで桜のトンネルを抜けながら登っていくことができます。山頂では、船岡城址公園とともに「日本さくら名所100選」に選ばれた「白石川堤千本桜」と蔵王連峰を一望できます。白石川堤へは、「樅ノ木は残った展望デッキ」を通り、線路にかかる「しばた千桜橋」を渡って行くことができます。
ゲレンデ一面のスイセンが美しい「みやぎ蔵王えぼしスキー場」


「みやぎ蔵王えぼしスキー場」は、蔵王連峰烏帽子岳の北東尾根にある宮城県最大規模のスキー場です。冬のスキー・スノーボードだけでなく、高山植物や紅葉、星空など、1年を通じて蔵王の自然を楽しめるレジャースポットです。
4月下旬から5月中旬にかけて、30種類以上、約50万株の黄色と白のスイセンがゲレンデ一面に咲き誇る様子は壮観です。初夏から秋にかけては、ナイトゴンドラが運行され、標高1,100mの展望台で満天の星空を堪能できます。
「森の巨人たち100選」に選ばれた「えぼし千年杉」を訪れるトレッキングもおすすめです。
仙台のオススメ穴場スポット!
美術館や博物館、大学キャンパスなど、仙台の穴場の観光スポットを紹介します。
ゆったりアート鑑賞「宮城県美術館」
アートをゆったり鑑賞したい方におすすめの穴場スポットの「宮城県美術館」。
東北ゆかり作家を中心に、明治から現代にかけての絵画や彫刻など約7,000点を収蔵・展示する美術館です。
オススメは、宮城県出身の彫刻家・佐藤忠良氏の作品です。
佐藤忠良は氏、絵本「大きなかぶ」の挿絵でも知られる日本を代表する彫刻家で、「群馬の人」などの作品を別館の「佐藤忠良記念館」や庭園で鑑賞することができます。
4つの庭やレストラン、カフェもあり、アートを鑑賞した後は散策や食事も楽しめます。
ご当地グルメを満喫!「仙台朝市」
「仙台朝市」は、仙台駅近くにある常設の市場です。朝市ですが、早朝からスタートする形ではなく、スタートは8時からと朝が苦手な方には嬉しい時間です。
だいたい18時ぐらいまで営業をし、三陸の海の幸を販売する鮮魚店をはじめ、精肉店や青果店、惣菜店などの店舗が約100mの通りにぎっしり並んでいます。
夕方まで営業しているので、観光帰りにおみやげとして海の幸を買ってもいいですね。
新鮮なネタがたっぷり乗った「朝市丼」や「おみくじ丼」、あっさりした「朝市ラーメン」、名物「ずんだ餅」、行列のできる「コロッケ」などの朝市グルメも楽しみましょう。
2万年前の遺跡に出会う「地底の森ミュージアム」


「地底の森ミュージアム」は、約2万年前の旧石器時代の遺跡を保存展示するミュージアムです。
富沢遺跡で発掘された樹木跡やたき火跡、化石などを、発掘された状態のままで展示しています。
迫力ある遺跡跡は、世界的にも大変珍しく、世界から研究者が訪れるそうです。
屋外には、氷河期の植生を再現した「氷河期の森」があり、太古の森を散策することもできます。
歴史好きの方は、車で10分の分館「仙台市縄文の森広場」まで出かけてみましょう。
復元された竪穴住居の展示のほか、勾玉づくりや火おこしなど、縄文時代の生活を楽しく体験できます。
レトロな建物を見学!「東北大学片平キャンパス」


東北の名門大学といえば「東北大学」!
仙台市内にキャンパスが点在していて、「史料館」や「総合学術博物館」、「植物園」など、一般の人でも利用できる施設があります。
なかでもオススメが、大学発祥の地である「片平キャンパス」です。
「近代中国の父」といわれる文豪・魯迅が学んだ「魯迅の階段教室」や東北大学の歴史を紹介する「史料館」など、5つの建造物が登録有形文化財に登録されており、一部の建物は内部を見学することもできます。
学食とは思えないオシャレな「レストラン萩」では、一般の人も自由に食事が可能です。
リーズナブルな朝食やランチだけでなく、ディナーでは、なんと地酒や大学限定ワインとともに、牛タンやステーキなどのちょっと贅沢なメニユーを味わえます。
■住所:仙台市青葉区片平2-1-1
■アクセス:地下鉄東西線青葉通一番町駅から徒歩約10分
■営業時間:史料館 10:00〜17:00/レストラン「萩」 11:00〜14:00 17:00~21:00
鐘崎笹かま館


「鐘崎笹かま館」は、仙台の特産品として有名な「笹かま」メーカーである「鐘崎」が運営する宮城の食と文化を満喫できるアミューズメント・パークです。テーマは、「ここでしか見られない」「ここでしか体験できない」「ここでしか味わえない」の3つ。
笹かまや揚げかま、七夕飾り、ランプシェードなどの手作り体験は、旅の思い出づくりに最適です。料理好きの方には、魚のおろし方や笹かまづくりなど、本格的なかまぼこ職人の技を教えてもらえる特別体験もおすすめです。
その他、ガイドの説明付きで、窓越しに笹かま工場見学も楽しめたり、「七夕ミュージアム」では常設展示されている豪華な七夕飾りを鑑賞することもできます。施設内には、牛タンやはらこ飯など、宮城の海の幸・山の幸を贅沢に使用した食事を味わえる食事処やカフェもあります。
仙台から日本三景「松島」へ
日本三景「松島」とは?


大小260あまりの島々が湾に浮かぶ「松島」は、安芸の宮島や天の橋立とともに、日本三景のひとつに数えられる景勝地です。
仙台市内から松島までは、JR仙石線を利用し、約40分で訪れることができます。
遊覧船や四大観(しだいかん)と称されるビュースポットから絶景を眺めましょう。
瑞巌寺や五大堂、円通院など、伊達家ゆかりのスポットめぐりも欠かせません!
名物のカキや穴子など、三陸の海の幸を味わえる松島グルメも楽しみのひとつです。
松島の朝を空中散歩「松島熱気球体験」


「松島熱気球体験」は、朝日に染まる美しい松島の絶景を空から堪能できる人気のアクティビティです。風の穏やかな早朝に開催されます。朝日が海に反射してオレンジ色に輝く道「松島ひかりの道」を見ることができます。所要時間は約5分間です。
熱気球は四方向からロープで固定されており、高さ約20mまで上昇します。ドア付バスケットなので、車いすの方も安心して搭乗することができます。また、年齢制限がないので、家族揃って体験することができます。松島で宿泊するなら、早起きしてぜひ体験してみてください。
その他、10分以上の遊覧飛行を楽しめるエンジン付パラグライダー体験で、「世界で最も美しい湾クラブ」に日本で初めて加盟した松島湾の全景を眺めてみるのもおすすめです。
「松島」を遊覧船で巡ろう!
風光明媚な松島の絶景を存分に楽しむのなら、遊覧船のクルーズがオススメです!
潮風に吹かれながら島々の美しさを感じることができます。
遊覧船には、さまざまなコースがあり、予約の有無や所要時間が異なるので、旅行のスケジュールに合わせて選んでください。
定番は、約50分かけて大型遊覧船で海をぐるりと一周する大人1名1,500円のコースです。
船内では、地ビール「松島ビール」も味わえます。
絶景を楽しみながら飲むビールは格別です。ぜひ美しい景色と一緒にお楽しみください。
話題の新スポット「宮城県松島離宮」


「宮城県松島離宮」は、2020年秋にオープンした松島の新ランドマークです。庭園や屋上展望スポット、博物館、レストラン・カフェ、みやげ店などが集まっています。
「宮城県松島離宮博物館」では、最古の魚竜類「ウタツサウルス」の原寸大模型の展示など、松島湾をはじめ、日本列島の成り立ちを学ぶことができます。屋上の「天空のピクニック」からは松島湾を一望でき、松島の優美な姿を表現した「離宮庭園」では、幻想的なプロジェクションマッピングとライトアップを楽しめます。
2つあるレストランでは、浜焼きスタイルで好きな食材を焼いたり、松島湾の景色を眺めながら海鮮料理を味わえます。また、「離宮ホール」では、こけしの絵付けや竹箸づくりなどのワークショップも開催されており、一日を通じて楽しめるおすすめの観光スポットです。
「松島」の春の見どころ


「松島」は、桜の名所としても知られています。
中でも「西行戻しの松公園」からの眺めは格別で、約260本の桜越しに松島湾を一望できます。
4月下旬から5月初旬が丁度見頃となるので、おすすめです!
「松島」の夏の見どころ
8月15・16日に開催される「松島流灯会(りゅうとうえ) 海の盆」は、震災後に始まった新しい夏祭り。
鎮魂と供養の思いを込めて、伝統の「大施餓鬼会」や「灯籠流し」の行事を大切にしながら、盆踊りや供養花火などのイベントが開催されます。
「松島」の秋の見どころ


政宗公の孫・光宗公の霊廟である「円通院」は、小堀遠州作と言われる枯山水の庭園が美しい寺です。
紅葉が見ごろとなる10月中旬から11月中旬にかけて、霊廟や庭園が幻想的にライトアップされます。
心字の池では、池に紅葉が映しだされる「逆さ紅葉」を鑑賞できます。
土日祝日は1時間も待つことも。ゆっくりめぐるのなら平日の夜がオススメ!
「松島」の冬の見どころ
五大堂や瑞巌寺、円通院の境内、そして緑の松に白く雪がかぶる雪景色は、冬しか見ることのできない絶景です。
そして、10月から3月にかけてはカキのシーズンとなります。
期間限定のカキ小屋も登場!
食べ放題の焼きガキをビール片手に存分に味わいましょう。
仙台観光で泊まりたいオススメの宿
仙台観光の宿は、市内のシティホテルだけでなく、秋保温泉や作並温泉、松島温泉などの温泉宿を利用するのもいいですね。
エリア別に仙台観光にオススメの宿を紹介します。
仙台市内のオススメの宿
仙台市内に宿泊するなら、JR仙台駅周辺にあるホテルがオススメです。
駅から徒歩3分の「仙台ワシントンホテル」には、ツインとシングルのレディースルームもあるので女性一人でも安心して滞在できます。
フットマッサージなどレディースルーム限定のアメニティやサービスがうれしいですね。
秋保温泉のオススメの宿
離れ宿「迎賓館 櫻離宮」は、カップルにオススメです。
露天風呂付の客室なら、ゆっくりとプライベートな時間を過ごせます。
日本庭園を望む贅沢な客室ですが、お食事にバイキングを選ぶと意外とリーズナブルなお値段で宿泊することができます。
「ホテル瑞鳳」の大浴場も利用できるので、ぜひ利用して日頃の疲れをおとしてはいかがでしょうか?
作並温泉のオススメの宿
開湯220年の歴史ある老舗宿「鷹泉閣岩松旅館」なら、歴史ある温泉の雰囲気を感じられる温泉宿です。
新館の半露天風呂付の客室など、客室の種類も豊富です。
混浴の天然岩風呂や女性専用の清流風呂に浸かって、広瀬川のせせらぎを感じましょう。
松島温泉のオススメの宿
松島温泉の「ホテル海風土」は、全室から松島を望むことができる宿です。
バリ島と和のテイストが融合した客室は全26室。展望風呂や露天風呂付の客室もあります。
屋上の展望風呂から眺める朝日は格別です。
仙台観光でオススメのご当地グルメ
仙台と言えば牛タン!


かみしめるほどに旨味を感じる仙台の牛タンです。
「利久」や「太助」などの名店のほか、市内にはたくさんの牛タンのお店があります。
定番の牛タン焼き定食のほか、たん刺しやゆでタン、タンシチューなどのメニューも。
テールをことこと煮込んだテールスープもハズせません!
牛タンをどこで食べるか悩んだら、「利久」など人気店4店が集まるJR仙台駅の「牛タン通り」がオススメ!
秋冬限定「はらこ飯」
ご飯の上にイクラ(はらこ)と鮭のほぐした身を乗せた「ハラコ飯」は、仙台の秋から冬にかけての季節限定のご当地グルメです。
脂の乗った鮭とイクラが絶妙!
仙台駅の「漁亭浜やエスパル店」など、海鮮料理が自慢の料理店や居酒屋などで味わえます。
ヘルシーな「油麩丼」
「油麩丼」は、宮城の伝統的な食材である油麩をカツの代わりに使用したヘルシーな丼です。
麩を一口かじれば、やわらかな麩から甘辛い出汁がお口の中にあふれ出します。
勾当台公園近くのおでんの老舗「おでん三吉」などで味わえます。
■住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-10-8
■アクセス:地下鉄南北線 勾当台駅 徒歩3分
■営業時間:【月〜木】18:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
【金・土・休前日】18:00~23:00(ラストオーダー 22:30)
枝豆の甘味を味わう「ずんだ餅」
仙台名物のスイーツといえば、黄緑色があざやかな「ずんだ餅」です。
枝豆餡をお餅にたっぷりかけた定番の「ずんだ餅」のほか、パフェやティラミス、マカロン、シェイクなど洋菓子にアレンジしたスイーツもたくさん!
食べ歩きやおみやげで豊富な味を楽しんでみましょう。
JR仙台駅の「ずんだ小径」には、ずんだスイーツのお店が3店舗集まっています。
おみやげの定番「笹かま」
仙台みやげの定番といえば、「笹かま」。
笹の形にかまぼこを焼いたもので、魚のうま身とぷりぷり感が魅力。
大判サイズや一口サイズなど大きさもさまざまです。
牛タンやずんだ、チーズ入りなど、味の種類も豊富です。
仙台みやげはココで買おう!
仙台みやげを買うなら、JR仙台駅ビルの「エキチカおみやげ通り」がオススメです!2018年11月にリニューアルオープンした店内には、約60店舗が並びます。
仙台や宮城のおみやげのほか、東北各地のおみやげまで揃っています。
エキチカおみやげ通り
■アクセス:JR仙台駅地下
■営業時間:9:00〜21:00
1泊2日仙台観光おすすめモデルプラン


仙台観光を満喫するなら、1泊2日がおすすめです。仙台市内や秋保温泉、松島、塩釜など人気観光スポットをめぐるモデルプランをご紹介します。
1日目
JR仙台駅着
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「るーぶる仙台」を利用して、「瑞鳳殿」や「仙台城」など伊達家ゆかりのスポットをめぐります。
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牛タン専門店でランチ
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定禅寺通りや一番町、国分町などを仙台市内の繁華街を散策しましょう。甘味処やカフェで、名物の「ずんだ餅」やずんだ餡を使用したスイーツを味わいます。
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JR仙台駅からバスで秋保温泉へ向かいます(所要時間約40分)。
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宿に到着後、「秋保大滝」や「磊々峡」など周辺の自然を散策。
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秋保温泉の湯に浸かり、仙台ならではの料理を味わって、疲れを癒します。
2日目
バスでJR仙台駅へと向かいます。
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JR仙石線で約30分、本塩釜駅で下車。
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「志波彦(しわひこ)神社・鹽竈(しおがま)神社」に参拝して、門前町を散策。
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ランチは、寿司の街・塩竃の寿司や海鮮丼を堪能。
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「マリンゲート塩釜」から遊覧船で松島へ向かいます(所要時間約50分)。
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「瑞厳寺」や「円通院」、「五大堂」などの名所をめぐります。
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散策しながら、焼きガキや焼ホタテなどの海鮮やスイーツなどの食べ歩きグルメを楽しみましょう。
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「宮城県松島離宮」で、博物館の展示を観たり、カフェで休憩。時間に余裕があれば、日没後のプロジェクションマッピングとライトアップを鑑賞。
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JR仙石線で約40分、仙台駅に到着。
最後に…
杜の都・仙台のオススメの観光スポット30選や松島観光の見どころのほか、オススメの宿やご当地グルメを紹介しました。
定番の伊達家ゆかりのスポットや松島だけでなく、ユニークなスポットや自然豊かなスポットも楽しめます。ぜひ、今度の旅行は仙台に出かけてみませんか?