Gotoキャンペーン開始から1ヶ月、Gotoや夏休みによる宿泊需要は伸び悩む。一方、1泊5万円以上の宿泊施設は好調。

「atta」がオンライン予約可能な日本全国32,541宿泊施設の宿泊料金推移を分析

ビッグデータとAIを使った「お得予報型」旅行検索サービス「atta(あった)」(https://atta.ai)を運営する、株式会社atta (本社:東京都荒川区、代表取締役社長:春山佳久)は、2020年7月22日からはじまったGo Toトラベルキャンペーン、最初の1ヶ月間の宿泊料金トレンドを調査しました。宿泊料金トレンドにて宿泊予約の需要が把握することができます。

 

【調査概要】Gotoキャンペーンにおける日本全国宿泊料金調査
■対象宿泊施設:オンラインでご予約が可能な日本全国に所在するホテルや旅館32,541施設
■宿泊利用料金調査条件
・対象チェックイン日:2020年7月22日〜2020年8月23日
・宿泊日数:1泊2日
・客室タイプ :2名1室の客室タイプを利用した場合
・ベンチマークチェックイン日:2020年7月18日

 

調査結果

・Gotoキャンペーンや夏休みによる宿泊需要はGoto前と比べても上がっていない。
・Gotoや夏休み需要を期待して高めの宿泊料金プランを販売していたが、予約需要が少ないため、チェックイン直前で宿泊料金が大幅に下がった。
・1泊5万円以上の宿泊プランの料金はチェックイン日に近づくにつれて高騰し、需要が高かった。一方、3万円未満の宿泊プランは料金を下げ、低迷。
・2020年夏休み時期の全国平均宿泊料金のピークは例年通り、お盆休み前の土曜日の2020年8月8日(土)だった。
ただし、2019年同様日の2019年8月10日(土)と比べると34%低かった。
・全国平均と比べると、関東から近い避暑地である長野県は8月に入ってから好調、一方、同じ避暑地である北海道は需要が伸び悩む。京都府、山口県、大分県、神奈川県、奈良県は苦戦。
・9月4連休初日の9月19日の宿泊料金も同様の下降傾向で需要が伸び悩んでいる。

 

チェックイン日50日前から宿泊直前までの全国平均宿泊料金推移

グラフの解説:例として2020年8月8日(土)にチェックインする宿泊料金(灰色)がチェックイン50日前である2020年6月19日に予約をした場合が20,580円、チェックイン1日前の8月7日に予約した場合、宿泊料金が15,724円まで下がっている。

 

このグラフから言えることとして、まずGoto最初の4連休初日である7月23日チェックインの料金推移は特殊である。Gotoキャンペーン前倒しの発表が7月10日(オレンジ色のグラフの13日前)にあり、料金下降傾向がとまり、東京除外が7月16日(オレンジ色のグラフの7日前)に発表され、料金が上昇。そして、宿泊直前で需要がのびず、宿泊料金をいっきに下げている。
詳しくは前回のプレスリリース:https://newscast.jp/news/627738をご参照ください。

チェックイン50日前に販売している宿泊プランの平均価格を比較すると、Goto前の7月18日チェックイン(青色)が17,523円、8月8日(灰色)と8月15日(黄色)はそれぞれ、20,580円、20,625円だった。これが意味するのは夏休み需要を見込み、宿泊プランの価格を上げた。しかし、需要が少ないため、料金をチェックインが近づくにつれて下げていることがグラフから読み取れる。
そして、9月の4連休初日の9月19日(緑色)も8月8日(灰色)や8月15日(黄色)と同じ傾向で宿泊料金が下がっているので、現時点では宿泊需要がのびていないことがいえる。

 

次に、より下降トレンドを比較しやすくするために、チェックイン50日前の宿泊料金を100%とし、宿泊直前までにどのくらい宿泊料金が下がっているかを分析しました。Goto前の7月18日(青色)と8月8日(灰色)と8月15日(黄色)はチェックイン50日前からチェックイン10日前までほぼ同程度の下降傾向だった。これはGotoや夏休みでも需要がのびず、Goto前と同水準の需要だったことが言える。そしてチェックイン10日から宿泊直前にかけて8月8日(灰色)と8月15日(黄色)の方が7月18日(青色)よりも下降傾向だった。宿泊施設が宿泊直前で予約数を増やすために直前でよりお得な料金プランを提供したことが言える。Gotoキャンペーンをはじめるにあたって、ホテル側が追加の衛生対策に投資をしたり、多くの宿泊者を見込んで施設の従業員を増やしたことでコストが発生し、少しでも予約数を増やして、宿泊売上をあげようとした結果といえる。

 

宿泊料金帯ごとのチェックイン日50日前から宿泊直前までの全国平均宿泊料金推移

画像をクリックし、拡大してグラフを閲覧ください。

料金トレンドを比較しやすくするために、チェックイン50日前の宿泊料金を100%とし、宿泊直前までにどのくらい宿泊料金が下がっているかをチェックイン日ごとに1万円未満、1万円以上3万円未満、3万円以上5万円未満、5万円以上の宿泊料金帯ごとに推移を表している。
7月18日(左上)と8月15日(右上)を比較すると、チェックイン直前で最も下降している1万円未満(青)と上昇している5万円以上(黄色)の差分が7月18日の方が小さく、8月15日の方が大きい。これは料金帯ごとの需要差がGotoキャンペーン開始後のほうが大きくなっていることが言える。
そして、どのチェックイン日も5万円以上(黄色)がチェックイン50日前から宿泊直前に向けて、需要が高まり宿泊料金が上昇している。一方、3万円未満の宿泊プランは料金が宿泊が近くなるほど料金が下がり、苦戦している。
9月19日の5万円以上(黄色)の傾向はその他チェックイン日よりも早い段階で上昇している。9月4連休にGotoキャンペーンを活用して5万円以上の宿泊施設を予約する場合は早めに予約したほうがお得である。

 

全国平均と比べ、各都道府県ごとの宿泊直前の宿泊料金上昇下降ランキング

画像をクリックし、拡大してグラフを閲覧ください。

チェックイン日:8月8日と8月15日でチェックイン50日前を100%とし、チェックイン40日前、30日前、20日前、10日前、1日前の宿泊料金が全国平均と比べて、どのくらい上昇、下降しているかを各都道府県ごとにランキングしました。上に位置しているほど、チェックイン1日前の宿泊料金が全国平均と比べ高騰し、下に位置するほど料金が全国平均と比べ下降していたことを表している。
夏休み時期は涼しい避暑地の料金が上がるのは例年のトレンドです。今年も関東から近い避暑地の長野県は好調でした。一方、北海道は苦戦。飛行機での移動よりも車で移動ができる近場の避暑地へ需要が高まっていたことが言える。一方、8月8日、15日ともに京都府や山口県、大分県、神奈川県、奈良県は全国と比べて、苦戦。

 

2020年7月18日から8月23日チェックイン日ごとの宿泊料金比較(チェックイン日1週間前に販売している宿泊プラン料金)

2020年の夏休み時期で一番宿泊料金が高かったのは2020年8月8日(土)だった。例年もお盆休みに入る直前土曜日が最も高い傾向なので、今年も例年どおりだった。

 

2020年の夏休みで宿泊料金が最も高かった2020年8月8日から8月23日の宿泊料金を2019年の同様日と比較した。
今年最も高かった8月8日だが、2019年と比べると34%も安かった。新型コロナウイルスで落ち込んだ旅行需要をGotoキャンペーンで復調を試みたが、低調だったことがいえる。

 

代表のコメント

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着かないとやはり旅行需要も増えないことがデータから言える。少しでも宿泊施設のお役立ちできるように、そして宿泊される方々へ的確な情報を提供するために、Gotoキャンペーンの国内宿泊料金から紐解ける宿泊需要を今後も継続してリサーチしていきます。

 

会社概要

・名称: 株式会社atta (あった) 英語表記: atta Inc.
・設立: 2018年3月12日
・代表取締役社長: 春山佳久
・資本金:約5億5600万円(資本準備金含む)
・所在地: 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5-6-10 gran+NISHINIPPORI 5階
・コーポレートサイト: https://atta.ai/company/jp/
・事業内容:
ビッグデータとAIを使った「お得予報型」旅行検索サービス「atta」http://atta.ai/
1店舗からモバイルオーダーを簡単安価に導入「SmartORDER」https://lp.smartorder.life/partner
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本プレスリリースに関するお問合せ先

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E-mail:pr@atta.ai